やや空き気味の富士山

8月 30th, 2016 by サイトデフォルト

P_20160826_092024P_20160826_134645P_20160827_054449_HDR 雨の幌尻岳を後に、8/25から富士山です。今年も北海道山岳連盟の講習会として、静岡県側の一合目からの登山です。

  目的は一合目からの登山だけではなく、頂上に泊まって高山病を体験するという3泊4日の計画です。

  1日目は世界遺産の構成資産の一つ、登山口でのみそぎの場であった須山浅間神社におまいりして、車にて楽々一合目までトレース。

 2日目に須山古道一合目の富士宮口一合目、水ヶ塚公園から登山開始です。蒸し暑さの気候に北海道人はうんざりです。しかし古道の樹林帯だけは別天地。富士山の大きさや植物を楽しみながら、頑張って登ります。今年も居心地のいい富士宮口六合目雲海荘です。ここまでは快調。ここから空気はだんだん薄くなって行きます。

 

P_20160827_122640_HDRP_20160828_051414_HDRP_20160828_074927_HDR  3日目は時々頂上を見ながらの登山。下界は雲の下。土曜日で登山者も多いですが、抜きつ抜かれつ、下山者ともうまくすれ違いながらの高度アップ。

  ペース配分がうまければ、抜かした方が上で休憩しており、結果として抜いてしまうのが富士山。

  天気予報通り、昼頃に頂上外輪山に着く手前で雨が降ってきました。しかし、暖かく風もないので雨具をつけながら剣ヶ峰、お鉢巡りをすることができました。

  頂上に宿泊した翌朝、4日目。お約束通り頭痛や吐き気の方もいましたが、天気は味方してくれました。まずまずのご来光を拝むことができました。御殿場口の下山途中から下界の雲海や頂上などが顔を出してくれました。宝永山から雲海荘に戻り、ひと踏ん張りで富士宮口五合目に戻りました。ここからはバスで楽々下山。雲の下の人となり汗を流し帰路につきました。気象変化や富士山の大きさ、高山病の多様性、様々経験をしていただき終了することができました。

見るだけの山、富士山は登らない方も多いですが、いろいろな体験ができますよ!

Comments are closed.