大いなるモノ

東京からの帰り、飛行機の窓越しに夕日に染まった日高の山並みが見えた。あいにく窓側席ではなかったので、眠っている隣のおじさん越しに身を乗り出して、見入っていたのだが、ひときわおおきな幌尻岳とその隣んも尖がり戸蔦別岳は分かったのだが、他の山は山の連なりに飲み込まれて、判別不能。あのカムエクも、1839峰もペテガリも個性を失っていたのは、ちょっと残念だった。アラスカ上空を飛んだことがある。まるで冬の日高山脈のような険しい山々が幾重にも連なっていたのだが、その中でひときわというか、他..

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