十勝岳


冬山準備合宿のため、登山口となる十勝岳温泉に向う。ここは、駐車場の標高がすでに1200mもあり、道内ではもっとも早く雪山を楽しめる・・・・はずだったが、積雪10cm!
めげることなく予定のプログラムをこなす。雪崩レスキュートレーニングでは、ビーコンを埋めるべき雪もない!暗くなるまで頑張る。
翌朝、テントから這い出ると新雪が15cmほど積もっていた。めざすカミホロもちょっとは冬山らしく雪化粧されたようだ。

正面壁にザイルを伸ばすが、凍ってないので状態が良くない。なんせ雪がないので、ピッケルアンカーが作れない。ガラガラの岩にスリングまわして、ごまかしビレー。どんより空のカミホロに立つ。
少し下がった稜線にある避難小屋へ。室内温度はマイナス1.5度と暖かいface05(例年マイナス10度くらい)雪を溶かして水を作る。ガスストーブのゴーッという音に冷え切った体も緩みだす。担ぎ上げた鮭の量は余裕のよっちゃん!早めの反省会が始まった・・・・。

快晴の夜明けを迎える。6:10頃ご来光icon01
さっさと雑煮の朝食を済ませ、風の強い稜線から十勝岳を目指す。頂上ちかくなると凍りついた稜線にアイゼンの歯が食い込んで気持ちよい。

この時期にしてはめずらしいくらいのicon01
遠く暑寒や日高の山まで見渡せた。
さあ、スタッフ一同 冬山の準備はできました!あとはお客さんを待つだけ!
バンバン来てね!
(男7人、2晩で10リットルの焼酎飲みました~・・これも合宿のうち!)

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