アコンカグア 3

山に入って2週間が過ぎ、いよいよ頂上アタックアタック体制が整った。ベースキャンプに集った一同を前に、明日から行動計画と登頂メンバーが発表された。「宮下は6300mまでサポート隊員として登り、そこからC2に下山する事!」「え~、俺登頂できないのかよ!」…そこで俺はだだをこねて「サポートは完璧にやるし、登頂もしたい!」と吠えた。新谷さんが「こいつなら大丈夫」と後押ししてくれて、強引にアタックメンバーに入った。翌日、C1そして、翌々日C2入り。そして夜中にヘッドランプの明かりを頼り..

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