冬のトムラウシ山
撮影サポートで冬のトムラウシ山に入っています。樹林帯にベースキャンプを設けますが、そこへの荷揚げ最中です。まるでヒマラヤ登山のようです。
左が少し上がった所からの神々しい雪をまとったトムラウシ山です。右が本日気温-15℃位のキャンプ地手前からの二ペソツ山です。西高東低の場合、道東地方は晴れることが多いのです。十勝連峰は雪雲の中で入山中一度も顔を出していません。
荷揚げは我々サポート班のみの行動なので足元は山スキー。荷揚げ後に少しハイクアップ後お楽しみの滑りで労をねぎらいます。パドルクラブ池内店でガルモントの靴やアトミックの板など一揃えした学生さんや正しい北海道の冬装備の紐締めのプラスチックブーツに取付シールの学生もお手伝いです。いろいろな装備で雪山楽しんでます。もちろんサポートもばっちりです。
旭川、層雲峡
週末の1/16-17は層雲峡銀河の滝です。北海道山岳連盟の講習会講師で行ってきました。例年より雪は少なく、寒さもあって渡渉も楽勝です。肝心の氷もまずまずの感じですが上部は最中になったりでクライマーやビレイヤーは気が抜けません。天気はまずまずですがとても寒い2日間でした。
1/11は層雲峡の散策で紅葉谷です。秋もいいけど冬もちょっとした散策にいいかもしれません。滝はまだ口が大きく開いていますが、氷瀑祭りのころはいいかもしれません。
13は旭川市の外国樹種見本林に散策です。三浦綾子さんの小説を思いながらでもいいですね。思い思いの距離を歩いて、記念文学館で余韻に浸り帰ってきました。
冬の散策からクライミング、何でもやっています。夏山に備えて体を動かしましょう。
2016年も!
2016年のスタートは美笛の滝から。粉雪が膝まで積もる美笛周辺。膝までのラッセルで滝まで40分。2段目もしっかり凍ってます。傾斜の緩い所はラッセルしながらの登攀。久しぶりの感覚を楽しみました。
予定はえるむ山遊舎予定表でご確認下さい。
1/7は札幌100峰の五明山。50峰を終えた方にはうってつけのチョーマイナー山々。頑張って登りませんか。札幌市内は小雪ですが定山渓周辺は別格です。果樹園からの入山を断られ、別ルートから膝までのラッセル、頂上はさすがに寒いです。早々の下山。近くて充実した山でした。
画像右は1/9のパドルクラブ大谷地店のスノーシュー体験会です。滝野公園のアシリベツの滝周辺は工事による通行止めが解除にならず、有明の滝周辺に変更。あまり氷結していませんでしたが、有明小滝へ縦走するコースもそれなりの散策でみなさん満足のようでした。
パドルクラブ大谷地店で販売されているシールやストックなど5点セットのHEAD ALPINE WALKER SETを試してきました。
シールウォークで冷水山でこの130㎝のショートタイプで山頂へ。短いながらもしっかりした板。登りも下りも軽くて取り回しやすいのがいいですね。シールもついており、ATツアーブーツがあればBCへ行けてしまいます。
ビンディングも本格的なアンビジョンなので本格的な板に付け替えもできてしまいます。これからやってみようかな、今の板は重たくなってきたし、などなど使い道いろいろ。気になったらお店のスッタッフにご相談下さい。
2015年有難うございました
2015年も本州や道内各地登ってきました。ドタバタの12月は山納めで道南へ行ってました。
函館戦争の砲台跡の台場山は周辺に何カ所かありますが、今回は峠下へ。珍しく雪の多く積もった中、ラッセルをしながら渡島富士の北海道駒ヶ岳と大沼を見ながら砲台跡を登頂。
熱めの温泉、湯の川温泉に泊まり翌日は裏函館展望台の一部?4等三角点の設置された仁山に登ってきました。
雪少ない道南を目指しましたが初冬のトレーニングになりました!?
左の画像はMAMMUTストアーIKEUCHI店コラボでスノーシュー体験で中山峠蓬莱山へ行きました、が絶好の山日和なのですが積雪もなくラッセルなし。時々樹林帯でラッセルもどきをしました。頂上からは羊蹄山もくっきり。
スタッフ斉藤さんの出番もなく登頂。終わりよければ…ですね。2月、3月もありますのでMAMMUTストアーIKEUCHIもチェックして下さいね。
右はパドルクラブ講習会で危険回避や万一のためのロープワークなどを目的とした八剣山。吹雪いたり晴れたりの忙しい天気でしたが実践的な山となりました。結び方やフィックスの仕方、下降や引き上げなどのロープワークを経験してもらいました。
12/23は最後の夏靴として静内フットパスへ。今回は街中を巡るコース。白鳥やマガモ、オシドリなど観察したり静内の街を見下ろすシャチ跡や、日高の山々を見渡せる橋に山の名前が埋めこまれていたりと、新しい発見ばかりでした。冬のフットパスもいいですよ。
26日はBCスキーに興味あるけど…昔スキーの経験ある人はまず大丈夫。まずお試しで一式レンタルして山に行ってみましょう!ということで三菱山へ。
シールをつけて登るだけでも楽しいという方もいます。慣れるとやはり下りも楽しくなるのが常ですが。ということでまずはやってみましょう。
16年ぶりのスキーがシールウォーク。登りで山回りも谷回りもなんのその。1時間強で登頂!下りも
転ばないようにし楽しみましたよ。
最後に!来春3/12ロードショー「エベレスト 神々の山嶺」の試写会は感動しました。夢枕獏さんの原作は読んでいましたが、映画になるとは。昔読んだ森田勝、長谷川恒夫思い出します。
このころはまだ自分がエベレストに登るとは考えられない頃。憧れでした。
自分は2000年5月北海道山岳連盟隊として中国側からエベレストに登頂し、頂上からの景色をおもいださせる映像です。チベット高原の荒涼さ、マカルーがかっこいい!ローツェはとなりすぎてよくわからず、というのも感動。そのほかの映像やストーリーも山ヤから見てもいい映画でした。お楽しみにして下さい。