2019 夏パンフできました!

年2回発行をきっちり守り続けて、創業35年。ペーパーレスと言われる時代になり、紙のパンフレットの要望も減ってきているようです。ある日、某登山用品店の店先に置かせていただいているパンフレットの必要部分だけを携帯で写真を撮っているお客さんの姿を見て、時代の流を感じました。そういえば、自宅や会社のデスクにも増える紙モノは意外と迷惑だよね。だいたい新聞を定期購読する人も減っているし、本もデジタル化が進んでいるからね。そんな訳でノマドも、そろそろ新しい時代に対応していきます。

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積丹岳

札樽道を西へ走ると後志道の分岐のあたりから真っ白な山塊が目に飛び込んでくる。真冬は冬の日本海に突き出た半島だけに強風に曝され、過去には遭難事故も多発している山だが4月の声を聴く頃から穏やかになってくる。今回は北尾根からスタート。昨夜はうっすら雪が積もったらしく、中腹あたりから昨日のモノと思われるシュプールも見えてきたが硬い!ダラダラ尾根を延々と登って行くと次第に樹林限界を超え、オープンバーンが広がり始めた。頂上はもう目の前だが、眼前の大斜面に目がくらみ、シールを剥いでドロップ..

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ニセコ復活パウダー

3月に入って陽気も一気に加速、すでに何度かザラメ雪状態になった春山も経験している今日この頃。もうパウダーシーズンも終わりだなと思っていたら、突然の冬型気圧配置。この週末は奇跡の復活パウダーを味わった。ニセコ旧チセスキー場経由でシャクナゲ山ビーナスの丘を目指す。浅い新雪を踏みしめてのラッセル。ビーナスのてっぺんでシールを剥いで滑走準備をしていると さっきまで見えていたチセヌプリも雲に隠れてしまいお目当ての大斜面も真っ白けになってしまった。太陽が顔を出すのをしばし待ったがどんどん..

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旭岳&カムイリンクス

すっかり暖かくなり、もうパウダーは期待薄の中、週末はパドルクラブコラボ企画の「旭岳&カムイ」に行って来ました。まずは初日、旭岳ロープウエイ駅に着いてみると外人スキーヤーが階段の下まで行列状態。しかも雪はほとんど降っていないとの事。時間券を買うのはやめ、「いいのを2本勝負!」と決め、ゴンドラバラ券を購入。山頂駅に着くとガスがかかり、目指す203高地は見えていないが、「もしかして残っているかも…」の期待がわいてくる。視界がないと あの奥の方へは誰も行かないので。「やった、あったよ..

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層雲峡アイスクライミング

少雪&暖冬傾向が続いてますが、さすが北海道の真ん中 層雲峡はバッチリ凍ってます。今年はせっかちなお客さんにせかされて、12月中旬スタートで登っています。気温の上がる日中は氷の表面に水が流れ出すこともしばし…。こちらは、銀河の滝。まだ、全体はふさがっていませんでしたが、トップアウトしました。最上部はまさに薄氷を踏む思いで、なぎ落ちる滝の轟音にビビりながら登攀でした。こちらは錦糸の滝。向かって右側は水が流れていましたが、左から4ピッチでトップアウト。荒天の隙間をついて黒岳に登頂!..

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ジョン万次郎漂流記

先月、四国の高知にクライミングに出かけた折に、半日の雨を理由に足摺岬の方へとドライブがてら出かけた。土佐清水で「ジョン万次郎記念館」という偶然、立ち寄る。現在放映中のNHK大河ドラマ「西郷どん」の中にもチラッと登場したのが「ジョン万次郎」江戸時代の末期に土佐の少年漁師が乗る小型の漁船が嵐に巻き込まれて漂流の挙句、無人島にたどり着き数年後に通りかかったアメリカの捕鯨船に救助され、そのままアメリカで暮らし、言葉や海洋航海技術を身に着け何とか日本に戻って来る。幕府による厳しい取り調..

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ジョン万次郎漂流記

先月、四国の高知にクライミングに出かけた折に、半日の雨を理由に足摺岬の方へとドライブがてら出かけた。土佐清水で「ジョン万次郎記念館」という偶然、立ち寄る。現在放映中のNHK大河ドラマ「西郷どん」の中にもチラッと登場したのが「ジョン万次郎」江戸時代の末期に土佐の少年漁師が乗る小型の漁船が嵐に巻き込まれて漂流の挙句、無人島にたどり着き数年後に通りかかったアメリカの捕鯨船に救助され、そのままアメリカで暮らし、言葉や海洋航海技術を身に着け何とか日本に戻って来る。幕府による厳しい取り調..

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2019冬・夏パンフ完成

難儀していた冬発行のノマドスケジュールが完成しました。会員の皆様には、すでにお届けしました。札幌市内の登山用品店にも置かせていただいていますので、ぜひ、お手に取って ご覧くださいませ。ひと段落したところで、あまり仕事のない初冬の北海道をあとに南国四国のクライミングツアーに行って来ました。ところが出発日の11/21は、千歳空港周辺が大雪で欠航が相次ぎました。我々の便も2時間遅れで、なんとか東京へそこから乗り継いで高知へ。ようやく辿り着いた宿でまっていたのは…土佐の刺身の大盛り合..

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穂高よ こんにちわ!

当初9/8札幌出発で、穂高の滝谷クライミングから奥穂~西穂へと継続する計画で4人のお客さんが集まっていたのだが…ほれ、あの台風21号からの継続で胆振東部地震。1か月ずらして10月8日からのスライドで実行しました。10月の3,000mはけっこう寒く、雪が降ることも珍しくはないのだが…。上高地から入山して横尾の橋を渡る所で長野県警の山岳警備隊のお回りさんに「この時期に滝谷を登る人はいないので、充分注意してください。」と釘を刺される。北穂の小屋は快晴。槍ヶ岳や大キレットも良く見える..

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東大雪 丸山(1692m)

東大雪の丸山はニペソツ山とウペペサンケ山の中間に位置する地味な山だが、「山と渓谷社」がかつて発行した日本の山1000にも選ばれた玄人好みの名山だ。大雪山国立公園の中では旭岳、十勝岳と並んで唯3の活火山でもある。今なを噴気を上げる丸山噴泉塔と呼ばれる石灰岩ドームは、地元上士幌町の天然記念物にも指定されている。かつては、この近くまで車道が伸びていて、噴泉塔までは観光客が歩いて訪れることができたというのだが、今は度重なる水害により、林道は崩壊して通行止め、荒れ果てていて訪れる人は稀..

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