Archive for 3月, 2012

マニアたち

木曜日, 3月 29th, 2012

 無意根山からの尾根上にある小白山はマイナーな山だけど札幌50峰に選ばれている。先週の雪がうそのような天気の中、数年ぶりに登りに行くと、新しく付けられた道標がありびっくり。さらに頂上へ行くと立派なものに代わり、低い位置になったので撮影もしやすくなってさらにおりびっくり。

 この日は遠くは時々ガスで見えなく、風も強く、おまけにラッセルもあり3時間もかかってしまい、いろんな意味で感慨深いものとなった!?

 そして一日置いた28日はさらにマニアックな喜茂別町の 知来別山。この日は風も無く暖かい小春日和の中の登山。

 除雪終点から羊蹄山がどっかり見え、頂上が楽しみになる天気。1時間くらいで頂上に到着すると、しりべし兄弟?姉妹?が端正な姿でご挨拶。反対側の徳舜瞥・ホロホロ山、白老3山などが木越に見える。お手軽な展望山がみなさん気に入ったようです。

がんばれ!和歌山

月曜日, 3月 19th, 2012

 今年も熊野詣へ行ってきました。昨年は東日本大震災のすぐ後で、復興を願う路でした。

 熊野も昨年の台風12号の大雨被害がひどかったようですが、このニュースは部分的にしか北海道に入ってきません。今回は中辺路の大雲・小雲取越えですが、開通していると聞き行ってきました。

 先ず中辺路町にある熊野古道館に行きびっくり。国道側の崖が崩れ浸水被害、さらに本宮方面に行くと国道のあちらこちらが崩れ、片側通行だらけ。スタート地点の那智大社に行くまだはさらに熊野川氾濫の凄まじさを見せ付けられました。ニュースで伝わらない部分で凄い事になって、親しみある和歌山県を応援しなくては、と思いました。奈良県の古道もなじみなので、古道歩きを続けることが復興の一助になるかと思っています。

一日目は那智大社から一気に標高差536mを登りコース中最高の舟見茶屋跡へ。ここからアップダウンを繰返し二つの峠を越え、小口へ下山。自然の家宿泊。苔むした石畳や熊野灘を見下ろしたりと雰囲気のいいコースです。しかも静か。峠が山の名前なら山ヤが来るかな?

 中学校を改装した小口自然の家は被害は最小だったようですが、下流に行くと浸水被害があったとの事。大雨の凄さを知らされます。

 小口からは小雲取越えで請川まで落ち葉の上を歩いたり、百間ぐらからの熊野3千6百峰の展望を見たりと気持ちよく歩きました。移動日は小雪舞う寒い日で、昨日の大雲は晴れていたけど風が冷たくどうなるかと思いきや、暖かい小春日和の中、遠くまで見渡せるいい日となりました。那智大社や本宮大社では大きな音の出る銀色の硬貨をお賽銭にしたのはいうまでもありません?!今年も復興を願う路となりました。