デナリ 大いなるもの

マッキンリー地元では「デナリ おおいなるもの」として呼ばれてきた。旧ソビエトとの冷戦当時、ヨーロッパへ向かう飛行機はデナリの上空を飛び、アラスカのアンカレッジ経由で飛んでいた。飛行機の窓から見るそいつは、他の山々を圧倒してデカク、まさに大いなるものあった。僕はそいつに1992年と2005年に2度登頂している。今日は、その2005年の思い出について書いてみる。この度の遠征は、お客さんから依頼があったので募集企画することとなった。「行きたい!」という気持ちだけでは、登れないのがマ..

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