いや~、よく寝た!というか、ブログをほったらかしてました。暖冬、雪不足に始まった2020シーズンですが、北海道ではそこそこに雪は降っていたし、何よりもアイスクライミングにとっては氷の発達がここ数年でサイコーともいえる状態でした。そんでもって待ちに待ったワクワク春スキーシーズンが近づいてきたぞと期待してたら、余計なのが先にやってきて日本中、大騒ぎだ。いずこも自粛モードで外出は見つからないように出かけないとならないし、人前で咳でもしようものなら、一斉に視線の集中砲火をあびる危険な..
Read moreカテゴリー: 日記
2019 モンブラン登頂
2年ぶり28回目のモンブランに行って来た。例年8月に組んでいたモンブラン登頂ツアーであったが、ここ最近は温暖化の影響で氷河の状態が良くないのとグランクーロワールの落石がいっそう危険度を増し、登山禁止になる事さえしばしばだったので、1か月早めて7/10に日本を出発した。今年のヨーロッパは6月に熱波に襲われていてシャモニーで36℃、モンブラン山頂でも日中に11℃を記録したとの事だった。そんな暑さもひと段落した頃に我々はジュネーブ空港に降り立った。シャモニー到着翌日はル・ツールスキ..
Read more旭岳 裾合平
日帰りで旭岳の裾合平フラワーハイキングに行って来ました。天気予報は曇り予報でしたが、ロープウエイで姿見駅まで上がってみると雲海の上に出ました。雨具を着ての行動を覚悟してきただけに かなり得した気分になりました。裾合平へのコースは旭岳の山裾を捲く様にトラバースをしていくのだが、今年は雪渓が小さく快調に歩いて行く事が出来ました。キバナシャクナゲが満開。エゾツガザクラやチングルマも。大雪山の夏山シーズンがいよいよ始まりました。解けたばかりの雪渓のほとりには貴婦人も!天気予報が曇りと..
Read more雨の赤岩
6月23 日 雨降りだが予定通りに小樽赤岩へ。この時期の日曜日の赤岩ときたら駐車場から車が溢れんばかりとなるのだが、この雨でクライマーたちは二の足を踏んだようだ。先着の1台にも若者二人が乗っているのだが、様子を伺っているようで車から出て来る気配はない。雨なんてお構いなしの我々はまずは四段テラスへ。アプローチの道はドロドロだし、もちろん岩はびしょ濡れだ。今日は東京から外人がわざわざ、この赤岩だけのためにやって来ているので、まあ易しいルートならいいだろうと大サービスも手伝って。本..
Read more花の浮島 礼文島フラワーハイク4日間
6月10日から4日間、礼文島フラワーハイキングに行ってきました。快晴の札幌をあとに留萌経由で日本海側を北上するとサロベツ原野の向こうに徐々に利尻岳がその大きな山体を現し出した。エゾカンゾウやハマナスが咲き乱れ、旅の気分はいやがうえにも高まって来る。稚内発礼文島香深行のフェリーに乗って夕刻、島に到着。常宿となった民宿「はまなす」の出迎えを受けて宿に到着。風呂から上がったタイミングで夕日に染まる利尻を見ながらの夕食となった。「いや~、お客さん達は付いてるね~。利尻が見えるのは久し..
Read moreニセコ 目国内岳 春スキー
ニセコパノラマラインが岩内側から開通。とは言っても新見峠までのおよそ2㎞は、まだゲートは閉まっている。舗装道路を20分ほど歩いて目国内岳の登山口着。ほぼ露出した夏道を歩いて前目国内岳を超えると目指す本峰の大斜面が視界に飛び込んできて、いやがうえにもテンションが上がってくる。しかし、スキーをザックに着けて担ぎ、スキーブーツでの登山は意外に苦戦。夏道から大斜面へはハイ松の藪漕ぎあり。斜度33度、距離700mの一枚バーンは雪も緩んでいて、爽快にかっ飛ばす事が出来た。滑り込んでから夏..
Read moreノマ同窓会
今でこそバックカントリーのツアーは日本中に普及しているが、遡る事20年前に日本で一番初めにガイドツアーとして手掛けたのがノマドであった。その頃は僕も一時的にスノーボードをしていて、「パワーガイド」なんてシグネーチャーモデルまで従えてブイブイ言わせていたのだが、はっきり言ってそれほど滑りはうまくはなかったな。あの頃は神様「玉井太郎」の時代だったし…。それでも毎週のようにスノーシューとボードであちこちの山ツアーを行っていて、けっこうな盛況っぷりだった。お客さんの年齢はアラサーがほ..
Read more鳥海山 春スキー
ゴールデンウィークが明けて、混雑も去ったのを見計らい東北遠征に行って来ました。鳥海山は秋田と山形の県境に聳える大きな山で、雪の量も多く、観光道路が開通する4月下旬からが春スキーの本番となります。山の大きさは羊蹄山を3つ合体させたくらいのスケールで、滑る斜面もたくさんあり。まずは秋田に上陸した初日に、山の北側となる象潟(きさかた)から車で標高1200mくらいまで上がり、なだらかな傾斜を2時間ほど歩いて笙ガ岳へ。この山頂の東側は標高差300m、傾斜40度のオープンバーン。実はこの..
Read moreGW前半 利尻岳 東北稜
日本最北端の洋上に浮かぶ利尻島の利尻岳。夏は日本百名山の一座としてにぎわいを見せるが、積雪期に訪れる人はまだ少ない。悪天候と季節外れの積雪が予想され、天気予報は脅しをかけてくる。稚内までの道のりを心配して念のため冬タイヤを2本積み込んだが、出発の朝、杞憂に過ぎないと判断して夏タイヤで札幌を出発。この時期の利尻通いはもう40年も続いている。連休初日というのに道路は意外と空いていて、5時間で稚内に到着。シャッター街の中心部で唯一、営業中だった「ラーメン大王本店」で昼食タイム。この..
Read moreGW前半 利尻岳 東北稜
日本最北端の洋上に浮かぶ利尻島の利尻岳。夏は日本百名山の一座としてにぎわいを見せるが、積雪期に訪れる人はまだ少ない。悪天候と季節外れの積雪が予想され、天気予報は脅しをかけてくる。稚内までの道のりを心配して念のため冬タイヤを2本積み込んだが、出発の朝、杞憂に過ぎないと判断して夏タイヤで札幌を出発。この時期の利尻通いはもう40年も続いている。連休初日というのに道路は意外と空いていて、5時間で稚内に到着。シャッター街の中心部で唯一、営業中だった「ラーメン大王本店」で昼食タイム。この..
Read more