台風とともに

40syuku  P102006340syuku  P1020076 goraikou

  無事、富士山が終了した翌日、台風10号接近のニュースに一喜一憂の状態の中、飛行機は予定通り飛ぶようなので、8/29朝越後の平ヶ岳と越後駒の登山に出発。

  羽田から魚沼市まで蒸し暑く所々強いにわか雨で、台風の接近を感じます。翌日は風はあまりなく雨も時々強く降る程度。もちろん平ヶ岳は中止。外に出る気力もなく宿でのんびり。他のお客さんもキャンセルで貸し切り状態。

  台風一過、31日雲の上からのご来光を見ての出発。涼しくて気持ちいいスタート。長い長い道のりを展望を楽しみながら6時間弱、晴れ渡る越後駒ケ岳に登頂!星空やご来光のために今夜は駒の小屋でゆっくりです。今朝は滝雲を見ながらのご来光に感動もひとしお。風の無い暑い中を下山ですが気分は最高!のようです。

 

40syuku  P1020092 parking昨日はスカスカの駐車場も満車状態。

 

 

 

やや空き気味の富士山

P_20160826_092024P_20160826_134645P_20160827_054449_HDR 雨の幌尻岳を後に、8/25から富士山です。今年も北海道山岳連盟の講習会として、静岡県側の一合目からの登山です。

  目的は一合目からの登山だけではなく、頂上に泊まって高山病を体験するという3泊4日の計画です。

  1日目は世界遺産の構成資産の一つ、登山口でのみそぎの場であった須山浅間神社におまいりして、車にて楽々一合目までトレース。

 2日目に須山古道一合目の富士宮口一合目、水ヶ塚公園から登山開始です。蒸し暑さの気候に北海道人はうんざりです。しかし古道の樹林帯だけは別天地。富士山の大きさや植物を楽しみながら、頑張って登ります。今年も居心地のいい富士宮口六合目雲海荘です。ここまでは快調。ここから空気はだんだん薄くなって行きます。

 

P_20160827_122640_HDRP_20160828_051414_HDRP_20160828_074927_HDR  3日目は時々頂上を見ながらの登山。下界は雲の下。土曜日で登山者も多いですが、抜きつ抜かれつ、下山者ともうまくすれ違いながらの高度アップ。

  ペース配分がうまければ、抜かした方が上で休憩しており、結果として抜いてしまうのが富士山。

  天気予報通り、昼頃に頂上外輪山に着く手前で雨が降ってきました。しかし、暖かく風もないので雨具をつけながら剣ヶ峰、お鉢巡りをすることができました。

  頂上に宿泊した翌朝、4日目。お約束通り頭痛や吐き気の方もいましたが、天気は味方してくれました。まずまずのご来光を拝むことができました。御殿場口の下山途中から下界の雲海や頂上などが顔を出してくれました。宝永山から雲海荘に戻り、ひと踏ん張りで富士宮口五合目に戻りました。ここからはバスで楽々下山。雲の下の人となり汗を流し帰路につきました。気象変化や富士山の大きさ、高山病の多様性、様々経験をしていただき終了することができました。

見るだけの山、富士山は登らない方も多いですが、いろいろな体験ができますよ!

8月は暑いけど…

P_20160811_091823P_20160811_131949IMGP2140

  8月ももう半ば。まだまだ暑いですが、山の方の天気は恵まれていました。今年初の山の日は前日に夕張岳ヒュッテに泊まり、翌日涼しいうちの登山。

  第一回の山の日は天気に恵まれ、日高山脈方向は雲であまり見えませんでしたが、札幌近郊の山の後ろに羊蹄山まで見える展望で、この時期に!と皆さん大喜び。

  ユウバリリンドウやアサツキ、ミヤマナデシコ、イサギギクなど色とりどりでした。今年は駐車スペースが狭く、林道の脇にかなりの駐車の列ができていました。

 

IMGP2128IMGP2131

IMGP2133

 

 

 三国山は上部霧雨で敗退しましたが、6日の大雪山赤岳は、雪渓が解けた所のお花が開花し、エゾコザクラをはじめいつものお花たちが迎えてくれるし、澄んで涼しい気候で登りやすいと来て、ぐんぐんと登れました。

 

 

 

 

IMGP2126

 8月の頭は久しぶりの定天!道は比較的乾き、上部の急な所もやや登りやすくなっていました。

  ロープの所はここまで?というくらいロープがあり登りやすく??なっていました。下は暑いけど頂上や途中は風や木陰でよかったですよ。

 北海道の暑さももう少しの辛抱ですね!

 

 

 

マムートストアーIKEUCHI&パドルクラブコラボ 富良野岳

IMGP2082IMGP2073

7/16三連休初日にマムートストアーIKEUCHIとパドルクラブとのコラボで初夏の富良野岳に登ってきました。頂上は雲の中で景色は楽しむことができませんでしたが、キタキツネやシマリスが何かくれないかな、とやってきました。

 

 

IMGP2079IMGP2077

 札幌を出発すると平日の朝よりも混雑した高速道路に3連休初日を実感。十勝岳温泉の駐車場も道路脇にあふれるほどの車。運よく1台分空いていました。

 登山開始から化け物岩などの景観やエゾイソツツジやマルバシモツケなどの白い花、上に行くにつれ、チングルマやツガザクラなど高山系のお花が花盛り。登山道も乾いて雪渓もほんのちょっと、楽勝で方に到着。あとはお花を楽しみながらの頂上稜線。

 みなさん楽しめたようです。またの企画をお待ち下さい。

 

山の上も夏が来ました

IMGP2064IMGP2046

 久しぶりのとうこうです。北海道は山の上は寒く、本州の山の上の事情と大違いですね。

上の画像は先週の大雪山、ヒサゴ沼のテント場と五色ヶ原のウルップソウです。テレビ局の取材の荷揚げの途中での一コマ。テント場も避難小屋も日によっては込気味で、運しだいですね。

お花畑もこれから短い夏を楽しむために頑張っています。エゾコザクラをはじめチシマキンバイなど広い時期の花が見ることができます。

 

IMGP2009IMGP2028

7月上旬は雨飾山の本州や知床硫黄山と上記のヒサゴ沼など、そして6月後半は暖かく熊も出没多数の大千軒岳と恵山、海向山の2泊3日の旅もありました。大千軒は松前新道もほやほやの親父の糞だらけ、お花は少しで早々に下山。翌日のニュースでふもとにクマ出没の報道!

久しぶりの恵山、海向山はいつもとは番う花に合え時期を変えるのもいいかな、なんて思いました。恵山温泉から登るルートもきれいでしたが下調べをしないと思わぬところへ行きますので注意が必要です。

IMGP1999IMGP1992

 6月はこのほかに沢登りもありました。おたるのお手軽沢で沢登りの講習や、沢靴のいらない風不死岳楓沢です。同じ沢でも沢登りのトレーニングかプチ苔の洞門を楽しむかの違いですね。ただ、楓沢も滝を登ったり下降したりするとクライミングになりますのでハード志向の方も楽しめます。

どんな天気でも?

IMGP1902IMGP1906

16日は比較的いい天気でした。MAMMUTストアーIKEUCHIとのコラボで無意根山スノーシュー登山です。豊羽鉱山はまだまだ雪の中で、山スキーの方やツボ足の方など先客がいました。登りはじめは暑いくらいでジャケットを脱ぐ天気。

千尺高地辺りは風があたりはじめました。余市岳をバックに頑張って登った甲斐もあり、羊蹄山や積丹半島の山、厚田方面の山々も見えご褒美をもらいました。ここからの一登りは疲れが出たり強風に抵抗したりと一苦労。何とか頂上に到着。羊蹄山やニセコの山々は雲の中。ガックリです。

 

IMGP1899  前日は札幌50峰の大二股山でしたが中山峠付近は湿った雪の吹雪模様!天気のややいい方面へ変更、ということで登別の加車山だ!

こちらはいい天気でしたが雪がなくササも出ておりガックリ。ならば道のある所、ジモラーの山だ!

登り1時間くらいの上登別山に登頂。頂上に着くと吹雪。三角点にタッチしてすぐに下山となりました。

どんな天気でも行ける所に行き知らない山を知りましょう?!

 

 

山の雪解けも早目かな

IMGP1890IMGP1885

4月も半ば、先週の天気もめまぐるしく変わり、山の雪解けも急ピッチのようです。鳥越山は暖かすぎ雪も重たく尻滑りも今一つ。翌日から一泊のガイド総会はレース中ピーカン、夜雨、翌日の研修は晴れ。かもい岳の雪解けも急ピッチ。

 

IMGP1891IMGP1896

北漁岳は登りの途中で幻想的なオコタンペ湖と支笏湖を見ながらの登りでしたが、上部に行くに従い風と雨、残念ながら勇気ある撤退です。下山途中キツツキの目にかなった木を発見。今度はドラミングを見たいものです。山の上はまだまだ暑い雲の中でした。

 

週末は海外登山に興味のある方を対象にした北海道海外登山研究会が恵庭で行われました。興味ある方からベテランまで集まり、梅沢俊さんのヒマラヤの青いケシを中心とした講演や、医師であり登山家の賀集先生のヒマラヤ8千mの回想講演や海外登山報告などが行われ、盛会で終わりました。また来年もありますので興味ある方はお気軽のご参加下さい。

 

山々の雪も締まり歩きやすくなりました。低山は登山道も顔を出します。えるむ山遊舎予定表で予定をご検討下さい。

 

 

 

熊野から恵庭岳

IMGP1864IMGP1835

先週は5日間熊野古道へ行っていました。最終的に大峰奥駆道の玉置神社を参拝し玉置さん登頂。本宮大社や那智大社、那智の滝を巡り黄泉の国からの帰還です。今年はいい年になるかな?

 

IMGP1848IMGP1863  3/20は久しぶりの恵庭岳。雨のあとでラッセルはなくカリカリの所が多い中の登山。

 おおむね雪模様でしたが下段右の画像のように時々オコタンペ湖やオコタンペ山などの景色が楽しめました。上段左のように頂上直下は昔に比べ岩が崩れ困難度を増していました。

 夏は崩落の危険が増す雰囲気で登る気にはなれませんね。

 那智大社周辺は桜も咲き暖かかったのですが北海道はまだまだですね・

 

海外登山に触れてみませんか

IMGP4698IMGP4759

毎年道内の海外登山の興味のある方向けに、北海道山岳連盟や労山、ヒマラヤ協会などが共催する北海道海外登山研究会が行われます。

4/9-10の2日間ですが1日だけの参加も可です。恵庭でゲストをお呼びして行いますので興味のある方はご参加頂ければと思います。詳しくは2016海登研開いて下さい。

津々浦々

IMGP1723IMGP1728

3/12はMAMMUTストアーIKEUCHIとのコラボ企画で支笏湖の幌平山へ。

いい天気の中札幌を出発。出だしはよかったのですが頂上は雪雲の中。雪で景色も見えずツェルトを張ってランチタイム。お誕生日の方もおりスープやロールケーキでおめでとう!下山途中は恵庭岳が顔を出して祝ってくれました。

翌日は毎年の北海道山岳連盟の会議でいつものことでいい天気。少々複雑。

 

IMGP1751IMGP1766

14日は曇りの新千歳から雨の関西空港におり立ち、宿題を果たす方を熊野古道へご案内。中辺路の宿題コース第1弾を歩きました。少々時間があり小辺路の果無集落の雰囲気を楽しみました。まだまだ滞在中です。

嵐の前に

IMGP1688IMGP1694

3/6(日)は札幌周辺はすごい風と雨で春の嵐という感じでした。心置きなくさわやか自然百景でトムラウシ山を鑑賞できました。23日間の映像はこの後の放送にも使われますのでお楽しみに!

本当に天気が崩れるの?という3/5は札幌50峰の中でも奥まって行きにくい山の一つ、小漁岳へ行ってきました。オコタン分岐周辺は漁岳や恵庭岳、オコタン山を目指す人々で大混雑。

オコタンペ湖も人がいます。先行者のトレースと交差しながら最短で小漁岳を目指します。昨年はひざ丈の湿雪ラッセルで敗退。今年はラッセルもそんなでもなく、まだ気温が上がる前でペースが上がります。4時間ほどで風もなく雲もない頂上到着。文句の無い展望を楽しみました。漁岳へ縦走の人もいたようですね。

下りは気温も上がりスノーシューが下駄になり大変でしたが、お尻滑りも楽しめました。来年はどうしようかな!

 

静かな山

IMGP16672/29は猛吹雪で雷のなる札幌を出て赤井川村へ。吹雪で通行止めのR393の入口にある島光山に登ります。天候も朝里を過ぎると若干雪雲の隙間で晴れ間もありますが、風が強く一時的にホワイトアウト状態で玉突き事故が起きそうです。

風は強いですがラッセルはそんなにありません。しかし、春先の重たい雪でスノーシューの裏には雪が!2時間半程度で頂上標識もない静かな頂に到着。近所の銀山周辺の展望はありますが倶知安方向は雪雲の中。マイナーですがいい山でした。

先日のトムラウシ山のサポートをしましたが3/6(日)にNHK総合の地上波で放映されます。朝7:45-59さわやか自然百景です。トムラウシ山だけでなく、エゾモモンガなども見れます。詳しくは番組HPをご覧下さい。その後に本放送を是非!3/20の予定でしたが変更になりました。

氷もいろいろ

IMGP5056IMGP1593

2月はいろいろな氷も楽しめます。左は一昨年、右は今年のカジカの沢の滝です。

暖冬小雪気味の本年は一度凍ったものも暖かさで崩れてしまいました。残念!マムートストアーIKEUCHIとのコラボでしたが来年も行きましょうか!

 

IMGP1562こちらはプライベートガイドの最終日のプログラム。流氷見学ですが流氷越しの知床連山もいいものですね。網走の流氷初日も遅れ、我々が帰ってからの接岸でした。

 

IMGP1621IMGP1623

2/23はオロフレ峠のモンスター、樹氷見学です。今年は蔵王や八甲田山も同じように出来栄えは今一つの当たり年です。来年に期待しましょう。翌日は近くて遠い山、真簾峰です。近郊でも静かでいい山ですよ。たまにはこんな山もどうぞ!

予定はえるむ山遊舎の予定表でどうぞ

山から平地へ

IMGP1466IMGP1468

23日間のトムラウシ山撮影も2/12に終わりホッとしております。夕景やモモンガ、ホシガラス、吹雪の光景など様々なものがあります。ガイド3人のサポートした番組は3/20(日)朝7:45~NHK総合の「さわやか自然百景」で「厳冬のトムラウシ山」として放送されるそうなので是非ご覧下さい。

左画像はトムラウシ山の夕景から夜景を連続撮影している様子です。右はモモンガの巣です。トイレの跡がわかりますか?

 

IMGP1484IMGP1485

週末は日本山岳協会の行事に参加するため東京に行くと2月なのに電車の中は冷房中!北海道からの服装では暑くて大変でした。新潟や秋田の旧知の方も同じことを口にして大笑い。

娘からのチョコレートを食べ、2/15からはプライベートガイドで道東の旅です。丹頂を毎年楽しみにしていますが、今年は雪が少なくいつもの所にはあまり寄らない様で、いつもの所でカメラを構える方は苦戦模様です。しかし、周りの畑にはエサが豊富のようで丹頂と白鳥が多く集まりお腹を満たしていました。

 

 

IMGP1491IMGP1497

シベリアチックな釧路湿原。川の流れも緩やかで、シカや丹頂も現れ、周りの光景も雄大でいい雰囲気ですね。

雪も少なく寒さで凍り付き、展望台へは軽アイゼンを付けての登山。岩保木山からの釧路湿原や阿寒岳の景色は格別で山ヤ魂に火をつけます!?ね。

 

山ごもりから下界へ

IMGP1452IMGP1451

まだまだトムラウシ。1/30の好天を狙ってベースキャンプをヘッドランプで出発。月明りで明るいけど-20℃は寒いです。まるでヒマラヤ登山!?

朝日を浴びたトムラウシ山や凍てつく造形美を撮影しながら登り、360°の展望ができる頂上に到着。天気を読んでのチャンスを得ました。

旭岳や忠別岳の表大雪、二ぺソツ山などの東大雪、十勝連峰。凍てつく山々の上にはヒマラヤンブルーのような青空。

なんで冷凍庫のような寒い中辛い登りを繰り返し登るのでしょうね。

なんとこの日は別の登山者もおりお互いびっくり?パドルクラブで購入したと思われるスキー板を履いていましたね。いろいろご迷惑をおかけしました。ご協力感謝致します。

IMGP1454この後、ロックモンスターやホシガラスなど様々なものを撮影し、最後は夕日のあたるトムラウシ。残念ながらサンピラ―はだめでした。そして、昨日いったん山を下り、下界の撮影準備を行っています。東大雪荘周辺も一日中-10℃位とやはり山にいる感じがしますね。

冬のトムラウシ山

IMGP1432IMGP1442

撮影サポートで冬のトムラウシ山に入っています。樹林帯にベースキャンプを設けますが、そこへの荷揚げ最中です。まるでヒマラヤ登山のようです。

左が少し上がった所からの神々しい雪をまとったトムラウシ山です。右が本日気温-15℃位のキャンプ地手前からの二ペソツ山です。西高東低の場合、道東地方は晴れることが多いのです。十勝連峰は雪雲の中で入山中一度も顔を出していません。

 

IMGP1417IMGP1421

荷揚げは我々サポート班のみの行動なので足元は山スキー。荷揚げ後に少しハイクアップ後お楽しみの滑りで労をねぎらいます。パドルクラブ池内店でガルモントの靴やアトミックの板など一揃えした学生さんや正しい北海道の冬装備の紐締めのプラスチックブーツに取付シールの学生もお手伝いです。いろいろな装備で雪山楽しんでます。もちろんサポートもばっちりです。

 

旭川、層雲峡

IMGP1413週末の1/16-17は層雲峡銀河の滝です。北海道山岳連盟の講習会講師で行ってきました。例年より雪は少なく、寒さもあって渡渉も楽勝です。肝心の氷もまずまずの感じですが上部は最中になったりでクライマーやビレイヤーは気が抜けません。天気はまずまずですがとても寒い2日間でした。

 

IMGP1389IMGP1400

1/11は層雲峡の散策で紅葉谷です。秋もいいけど冬もちょっとした散策にいいかもしれません。滝はまだ口が大きく開いていますが、氷瀑祭りのころはいいかもしれません。

13は旭川市の外国樹種見本林に散策です。三浦綾子さんの小説を思いながらでもいいですね。思い思いの距離を歩いて、記念文学館で余韻に浸り帰ってきました。

冬の散策からクライミング、何でもやっています。夏山に備えて体を動かしましょう。

2015年有難うございました

IMGP12752015年も本州や道内各地登ってきました。ドタバタの12月は山納めで道南へ行ってました。

函館戦争の砲台跡の台場山は周辺に何カ所かありますが、今回は峠下へ。珍しく雪の多く積もった中、ラッセルをしながら渡島富士の北海道駒ヶ岳と大沼を見ながら砲台跡を登頂。

熱めの温泉、湯の川温泉に泊まり翌日は裏函館展望台の一部?4等三角点の設置された仁山に登ってきました。

雪少ない道南を目指しましたが初冬のトレーニングになりました!?

 

IMGP1296IMGP1303

 

 

 

 

 

 

左の画像はMAMMUTストアーIKEUCHI店コラボでスノーシュー体験で中山峠蓬莱山へ行きました、が絶好の山日和なのですが積雪もなくラッセルなし。時々樹林帯でラッセルもどきをしました。頂上からは羊蹄山もくっきり。

スタッフ斉藤さんの出番もなく登頂。終わりよければ…ですね。2月、3月もありますのでMAMMUTストアーIKEUCHIもチェックして下さいね。

右はパドルクラブ講習会で危険回避や万一のためのロープワークなどを目的とした八剣山。吹雪いたり晴れたりの忙しい天気でしたが実践的な山となりました。結び方やフィックスの仕方、下降や引き上げなどのロープワークを経験してもらいました。

 

IMGP1331IMGP1338

 12/23は最後の夏靴として静内フットパスへ。今回は街中を巡るコース。白鳥やマガモ、オシドリなど観察したり静内の街を見下ろすシャチ跡や、日高の山々を見渡せる橋に山の名前が埋めこまれていたりと、新しい発見ばかりでした。冬のフットパスもいいですよ。

 

IMGP135526日はBCスキーに興味あるけど…昔スキーの経験ある人はまず大丈夫。まずお試しで一式レンタルして山に行ってみましょう!ということで三菱山へ。

シールをつけて登るだけでも楽しいという方もいます。慣れるとやはり下りも楽しくなるのが常ですが。ということでまずはやってみましょう。

16年ぶりのスキーがシールウォーク。登りで山回りも谷回りもなんのその。1時間強で登頂!下りも

転ばないようにし楽しみましたよ。

 

 

IMGP1355

最後に!来春3/12ロードショー「エベレスト 神々の山嶺」の試写会は感動しました。夢枕獏さんの原作は読んでいましたが、映画になるとは。昔読んだ森田勝、長谷川恒夫思い出します。

このころはまだ自分がエベレストに登るとは考えられない頃。憧れでした。

自分は2000年5月北海道山岳連盟隊として中国側からエベレストに登頂し、頂上からの景色をおもいださせる映像です。チベット高原の荒涼さ、マカルーがかっこいい!ローツェはとなりすぎてよくわからず、というのも感動。そのほかの映像やストーリーも山ヤから見てもいい映画でした。お楽しみにして下さい。

 

2016年もご参加お待ちしています。遠慮せずにまずは一歩を踏み出してみましょう!良いお年をお迎え下さい!

雪の中の遍路道

IMGP1257IMGP1251

11月も終わる頃の大雪、62年ぶりとか。そんな中、日高の東山を目指しましたが道路や高速は渋滞や通行止めが相次ぎました。急きょ場所を変え安平町の一等三角点の山あんぺいさんへ雪の中馬蹄形の縦走をし、シーズン初めのラッセルを楽しみました。大きな山は雪雲ののかでしたがそこそこの展望を楽しみました。

登頂後、雪山の安全祈願?をしに栗山でお遍路巡りです。雪をかぶったお地蔵さんたちに願いをかけ御大師さんの頂きに立った後、雪で白く輝く夕張岳を楽しんだり三等三角点を掘り起こしたりして温泉へ。

道が悪い中札幌へ戻り、18時からパドルクラブ講習会inイケウチ、雪山の基礎をやってきました。足の悪い中ご参加頂きました方々に感謝致します。

中途半端な季節、講習会でも

IMGP1208寒く中途半端な天気ですが、パドルクラブで講習会を行いますのでお時間のある方はぜひお越し下さい。

「雪山の基礎」は山スキーやスノーシューでの道具選びや装備、服装について講習します。冬に何かしてみたい方はご検討下さい。

会場の都合がありますので電話で希望場所にご予約下さい。当日は筆記具のみお持ち下さい。

 

合わせて実技の講習会もあります。

12/5(土)雪山講習会 札幌50峰に挑戦!

  長靴や登山靴でその一つ手稲丸山(141m)と五天山(303m)に登ってみましょう。他に様々な山があります。参考にして是非チャレンジしてみて下さい。全3時間程度です。

 

12/19(土)危険な場所の通過・搬送法、ビバーク

  スノーシューか登山靴などで八剣山(498m)を登山しながら行います。

  危険個所の通過や負傷者が出た場合の引き上げ方法や搬送方法、緊急時のビバーク方法について勉強してみましょう。全4時間程度です。

 

この後も1月、2月と初心者向けの講習会を予定しております。参加費は5,6千円です。集合時間はばしょによって7時半から8時です。暖かい服装と飲食物をお持ち下さい。

お問合せやお申込みはパドルクラブ大谷地本店(011-890-8777)又は山岳ガイド工藤(090-8272-9398)までお願い致します。

 

 

IMGP1181中途半端な季節なのでみなさんで塩谷丸山に登り、秋晴れの山を楽しみ、海を見ながらの温泉ランチ、かまぼこ購入などをしてきました。こんな季節は低山が楽しいですよ。

 

徐々に冬山モード

IMGP1118IMGP1083

 週末は札幌をはじめ各地で初雪を観測したりと天気に恵まれませんでした。

 先週末はC社のバス登山で西岡焼山から白旗山へ縦走し、札幌台、一等三角点「月寒台」とマチなかの縦走路を時間で踏破しました。この日は紅葉を見ながらの暖かい日でした。一転の天気です。

 画像左は昨年の大雨ですっかり姿を変えた空沼岳登山口です。駐車スペースは少し下流にあり問題はありませんが広くはありませんので注意が必要です。

  渡渉地点も問題なく通過できました。空沼岳を越え、札幌岳への縦走路に入ると崩れた縦走路の藪漕ぎ。それまではうっすら雪の残った道を歩いたのですが、ここからは笹に積もった雪も加わり全身ずぶ濡れ状態での藪漕ぎ。ヒョウタン沼からは少しましですが慣れていないと大変です。それでも空沼岳から3時間半で札幌岳に至り上々でした。賑わう頂上で大展望を楽しみ、冷水コースを下山す。充実した縦走だったようです。

 

紅葉と初雪登山

IMGP1065IMGP1074

10月も半ばになると様々な所から初雪や初冠雪の便りが届きました。そんな中、本州から戻った14日にMAMMUT Store 札幌IKEUTIのイベントで有珠山に行ってきました。当日は紅葉の徳舜瞥山からホロホロ山登山!の予定でしたが、思わぬ降雪で定山渓から中山峠、登山口など雪で急きょ雪の無い所に変更しました。快適な登山でみなさん大喜び!?

その翌日は下界の雪は消え山の上だけが白く輝いていました。場所は簾舞の兜岩と兜峰で札幌岳や余市岳などの白き峰々を見てきました。その後は週末の西岡焼山から白旗山の偵察に行き、紅葉の山々をさらに堪能してきました。

 

 

IMGP0978IMGP1021

10月の連休は上越方面でした。10日は素晴らしい天気と紅葉の中を火打山を目指します。高谷池辺りから曇りましたが何とか初雪残る頂上を踏み黒沢池ヒュッテへ入りました。

翌日は天気予報が外れ朝から雨の中を妙高山を目指します。きつい登りをひたすら耐え真っ白な頂上を踏むことができました。鎖場を越え妙高スカイケーブルへの分岐辺りから下に行くと下界はややいい天気で紅葉を楽しみながらの下山でホッとしました。

12日はこれまた大物、戸隠連峰最高峰たる戸隠富士、高妻山です。暗いうちからの出発で滑滝辺りからご来光を望み思わず手を合わせてしまいます。頂上からも大展望で昨日までの火打、妙高などを望み、長い道のりを登山口へと下山。戸隠神社周辺はまだまだにぎわっていました。

本州の山ダイジェスト

最近はダイジェスト版が多くなり少々反省気味です。

とりあえず8月と9月の本州の山の報告です。

IMGP0208 IMGP0300

 8/20-23は富士山の1合目から登り山頂に泊まって、高山病の体験をする北海道山岳連盟の講習会です。

 初日は富士山古道の一つ、須山古道の玄関口である須山浅間神社神社に参拝後、車で1合目までトレース。2日目からは歩いて登ります。1合目の水ヶ塚公園から宝永火口を経由し富士宮口6合目の雲海荘まで変化に富んだコースです。3日目は頂上まで登り、雲海の上快適に剣ヶ峰やお鉢一周をし、郵便局も立ち寄り、山頂の山小屋に泊まりました。軽い頭痛の人もいますが血中酸素飽和度はおおむねいい人ばかりでした。画像は山頂での私の数値です。翌朝は重篤な高山病の人もいなく、きれいなご来光をみんなで拝んで、プリンスコースを下山、満足しながら新千歳へと戻りました。

 

IMGP0379IMGP0492

 8/26-30は南アルプス南部の光岳から聖岳縦走です。富士山のように天候に恵まれることを願っていました。

  初日は遠山郷まで移動。日本のチロルを(“´_ゝ`)フーンと見物。翌日は朝のうち合羽を着ましたが易老岳辺りからは脱ぎ、何とか小屋まで到着。光石に登り記念撮影。小屋では後発で到着した新潟のツーアー会社が山頂往復の準備です。7月に羊蹄山を案内した方々が多くお互いにびっくり。

  3日目は時々雲の中に入りながら茶臼小屋に早目に入り疲れを取りました。小屋到着後に雨が降り出しホットしました。4日目は朝方は雲の中を歩きながら上河内岳を踏みました。そこからは雨。聖平小屋で荷物を軽くして雨の中を聖岳を目指します。頂上では少しやみ、記念撮影。何とか小屋に戻り乾杯。明日からは予報はよくなるはずなのだが。

  最終日は予想に反して朝からの雨。ひたすら便ヶ島を目指します。西沢渡は橋も流されずにいて無事通過でき一安心。ヒルのお土産をもらい札幌まで戻りました。その後の大雨で易老渡までの林道が崩れ入山できなくなったと聞かされました。

 

 

IMGP0692IMGP0714

  9月の本州はプライベートガイドで東北岩木山。シルバーウィーク真っ只中の9/20-21の2日間です。往復JR利用でいつもの違う移動風景に真新しさを感じたことでしょう。初日は三内丸山遺跡と岩木山神社を見学して弘前入り。三本柳温泉の心地いいおもてなしと岩木山を望む風景はいうことなしです。翌日はお手軽に紅葉の岩木山に登頂し、景色も楽しみました。帰りの函館駅で美味しい「鰊みがき弁当」をゲットし、夕食として札幌へ帰ります。

 

 

IMGP0819IMGP0872

 9/24-28は今年2度目の南アルプス。今回は北部の北岳~塩見岳です。今年は塩見小屋がクローズなので非常に大変でした。初日は芦安で翌日に備えます。

  2日目は朝方から雨で気温も低く、広河原から北岳肩の小屋までとして体力温存です。急で標高差のある所はこんな天気では大変です。

  3日目は晴れ女のSさんの効果が出て朝から富士山や甲斐駒、仙丈、鳳凰三山と言うことの無しの山々の展望と紅葉の具合に気分も高まります。北岳や間ノ岳、三峰を越え早目に営業を終えた熊ノ平小屋の冬季スペースに入りました。最後の小屋締めのため管理人の方がおり、トイレも困らず快適でした。翌朝は完全にトイレも閉め冬季に備えるとのこと。

  4日目は今年一番の長丁場に挑戦です。熊ノ平から塩見岳を越え三伏峠を越えます。13時間を予想。朝3時には出発です。星を期待しましたが雲の中でした。塩見岳に近づくと白峰3山や南部の山も時々顔をお見せてくれました。塩見小屋の売店でバッチを買い、好天になった中、頑張って三伏峠小屋。疲労も限界、コーヒーやスープで最後の力を出す準備をします。16時半無事下山。皆さん頑張ってくれました。小渋温泉赤石荘で乾杯!

寒暖の差が大きいこと

IMGP9493 群馬から帰った翌日はクラブツーリズムの喜茂別岳。天気予報は回復傾向とのことですが、気温は低いですね。札幌は運動会が行われましたが、山は寒く下山まで雨具。山菜取りも旬でした。

 

IMGP9498 そしていよいよ6月、第一弾はまたまた中山峠を越えてすぐの尻別岳。前日の寒さはどこへやら。暑い中のお花見登山。シラネアオイはもちろん、エゾカンゾウやハクサンチドリも咲き始めました。遅咲きの桜も演出に一役買ってくれました。風が冷たいのが救いの一日でした。

 夕方の部の登山講習会も盛況に終わりました。有難うございます。今後も続くのでご参加下さい。

 

IMGP9508 6/4は登山の基礎知識の実技講習会として樽前山一周です。この日の天気予報も今一つでしたが、思ったよりは雨に当たらず幸いでした。標高900m前後で雲がかかったり抜けたりの通り道で、下界や溶岩ドームも見え隠れしています。終始冷たい風が吹き、体感温度も低くなり冬に逆戻り?という感じです。自然の厳しさを感じ取る実技講習会でした。

 夕方の机上講習会は本州の山の紹介と高山病の内容でしたが、みなさん非常に熱心で質問も多くびっくりです。いろいろ勉強して安全登山で楽しんで下さい。

奥秩父と群馬の山

IMGP9395 今週は本州の山です。奥秩父の両神山を登れば奥秩父周辺の日本百名山がつぶせる、との要望からえるむ山遊舎群馬の山の前に登ってきました。気温は30℃を超える日でしたが、日陰の中で涼しく急な登りや鎖場を通過でき、無事登頂できました。

 

IMGP9435 木曜日は群馬と長野の県境付近の四阿山。気温が高く、景色もぼやけましたが、花や残雪や風に助けられ登頂。花の根木岳周りで雰囲気の違う山を味わいました。

 

IMGP9456 翌日の草津白根山は火山活動の影響で現在行ける所へということで本白根山に登りました。頂上は火山活動やロープウェーの影響か誰もおらず、カモシカが迎えてくれました。所かわれば品かわる、で新鮮でした。

 

IMGP9479 最終日は赤城山。レンゲツツジやヤシオツツジ、残雪の山々がきれいでした。大沼の畔に、お世話になった青木旅館や赤城神社を見下ろし感謝感謝!

5月中盤戦

IMGP9263 あっという間に時間は立つな、と年齢を重ねるごとに感じます!?5/15はC社の登山ツアーの時にご一緒する添乗員のみなさんの講習会で、午前中は座学、午後は円山で実技講習会を行いました。初めての方からよくご一緒する方まで多くの方々が参加しました。安心安全の登山ツアーを探してご参加下さい。

 

IMGP9277 17-18は、道南は旧国鉄松前線の廃線後も通る殿様街道へ。蝦夷地警護のため松前から函館や日高方面など各地へつながる重要な道です。松前城からの殿様も通ったといわれています。この部分は整備された道をスタート地点からゴール地点まで一周できるのでお勧めです。ヤマシャクヤクやヒトリシズカ、スミレサイシンほかたくさん咲いて、ブナの新緑とともに癒されました。そして松前でウニ、アワビ、マグロの美味しい食事で乾杯。翌日は白神街道で山菜取りも。

 

 

IMGP929022日は久しぶりの浦臼山から樺戸山へ。雪解けが早くエンゴサクやカタクリは今一つ。浦臼山から先は道がだいぶ荒れていて藪漕ぎやササをたよりに崩落地を通過したりと緊張感を持ちながらの登山。残念ながら苦労は展望に反映されず、標石に掘られた「樺戸山山頂」を入れての記念写真でした。もちろん美味しい旬のものもありました。

 

IMGP9335 菜の花畑のバックに利尻山があるのわかります?5/23-24で島です。初日は天売島でウトウ観察や美味しい食事、翌日はFPを2時間くらい歩き奥尻島へ。オンコの荘やめん羊放牧地などを巡り5時間ほど歩きました。天気は最高で利尻山も留萌あたりまで見え、北海道人以外も感動の旅でした。山もいいけどたまには息抜きもしに参加して下さいね。

5月前半

IMGP9133 4月後半からの報告です。

 4/25は広尾岳の藪漕ぎを嫌い無意根山に変更して北アルプスのアイゼン訓練です。天気も良く羊蹄山もばっちり、アイゼンワークもばっちり。スキーの人も快適に飛ばしていました。

 27は道南の写万部山です。すっかり雪も解け鼻も先はじめさすが道南という感じ。天測点の頂上からは暖かすぎて展望はぼやけていました。

 IMGP916330は通いなれた洞爺湖中島です。今回は大島一周で桜や羊蹄山快適な遊歩道を楽しんできました。みなさん改めて中島の良さを感じたようです。

 IMGP92065/1-3は北アルプスの常念岳。常念小屋のテラスで自撮り。槍ヶ岳はどこでしょう。言うことなしの山行でした。

 

 

温暖な南紀から春の札幌、はるかな道のりへ

IMGP90144/17-20で熊野古道大辺路へ行ってきました。温暖な南紀白浜あたり、歴史を感じる富田坂、山道ですね。そして復活した「あごの渡し」で渡船体験、通行手形を頂きました。雨や放水の影響で川の水は濁り気味ということでしたが、十分きれいでした。そしてすぐに現れる仏坂の登り、集落から周参見の道のりは疲れ気味の所を花やかんきつ類が励ましてくれ何とか一日で踏査。歩き応え十分でした。

翌日の長井坂は楽勝?枯木灘を楽しみながらの歩きでした。その後、現代の大辺路を車で那智大社へ。の、予定でしたが2日間の成果が現れ、バリアフリー?でお参りできる速玉大社へ参拝後、湯峰温泉の常宿で疲れをとりました。

最終日は天気予報通り雨、本宮大社や和歌山県世界遺産センターなどにより札幌へ戻りました。

 

IMGP909221日はパドルクラブの地図読み講習会を兼ねて三角山から誘惑の大倉山を越えて奥三角山までの縦走。エゾエンゴサクやエンレイソウ、ヒメイチゲ、ナニワズ、フクジュソウなどなどの花々と、札幌の街の展望を楽しみながら、地図とコンパスの関係や地形を見るなど頭を使いながらの登山でした。ご参加頂いた皆さん有難う御座いました。

 

IMGP9105翌日は遥かなる道のり?中山峠から喜茂別岳を越え並河岳まで行って来ました。日々寒い所への行動で体は冬モード?視界が今一つのスタートから喜茂別岳を越えるころより回復です。喜茂別岳が遠くに見えますが並河岳はまだ?

頑張ったかいあって羊蹄山や無意根山をはじめとした山々の展望を楽しんできました。

馬追山は春です

IMGP89564/11-12は北海道海外登山研究会が恵庭市で行われました。鹿屋体育大学の山本正嘉先生を招いての研究会で、道内各地から様々な方が参加されていました。実行委員の一員として感謝しております。この模様は今後様々なメディアに乗るかと思います。高所順応の仕方も若干変化が出て来ており、先生の「登山の運動生理学百科」の改訂版が楽しみです。

終了後、南極に行くらしくなってきた雪氷の仕事でお世話になった方と、当時のメンバーの飲み会が京極で行われ翌朝は裏庭の羊蹄山もご覧の通り。山本先生は知人と一泊二日で無意根山へスキーと言っていたのでばっちりですね。

IMGP895914日はパドルクラブ地図読み講習会とのコラボで長沼の馬追山へ行ってきました。雪は全くなくフクジュソウやエンレイソウ、エゾエンゴサクなど春先の花々が先はじめ、シーズン初めの足慣らしにも最適です。

IMGP8965一等三角点で道内に8点ある天測点の第一号が設置されているマニアックな方々も、展望を求める方々も喜ぶ山です。初級向けの楽しい山ですので足を延ばしてみて下さい。

この日は雲が低く展望はききませんでしたが、晩に前述の山本先生と江別でご一緒したら、無意根山は快適な雪でスキーと展望を満喫してきたとのことでした。春の天気はしょうがないですね。

21日は三角山から奥三角山で地図読み講習会を行います。ご参加下さい。

 

春到来!雪解けも進みました

IMGP8925日曜日はパドルクラブの地図読み講習会でした。ご参加頂きました方々、有難うございました。

場所はパドルクラブ発祥の豊平区西岡、その中にも札幌50峰に選ばれている焼山261mがあります。南区の焼山は厳しいですがこちらはほどほど。雪も少なく長靴や登山靴で地図の読み方やコンパスの使い方を覚えながら楽しんできました。時々風が強く寒くもありましたが意外な景色に寒さも吹っ飛びます?

夕方は机上講習で「残雪期の装備や危険回避」としてツェルトやショベル、ロープの応用やビバークや雪庇崩壊、沢地形などの危険回避を講習。シート搬送などは時間がかかるので別枠となります。今後も様々な講習会を行う予定ですのでお待ち下さい。

パドルクラブのFacebookにもアップしてますのでご参照頂ければと思います。

 

IMGP8928

6日は雨の予報でしたが、幸い夕方近くからの予報にかわり一安心して大二股山へ行って来ました。画像にある新旧の頂上看板がある古くから登られている札幌50峰の一つです。

最近は50峰を目指す人が増えたり、スノーシュー人口も増え訪れる方も増えてきました。晴れると頂上からちょっとずれると展望が広がるところでしたが、この日は標高850mから上部は雲の中となりそこそこの展望でした。

山はしまり雪でツボ足でもいいようになりましたが、時々の暖気でぬかる場合もありますのでご注意下さい。今回はスノーシューやかんじき登山でした。

春爛漫!南九州の2座

IMGP88713/26から3日間で開聞岳と霧島山に行ってきました。27日の開聞岳は九州南端だけあり桜や菜の花畑に目を楽しませてもらいながら登ります。暖かい日で登山者も大勢いました。924mの標高を甘く見ていた方は螺旋状に高度を上げながら足場の悪い所、急登に喘ぎながら、侮れない山!と感じながら登りました。登頂のご褒美の景色を楽しみました。

 

IMGP889428日は鹿児島県と宮崎県の県境の霧島山。火山活動で一部入山禁止でなので最高峰の韓国岳の往復ですが、ポピュラーな硫黄山側の登山道が使用できず、韓国岳避難小屋を経由するコースからの登山です。昨日より暖かい下界からえびの高原にやってくると少々寒く感じます。しかし、避難小屋からの急な階段道で体もホカホカ?こちらも侮れなかった!と感じた方もいました。高千穂峰は霞んでましたが大浪池の美しさなどが疲れを癒してくれました。霧氷はありませんでしたが、火口壁に残った薄ら雪がきれいでした。

天気に恵まれ、一足先にお花見をして春を感じ、まだ雪の残る北海道に戻ってきました。

春から一転、冬山へ

IMGP88393/21は暖かい春の陽気の中、蘭越のさんごくない山へ行ってきました。ラッセルもなく、快適に景色を楽しみながらのスノーシューハイクです。羊蹄山やニセコ連峰をはじめ360°の景色を楽しんできました。下山途中は、山スキー部隊の人とすれ違うだけ。今日は静かでした。

 

IMGP8841画像は発破の起爆装置?ではありません。23日はスキーのK2さんが時間をとってくれ、bca社製のトラッカー3雪崩ビーコンのトレーニングをするためにテイネへやってきました。パドルクラブのスタッフ向けの催しに便乗させてもらいビーコントレーニングキットを使い1人埋没や複数埋没などのトレーニングをしました。パドルクラブスタッフともどもT3ビーコンのことはお任せあれ!?

 

IMGP884424日は札幌中心部はいい天気でしたが定山渓方面へ行くにしたがって雪模様。定天Ⅲ峰からⅡ峰へ縦走の予定ですが、上に行くにしたがって吹雪模様。立っているのもやっと。雪もカリカリで急斜面は滑落しそうです。画像ではわかりませんがすごい風の中の撮影でした。

真冬並みの気温と天候で早々と下山。一部急斜面で階段を掘りました。何とか無事下山。市内は何事もない天気のようでした。山へ行く皆さん、まだ山の上は侮れませんよ。

寒い熊野、暖かい小漁岳

IMGP8722 週末の東京から熊野古道へ行ってきました。長年の付き合いのsさんの希望で熊野三山めぐりです。日本全体をすっぽりと覆った寒気団が居すわって、ここ熊野もさむかった!中辺路を歩いているときには雪が舞い、手もかじかむほど。暖かい地方に来たのに!

 3.11の震災の年に襲った紀伊半島の台風被害で一時中断していた舟下りも楽しみ、昨年よりも周りの復興が進んでいるのを目にしました。この日から暖かくなりはじめ、速玉大社やパワースポットの神倉山、那智大社と熊野三山を巡り、極楽浄土に行けるかも?と帰ってきました。

 

IMGP8795

翌14日は10日ぶりのオコタンペ湖を通過し、奥座敷の小漁岳を目指します。オコタン分岐はすでに満車状態。漁岳の人が殆どかな?気温は上昇気味でオコタンペ湖からは湿った雪で尾根に取り付くと膝くらいの湿雪ラッセル。もう少しで1000mラインという所で勇気ある撤退。

山は早出、早着きが夏も冬も大事です。一大事はこれを行わなかったときにおこりやすいのです。と、説きながら下っていると、尾根の取付きに一人登山者を発見。こんな時間に、と思ったらわれらがガイド協会の会長でした。明日の偵察だ!明日は絶好の登頂日和となるでしょう…。

 

 

東京だよ、おっかさん

IMGP8642週末は春めいた東京!のはずでしたが、小雨が時々降る肌寒い日にあたってしまいました。土曜日から日本山岳協会の第53回海外登山技術研究会へ参加するため上京しました。代々木のオリンピックセンターで行われました。

 

IMGP8640画像がいまいちでしたが、谷口けいさんや馬目さん、野中さん、とそうそうたる知る人ぞ知る人方が集まりあつい山々を語りました。この報告は山の雑誌で今後出るのでそれを参考にしていただければと思います。高所登山に興味がある方は是非参加して頂ければと思います。

 

北海道でも来る4月11日土曜日と12日日曜日に、北海道山岳連盟や労山、ヒマラヤ協会の合同による北海道海外登山研究会が恵庭市で行われます。興味のある方はどなたでも参加可能です。今年は高所登山の人々にはバイブルを送る鹿児島の鹿屋体育大学の山本正嘉先生をお招きします。北海道山岳連盟のHPからご確認下さい。

 

 

静かな一等三角点

IMGP8597春の嵐が落ち着いた3/3は厚田にある一等三角点の山、安瀬山に行きました。やそすけ、と読める人は少ないでしょう。奥まった山ですが、晴れれば素晴らしい展望です。この日は頂上に着く頃は風も弱まり、札幌近郊の山々もうっすらと見えましたが、近場は浜益富士や濃昼山などで、樺戸方面や暑寒方面は雲の中。この時期としてはまずまずですか。

 

IMGP8621翌4日は冬に逆戻り。支笏湖の隣に位置する北海道3大秘湖の一つ、オコタンペ湖へ行きました。支笏湖周辺は降雪で時々風も強まり吹雪も。地図読み講習会も兼ねていたので実践的なものとなりました。ゲストは8年前に私が担当した北海道山岳連盟の講習会に参加して頂いたOさんです。また、勉強したいということで大変うれしかったです。

オコタンペ湖はまだまだ春遠からじ、です。

えるむ山遊舎の雪遊びはまだまだ続きます。HPのelmsanyusya.web.fc2.com/でご検討下さい。

 

 

メジャーになりました!冬の青い池

IMGP854122日は雨予報が出ていましたが、見事にいい天気。美瑛の青い池周辺ハイキングです。このところ降雪がなく美瑛川沿いの散策路も所々トレースが残っていました。青い池はライトアップが今年からスタートし、夕方からもいいでしょう。

 

IMGP8536ブルーリバー美瑛川と滝がきれいなとこから歩き始めます。十勝連峰やトムラウシ山まで一望の白金温泉は春山の感じです。暖気で滝もポッキリ、これもよしでしょうか。

 

IMGP8549美瑛川沿いのお遍路コースや散策コースと春のスノーハイキングに皆さん大喜びでした。山もいいけどたまには雪のハイキングもいいですね。様々なアングルを連想しながら楽しいですよ。

山スキーデビュー

IMGP8518今年パドルクラブで山スキー一式を用意し、札幌国際スキー場やマウントレースイなどなどでスキー練習を積んで昔のカンを取り戻したWさん。滑走は自信がついてきたようです。

19日はいよいよ山デビュー。まだ傷口が癒えず少々自信がありませんが、天気はまずまずで、雪質も新雪はありませんがやわらかめ。塩谷丸山はここの所積雪はなく、ラッセルや様々なシュプールの跡が残り、人気の山を感じさせます。

IMGP8527まずまずの時間で山頂へ到着。先行していたスノーシュー隊は下山していました。羊蹄山や余市岳は頂上は隠れていましたが、その存在感はありました。まずまずの展望でいいデビューかな。

下りはまずまずの雪の硬さで頑張りながらの滑走。ギャラリーの目も気にせずマイペース。何とかけがもなく無事下山。お疲れ様でした。

この後は小樽のあのラーメン店により昼食、銭函駅前で美味しい土鍋プリンをゲット、帰路につきました。

スノーハイクetc.

IMGP8506syuku15日はカルルスの氷筍へ。道内荒れ気味の天気でしたが、ここら辺は強風が吹く程度でした。しかしラッセルはかなりあり、先導者に感謝しながら洞窟へたどり着きました。つららや氷筍はばっちり。

 

IMGP8493syuku11日は地図読み講習会で洞爺の本貫気別山へ。天気も穏やかでラッセルもほどほど。登りの途中では羊蹄山や洞爺湖も見えて地図の読み方も楽々。頂上へ着くころより雪模様。視界も悪くなりました。お手軽な登りで景色を楽しみ、ほどほどの勉強をしてきました。

 

 

IMGP8507syuku16日は旭岳の姿見周辺でしたが、山頂駅付近強風でロープウェーは運休。どおりで戻る車が多いはず。山麓駅は穏やかなのでカモ沼やワサビ沼散策へ。途中膝くらいのラッセルをしながら、きれいな針葉樹林帯を進み、冬でも凍ることのないワサビ沼を見学。細長い沼の雪形を見て様々な空想をして帰ってきました。

工藤 寛の登山日記 2015-02-10 08:56:30

IMGP8440  先週はマイナーピーク、大滝の低山でした。札幌は解けた雪が凍り路面状況が悪くなかなか進まない中、中山峠を越えるとお日様が出ていい天気。ラッセルも程よい感じで2時間半くらいで頂上。移動が時間かかりましたが、山はいい感じでした。羊蹄山や尻別岳は雪雲の中で見えず残念。太平洋側は少し開けまずまずでした。

 

 

IMGP8475 週末は北海道3大秘湖の東雲湖と糠平探索でしたが、日曜日が悪天ということで予定を変更。

土曜日に糠平湖へ。いい天気で暖かくここはどこという感じでした。タウシュベツの橋から二ペソツを撮影したりウペペを撮影したり思い思いの撮影を。暖気の影響でキノコ氷が今一つなのが残念でした。日曜日は午前中で散策を切り上げ札幌へ戻りました。途中雨だったので皆さんほっとしていました。

流氷も予定も流動

IMGP8374 週明け26日から毎年プライベートガイドで埼玉から来道の方のリクエストで道東へ。新千歳空港から合流。暖かい北海道にうれしさか悲しさか?高速道路は春の様相で順調に進み、丸瀬布からの下道も快調。昨年は大雪に阻まれ美幌でまさかの敗退でしたが、今年は順調にウトロ入りできました。オホーツク海の流氷もばっちりです。明日の流氷ウォークを楽しみに宿で寛ぎました。

 夜中はすごい風で時々目を覚ますほどです。先週の低気圧の通過で積雪が増えたこの地もこの暖かさで落雪もすごい中、またも強風で悪天か?朝起きるとまさかの雨!そして流氷は沖に流されたため流氷ウォークはキャンセル。今年もやられました。

 

IMGP8383 フレぺの滝へのスノーシューハイクは風で途中難儀しましたが、何とか到着。しかし、この暖気で今一つの結氷でした。流氷は沖に見え、フレぺの滝から行き場がなく本体へ延びる帯状のものも残りそれなりの景観でした。

  昨日羅臼に接岸した流氷に期待して太平洋側へ。しかし峠からはガスがかかり雨模様で最悪の天気です。羅臼に近づいても鉛色の海、国後は見えません。この低気圧の通過で知床半島からか慣れた流氷はいつ戻ってくるのでしょう。来年に期待しますか。

銀河の滝

IMGP8358 大荒れの土曜日、アイスクライミングの講習会で層雲峡の銀河の滝へ。

 終始吹雪模様の中、高速がいつ止まるかドキドキしながら層雲峡へ。ここも降雪がひどく風もびゅうびゅうと吹きすさぶ。

 12月の大雪と暖気で滝の下部は水が轟々と流れているが登りに支障なし。しかし、一段目上部がいつも空いているところが凍っており、降った雪が全部滝の下部に集中し、音もなく雪崩れてくる。ヒマラヤにいる気分だ。

 2日間みっちり講習。短いアイスの期間、参加者は燃えていました。

 

 

 

 

 

 

IMGP8337

 先週は山スキー一式をパドルクラブでそろえたNさんのスキー練習。Kさんにもおつきあい願い夕張のレースイへ行ってきました。

 もともと東北でスキーをしていて、途中ブランクを挟んでの再会スキーです。こんな狭いコースもありそれなりに楽しめます。

 山デビューめざし頑張っています!ご一緒する方も募集中です。

連休にぎわいました

IMGP8314正月明けすぐの三連休はいかがお過ごしでしたか。11日は札幌50峰の一つ、長尾山に行ってきました。前日の雪で国道はガタガタ。走りにくいことこの上ありません。何とか雪深くなった豊羽鉱山に到着。先客がいましたが7台前後駐車していました。

昔はモンスター樹氷を見ながらでしたが、地球温暖化を実感する光景の中の登高です。先行者のトレースを借りて順調に千尺高地まで行きましたが、上部は吹雪模様のラッセル。なだらかな頂上付近をピンポイントで頂上は大変なので頂上らしき所で終了。吹き付ける雪に逆らい千尺高地を越え、高度を下げると風も弱まり一安心。定山渓天狗岳の雄姿を見ながら下山しました。

 

 

 

IMGP8322翌12日は小樽のパワースポット、穴滝です。スノーシュー体験と地図読み講習をしながらのスノーハイキング。今年も雪深い小樽でしたが前日までのスノーモービルやスノーシューのトレースがかすかに残っており、穴滝直前のトラバース斜面以外は大したラッセルもなく到着。我々のほか2グループが訪ねていました。

画像は周りから落ちた雪で埋まった滝の隙間から、滝の裏側の洞窟にいる皆さんを写したものです。

面白いアングルで写すことができると思います。ぜひお試し下さい。

新年第一弾天気悪し

IMGP8311 謹賀新年 本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 新年第一弾は滝めぐりとして白老滝とイワナ沢の滝でした。天気予報は悪天の始まりをつげた中の出発。途中、雨やみぞれのところが多い中の到着。天気はみぞれと最悪。

 

 歩き始めても雨やみぞれ、あられと目まぐるしく変わる中の、イワナ沢の滝到着。天気のせいもあり氷の青さは今一つでしたがそれなりの迫力でした。

 その足で白老滝の予定でしたが、ここより標高も低く、雨の天気なので終了し、温泉でゆっくりしてきました。

 

 今年もご参加お待ちしております!

ニセコと厚真

IMGP823712/16から4日間ガイドの資格更新研修会に行ってきました。場所はニセコモイワスキー場周辺地形です。

ニセコの新谷と言えば知らない人はいないくらいの人。こちらのペンションに宿泊し、ガイディングや搬送システム、雪崩捜索、ロープワークなどを再確認。バックカントリー系では落ちた時の引き上げの一つに、ショベルの柄やプローブなどとロープを使い画像のように縄梯子を作りあがってもらう方法など紹介されました。いろいろな方法を知って、臨機応変に対応しましょう。

パウダーの状態は毎日ばっちりですっかり楽しめる状態です!

 

 

IMGP824621日は厚真町にある一等三角点の姨失(うばうし)山へ行ってきました。今季は雪が少なくしかも凍結しラッセルなし。天気はまずまずで樽前山や風不死岳、日高方面の山が展望できました。しかし恵庭岳などは雲の中で残念。作業道も入り組み油断大敵となっていました。地図読みにいいかも!

冬山始動開始

IMGP821712月に入りまずは雪の少ない所を!豊浦周辺の山に行きました。アンテナのある小花井山は羊蹄山は望めませんでしたが、噴火湾を眺めながらの雪道散策でした。そして知る人ぞの豊浦子育観音。きれいになっていました。そのあとは海岸線が美しいカムイシャチを楽しんできました。

 

 

そして昨年大雪で断念した小白山はブッシュに見舞われながらも登頂。無意根山の威容は見えませんでした。

 

 

IMGP8230 12/12は雪山講習会でした。スノーシューの体験や地図読み講習とを行いました。中山峠のスキー場もオープンですがその向かいにある境岳や風来山はまだ背の高いササが出ていました。

しかし膝くらいのラッセルを交代しながら、地図を読み地形を確認。時々晴れるガスの中、実践さながらの講習です。

 

今回はなだらかな地形の講習でしたが、12/23の講習ははっきりとした地形で、等高線が込んだわかりやすい地形での講習です。等高線の間隔と実際の傾斜を体験できるかと思います。ご参加お待ちしています。

 

12/15は札幌国際スキー場に行きましたが終日吹雪模様で積雪も増えてきました。事故に気を付けながら雪の中のアクティビティーを楽しみましょう。

冬の予定出来ました!

早いもので今年もあとひと月です。ようやくと冬の予定表ができました。会員の皆様の所には到着済みかと思います。まだの方はご連絡頂ければお送りさせて頂きます。

 ホームページにもアップしていますのでそちらでもご覧いただければと思います。アドレスはelmsanyusya.web.fc2.com/です。

 

IMGP8064

11月後半、17-20日で紅葉の小豆島へ行ってきました。最高峰の星ヶ城山は名前の通りお城があった所で見晴らしの良い所でした。前日は天空の城、竹田城址で山と城跡を楽しみました。寒霞渓周遊トレールも素晴らしい紅葉と天気の中巡ることができ皆さん満足のようでした。小豆島は観光やクライミング、登山、小豆島お遍路と魅力満載で一回では済まないかもしれませんね。上の画像は一等三角点の星ヶ城山です。下は寒霞渓の裏参道の紅葉です。

 

IMGP8109

それに続く24日は四方嶺へ。天気まずまずで雪を踏むことなくポンヌプリともども登ってきました。おまけの白老マザーズのスイーツと白老バーガに舌鼓を打って帰ってきました。山は人に合わず、下界は賑わう光景でした。

IMGP817425日は最近脚光を浴びている札幌の兜岩と兜峰。きちんと山頂に標識があります。札幌岳もひときわ高く、雪化粧です。ご覧のように狭い所もありますのでこれからの季節は要注意ですね。焼山や豊見山など整備した方々がここもしてくれたようですね。下山後はマニアックな藤野マナスルに登頂し暖かな一日を楽しんできました。

 

 

10月後半からは

IMGP8003 10月後半はイワオ鉱山跡探索や、札幌岳を豊滝コースから冷水コースへと縦走など。紅葉と霜柱を楽しみながらの山々。豊滝コースは造材作業をしておりゲートの奥まで車で入ることができあっという間の縦走でした。メンバーもそろっていました。

 11月前半は高い所は積雪状態なので、低山を目指します。一等三角点で道内に8ヶ所ある天測点の一つ、カムイロキや ウコタキヌプリ、賀張山など若干のヤブ漕ぎをしての登頂。やや高い陸別町の北稜岳は新設を踏みしめての登頂。阿寒方面がよく見えました。

IMGP8010 下界も雪が降ってくると、暖かい方面の低い所へ行きました。いぶりフットパスを楽しみました。プチナイアガラの滝や洞爺湖展望台、壮瞥滝など普段歩かない所をゆっくりとするのもいいですね。

IMGP8017

 

悪天前の月山、鳥海山

IMGP771010/9は月山縦走です。昨日の羽黒山、今日は月山の羽黒側から頂上を経て湯殿山に下山します。正しい参拝順序でご利益があるでしょうか。

今年の紅葉はいいようでカメラマンもカメラを構え待っていました。月山八合目のから紅葉が楽しめ、頂上から下ったリフト方面もいい紅葉で皆さん大感激。

湯殿山へ下りは難儀いしたものの何とかクリアし縦走終了。明日の鳥海山もまだまだ見えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMGP7753

翌日は鳥海山。宿は滝ノ小屋登山口に近い鳥海山荘。昨日宿の窓からは傘雲がかかり気になりました。

案の上、強風とガス、時々雨の天気です。しかし10/10は晴天の特異日、ということを信じ登山開始。なかなか好天になりませんが、ガスの切れ間から紅葉の鳥海山が顔を出します。鳥海山も今年は素晴らしい紅葉と言われています。

残念ながら9合目の伏拝岳からは今まで以上の強風で歩けそうもありません。ここを頂上としました。下山後、強風は続いているのですが、紅葉の山は姿を現してくれましたが、悔いはありません。

その後、玉すだれの滝などを見学し、酒田へ。翌日は山寺散策し札幌へ戻りました。その後は台風接近で天気の悪い東北のようで、かろうじて帰れた!という感じでした。

海抜ゼロ~

IMGP7663 9月下旬からは測量補助を頼まれ、日本の水準点網の再点検に参加。東京湾の平均水位から国会議事堂の日本の水準原点までを測り、ここから日本全国の標高が決まります。

その経年変化を見る北海道編です。ガイド業以外の仕事でも関連した業界で新鮮?かな。

 時間をとった8日間で現場をはなれました。実際はもっと時間の掛かる業務の一部を手伝って本業へ。

7日は新得へ。旧狩勝線の名残をたどり、新得山を縦断、新得そばを食し、十勝地方北部の秋を満喫してきました。

 画像はSLの石炭タンクが少し見えていますが、旧狩勝線の線路後の紅葉です。

 

 

 

 

IMGP7667

 そして本日からは出羽三山と鳥海山の旅で山形へやってきました。

 東北便の乗り仙台空港から専用車で出羽三山のスタート地点、羽黒山へやってきました。羽黒山から月山、湯殿山と三山巡りをして、出羽富士こと鳥海山を登ります。

 本日は天気の中羽黒山の2千段以上の石段を楽しみながら羽黒山登頂。今後の登頂を祈願し、南谷を松尾芭蕉になった気分で歩き、再度石段から下山。

 ご利益があることでしょう。さらに、今日は皆既月食。カメラにとらえるのは難しいですね。

秋山順調です

IMGP76169/22-23は道東へ。初日はいろいろな観光へ。最後の清里町のさくらの滝ではサケの遡上の一瞬を見て皆さん感動。最盛期を過ぎ勇壮な姿は見れなくとも感動です。

到着日は緑清荘の窓からは斜里岳の姿は見れませんでしたが、翌日は登るにしたがって雲も晴れてきて、沢登りチックを楽しんだのちの大感動。頂上からは360度の大展望。遠く羅臼岳や硫黄山を望めました。下りの尾根コースも乾き気味で転倒者なし。

温泉はい入り清里を後にするまで山の姿は楽しめました。

 

 

 

 

 

 

 

IMGP7626

斜里岳の翌日からはその前の週の大雨で中止になった然別湖周辺ハイキング。

北海道三大秘湖の一つ東雲湖。画像のように何とも言えない素晴らしい風景。肉眼の方がもっとよく感じることでしょう。紅葉も進み大雪山以外もいいかな?という感じです。ナキウサギは顔を出しませんでしたが声だけ楽しみました。

翌日はマニアックな駒止湖もまわりました。然別湖を中心として東雲湖は東沼、駒止湖は西沼の別名があります。ここもナキウサギの声のみ。

そして最後の長ったらしい名前の東ヌプカウシヌプリの登りでようやくふっくりとしたナキウサギさんを目撃することができました。

ナキウサギ観察を目的としていたので何とかなりほっと一安心。

 

 

 

 

IMGP7633 9/26-27は8月の大雨に影響で道道が通行止めとなり登山口まで行くことが困難になりました。頑張る方は道道の舗装道路や林道をえんえんと何時間も歩いて登山口まで行き登頂する方もいます。日高の主だった山頂のように。

しかし今回は無理をせず、登ったことのない山に変更ということで…。

南日高の展望台、と言えば思い浮かべることが多いピセナイ山。ここも最近、災害、工事などで行きにくい山となています。

今回はピセナイ林道入口まで車、そこから登山口まで歩きましたが、天気も良く、紅葉も進みなかなかの林道歩き。

頑張って頂上へ行くとカムイエクウチクシ山まで見え感動!画像では伝えられません。

みなさん行きたくなった山が増えました。

秋の鳳凰三山と十勝連峰

IMGP74069月は昆布岳や白老の滝など天気に恵まれました。

8日からは2泊3日の鳳凰三山。予報は悪く台風も接近中。先月の木曽駒の悪夢が…。しかし初日は広河原までの移動ですがまずまず。山は見えなく残念ですが。

2日目の白鳳峠の登りは辛くともだんだん景色が良くなり、昔登った人はなつかしみながら頑張りました。その後も八ヶ岳や甲斐駒、仙丈、富士山と展望を楽しみながら、ホウオウシャジンなど花も楽しみながら、地蔵岳観音岳、薬師岳と縦走。

薬師岳小屋で宿泊。十五夜お月さんも鑑賞。快適な夜でした。翌日は夜叉神登山口までも天気が持ちました。

 

IMGP7514翌日からは然別周辺のハイキングでしたが、夜半からの雷雨でお客さんの中には避難勧告が出ている方もいるほどでした。子供たちも休校になるほどです。2日間の山は中止。断水や停電は免れましたが、水の味がひどいです。

そして14-15は紅葉まっしぐらの十勝三段山。頂上からは明日の十勝、美瑛も見ることができました。翌日は美瑛岳からのご来光も拝めました。十勝岳までの縦走はできませんでしたが、美瑛岳の紅葉や景色は皆さん満足したことでしょう。

16からプライベートガイドで出ている先で大雪山や十勝連峰に冬の使者の到来、というニュースを聞き寒いはずだと実感。短い秋を楽しみましょう。

 

トムラウシ、旭岳、余市岳そして講習会

IMGP7116 7月後半は2泊3日のトムラウシ山往復からでしたが、低気圧の接近で登山日に悪天になりそうで急遽予定を1泊2日に変更。札幌早朝の出発でトムラウシ温泉コースの登山口に移動し、テントを担ぎ南沼キャンプ指定地まで登りました。

カムイ天上前後の泥濘は乾き気味で助けられ、コマドリ沢は若干雪渓が残るも快調に高度を稼ぐと前トム平辺りよりエゾコザクラやチングルマ、コマクサをはじめお花盛り。明日の天気は今一つなので、今日中に登頂。表大雪は雲の中でしたが、石狩岳や二ペソツ山等の東大雪方面から十勝連峰、旭川方面の展望があり万歳!

 

 

 

IMGP7126 翌日は上部は今一つの展望の中下山し札幌へ戻りました。

その翌日からはクラブツーリズムの「富士山に登り隊」の4回戦。キトウシ山での足慣らしは雨にやられましたが何とか登頂。本番の旭岳はロープウェーを使わず下から登頂を目指しましたが、姿見の池から上部で、雨と風に阻まれ敗退。一時、強風でロープウェーも運休するほどでした。

姿見の池周辺は大方のお花畑はリンドウやアキノキリンソウと秋の装い。雪渓が解けたばかりの所ではエゾノツガザクラやアオノツガザクラ、コザクラなどが咲き楽しめました。

 

 

IMGP7127 そして旭岳が終わると、札幌近郊の最高峰、余市岳へ。計画当初はゴンドラの運行も未定で、下から登る予定としていました。行ってみると平日でも時間帯を区切って運行しており、往復の料金とスープ、コーヒー付きのチケットを買うことにしました。帰りは最終の11:30には間に合わないので下まで歩く覚悟で出発。

前日までの雨の強さを物語る、水の逃げ場のない登山道、かぶさり気味のササを漕ぎながら視界のない登山道を頂上目指します。約2時間で余市岳頂上へ到着。雲も流れ無意根山や中岳、定山渓天狗岳と山々が姿を現し、周辺はアキノキリンソウで黄色く染まり、一味違う余市岳を楽しみました。

8/1はパドルクラブでの初級登山教室で、宿泊登山の基礎知識を知って頂きました。講習会は今後も行いますのでお待ち下さい。スケジュールはelmsanyusya.web.fc2.com/です。

新しい道、手のかけない道、3日後の道

IMGP6232 まずは新しい道。アポイ岳の翌日は暖かく天気のいい山でした。札幌は今一つの天気のようでしたが…。

噴火湾越しに残雪残る駒ケ岳を振り返りながら登る道。室蘭のシンボル、白鳥大橋も見えました。ここは室蘭岳と伊達紋別岳に挟まれた山、稀府岳です。昔は笹をこいだり雪の時期に登っていたのですが数年前に登山道が刈り分けられました。

気持ちのいい頂上からは展望を楽しみました。また、狭い頂上、後から来た方はゆっくりと休めず別の所へ移動。申し訳ありませんでした。

 

 

IMGP6239  手のかけない道にはいろいろあります。整備する人の人手不足、直近で使用する必要がないから、入ってほしくないからetc.と理由は沢山あります。

稀府岳の翌日も天気が良く暖かいため、以前から頼まれていた仁木町の頂白山へ急遽行ってきました。以前の林道は所々笹が覆い、ヤブ漕ぎ。ダニに気を付けましょう。

お手軽な時間で踏み跡をたどり最高点へ向かいます。雪が解けたばかりで思いがけずフラワーロードとなっていました。その後三角点のある広場へ行きランチタイム。余市や仁木の街と海を見ながらのんびりしました。

帰りは山のおすそ分けを少々頂きました。

 

 

IMGP6244そして再びアポイ岳。3日前はとても寒くお花も今一つ。風も強く大変でした。

20日も暖かく遠く南日高の山々が見える中の馬の背の登り。エゾキスミレやチングルマ、オダマキ、ヨツバシオガマetc.と3日前よりは華やいできました。

どんどんとお花の見ごろが始まったアポイ岳でした。

アポイ岳が初めての方は、ビジターセンターで自分の名前入り缶バッジと登頂証明書をゲットしいい記念になったと大満足のようでした。

 

遅れ気味のアポイ岳

IMGP6231 5/17久しぶりのアポイ岳。札幌は雨気味の天気でしたが、日高地方は曇り。しかし風が強く気温も低い。登るにはまあまあかな。

5合目から上は例年だと色とりどりのお花が姿を見せたくれるのだが。今年は寒いせいか百花繚乱とはいかず、ちょっと期待外れ。

画像の両脇はごらんの通り。しかしよく見るとそれなりに見ることができます。いい時を見ているとがっかりかもしれませんが、お花好きは満足できるでしょう。

早く暖かくなーれ!

野も山もお花の季節

IMGP6191  5/11(日)は夏日のいい天気の中、われら北海道山岳連盟の総会。決まっていたとわいえ少々がっかり。

13(火)からぐずつかない天気となる。黒松内のフットパス、チョポシナイ・コース10kmをトレース。

天気はパッとしないがエゾノリュウキンカをはじめ、エンゴサク、カタクリも現れ、○○や○○ニンニクも目についてきた。

最高点東山から来た道を戻り、2万1千歩の歩数とともに大満足で戻ったのは言うまでもありません。

 

IMGP6206  翌日は浜益富士こと黄金山。旧道から新道へぐるっと一周です。今日も所により雨の予報。

なるようになれと出発。部分的に雪は残っているものの、他はカタクリはもちろん、サクラソウやスミレ類、シラネアオイ、オオカメノキと様々と咲き、カメラが忙しく前に進まず。

ロープの張られた急な登りではお花や景色、呼吸を整えたりとゆっくりと登る。

頑張って到着した頂上手前にもアズマギクなどでパチリ。最後の登りを終え頂上に着くと群別をはじめとして山々の大展望。花と景色に大満足でした。

マニアック!幌天狗

IMGP6146  5/8の登山教室inパドルクラブ(札幌店)は無事終了しました。パドルのフェイスブックにもアップされていますのでご覧下さい。

今回は登山の基礎として道具の選び方や歩き方などを行いました。次回5/15(木)もパドルクラブで地図読みの講習会を開催します。気になる方はパドルクラブ(札幌店)へお問合せ下さい。

5/7はマニアックな山を目指しました。暑寒連峰・群別岳の南西尾根にある天狗です。群別に行く途中に踏む方も多いですが、今回は日帰りで往復します。

標高500m位までは雪がなく、時々ヤブこぎ。春の花が咲き、遠くは春紅葉も見ながらの登行。天気はまずまずでしたが、昼頃より上部はガスの中。なだらかな疎林の斜面をひたすら登ります。風もだんだん強くなり、気温も下がってきたので約4時間の登りで頂上としました。

 

想定外?

GW後半は北アルプスの入門、燕岳へ行ってきました。IMGP6104

5/2新千歳空港から羽田空港、そして車で中房温泉へ。翌日合戦尾根から燕岳へのぼります。

3日朝から登山者の車で賑わう中出発し、暑いくらいの好天の中、景色を見ながら5時間くらいで燕山荘到着。途中の合戦小屋のコーヒーは格別でした。

天気は昼頃から夕方にかけ天気図に現れない前線の通過で、一時的に崩れる予報が出ていました。見事あたり、頂上に着く頃は真っ白。頂上からの展望はダメでしたが、夕食頃に好天に変わり360度の展望を楽しみました。IMGP6114

 

ここまではよかった!

朝食の時、燕山荘の赤沼オーナーから「昨夜の地震で中房線が土砂崩れで通行止めです」と、まさか自体に直面。

とりあえず朝食後下山することにする。中央道の大渋滞を想定しての早目の下山、羽田への移動予定だったのに…。

15時前には開通したがもう飛行機は間に合わず。中央道の渋滞でさらに時間は容赦なく過ぎてゆく~!。21:30頃ようやく羽田周辺へ到着。明日朝一の飛行機に乗るべくホテル手配へ。

5日早朝、今回は震度4~5を都内で観測。さすがに気が付きました!また足止めか!と思いましたが飛行機は予定通りとび、一日遅れ新千歳空港に戻ることができました。6日は山が入ってなくてよかった!山での地震は何が起こっているかわからず怖いですね。

暖気のおかげ

IMGP5987 先週の道内は暖気が入り夏並みの気温になりました。山の上も例外ではなく、27日の布部岳も然り。

スキー客で賑わう富良野スキー場をRWで一気に登り、気温上昇中の山頂駅へ。暖かい空気で十勝連峰はうっすら見えるのみ。

風もなく暑いくらいでみなさん薄着になっての出発。リフトは乗らず、富良野西岳の夏道付近を登りはじめ、快調に進みます。しかし、雪が柔らかく横向きの登りにはスノーシューの性能によって四苦八苦。

 

 

IMGP5990 何とか最後の斜面を登りきると細い稜線と雪庇。振り返ると富良野西岳が遠くなっている。ここまでの登りの急斜面やここからのナイフリッジは気温が低く堅雪だったらリスクは増幅されていたことでしょう。

腐り雪で文句も出ますが良しとしましょう。

山頂からは芦別岳を間近に見ることができ、さまざまの事を思っていました?

下りは今シーズン最長コースの尻滑り大会で締めました。

寒さとともに?

IMGP5908 週末は毎回熊野古道に参加して頂いている方の中で、熊野速玉大社の奥宮的な神倉神社に登りたい、という希望のもと行ってきました。

寒い札幌を旅立ち、寒さを連れてやってきた川の古道を舟下り。あいにくの雨風のもとの川下り。

そして神倉神社の538段の急登の石段を登ると断崖に立つ社へ到着。雨で煙る新宮の街を見下ろし、思っていたより楽に登れた!とみなさん喜んでいました。翌日の大峰奥駆道の玉置神社も雨の中の参詣道。 雨の多い熊野の山は雨にも負けずサクラやツツジ咲、苔もきれいでした。

 

 

IMGP5853 熊野臨時便の前日は、私と明田通世ガイドとともにお手伝いしているクラブツーリズムの添乗員さんの研修お供しました。

前日は1日がかりの机上講習を行い、この日の実技となりました。

花見は何時になるんだ?と思うくらいの肌寒く雪の残る札幌円山公園。ここから東京のクラブツーリズムの講師と我々2人のガイドを講師に円山登山の中でお客様との登山を想定し研修を行い、頂上では救急法や搬送法をも行いました。

シーズン初めの登山やハイキングを行う添乗員さんとの共有ができ我々ガイドもこれから参加しようとお考えの皆さんも安心できますよ!

 

IMGP5953

ようやく寒さとお別れして暖かい札幌に戻りました。

23日は芦別岳本谷?を連想させるゴルジュの通過。

アイゼン、ピッケルの訓練で風不死岳にやってきました。このゴルジュ手前で雪が多くなりアイゼンをはき登ります。

上部はこのところの暖かさでズボズボぬかりながらの登行となりあまり練習にならなかったかな?しかし使用方法やショートロープの練習にはなったでしょう。

札幌の街は暖かくなり、山々の雪解けも進んできました。気を付けて楽しみましょう。

予定表はelmsanyusya.web.fc2.com/でご覧下さい。5/8はパドルクラブで机上講習会を行います。

残雪登山 まだまだこれから

IMGP5834

15日はまだまだ雪の残るニセコ・白樺山へ行ってきました。予報は昼位に前線の通過により雨、の予報。

新見温泉に車を止めさせてもらい登山開始。ラッセルもなく快適な雪質で順調に登行。目国内岳や岩内岳など展望もよくなってきた所、風も強くなり、頂上稜線は風にあおられゆっくり登行。

しかし、順調に登り、1時間半もかからずに登頂。積丹半島の山や昆布岳はやや霞みながらも確認でき、展望を楽しみました。新見温泉のおかみさんは今年は雪解けは早いと言っておりました。

IMGP5847 翌日は定山渓・南岳。こちらもまだ雪深く順調な雪山登山が楽しめます。登山口に着くと先行車が1台、スペースがなく少々戻った所に駐車。

こちらもしまった急斜面を頑張って登り切り、山鳥峰手前から大展望のご褒美が。定山渓天狗岳、無意根山、札幌岳、飛行場や余市岳などなど。

ここからは水平距離が長くなり、まだ?まだ?と自問しながら歩く所。景色を見ながらなので少し救われます。先行者1名とすれ違い、余市岳が目の前に見える頂上到着。風が強く寒いけれどみなさん満足のようでした。

 

季節のずれ ネパール編

IMGP1610 これは2010年3月26日のゴラパニ峠手前の画像です。山々の斜面が満開のシャクナゲで様々な色に染まっています。

連日好天でTシャツ姿で汗をかきかきのトレッキング。

今年は午後からにわか雨や雹が降る天気で、朝方も寒いくらい。途中は雪が降った後で積雪の上を歩く状態。このような景色はありませんでしたが、何とかシャクナゲをめでることはできました。4月が最高かもしれませんね。春の訪れは遅いくらいです。

IMGP5597 しかし、天気が悪くなった後の翌朝は空気がクリアーになり、山々の展望を楽しむには最高となります。

プーンヒルの丘約3200mの高さからの展望の一部です。  例年の暖かさだと空気が温まり7,8千m級の山々は空の明るさとでクリアーには見えにくいことがある春のシーズン。今年はダウラギリ方面の山々はとてもよく見えました。

アンナプルナ方面は若干の雲がかかりましたが何とか見えました。各国からのトレッカーは思い思いにシャターを切っていました。終わりよければ…かな。

IMGP5515

山の上も便利になりました。携帯電話はコース上からどこでもOK。ロッジもWi-Fiあり、充電OK。と時代の流れを感じます。

昔はコックずれのテント泊が多かったのですが、ロッジ泊が普通です。食事もカトマンズのレストランのようなネパール定食、ダルバートもおいしくいただけます。

山に行っても痩せられないかな!?

今春のシャクナゲ ネパール編

IMGP5681

昨日と一昨日は年一回の北海道のガイドが集まる大イベント、北海道山岳ガイド協会の総会。今年も多くの会員が参加し盛り上がりました。

3月下旬にネパールに行きましたが、上記のほかバタバタとしてアップが遅くなりました。

3年前はネパールのゴラパニ街道周遊トレッキングは、このパドルネパールの看板のビレタンテから歩き始めましたが、当時コマツの重機が橋を建設中。

IMGP5479

今回はその橋のおかげさらに上部のキムチェまで車道が伸びており、急な登りやヘアピンを超えキムチェまで車で行くことができました。

今までのロッジは通過で寂れ複雑な心境です。雨の中何とかキムチェまでたどり着き、翌朝起きると目の前には魚の尾っぽ、マチャプチャレの姿があり、みなさん感動。

今回はアンナプルナ周辺の山やプーンヒルの丘からのダウラギリ山群、アンナプルナ山群のパノラマとネパールの国花

IMGP5485シャクナゲの群落を楽しむゴラパニ街道トレッキング。

初日から山が見えついています。

歩き始めてしばらくすると7千mクラスのヒュンチュリやアンナプルナ南峰が見えて、シャクナゲも色を添えてくれています。

この後も天気に恵まれトレッキングは進みます。

険しそうな山でも

IMGP5418 16日の日曜日は、もう一つの顔である北海道山岳連盟の理事会。湿った雪が降っており、明日はラッセルか?と思いながら帰路につく。

17日は険しさで有名な定山渓天狗岳の一部、Ⅲ峰だ。本峰のⅠ峰は夏に登る人が多いが、Ⅱ、Ⅲは冬にまれに登る人がいるだけであろう。

冬であれば弱点を突き登頂できるし、藪漕ぎなし、木々の葉も落ち展望も利く、ということでいざ出陣。

 

 

IMGP5412

昨日の心配はよそに、足首程度のラッセルで快調に登行。急坂にあえぎながら最後の頑張りで登頂すると360度の展望。

余市岳や無意根山は頭をだしているが、羊蹄山は恥ずかしがって帽子をかぶっていた。後ろから見る定山渓天狗岳に感慨はいかに?

下山中、我々のトレースを忠実に登ってきた4人組が登ってきた。先頭と2番目はさも当然のようにすれ違う。少し遅れて登ってきたラストの2人のみわれらの芸術的トレースに感謝してくれた。

今は経験や先輩たちの教えがなくマナー向上が求められるご時世かな?!

 

長い道のりの果て

IMGP5401

3/12は支笏湖周辺にある奥座敷、小漁山に登頂。

お隣の漁岳も長い道のりですが、こちらも負けません。

ラッセルはくるぶしと楽でしたが、登り返しのある道路から平坦な所、急登、雪庇突破、偽ピークに騙される稜線歩き、と変化に苦しみながら?の登頂。

画像は雪庇突破後のものです。我々のトレースが一条の線になってます。

 

IMGP5405 頂上からはお隣の恵庭岳と支笏湖、白化粧のオコタンペ湖、漁岳、フレ岳、丹鳴山、狭薄山、無意根山から中山峠まで見えましたが、羊蹄山や樽前山、徳舜瞥山、石狩平野などは雪雲の中でした。

登り3時間40分の頑張りの甲斐のあった頂上にみなさん満足のようでした。

 

すべてにおいてご注意を

IMGP5345

3/8は定山渓奥の庚申草山。最近の街の天気はそこそこでしたが、山の方はいつも雪雲がかかっていました。

この日は札幌周辺は晴れたスノーシュー日和。勇んで頂上を目指すも、スタート地点より膝ラッセル。

スノーシューでも久々のラッセルは大変。お客さんにもかわるがわるラッセル体験。女性は股下ラッセルに!

時間がかかりすぎなので勇気ある撤退!帰りには足元からバスッ!と昨日までの積雪の下の弱層が現れました。

この後、すったもんだで滝見学に転身でした。

IMGP5364

翌日は滝野すずらん公園です。

この日はファミリーハイクでアシリベツの滝から巡り始めました。

歩き始めてしばらくすると「待って」、の声で近づくと!久々に出動したXCブーツがパカッと!

普段はお客さんに登山靴のソールはがれを注意をしているのにね。

みなさんも気象条件や久しぶりに使う装備など、チェックを忘れずに。

予定表はelmsanyusya.web.fc2.com/でご確認下さい。

 

 

北海道、冬の3大秘湖

IMGP5200

先週は暖かく天気が続きみなさん満足のようでした。

北海道3大秘湖は東雲湖、オンネトー湖、オコタンペ湖、です。

25日は恵庭岳をバックに雪原と化したオコタンペ湖で喜びの表現です!

IMGP5226

翌日は山、そして週末が道東へ。

オンネトー湖を横断し雌阿寒と阿寒富士をめでました。残念ながら東雲湖は来年かな。

翌日の丹頂見学は人の方が多かったかな。

 

IMGP5314

 

定着?スノーシュー登山

IMGP5017札幌市内の低山は最近スノーシューは流行っている?

手稲山に近い阿部山は頂上からは札幌市内はもちろん、石狩越しの増毛連山まで見える山。最近は平和霊園や平和の滝から登る人も増え、トレースもついているときが多くなってます。

この日のコースの霊園からは、百松沢山方面へのトレースだけで、途中から浅いラッセルのみで頂上へ。平和の滝からの2組がいてびっくり。単独の2組でした。

この日の頂上は晴れてましたが、市内の一部の雪雲が見られる天気。東区や清田区に戻ると短時間にそれなりの降雪があり「玄関を出るときに除雪したのに…」とみなさん残念がっていました。

IMGP5080

低山の雪山ともいえ罠が仕掛けられています。

11日の建国記念日は安平町にある一等三角点の安平山に行ってきました。

にぎわっているスキー場を背に尾根縦走コースを登ります。週末のトレースは残っていましたが、沢を渡るときにバランスを崩しあわやびしょ濡れ、という状況は回避できましたが。

気を取り直し1時間で夕張岳や芦別岳がさっきまで見えていた頂上へ。終わりよければすべてよし!

お手軽スノーハイキング

IMGP4993今週はスノーシューで気軽に行ける所ばかり!

画像は東川の岐登牛山。キトウシ山は比布町の鬼斗牛山や上士幌町の喜登牛山など道内に点在している低山から高山まであります。

東川の岐登牛山は途中に展望閣などあり出だしから山頂までいろいろ楽しめます。

コースや積雪量で1、2時間の登りとなります。

 

 

札幌近郊での滝めぐりは滝野すずらん公園にあるアシリIMGP4977

ベツの滝ですね。この日は気温が高い日続き、公園内も

プラスの気温。氷も解け気味でゴーゴーと水が流れていました。その足でマスミの滝も足を延ばすもこちらも結氷は今ひとつとなり、今後の寒さを待つ様子。

足を延ばして有明の滝も、というところで吹雪いてきてスノーハイキング終了。大谷地のパドルクラブで買い物をして帰りました。

 

IMGP4995

そして昨日、8日は金山湖畔のゼロの山。湖岸に一の山、二の山、三の山と続くちょっとした山地の山。冬は縦走もできますが、今回はゼロの山だけ。札幌は天気がよかったものの占冠や金山周辺は雪。

登山口からしばらくは堅めの雪もありくるぶし位のラセッセル。標高を上げるにつれ膝くらいのラッセルをしながら風雪の中を登行。真冬の様相。しかし二時間もかからずに登頂!

はるばる来たかいがあり、みなさん無事ゼロの山山頂ゲットです。コレクションが増えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暖かくとも

IMGP4968 先週は定山渓周辺の山にも行きました。今年も南区周辺は積雪がやや少なめで、この股下山の看板も上にあり、参加者の皆さんと写すのにも一苦労の状態。

ただ、この日もラッセルはひざ下とやや楽な積雪で、ひざ上の2時間半のコースタイムにならずに楽々登頂!?

天気は曇ったり雪だったりと、360度の展望とはいかず、うっすらと四つ峰やつげ山が見える程度。

 

 

 

IMGP4970 暖気の入った25日は恵比寿山でしたが、北海道新聞の小樽・穴滝の記事をご覧になり、是非とも訪れてみたいという方がいて、急きょ予定変更。

前回に比べて雪も降り、トレースは消え気味、しかも暖かくスノーシューに雪がくっつく始末。気温が高いため降り積もる雪も、体を濡らし気味。

しかし2人組の先行者がいてトレースを使わせてもらい少々楽をさせてもらいました。

一人のスノーシューが壊れて、途中でデポしたのでこのトレースがなかったら!という感じでした。

暖気にもめげずパワースポットの穴滝は幻想的でした。

 

 

しばれた滝の楽しみ方

1/23の北海道新聞をご覧になった方は小樽の穴滝の記事はIMGP4964

記憶に残っているでしょうか。

当舎のスノーシュー・ハイキングに北海道新聞社の記者が同行しました。

小樽のパワースポット、秘境、など様々な表現がありますが、洞窟の中から凍った滝の裏側はとても幻想的です。

丸瀬布の山彦の滝もいいですが、また別の感動があります。

 

IMGP4949

1/21は穴滝スノーシューハイクでしたが、18日は滝のもう一つの楽しみ、攀じ登るアイスクライミングも行ってきました。滝の楽しみ方はいろいろあります。

画像は層雲峡・錦糸の滝です。北海道山岳連盟の行事で、前日に銀河の滝で練習し翌日がこれです。

今年は氷の発達がよくありませんがそれなりに楽しめました。みなさんもいかがですか。

 

えるむ山遊舎の予定表はelmsanyusya.web.fc2.com/でごらん下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばれた~

IMGP4922  13日は札幌50峰の一つ、冬だけ登れる長尾山へ!

江別の自宅から厚別、東区、中央区と行くにつれ、降雪量も減っていき道路も快適になる。

南区は青空で、山々が朝日を浴び美しくみなさん笑顔に。

豊羽鉱山からの登りは途中までトレースもあり楽をさせてもらうも、所々ひざ上のラッセル。千尺高地からもラッセルを頑張り何とか頂上到着。

視界は悪く風も強い。しかもとても寒い!体感温度は氷点下15度以下か!という感じ。下山途中での昼食もそこそこに下山し、温泉へ直行!予定表はelmsanyusya.web.fc2.com/です。

今年の具合

IMGP4884

8日は美笛の滝へ

最近の暖気でいつもよりは氷は発達しておらず。

さあ、登りはじめ!ではなく今日はスノーシューでの足慣らしハイキングでした。

 

 

 

 

 

IMGP4891  9日は浜益の入り口にある飛散岳。ここも雪が締まっておりひざ上のラッセルをしなくても済み、楽勝で頂上へ。

登りはじめは曇ったり吹雪いたり、頂上は氷点下10度近くまで下がり、風もつき悲惨な頂上となってしまった!

 

下山は下に降りるにつれ天気も回復。今年初の尻滑りも楽しみました。

 

本年もお待ちしております

goraikou

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 
年明けのスノーシュー登山は1月5日の層雲峡・紅葉谷ハイクです。その後も8日の美笛の滝見学ハイク、
9日飛散岳、アイスクライミングやインドアクライミングなどもあります。
お気軽にお問い合わせください。
 パドルクラブにも予定表を置いてますので、ご来店の折にお持ちいただければと思います。

 皆様のご参加をお待ちしております。
                   12月は台風被害の調査補助で伊豆大島に行ったり、oosimausuzann

雪化粧の渡島富士こと北海道駒ヶ岳をバックに、夏靴で有珠山登山など
低山で雪の少ないところに行きました。

 

春が来た

 山の雪解けが一気に進んだ5月。

 幌天狗や奥手稲などの山々はヤブで途中敗退が続いていた。花の函館山はコジマエンレイソウがタイミングよく見ることができ、春山モードに。

  この時期面白いのは最近流行の山道歩き。濃昼山道や様似山道などに加え、礼文華山道やえりもの猿留山道がある。

 古道を復活させフットパスとして紹介もされている。

 今週は古道歩きで山菜を取ったり、オオバナノエンレイソウ群落地で、その美しい姿を見たり、近くに咲くカタクリやシラネアオイを見たりする、お日様の下のお花見ハイキングとなりました。

マニアたち

 無意根山からの尾根上にある小白山はマイナーな山だけど札幌50峰に選ばれている。先週の雪がうそのような天気の中、数年ぶりに登りに行くと、新しく付けられた道標がありびっくり。さらに頂上へ行くと立派なものに代わり、低い位置になったので撮影もしやすくなってさらにおりびっくり。

 この日は遠くは時々ガスで見えなく、風も強く、おまけにラッセルもあり3時間もかかってしまい、いろんな意味で感慨深いものとなった!?

 そして一日置いた28日はさらにマニアックな喜茂別町の 知来別山。この日は風も無く暖かい小春日和の中の登山。

 除雪終点から羊蹄山がどっかり見え、頂上が楽しみになる天気。1時間くらいで頂上に到着すると、しりべし兄弟?姉妹?が端正な姿でご挨拶。反対側の徳舜瞥・ホロホロ山、白老3山などが木越に見える。お手軽な展望山がみなさん気に入ったようです。

がんばれ!和歌山

 今年も熊野詣へ行ってきました。昨年は東日本大震災のすぐ後で、復興を願う路でした。

 熊野も昨年の台風12号の大雨被害がひどかったようですが、このニュースは部分的にしか北海道に入ってきません。今回は中辺路の大雲・小雲取越えですが、開通していると聞き行ってきました。

 先ず中辺路町にある熊野古道館に行きびっくり。国道側の崖が崩れ浸水被害、さらに本宮方面に行くと国道のあちらこちらが崩れ、片側通行だらけ。スタート地点の那智大社に行くまだはさらに熊野川氾濫の凄まじさを見せ付けられました。ニュースで伝わらない部分で凄い事になって、親しみある和歌山県を応援しなくては、と思いました。奈良県の古道もなじみなので、古道歩きを続けることが復興の一助になるかと思っています。

一日目は那智大社から一気に標高差536mを登りコース中最高の舟見茶屋跡へ。ここからアップダウンを繰返し二つの峠を越え、小口へ下山。自然の家宿泊。苔むした石畳や熊野灘を見下ろしたりと雰囲気のいいコースです。しかも静か。峠が山の名前なら山ヤが来るかな?

 中学校を改装した小口自然の家は被害は最小だったようですが、下流に行くと浸水被害があったとの事。大雨の凄さを知らされます。

 小口からは小雲取越えで請川まで落ち葉の上を歩いたり、百間ぐらからの熊野3千6百峰の展望を見たりと気持ちよく歩きました。移動日は小雪舞う寒い日で、昨日の大雲は晴れていたけど風が冷たくどうなるかと思いきや、暖かい小春日和の中、遠くまで見渡せるいい日となりました。那智大社や本宮大社では大きな音の出る銀色の硬貨をお賽銭にしたのはいうまでもありません?!今年も復興を願う路となりました。

いいシバレ具合

 大雪や寒波に見舞われる今冬は、雪かきなども大変!しかし寒波のおかげで滝の発達具合もよく、見ごたえするところが多いかな、と思います。

 アイスクライミングの地はもとより、最近のスノーハイキング聖地?支笏湖周辺や白老周辺も。2月は滝めぐりと山を組み合わせ、インフルエンザと戦いながらの月だった…。

 画像左は白老の山北沢の滝、右は「アイスクライミング禁止」の看板が掲げられた丸瀬布の山彦の滝。裏側から見れる滝は少ないな。

降りすぎ?!

 19日は札幌50峰にもなっている蓬莱山、中山峠スキー場の山から、一等三角点の幌滝山への予定でした。

 スタート地点からはかすかにモービルのトレースがあり、膝くらいのラッセル。高度を上げるとともに雪の量も増える。

 リフト終点より上は女性の腰ほどのラッセル。幌滝山へ向かうも…。勇気ある撤退を決断?スノーシューにも手ごわい雪でした。

えりもの冬

 襟裳岬を見ながらの2座登頂登山。初日は日高山脈最南端の豊似岳から延びるオキシマップ山。雪の無い牧場からひざ下ラッセルの登行。襟裳岬を背に頂上へ。

 翌日は雪模様の中、向にあるルシチ山へ。林道から頂上へ突き上げる急峻な尾根を登る。森林限界からは西風に当たりながら高い山の冬山の様相。昨日とは正反対の天気。

 えりもの風を体験しながらの1000mに満たない山の登山は終わった。 

 

 

 12日は北広島の奥にあり夏冬問わずハイキングに適した北広山へ。まだ雪は少ないと踏んでツボ足登山だが、以外に雪がある。ひざ下のラッセルで頂上まで頑張る。

 自衛隊のレーダーサイトの山から恵庭岳をはじめとした支笏湖周辺の山や、札幌市街を見渡せるいい日の雪山ハイクでした。

冬山本番?

 昨日は日高国際スキー場のある北日高岳の国道をはさんだ向側に位置する銀嶺山に登りました。

 薄いヤブを漕いで登る予定でしたが、昨日までの雪ですっかり雪化粧です。登り始めは足首程度でしたが、登るにつれどんどん積雪があり、頂上近くからはひざくらいのラッセル。2時間20分のアルバイトで頂上到着。

 ラッセルの労をねぎらうかのように展望が開けました。雲が無ければ日高の主だった山々が現れてくれるところですが、時々雪降る日としてはまずまずの展望ですね。

 12月の山としてはさながらの雪山となりました。

入門エベレスト街道

 11/20-29までネパールトレッキングの入門コース、エベレスト街道の入口のルクラからナムチェバザール周辺往復に行ってきました。

 我々の出発2日前までのフライトが天候不順で今までに例が無いくらいの長さでキャンセルが続いており、我々も不安であったが、カトマンズ出発から帰国までいい天気ずくめで、山中や機内からエベレストをはじめとしたヒマラヤの展望、カトマンズでのサクラなど楽しめ、体調不良者も出ることなく楽しんで帰ることができました。

ようやく山にも

 11月9日は赤平コースからイルムケップ山登山。標高は864mでずいぶん上まで林道だ。少し歩き始めると前日の雪が残っており最後のササのところは雪をかきながらの登り。しかしササがきれると素晴らしい展望の山頂でみんな大感激。ようやく山にも冬がやってきた?

 先週は、他に日高国際スキーから北日高岳や藤野にある焼山、別名は豊平山に登ったが、どちらも風が無く穏やかな天気の下の登山だったので新鮮な気分での登山でした。

 

 

暖かい日々

  久しぶりの投稿です。貧乏暇なし?でも無いですが…。

 10月上旬は山々も雪が降り冬本番かと思いましたが、後半は暖かくこれが10月?という感じでした。

 そんな暖かい中、10月も後半に道南の恵山と海向山へ登りました。紅葉美しい暖かな日に当たり最高でした。

 10月最後の週末はえりもにある、さるる山道とハート型のナイウサギ棲む豊似湖散策の後、えりも岬望む南の豊似岳登山。

 11月に入っても暖かい日が続き、1日の銭函天狗岳や3日の夕張・冷水山と最高の登山日和の下登頂でき皆さん大満足でした。

不調な秋

 9月は台風と大雨の影響で山も不調だ!5日からの南アルプス荒川3山縦走は登山口へ行くまでの道が通行止めとなり中止。翌週の阿寒3山は何とか天候に恵まれる。雨の天塩岳、紅葉さえないお天気雨の大雪高原沼巡り。林道通行止めで中止のウペペサンケ山。

 晴れた芽室岳や25日の天塩岳は紅葉が今ひとつ。寒くなったり雨降り、気温が上がったりと天気や紅葉、景気がパットしない9月です。画像は円山からの天塩岳。

暑さ本番?

 7/24から11日間北アルプスへ行ってきました。昨年の梅雨明けのすがしがしい天気を期待していたのですが、天気予報ははずれ、殆ど梅雨に逆戻りの状態でした。

 奥穂高岳から西穂高岳、焼岳の縦走は核心部での雨はなかったけど毎日合羽。後半の槍ヶ岳から穂高の縦走も毎日ガスや雨。最終日はようやく晴れ、オクホや前穂から景色を見ることができた。気温が低く歩きやすかったのには助けられた。

 道内は暑く大変だったようですね。北アルプスが涼しかったので8/4-5で行って来た斜里岳は暑くて死にそうでした。沢コースなので少しは助けられました。頂上からは知床連山がくっきり。釧路・根室地方は雲の中で山は見れませんでした。北海道の暑さを確認した日でした。

 

これから!

 21日は道北、名寄市民の山?ピヤシリ山へ。今日も山菜を求める人の車がたくさん。我々は名寄側の林道を歩き頂上へ。展望はまずまず、花はシャクナゲやオダマキ、シロバナノエンレイソウなどなど。

 下山はピヤシ湿原を通り下川コースへ下山。花と三歳で満足の一日でした。

 翌日は日帰りで東大雪の奥座敷?音更山へ。シャクナゲやサクラを見ながら森林限界を超えるといよいよ。

 ミネズオウやイワウメ、エゾノツガザクラをはじめ、様々の色のじゅうたんが作り始められて皆さん感激。

しかし、下山途中の雨でその感激も吹っ飛だ???

奥尻島

 北海道南西沖地震で津波被害を受け見事復興した奥尻島。我々も15日から3日間滞在しましたが、様々なところで視察らしき一団を見かけました。

 我々は最近脚光を浴びはめたフットパス・トレイルにやってきました。現在、空港周辺とその近くの青苗地区、フェリーターミナル周辺と3コースあり、今後増える予定だとか。どれも2、3時間のコースで整備されて歩きやすいコースです。そして、夜は海の幸を頂き翌日の糧に。

 フェリーターミナルのコースは、島のシンボル、なべつる岩を間近に見れるいいコースです。足が確保できれば、島で3番目の高さの「たましまやま」でアジサイやツツジ鑑賞もできます。まだ歩きたいコースもあり、皆さんまた行きたいと…。

 翌日からの1泊の山梨での出張は南アルプス市で行われましたが梅雨真っ只中の天気で、日本列島は南北に長いことを実感しました。

暑さに負けず!

 9日は天気もよく暑いぐらいの天気の下、白老町側からホロホロ山へ登りました。林道も少し良くなり、登山道もササが刈り分けられ快適な道になって2時間半で頂上。

 花は少くないコースだが目ざとい人はウドをゲット!

頂上からは羊蹄山などがかすんでみることができました。  

 10日は白老町の社台滝。曇りの暑い日には水遊びは一番?沢の流れを遡り巨岩帯を突破すると目の前に聳え立つ奇妙な巨大滝!滝の大きさにびっくりの探検旅でした!      

花、山菜盛り

 6月に入り暖かい日が続き花も咲き始めシーズンインを感じます。

 3日はニセコ・コックリ湖。シラネアオイやサクラなど咲き、雷電山周辺の残雪が湖に写りきれいでした。

 4,5日で知内丸山と大千軒岳へ。丸山は新しい道に様々な木の様相と看板があり楽しめます。大千軒は道道が通行止めでカニカン岳へ変更。丸山同様、○○ノコをいっぱいもらいました。

 7日の美瑛にあるブルーリバーハイキング、天気に恵まれ、観光客でにぎわう青い池には十勝岳の残雪が写り皆さん感動!おまけに山菜もどっさり!

道南方面

 5月19-20日は道南、横津岳~袴腰岳の縦走と函館山一周へ。天気に恵まれ、横津は時々残雪を楽しみ、函館山はコジマエンレイソウやサクラにツツジをはじめとした花々を楽しめた。残雪は昨年同様。しかし、翌日の喜茂別岳は夏道が出ているとの予想が見事打ち砕かれ、小雨で視界のない中の登頂だった。

 

23日は大成のパワースポット、太田神社へ。天気もよく花を愛でながらの急登な階段から胸突き八丁の連続、そして鎖登りで無事登頂。円空上人の洞窟でパワーをもらい、おまけのブヨ刺されももらって来た…。

 26日は三等三角点探し、シュッタ山へ。南北の頂上を踏み、日高幌尻岳や戸蔦別岳をはじめとした日高の山々や残雪多く残る夕張岳を春霞ごしに楽しめ満足!

時には嵐

  10日は浜益にある幌天狗。地形図には載っていない群別岳の南西尾根にあるピークだ。ガスの中、何も見えない頂上を踏み、天気予報に安堵するのは終わった!?下山は見る見るうちに天気が回復し、浜益のマッターホルンが足元に!

 13日はまたまた雨の出発。山は阿女鱒岳。雨枡ではないのに…

時々晴れ間が覗くが雨交じり。頂上に近づくにつれ風が強くなり足ってられないほどだ!間近で敗退。下は登りはじめと同じだ。こんな日もあるさ!

時には腰まで…

 天気がぱっとしないGW、後半もぱっとしない?

 7日は小雨模様の札幌方面を出発。富良野は天気もよく、スキー場も坊主気味。所々サクラも見える。目的の槙柏山も雲の中から時々見えた。

 登山口にはエゾエンゴサク、沢にはエゾノリュウキンカが咲き春の訪れを感じさせる。林道終点から雪が出て、その上をひたすら沢をつめる。上部の日当たりのいい所からズブズブとひざ下までのラッセル!頂上までの後半は腰までもぐるほどの柔らかさの雪にヘキヘキ、頂上からは芦別岳や十勝連峰の展望はないけど夫婦岩やお茶々などそれなりに見えご褒美となった。

先人の足跡

 4月は仕事よりも様々な行事が続く。先週はガイド協会の定期総会、北海道在住者の海外登山の集いである北海道海外登山研究会と4日間、この週末は北海道山岳連盟の集まりと、夏山繁忙期並みのスケジュールだ!

 その合間11日は札幌50峰の一つ、夏道のない大二股山。中山峠に行くときに見えているが札幌岳やサウス山に目を奪われ気づきにくい。平坦な頂上には年季の入った看板が今年も年輪を刻んでいた。

 12日は奈良県十津川村からの移住者の方々が開拓した新十津川村の残雪に最適な山、富士形山。新十津川には雪の時期限定のいい山の宝庫だ。

 明治22年に十津川村を流した洪水は熊野本宮大社も流し、現在はまだ四神しか再建されていない。洪水は海だけでなく山間地でも起こることを頭に入れておこう。

  14日は天人峡にある大雪山の展望台。ここも冬限定。あまりメジャーじゃないけど先人たちが残していったものがある。ピークハンターの証拠用には重宝だ!

 旭岳もつかの間だけ全容を見せてくれたがトムラウシから十勝にかけてはカーテンが閉じられておりがっかり。また来たいと言う声も出て救われた!

山も暑い!?

 東京ではサクラが開花して春が始まったようだ。

 道内も28日から天気がいい!この日は暑寒別の東側にある信砂岳。峠も雪が消え登り口の雪壁も低くなり楽勝。出だしから風もラッセルもなく汗をかきながらの春山だ。暑寒別岳の頂上付近は雲の中だが大展望を楽しむことができた!

 翌日はまたもや加車山。今回はスノーシュー登山。週末に大勢が入ったようで下部はトレースが残り高規格道路並み。

 移動可能な看板は来馬岳をバックにするといい場所になっていた。1時間少々の入門の山でやや大展望?の天気だが噴火湾やどっしりしたオロフレ山を見て皆さんは大満足!

  30日は臨時便で近郊のメジャーピーク、百松沢山だ。ここ3日間天気が良く気分も上々。今日も出だしから薄着で登山開始。谷筋で風もなくいい汗が出てる?雪はいまひとつだが山スキーヤが1名降りてい行った。まだまだ滑れるなー。

 時間に余裕もあり天気も良いので少し高い南峰まで足を伸ばし、高度間のある景色を堪能。定山渓天狗岳はどこから見てもいいなーとみんなで惚れ直してしまった?

奥手稲山

  26日は近郊の奥手稲山へスノーシュー登山。登山口についてジャケットを脱ぎたくなる春山日和。風もなく好調な出だし。

 トレースもガリガリモード。林道から尾根に上がると周りの高い山々は雲の中。頂上は真っ白でがっかり。早々と下山開始。高度を下げると何事もなかったような春山モード。近郊の低山はそろそろ長靴か?

各地の春山

 大震災直後の3/14からの熊野古道。中止もありえたが熊野さんに拝みに行くことに。今回はメジャーな中辺路・滝尻王子から本宮大社へ行く道の手前、潮見峠越えと枝道の大日越えと赤木越えを歩く。

 潮見峠は梅や桜、みかん畑などを紀州の暖かい気候の中楽しみ、翌日の大日・赤木はボタン雪が舞ったりする寒い日で、様々な気候を楽しんだ古道歩き。大好きな湯の峰温泉連泊で皆さん大満足!

  3/23の本倶登山は倶知安や赤井川方面は雪が降っており久しぶりのふかふか軽い雪のラッセル。羊蹄山は恥ずかしがって姿を見せてくれない。

 頂上はガスと雪で冬山モード。下山につれ上空は晴、風は冷たい。後ろ髪を引かれながらの下山。

  国道開通で登山時間が短くなり身近になった山。ここから見える羊蹄山は好きだな。

 3/25はオロフレ峠近くの加車山へ。今日は久しぶりのスキーだ。薄っすら雪が積もっておりいい感じ。

 数日前のスノーシューのトレースもある。ラッセルは殆どなくあっという間に頂上。オロフレ山や来馬岳など近くは見えるが樽前や太平洋は見えず残念。

 下りはこの時期にしては上出来の雪質でみんな満足!

奥座敷の一つ

札幌近郊の山々も奥まって登りにくい山がある。

その一つが札幌50峰にも選ばれている小漁岳。いざり岳を越しても、オコタンペ湖を横切っても長い登り。

6日、今回はオコタンペ湖を横断し急な尾根から取り付いた。昨年の稜線手前の荒天撤退地点を過ぎ、4時間ちょっとでこの頂へ。

頂上滞在中はガスの中だが、少し降りると普段見ない恵庭岳やオコタンペ湖が姿を現してくれご褒美のようだ。

 翌日は美瑛のブルーリバー&青い池ハイク。前日のクールダウン的ハイク。美瑛川の青い流れと側壁の氷壁や森の中のスノーシューイング、不凍の不動の滝見学、少しだけ顔を出した青い池見学と美瑛の穴場観光を歩いてきました。

春山!?

2月ももう終わり。28日は札幌50峰の一つ、採石場の山となっている硬石山へ。

三角点のある371mが地形図上の頂上で、景色もいいが、今日はこの頂上と一番高い本峰へ足を伸ばす。

出だしは雪が少なくヤブこぎなのでツボ足で登る。三角点の所まで45分、そこから本峰へ20分。春の足慣らし?

 翌日3月1日は愛別町の伏古山。ここは曇りの中だが、雪もしまっておりラッセルなし。が、上部はカリカリの所もあり部分的に難儀するも無事登頂。

 中愛別など近くは見えるが大きな山はガスの中。下山中にこの辺は雪が降ってきた。

 2日は西昆布岳。豊浦に着くまで天気は上々。出だしの牧場歩きもお天気の中ルンルン。登るにつれ雪が…。

 上に行くほど軽い雪の軽いラッセル。頂上手前から雪が横から降りビュービュー!写真とって草々に下山。天気は降ったりやんだり。春の天気だ!

好天続き

 大雪続きで朝除雪してからの出発がうそのようになった2月。山も比較的ついている。

 18日は富良野西岳、ロープウェー山頂駅付近はガスの中で、どうなるかと思いきや、登り始めると風もなく時々山頂も時々見える天気だ。

 雪は少なく、山頂直下の急登はハイ松に足をとら苦戦するも、無事三角点が出た山頂へ登頂!

 前日は札幌50峰のひとつ、四ツ峰へ。天気が終日良く、稜線からムイネやジョウテンがくっきり。

 ラッセルもそんなに大変でもなく登頂。この頂にも最近看板がおかれている。

 季節を問わない登山者が増えたためか、今までにないマイナーな山、北海道神宮の山だった?神社山や藤野の豊見山にまでも看板が置かれていてびっくりの今冬!