ヨーロッパ スキー
しばらくでした。サボってると思ったでしょ…
なまら忙しかった…
で、昨日 ヨーロッパアルプスのスキーから戻ったところです。
今年のアルプスは雪不足が囁かれておりましたが、3月からずっと天気が悪かったらしく、雪溶けがあまり進んでいなくて、結構 雪はありましたね~。
ところが、パリ経由でジュネーブ空港に着いてみるとスキーだけ届かない…
その日のうちに滑り込みで、レンタルスキーショップでスキーとシールを借りれるところが、さすがにアルプス。
翌朝、まずは高所順応のために標高3800mのミディ展望台へシャモニーよりケーブルカーで上がる。
こちらはガラスの展望台。足元がガラスという凝りよう、ヤバいです。
で、1時間ほど体を慣らしてからバレーブランシュの氷河スキーへ。
絶景です。
「牙」と呼ばれるダン・デ・ジュアン!
20年ほど前に登頂もしたよ。
さあ、スキーも届いているかと思いきや、いまだ届かず・・・。
しかも僕のPCに2台は見つかったが、もう1台は未だ不明のコメントが届いていた。
というわけで翌日もシャモニーのスキー場へ。
天気はいいし、皆さんお酒大好きで「ケ・セラセラ」
スキーが宿に届いたのはその夜の22時でした。
やれやれ、これで「オートルート」に出発できるぞ。
オートルートとはアルプス中に張り巡らされた山スキーのルートで4月のこの時期、山小屋も営業を始めるので
小屋泊まりしながら、縦走スキーを楽しめるのだ。
今回の参加者5名のほとんどが、2度目のオートルート参加。
というのも。それぞれが悪天候で完走できていないので、その食べ残し部分をやっつけたいというもくろみなのだ。
入山初日は小雪がちらつくなか、最初の山小屋を目指す。
標高3200mに立つ山小屋は暖房も完備していて快適なのだが、高山病で苦しむ人も…
そん中、ビールとワイン3リットル、スイスの焼酎ウイリアムを4杯・・・
翌朝の出発時、真っ白けのガスと雪…
夜明けを待ってスタート。
と、来ました太陽!そしてパウダー!
これこそアルプス!
いぇ~い。
滑り込んだ谷底から、標高差700mの登り返しアゲイン!
岩の上にしろの幼にそびえるベルトール小屋着。
夕焼けに染まっていくマッターホルンを眺めながら、今夜も我々は飲んだくれ…
のバチが当たったのか、夜明け頃から強い風が吹き出す。
今日はだだ広い氷河を横断する日なので気が重い。
視界は50mから200m
風も強く、先行パーティーのトレースも消えてしまう。
3600mの峠テート・ブランシュをなんとか超えて、最終地ツエルマットへ。
下山後、熊本・大分地震の惨事を知る事になり、ビックリ
今回の参加者の親戚も、震源地に近い益城との事でしたが連絡は取れたようです。
そういえば、我々がシャモニーに着く前日の4月8日にもシャモニーの隣町バロシンで震度2の揺れがあったそうです。もしかして、地球君ご機嫌ななめ・・・?