2017.11.23-26 屋久島縦走
ガイド:YOU
例年になく雪の早い北海道。
11月中旬過ぎには札幌国際スキー場もオープンして、スキー場は大賑い。
初滑りに行きたい気持ちをグッと堪えて…。
というのも、今シーズンラストの夏山の仕事がこの日程だったので…誘惑には負けないように…滑って気持ちが冬に向かないように…(笑)
ということで行ってきました屋久島。
かれこれ2010年以来だったので、とても新鮮な気持ちです。
新千歳〓羽田〓鹿児島〓屋久島。
鹿児島空港で時間があったので↓↓
南国チック〓
西郷ど~ん。
西郷公園。空港前で、ちょっとした時間があればオススメスポット。
一見暖かそうな写真ですが、全国的に上空に寒気が入っていて、ヒンヤリ〓
二日目、真っ暗なうちから登山開始。
稜線で厳しめの予報が出ているので、縦走は反対周りに白谷雲水峡から。
明るくなってくると、景色はやっぱり相変わらずの屋久島感。
しっとりとした緑の世界。とても気持ちが良い。

こだまが現れそう・・・。

大木だらけ。
トロッコ道を歩いていると何やらディーゼル的なエンジン音が・・・〓
線路でこの音・・・脇に避けて待ってみて・・・後ろから現れたのは↓↓

やっぱり。
奥のトイレのメンテナンスに出掛けたそうです。
ご苦労様です。お陰様で快適にトイレを使わせていただきました。

ウィルソン株も健在。
この前イッテQで出てましたね!

ん~・・・綺麗な水辺。
魚が棲んでいるならば、
あの辺に毛鉤を落としたら・・・バシャ!!っと来そう。
妄想してましまいました(笑)
色々聞いてみると、屋久島にはあまり淡水魚が居ないとか。
雨でしょっちゅう大水が出るので、水生昆虫も少ないとか?
水も綺麗過ぎて棲みづらいのかな~。
ここでテンカラが出来たら幸せなひとときだなぁ~。。。
色々な気持ちになりながら、順調に進み、縄文杉へ。
到着する頃から晴れて、デッキも貸し切りに!!

やっぱり巨大!

デッキも新設されていたんですね。
ちょっと遠くなったのは残念ですが、綺麗に見上げることが出来ました。
隣にも違うデッキがあり、違う角度からも眺められる。
これまた良かったです。
この日は無事に新高塚小屋へ。
小屋もテント場も超満員!!ちゃんとテント持ってて良かった〓
屋久島の縦走環境は北海道と同じです。
小屋ありき、ではなく自分の衣食住は全て自前で。
久しぶりに山中クッキングも楽しみ、
みんなで飲んで語らって山の時間は更けていきました・・・。
三日目も真っ暗の中、登山開始。
そういえば、今回気になったことが一つあって、ヘッドランプのことです。
十分な明るさがないと、やはり危ないなと。
日の出前の行動開始、日没後の行動、山中泊などがヘッドランプの主な活躍の場ですが、以下の条件を満たしていることが大切なのではと感じました。
①コンパクト
②明るさは100ルーメンはあるべき
③スポットライトタイプ、拡散タイプの切り替え
④明るさ調節が出来ること
⑤電池は新品を入れてくること、予備電池も忘れずに。
なかなか出番がない・・・という方もいらっしゃるかもしれませんが、
心配な方は今一度ご自身のヘッドランプを点検してみてください。
暗くしたご家庭で使ってみるだけでも良く分かると思います。
脱線しましたが、縦走は進んでいます。
稜線に出ると景色も開けて展望も得られました。

永田岳方面。

奇岩もたくさん。

アイアンマン in Yakushima?

宮之浦岳。
前日の寒さから、稜線では雪、新高塚小屋でも霰が降ったそうです〓
屋久島の山で初めて雪を見ました!
北海道民が来たから合わせてくれたのかな?
宮之浦岳に近づくにつれて、一つ障害発生。

低温!風!
藪で濡らされ・・・、

凍った木道!
なかなか厄介でした。
早めに防寒着、雨具上下を着こんで、手元はやっぱり?防寒用テムレス。
今回も大活躍です。屋久島のガイドさん方の利用率も高かったな。
しかしさすがは道産子チーム。難なく進んで山頂へ。

寒くても元気!
この姿をみて一安心して、更に縦走。
山頂付近だけガスの中でしたが、その他はOK!
縦走と景色の変化を楽しみました。
最後は淀川の透明度に癒され、無事下山。

やっぱり覗き込む・・・。
ミルフォードトラックだったら、ニジマスが泳いでいたなぁ・・・。
下山後のご褒美!!

新鮮なお刺身に愛子ロックで!

お土産。
普段光物が苦手な私ですが、産地でいただくお刺身は美味。
こんな時だけ、いただいています。
地元の食べ物、地元のお酒ということなしの晩御飯。
自然と会話も弾みましたね。
無事に北海道へ帰りまして、昨日ようやく初滑り。
山にはかなり雪がありました。
