2017夏山納め

2017.11.23-26 屋久島縦走
ガイド:YOU


例年になく雪の早い北海道。
11月中旬過ぎには札幌国際スキー場もオープンして、スキー場は大賑い。

初滑りに行きたい気持ちをグッと堪えて…。
というのも、今シーズンラストの夏山の仕事がこの日程だったので…誘惑には負けないように…滑って気持ちが冬に向かないように…(笑)

ということで行ってきました屋久島。
かれこれ2010年以来だったので、とても新鮮な気持ちです。

新千歳〓羽田〓鹿児島〓屋久島。
鹿児島空港で時間があったので↓↓

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南国チック〓

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西郷ど~ん。

西郷公園。空港前で、ちょっとした時間があればオススメスポット。
一見暖かそうな写真ですが、全国的に上空に寒気が入っていて、ヒンヤリ〓


二日目、真っ暗なうちから登山開始。
稜線で厳しめの予報が出ているので、縦走は反対周りに白谷雲水峡から。

明るくなってくると、景色はやっぱり相変わらずの屋久島感。
しっとりとした緑の世界。とても気持ちが良い。

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こだまが現れそう・・・。

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大木だらけ。

トロッコ道を歩いていると何やらディーゼル的なエンジン音が・・・〓
線路でこの音・・・脇に避けて待ってみて・・・後ろから現れたのは↓↓

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やっぱり。

奥のトイレのメンテナンスに出掛けたそうです。
ご苦労様です。お陰様で快適にトイレを使わせていただきました。


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ウィルソン株も健在。

この前イッテQで出てましたね!


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ん~・・・綺麗な水辺。

魚が棲んでいるならば、
あの辺に毛鉤を落としたら・・・バシャ!!っと来そう。
妄想してましまいました(笑)

色々聞いてみると、屋久島にはあまり淡水魚が居ないとか。
雨でしょっちゅう大水が出るので、水生昆虫も少ないとか?
水も綺麗過ぎて棲みづらいのかな~。

ここでテンカラが出来たら幸せなひとときだなぁ~。。。


色々な気持ちになりながら、順調に進み、縄文杉へ。
到着する頃から晴れて、デッキも貸し切りに!!

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やっぱり巨大!

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デッキも新設されていたんですね。

ちょっと遠くなったのは残念ですが、綺麗に見上げることが出来ました。
隣にも違うデッキがあり、違う角度からも眺められる。
これまた良かったです。

この日は無事に新高塚小屋へ。
小屋もテント場も超満員!!ちゃんとテント持ってて良かった〓
屋久島の縦走環境は北海道と同じです。
小屋ありき、ではなく自分の衣食住は全て自前で。

久しぶりに山中クッキングも楽しみ、
みんなで飲んで語らって山の時間は更けていきました・・・。


三日目も真っ暗の中、登山開始。

そういえば、今回気になったことが一つあって、ヘッドランプのことです。
十分な明るさがないと、やはり危ないなと。

日の出前の行動開始、日没後の行動、山中泊などがヘッドランプの主な活躍の場ですが、以下の条件を満たしていることが大切なのではと感じました。

①コンパクト
②明るさは100ルーメンはあるべき
③スポットライトタイプ、拡散タイプの切り替え
④明るさ調節が出来ること
⑤電池は新品を入れてくること、予備電池も忘れずに。

なかなか出番がない・・・という方もいらっしゃるかもしれませんが、
心配な方は今一度ご自身のヘッドランプを点検してみてください。
暗くしたご家庭で使ってみるだけでも良く分かると思います。


脱線しましたが、縦走は進んでいます。
稜線に出ると景色も開けて展望も得られました。

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永田岳方面。

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奇岩もたくさん。

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アイアンマン in Yakushima?

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宮之浦岳。

前日の寒さから、稜線では雪、新高塚小屋でも霰が降ったそうです〓
屋久島の山で初めて雪を見ました!
北海道民が来たから合わせてくれたのかな?

宮之浦岳に近づくにつれて、一つ障害発生。

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低温!風!

藪で濡らされ・・・、

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凍った木道!

なかなか厄介でした。
早めに防寒着、雨具上下を着こんで、手元はやっぱり?防寒用テムレス。
今回も大活躍です。屋久島のガイドさん方の利用率も高かったな。

しかしさすがは道産子チーム。難なく進んで山頂へ。

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寒くても元気!

この姿をみて一安心して、更に縦走。
山頂付近だけガスの中でしたが、その他はOK!
縦走と景色の変化を楽しみました。

最後は淀川の透明度に癒され、無事下山。

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やっぱり覗き込む・・・。

ミルフォードトラックだったら、ニジマスが泳いでいたなぁ・・・。


下山後のご褒美!!

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新鮮なお刺身に愛子ロックで! 

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お土産。

普段光物が苦手な私ですが、産地でいただくお刺身は美味。
こんな時だけ、いただいています。
地元の食べ物、地元のお酒ということなしの晩御飯。
自然と会話も弾みましたね。


無事に北海道へ帰りまして、昨日ようやく初滑り。
山にはかなり雪がありました。

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この冬も安全に楽しみましょう!(YOU)

紅葉ハインキング

ガイド:小田

いつものメンバー方たちと大峰山、大台ケ原、天城山の100名山の山に登り紅葉を楽しんできました。

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千本松原からの富士山


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まずは大峰山へ。

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柿の葉寿司が有名なので行動食にパクパクとつまみながらの登山。
一口大で食べれてお勧めの行動食ですね。

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やや暴風雨のなか、さくっと登頂して下山。

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大台ケ原はご来光目当てでヘッデン付けて登頂。
寒気入って氷もはっていて頂上気温0℃。 寒っ!!

沼津に移動して、今回の旅のメインイベント的に朝市のマグロ尽くしコース。
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さすが、沼津。
とろとろでした。

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もちろん山に登ってカロリー消費も。

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紅葉いい感じに眺められました。

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ん! サクラ?

冬桜(十月桜)もこの時期見るときれいでした。

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そして急きょ、みかん狩りへ。
北海道民はこんなにたわわになったみかんの木は初めてで興奮してたらふく食べてお土産にしていました。


山以上に食べる事、その場の行事、風習に敏感なメンバーたちで毎回行き当たりばったりで楽しみです。


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そして南国から帰ってきたら一気に白い世界。
すでにスキー場が開き、初滑りしている方も聞こえてきています。

現在、ホームページ最終仕上げしていますので、もうしばらくお待ちください。
すでに満席となりそうなツアーもありますので、気になるツアーありましたら電話でお問い合わせください。
例えば北の夢の島とか…

初滑りは12月かな?

WEB製作実行委員長より


そうだ、京都へ行こう!

紅葉前線追いかけて京都へ2016秋

ガイド:おだ

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紅葉真っ盛りな歴史ある町・京都の山を歩いてきました。

まずは鞍馬~貴船までのハイキング。
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鞍馬と言えば天狗さん。
牛若丸(のちの源義経)並みにタ・タ・タ、と駆け巡ってみた。

翌日は、愛宕山参り。
古来より火伏せの神様として、京都の住民から信仰されてきた愛宕山。
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清滝からの表参道で登頂し、柚子の里・水尾へ下る。
素晴らしい登山道とローカルな里山が感じられるいい山でした。

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3日目は、比叡山へ。
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滋賀の坂本から登り延暦寺を拝観し、展望ない大比叡頂上へ。
下りは歴史ある道雲母坂を下る。

あとはぶらぶらとお寺周り。
曼殊院門、圓光寺、詩仙堂、下賀茂神社とブラブラ。。。
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ここの辺りはまだ外国人観光客も少なくてゆっくりと紅葉の山を楽しめました。

最終日は、10円玉の聖地へ。
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左右対称物は『美しさ』や『安定感』を感じられるらしい。

赤色いっぱい吸収したので、

さーて、そろそろ冬の準備!!

そろそろ冬スケジュール発送しますので、お楽しみにー!



残雪ラストは槍へ!

2016.5.19-22
残雪の槍ヶ岳登頂 4日間(ガイド:YOU)


『ついに雪の仕事もラストかぁ~』。
ちょっと寂しくなりながら向かった先は上高地。

そんなこと言いながらも、道外遠征はやっぱりいつもワクワクです。
初日は朝一便で新千歳を出発し上高地へ。

IMG_5945.jpg まずはお約束。

相変わらず素晴らしいロケーション。
岳沢は雪が少なく見えますね。

DSCF9275.jpg 森の中もいい感じ。

今年の春にリニューアルオープンした徳澤ロッヂへ。
ピカピカの館内、素晴らしい対応をしてくださるスタッフの皆さんにおいしいお料理。
落ち着いた雰囲気で、ゆったりと過ごすことができました。

IMG_5756.jpg 特等席も。


2日目。
美味しい朝食をいただき、いざ出発~!

DSCF9285.jpg 朝からいいお天気です。

横尾、槍沢ロッヂと順調に駒を進めるも・・・・・・暑い~、のです。
道内も真夏日4日間と5月の観測史上初の記録をした4日間。長野も暑い・・・。嬉しい悲鳴。

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槍沢の大曲りあたりから雪。
結構緩んだ雪だったので、アイゼンをつけてサクサクと。

しばらく進むと・・・・、

DSCF9312.jpg どど~ん!!

槍が見えてきました。
槍ヶ岳の雄姿に元気をもらい、写真タイムも止まらないぃ~!

DSCF9323.jpg 心行くまで撮る(笑)

この後は、夏の様な天気に雲が湧き、一時〓も。
何とか無事に槍ヶ岳山荘へ到着し、明日のアタックへ向けてゆっくりと。

夕食後、腹ごなしにとガイド2人で偵察もかねて山頂へ。

DSCF9363.jpg ガス時々晴れ。

夕暮れ時を楽しみ、暗くなる前に下山。
雪もほぼなく、ルートの状態も確認。安心して床につきました〓



3日目。
アタック日。天気予報は快晴。
せっかくの天気だからと御来光も偵察へ。

DSCF9380.jpg AM3:40。

西に傾く月を見ながらのスタート。
明るくなるにつれ、月はスゴイ色に・・・。

DSCF9425.jpg 真っ赤っか。

DSCF9435.jpg ついに御来光。

DSCF9457.jpg 小槍と西鎌尾根。

DSCF9469.jpg 穂高方面。


素晴らしい朝の時間を眺め、天気予報通り良い1日になりそうなことを確認。
おなかも空いたので小屋へ。

IMG_5888.jpg 食後のコーヒー〓

最高の一杯でした^^

そしていざ本隊が出発ー!!

DSCF9518.jpg 全員やる気満々です。

DSCF9512.jpg 余裕もありありー!

DSCF9500.jpg そしてついにー・・・

DSCF9502.jpg 全員登頂です^^

夏とは違い、空いている山頂をみんなでゆっくり楽しむ事が出来ました。
写真もいっぱい撮れましたね。

下りは足取りも軽く、あっという間に。
横尾で温かいラーメンなどをいただき、徳澤園では恒例の・・・

DSCF9544.jpg 夏を先取りーー!!

登りは各駅なら、下りは快速でしたね〓

いい時間に徳澤ロッヂまで戻り、ゆっくりお風呂にも入って充実の夕方でした。



4日目。

DSCF9548.jpg 朝から快晴ー^^

最後までいいお天気に恵まれました。
快速のごとく上高地へ下り、観光して松本へ。

お昼は大好きなお店 『ヒカリヤヒガシ』 にて。

IMG_5967.jpg ん~素敵な佇まい。

IMG_5968.jpg あんなのやら、

IMG_5970.jpg こんなのやら。

天ぷらに十割そばもついて、この上ないランチタイム。

IMG_5974.jpg 御馳走様でした!


4日間全て晴れ!
お陰様で今シーズン最後の雪の仕事を、この上ない形で終えることが出来ました。
とっても充実したシーズンでした。
ご一緒させていただきました皆様、本当にありがとうございました。

そしてもうスタートしていますが、この夏もどうぞ宜しくお願いします!!(YOU)

富士山展望の山歩き

2015.11.16(MON)―19(THU)
ガイド:YOU


一昨日から降り続いた大雪。
市内の道路をはじめ、各地前日とは一転して真冬の姿に変身。
高速道路をはじめ、たくさんの事故のニュースや、交通障害が聞こえてきましたね。
道民の皆さん、無事ですか~?

11月に札幌市の積雪が40cmを越えるのは62年ぶりのことだとか。
いきなりこうもなると、体も心も冬慣れしていないタイミングなだけに、試されましたね・・・。

北海道は今日の夕方からまた荒れるようですので、皆さん一気に冬モードで乗り切りましょう!


さてさて、雪の話はこれくらいにしておいて、
今シーズン最後?となるかもの夏山のレポートです。

先週は山梨へ。
今年で3年連続となった富士山展望の山歩き。今年もバッチリでしたよ^^

DSCF5666.jpg 初日の大平山。

時間を無駄にすることなく、午後から登山。
山に上がると、ちょうど晴れて出だしからいい感じです。
湖は山中湖。角度によってはダイヤモンド富士が見られそう!!

【二日目】

石割山~高指山への日帰り縦走。

DSCF5667.jpg ここが今日の登山口。

厳かな気持ちでスタート。

DSCF5669.jpg が、しか~し。。。

待っていたのは403段の階段から・・・〓
まだ温まっていない体にはちと辛い登りでしたが、
ゆっくりとまわりの景色を楽しみながらウォーミングアップ。

その後、天気に促されるように快調に進み、石割神社へ。

DSCF5689.jpg 右の岩が大きいこと。

石割山というだけに、岩は確かに割れていまして、湧水も滴っていました。

その昔から、時計回りに3回巡ると、
幸運が訪れるというありがたいお話が書かれていたので早速。

DSCF5695.jpg 結構な狭さです〓

全員しっかりと3回巡り、お賽銭を投げいれてお参りも完了。
登山中にこういうことが出来るのは、なかなかない機会なだけに楽しめました。

そして石割山山頂へ。

DSCF5711.jpg いい眺めでした^^

この後、僕のシュークリームが爆発するという事態が発生〓
もはやクリームと生地という状態に成り果ててしまったお菓子も、
コーヒーを淹れて何とか美味しくいただき、無事に高指山までぐるっと馬蹄形縦走を完了。


【三日目】

天気予報では昼前に早々から雨ということで、登山は控えることに。
それでも、手軽に訪れることが出来る展望台からしっかり富士山を眺める朝一番。

DSCF5745.jpg ジグザグもしっかり。

この日は富士山の周りをぐるっと一周しながら、浅間神社巡りへ出かけました。

DSCF5752.jpg まずは須山浅間神社。

DSCF5753.jpg いい雰囲気でした。

富士信仰のための登山道は3つあり、そのコースの1つがここ。
今年も20名ほどがこの道を辿って、富士の山頂へ立ったそうです。
こういう趣を感じながら登るのもいいですね。

DSCF5806.jpg 本家本元にもお参り。

気になったのはこちら↓↓

DSCF5818.jpg 南極の石。

何とも不思議な触り心地。
見た目からもスピリチュアルな?力を感じます。
第七次南極観測隊によって日本へ持ち帰られたそうです。

この他、村山浅間神社、河口湖浅間神社、富士吉田浅間神社を訪れました。

個人的には最後の二つがお気に入り。

DSCF5857.jpg 大満喫の一日。



【四日目】

午前中のみ時間があるということで、最終日もしっかり登山。

山梨百名山にも選ばれている杓子山へ。
下界は曇り〓〓〓どうなるかと思いながら登っていくと、途中途中晴れるではありませんか〓!

期待を胸に山頂へ。

DSCF5894.jpg 到着時は曇り。。。

しかしながら、雲の切れ間が見えていたので、時間が許す限り休憩。

次第に雲が流れていき待望の瞬間が・・・・^^

DSCF5924.jpg 最後は雲海。

山の上から雲海に浮かぶ富士山を眺められたのは初めてです。
特別な時間を楽しませてもらえました。

今回も良いタイミングの中、富士山周辺の山や観光地を楽しむことができました。

行けば行くほど、まだまだ魅力的な場所に出会えます。
恐るべし、富士山の魔力(笑) YOU


針ノ木~鹿島槍ヶ岳

北海道も暑いのに、更にさらに熱く。

ガイド:おだ


毎年、いろいろどこかに行っているメンバーと今回は針ノ木雪渓登って鹿島槍ヶ岳へ出張。

そういえば、このメンバーといった場所はその後、災害が多いような…。
ニュージーランド、キナバル、熊野古道。大きいのから小さいのまで。

いつも会えば不吉な話題から入るのが恒例に。
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お盆前の人がごった返す扇沢駅を素通りし、静かな登山道を進むと、北海道には珍しい花々。

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キヌガサソウがあちこちに。

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3大雪渓と言われても、北海道のおばちゃんたちは札幌の冬道歩くほうがよりハードアイスバーン。
なのでアイゼンもつけずに鼻歌でクリア。

時間あるので蓮華岳に登ってお花の鑑賞。
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コマクサは終わり気味

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トウヤクリンドウは満開。

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雷鳥の親子は悠々お散歩。

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翌日は暑くなってバテる前にってことで夜明けとともにスタート。

遠くには槍穂の塊と、横から御嶽山の噴煙も。

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今日も暑いぞー。

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200名山の針ノ木岳からは立山、剱岳がくっきりと。

中、割愛して、翌日の朝も4時スタート。
オリオン座を追いかけて行くと、そのうちご来光。
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鹿島槍がただただ、神々しい。

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ワープして鹿島槍ヶ岳の頂上。

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剱岳の三ノ窓氷河と小窓氷河をどうやって滑るかって事を常に考えて、モンモンとしてしまった。

北海道もいいけど、本州の山もすばらしい山があり素敵です。
でも、人に合わない日高の山が一番好きかも。




雪はやっぱりない?!

2015.6.6-9
浅間神社から富士山登頂
ガイド:YOU


今年も落ち着いた時期の富士山へ。
先に訪れていた弊社BCチームや、ガイド仲間からの情報で「全然雪ないよ~」とのこと・・・。
情報提供いただきました皆様、この場を借りて御礼申し上げます。

去年は7合目くらいからしっかり雪で快適な登り下りだったけど、どうなるかなぁ~。
アイゼンもピッケルも必要ないということで軽量化は嬉しいけど!
(ガイドはピッケルだけ持ちましたが・・・)

去年とは打って変わって、今年は富士吉田市にある浅間神社より登山スタートです。

DSCF0542.jpg 皆さんシャキッとしてる!

浅間神社右手奥の方の、「富士北口登山本道」と書かれているこちらの場所から。

昔ながらの道は、今や舗装道路で車の往来も結構あるので、
その道の脇の林の中にある吉田口遊歩道を歩きました。

DSCF0553.jpg クマに注意・・・!?

ヒグマしか見たことがない僕にとっては、
遠巻きでいいので、ツキノワグマも見てみたいなぁ~・・・。
こんなこと言ってたら本当に出てきちゃうので黙ってましたが。

しばらく歩いて到着したのが、中ノ茶屋。

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お団子や饅頭が気になるが・・・

時間があれば、うっかり八兵衛に変身して、たらふく団子に饅頭三昧と行くところでしたが、
今回はお預け~〓〓 佐藤小屋目指して、ちょっぴり休憩で通過。

馬返しを過ぎ、緩やかに勾配も出てくる。

DSCF0566.jpg 各案内板の絵が良かった。

一合目の鳥居をくぐり、ひんやり、ピンと張りつめた空気を味わいながら登る。
下から山を見ていた通り、ガスの中へ・・・〓〓〓

DSCF0589.jpg なんだか幻想的。

写真では伝えられない感じがありました。
先頭でないと見られない景色を見てもらう・・・の図。

夕方、無事に佐藤小屋に到着し、ご主人と楽しいひととき・・・^^


DAY②

DSCF0631.jpg 雲海でした・・・!

気温が下がっていて予想通り雲海に。
この日は少しだけゆっくりめのスタート。

DSCF0640.jpg 小屋が良く見える。

なんだか山岳リゾートの様でした。
情報通り、見事に夏道です。

とにかく、ゆっくりゆっくり。
ゆっくり一歩ずつ歩くことや、しっかり腹式呼吸で息を吐くことなど、
地味な積み重ねが普段の登山以上に必要とされます。これもまた重要な登山技術。

これまで同様、登りには7時間ほどをかけて上がっていきました。

DSCF0649.jpg もうすぐ外輪山!

吉田ルートの外輪を過ぎると・・・

DSCF0650.jpg ミエタァ~!剣ヶ峰!!

ちょっと肌寒い風に吹かれながら、快適に山頂を目指す。

写真のとおり、剣ヶ峰の周辺だけ雪が残っていました。
幸い気温も高く、道も出来ていてピッケルの出番もありませんでした。

DSCF0656.jpg 無事到着。

雪が多かった去年とは違い、
今年の外輪山はバックカントリーヤーより、登山者やトレイルランナーが目立ちました。

山頂でも一休みをして、グルッと御鉢巡りも。
富士山の御鉢はなかなか荒々しい感じですね。羊蹄山はおしとやかだなぁ~。

一日の時間を有効に使い、無事に佐藤小屋まで戻り登頂のお祝い〓
夜の時間もゆっくり楽しみました。


DAY③

早朝、夜景も楽しめ、周辺の展望を存分に眺められた朝となりました。

DSCF0687.jpg ご主人ともお別れ。

大変お世話になりました。
「また来年!」と握手を交わして下山の途に。

登りの時とは打って変わって、ガスもかかっておらず森やコースの違う一面を楽しむ。

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途中の茶屋跡などからの展望も良く、野鳥もたくさん。

しかしながら、みんな?の頭の中はうっかり八兵衛でいっぱいのはずで、
「いいコースだねぇ~」と言いながらも、話題は徐々に団子の話に・・・(笑)

ということで、中ノ茶屋さんのいろいろ、味わってきました!

DSCF0734.jpg みたらし!!

DSCF0735.jpg 饅頭!!

DSCF0732.jpg サイダー&コーラ!!

団子もさることながら、かりんとうまんじゅうが最高だった・・・。

「次に来たときは、うどんも食べます!」とお伝えし、名残惜しい茶屋ともお別れ。
来年はちょっとプラン変更あり、ですね。

下るほどに気温もあがり、ハルゼミもエライ盛り上がってました。

DSCF0727.jpg 捕まえられるくらい。

北海道のエゾハルゼミとほぼ同サイズ。同じような声。
小さいのによくもあんな大きな音が出せること・・・!

DSCF0740.jpg 快適な遊歩道。

足取りも軽く、浅間神社が近づいてきました。

ついに・・・

DSCF0745.jpg ゴールです^^

下りは十分に時間があるので、じっくりと神社内を見学。

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DSCF0770.jpg いい登山でした!


下山後すっかり曇り、丁度良いタイミングで下りてきました。

最終日は観光。

Nomad探検隊が行く。

DSCF0786.jpg 西湖こうもり洞穴

DSCF0774.jpg 赤富士ワインセラー

DSCF0837.jpg 河口浅間(あさま)神社

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DSCF0860.jpg たくさんのご神木に感動。

最後にもう一軒ワイナリーを楽しみ、ほうとうをたっぷりいただいて終了。

天候にも恵まれ、充実していた今回。
パワーアップして来年もまたやろうと思います!(YOU)


富士山展望の山歩き

2014.11.21(FRI)-24(MON)  富士山展望の山歩き


今年も行ってまいりました。富士山展望の山歩き〓

今回も好転に恵まれ、たっくさん富士山を眺めてくることが出来ました。
普段富士山をテレビなど以外では見ない道民にとっては、
やはり見応えがあり、そして飽きませんね!

滞在中は、どこからでも、そして何回でも見ていたい。
そんな4日間だったと思います。

初日は都内の渋滞にはばまれ、時間ロス。
ということで、予定変更で中之倉峠で軽~く足慣らし。

DSCF6594.jpg 本栖湖も一緒に。

頭だけ見える富士山でしたが、これもまた良し。

今回のプラン、夕食は全部外食ということで、
お宿に戻り〓に入って、お出かけ。

初日は河口湖の北側にある『和』(なごみ)さんへ。

DSCF6604.jpg キレイなお膳ですね。

美味しく、楽しくいただきました〓



Day②

DSCF6614.jpg おはようございます。

河口湖の湖面に毛嵐の様なガスが立ち込めてました。
札幌の最低気温とほぼ変わらない朝夕。

DSCF6633.jpg 出だし好調です〓


二日目は長者ヶ岳~天子ヶ岳縦走。

田貫湖へ移動し、登山開始。
道民にとっては独特な雰囲気を感じさせられる杉林から始まり、
すっかり葉も落ちて視界すっきりな尾根歩きに稜線歩き。

DSCF6672.jpg 長者ヶ岳山頂。

DSCF6669.jpg 三角点もありました。

ここは三等・・・だったかな。

風も穏やか。
山頂で富士山を眺めながらお昼を食べることが出来ました。

更には南アルプス方面の山々もしっかりと見え、展望抜群〓

そして天子ヶ岳へ。

こちらの山頂はなだらか過ぎるほどの山頂で、展望はいまいち。
しかし、山頂付近に展望台がありました↓↓

DSCF6680.jpg これも良かったです。

ここからもしっかり眺め、ズドーンと急な尾根を下り、下山。

下山後は、すぐ近くに白糸の滝があったので、寄り道。

DSCF6721.jpg 紅葉も良い感じ。

観光客でごった返していましたが、ここは一見の価値あり。いいところでした。

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もう雪も積もった北海道を出てきただけに、また紅葉が見られてお得な感じでした〓

帰り道、富士山が良い色に染まっていたので写真タイム〓

DSCF6749.jpg 良い一日でした。

おっと、まだ終わってません(笑)
夕飯は囲炉裏焼きが楽しめる『山麓園』さんへ。

DSCF6758.jpg 今年も来ました。

暖かいを通り越して 熱い!!
ちゃんと貸していただいた軍手をはめて焼かないと火傷しますよ~。お気を付けて。

築150年、飛騨の山奥から移築した大きな古民家と、
普段味わえない囲炉裏焼きの雰囲気を楽しめるお店です。

お店のご主人も覚えていてくれて、うれしい限りでした〓



Day③

3日目は西湖へ。

DSCF6781.jpg 穏やかな朝。

この日目指すは、雪頭ケ岳・鬼ヶ岳・王岳です。

日陰は寒いっ!〓!
防寒着を着用してのスタートでした。風も冷ため。

DSCF6784.jpg しばれてました・・・〓

なかなかの急登を、じっくりじっくり・・・。
急いでトラブルが発生すると、帰るのも大変。。。と感じさせられる急勾配〓〓〓
北斜面の登山道には踏み固められて、
カチカチになった雪道もあり、時間をかけて安全に。まずは雪頭ケ岳へ。

去年から始まったこのシリーズですが、この山頂が一番良いかもです。

DSCF6837.jpg 最高のランチタイム〓

もう、言うことなし!

一番良い展望の山頂で、のんびり過ごすことが出来ました。

更に歩を進めて、ネーミングがこれまたナイスな鬼ヶ岳へ。

DSCF6851.jpg 途中梯子に痩せ尾根も。

またカッチカチになった雪道もあり、タイムロス。
安全には代えられません。

という経過もあり、途中の鍵掛峠より下山。

DSCF6882.jpg 峠付近からも好展望。

ブナの落ち葉がふっさふさの登山道を下りたら、
そこは西湖いやしの里根場(ねんば)でした。

かつては茅葺き屋根が並んでいたこの地区。
約20棟の茅葺き屋根の家屋を復元した観光スポットだそうです。

DSCF6900.jpg あの鐘を叩いてみたい!

DSCF6903.jpg 柿もこちらならでは。

さらりと眺めさせていただき、登山終了。

最後の夜はほうとうで〆〓

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お店によって味付けが違うので、いろいろ楽しめますね。


Day④ 最終日。

予想以上の渋滞などの影響を懸念し、予定を変更させていただきました。

この日一番面白かったのは、西湖コウモリ穴。

ヘルメットを借りて洞窟の中へ・・・・・。

DSCF6922.jpg しゃがんで歩いてます。

一番低いところでは、右手に地面すれすれの手摺を持ち、しゃがんで歩きました。
ヘルメットが低い天井にゴリゴリあたるのも、ご愛嬌!!
探険隊気分で洞窟をぐるっと巡ってきました。

こちらも一見の価値有。オススメです。

6月に続き、富士浅間神社を再訪。
写真で雰囲気を伝えるのが難しいところですが、とっても気の良いところです。

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DSCF6954.jpg 『富士北口登山本道』

来夏始めはここから登る予定です。

お昼はほうとうから気分を変えて、お蕎麦屋さんへ。

DSCF6960.jpg 天祥庵さん。

せいろ大盛りを食べましたが、これをあともう2枚食べたいところです(笑)


最後に山中湖へ。

今回の旅で、実は富士五湖+田貫湖の6つの湖を巡ることも出来ました。

DSCF6972.jpg 本物と偽物・・・(笑)


今年も連日天候に恵まれ、目一杯富士山を見せてもらった4日間となりました。

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また来年も宜しくです!!(YOU)

鬼ヶ島へ!!

2014年10月17日~20日 上毛3山  表・裏妙義山と榛名山、赤城山  (おだ)

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台風19号が過ぎ去ったころ、群馬の高崎の山に遠征してきました。
まずは、鬼ヶ島の様な表妙義山の縦走。
黄色いラインは一般道だが、一歩赤い線を入ると、雲泥の差の鎖、細尾根のオンパレードな上級コース。
その入り口には、口を酸っぱくさせるほどの、
「上級コースは危険だから立ちいるな!」の看板だらけ。

そういう所ほど、ガイドの見せ所。

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危険なとこはロープで確保して幾多の難関を突破。

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大のぞきからの絶景はすごい。しかも標高1,000mほどの山なのに。

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ほどなく最高峰の相馬岳に登頂し、金洞山も登って表妙義の縦走終了。

鎖場では、ガイド活動で余裕もなかったので核心の場所の写真はなし。
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翌日はクールダウンで裏妙義山へ。

しょっぱなからスヌーピーの様な形の丁須の頭に。
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折れそうだけど、補強されてます。

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素敵な縦走路を通って下山。

まだ昼だったので、散歩がてら榛名山にも登頂。
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ついでだから、翌日も赤城山に登って、上毛三山登頂と濃い群馬の旅でした。
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五竜岳~鹿島槍ヶ岳~爺ヶ岳 縦走

2014.9.7-11 


TMBに続き、今度は後立山の縦走へ行ってきました。
出発の数日前まで天気予報は微妙なラインナップでしたが、問題無用〓!
蓋を開けてみれば、尻上がりに良くなる好条件でした。

初日は北海道から移動し、飯森駅の近くにある北斗荘さんにお世話になりました。
北斗荘さんは、一昨年の冬にガイド試験の時にお世話になった民宿で、
オーナーの松本さんご夫婦の人柄、そして美味しい料理が忘れられなく、
こちらに来たときは・・・・という思いがかない、嬉しい再会となりました。

【Day②】
五竜とおみスキー場のテレキャビン利用で登山スタート。


IMG_4002.jpg 白馬三座をバックに。

朝食もたくさんいただいて、元気十分!
展望も良く、幸先の良いスタートです。 
五竜岳・鹿島槍ヶ岳の展望が良い小遠見山を経由し、遠見尾根を詰める。

整備がされていて登りやすい登山道。
時折現れるザレ場や岩場がこれまた良いスパイスでした。

IMG_4030.jpg 鎖も付いてます。

途中からガスって展望がありませんでしたが、
白岳の山頂に辿りつくと山の向こう側は晴れてました。
頑張ったみんなにご褒美・・・のひととき。

唐松岳の展望を楽しみ、五竜山荘でゆっくりと過ごしたのでした・・・〓。


【Day③】

IMG_4048.jpg 御来光もばっちりの朝。

寝ている間に雲は下がって、明け方前には星空に。
朝起きてから皆さんテンション高いこと・・・・(笑)

IMG_4044.jpg 朝日に染まる五竜岳。

サクッと朝食をいただいてのスタート。
この日は鹿島槍ヶ岳までの歩行。途中にある八峰キレット周辺は、長野県山岳遭難防止対策協会によりヘルメット着用奨励山域となっています。キレット周辺のみならず、ルート上には上からの落石の危険性のある場所がたくさんあります。僕らも万事に備えて、バッチリフル装備でスタート!

IMG_4055.jpg 決まってますね・・・!

皆さん凛々しい表情でした〓
この日は主に岩稜帯を歩く。

IMG_4081.jpg 楽しい岩場がたくさん!

緊張を強いられる場面も多いですが、
時折高山帯のなだらかな道もあり、時期が良ければお花畑〓
アメとムチがあるナイスコースですね。

グイッと上がって、まずは五竜岳山頂。

IMG_4085.jpg 立山方面。右は剱岳。

IMG_4088.jpg 鹿島槍ヶ岳。

IMG_4091.jpg 来た道。唐松岳方面。

もうここで大満足!(笑)と言わんばかりの好展望でした。

満足するまでじっくり眺め、写真を撮り、気を引き締めて再出発。

下りから始まるのですが、ザレ場や切れ落ちた場所など、集中力が必要な場所ばかり。
落石・滑落と十分に気をつけながら、一歩一歩慎重に。
ところどころ、鎖や梯子も付いていて、変化に富んでいます。

おおよそ中間に位置するキレット小屋で大休憩。
お弁当を食べたり、気合いを入れるのにコーラを飲んだり・・・!
すぐにグイッと登るので食べ過ぎは注意ですね・・・。

IMG_4120.jpg キレット周辺。

足場が木造の橋だったり、梯子・鎖が連発したりとスリル満点・・・〓
写真の場所は、カニノヨコバイの様な感じでした。鎖場をへつって、梯子を下って。。。

キレット小屋のあたりから鹿島槍山頂周辺まではガスでした。
『集中しなさいよっ!』という山の神様からの思し召しだったのでしょう。
全員集中力・体力を切らすことなく、山頂ではガスだったものの、無事に通過。

IMG_4127.jpg まだ元気もある!

IMG_4130.jpg Bチーム

ご紹介が遅れましたが、今回の縦走もPacificrim Sportsの寺田 匡志さんにお手伝いしてもらいました。以前にもまして登山における専門的な知識が豊富で、一緒に歩くと本当に色々なことを教えてもらえますよ〓
ガイド試験を一緒に受験した仲ですが、こういう仲間がいることを本当に幸せに思っています。
寺田さん、今回もありがとうございます!


鹿島槍山頂で装備を解除して身軽に。
荷物はちょい重に・・・。

目指すは冷池小屋。資料によると『つべたいけ』だったりしましたが、
小屋の方々が『つめたいけ』と言っていたので、ツメタイケコヤに決定。

風も強く肌寒い下りでしたが、突如晴れ間が出たと思えば、あっという間に快晴に〓〓

IMG_4133.jpg 急に明るくなって空が割れる。

鹿島槍の勇姿を背に、歩を進める。
布引岳に着くころには、立山連峰もバッチリ現れる。

IMG_4163.jpg 行く先には爺ヶ岳。

剱岳に落ちる夕日を眺め、無事小屋へ到着。

IMG_4168.jpg 感動のフィナーレ。

長い一日を無事に歩くことが出来ました。 


【Day④】

この朝も雲海気味。昨日の様な御来光とは行きませんでしたが出発の頃には快晴。

風もややありましたが、登りには丁度良い。

IMG_4196.jpg 展望もGOOD〓〓

気持ちの良い稜線歩きの一日。
昨日の達成感を更に良きものにしてくれるご褒美でしたね。

五竜・鹿島の百名山系の山頂に続き、三百名山の爺ヶ岳にも登頂。
ぐるっと360度の大パノラマ。

IMG_4218.jpg 最高の眺め!



IMG_4201.jpg 穂高方面もクッキリ。

IMG_4216.jpg 針ノ木岳方面。
中央左の谷には扇沢の駅も。

ここから種池山荘へ剱岳を臨みながら下る。

IMG_4235.jpg だいぶ色づいてました。
後は鹿島槍ヶ岳。

小屋前のベンチなどをお借りして柏原新道の大下りに備える。

山小屋があるってすごいことですよね。
北海道から考えると信じられません。
お金を払えば、冷たい飲み物や、暖かいものまで手に入る。

仕事ではありますが、本州の山小屋泊の仕事に来るととっても楽させてもらってます。

テントでお酒飲みながら料理して、お客さんと話す時間も良いですけどね!

最後にけがをしてはならんと、大きな落差をじっくり下り、縦走終了。


充実の3日間。名残惜しいけど、山から下りて大反省会~〓〓〓〓
皆さんの気持ちの切り替えぶりは抜群に早かった・・・(笑)!
大町温泉に泊まり、夕食前に1次会、夕食が2次会みたいな盛り上がりぶり!〓!

最高に楽しい午後~夜でした。


【Day⑤】

最後の日はゆっくりして、松本でランチならここ!僕のオススメ『ヒカリヤ ヒガシ』さんにて。

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明治18年に建てられた建物は、2010年に国の有形文化財にも指定されています。

IMG_4263.jpg 外観。

IMG_4255.jpg 料理も抜群に美味しい〓

相変わらず、素敵な時間とランチを楽しませてもらいました。
次はいつ来れるかな?

そして〆は行きしなでしったあずさのデザート。

IMG_4264.jpg 信玄餅入りアイス。

普通のバニラはまだ食べていませんが、絶対?こちらの方が美味しいと思い、
発車して最初にワゴンサービスが来ると、全員でオーダー!

ようやく僕の番が来て頼むとそのワゴン内にはもう品切れ(笑)
お兄さんがひとっ走りして取ってきてくれ、無事に帰りもありつくことが出来ました。

良く歩いで、良く飲んで、そして良く食べた〓
お客様方も楽しい方ばかりで、4拍子揃った最高の山旅でした〓(YOU)

2週間 槍ヶ岳

2014年9月1日~13日  大キレット と 裏銀座コース

槍ヶ岳を堪能しに2週間の出張。
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まずは槍ヶ岳登って大キレットと通ってジャンダルムへ。
今年は北アルプス8月天気悪かったらしい。

上高地から入って天気良かったので水俣乗越から東鎌尾根へ。
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ここのルートは北鎌尾根を眺めながらの素晴らしい景観で、行きついたヒュッテ大槍は食事もおいしい山小屋です。
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翌朝はゆっくりと槍ヶ岳を登頂。
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このころからガス率多くなって、早々に南岳小屋へ。

翌日は午前中だけ雨は避けれそうだったのでガスの中、大キレットへ。
高度感ある稜線ですが、真っ白。

で、さくっと北穂へ抜けて涸沢岳登って奥穂も登頂。
このころには結構な雨にあたり、翌日のジャンダルムは当然中止。
ザイデン下って上高地へ。

翌週は、高瀬ダムからの裏銀座コース。
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前線もどこかに行って秋空すみわたる。

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まずは烏帽子岳に登頂。
その晩はスーパームーン。
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明るすぎて月夜の明かりだけでも歩けそう。

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黒部五郎岳の頂上からは遮るもののない360度の北アルプス。

いっぱい滑りたい斜面だらけ。

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山の上は先週と、うって変わって秋風が強くなり紅葉も徐々に進んでいる感じでした。

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水晶小屋も連休前だったんで布団1枚独占。
この後の週末はすごかったらしいです。

水晶岳、鷲羽岳登って三俣山荘で好評のケーキセット。
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こんな場所でケーキとサイフォンで入れたコーヒーがでるとは





南アルプスへ

2014.6.30~7.4 甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳・北岳 5日間


初夏らしくなった北海道を離れ、一路南アルプスへ行ってきました。

日本の真ん中ちょい手前、といったところですが、
やはり懐深い南アルプスはアクセスが大変なんですね。

今回は山交タウンコーチさん、芦安観光さんのおかげで、快適な移動となり、
初日から北沢峠・こもれび山荘まで入ることが出来ました。

DSCF3194.jpg とっても快適・こもれび山荘。


梅雨の時期ではありましたが、運よく全日程大した雨に当たることもなく、この時期にしてはとっても恵まれた5日間でした。

登山のスタートは甲斐駒より。
朝は4時にスタート。まだ暗い・・・。最初の1ピッチで明るくなりましたが、
北海道から比べると30分以上明るくなるのが遅かったです。

意外にも、南アルプスの山々はまだ新緑でした。
北海道とはまた一味違う森を楽しみながら歩く。

DSCF3223.jpg 気持ちの良い朝。

順調に登り、甲斐駒の前衛峰的な駒津峰へ。

DSCF3266.jpg 仙丈ケ岳。

DSCF3270.jpg 甲斐駒ケ岳。

展望も天気も抜群〓

景色の良い所へ出るたび、元気を貰い進みました。

甲斐駒ケ岳、終盤。
花崗岩の独特な岩場やザレを楽しむ。

DSCF3286.jpg 北海度にはない、かな。

DSCF3289.jpg 時々ガスの中。

山が二分して、東側に雲海があり、そちらから上がるガスで時々真っ白に。

早出した甲斐もあり、山頂にじっくり30分の滞在。

DSCF3310.jpg 広くて良い山頂。

帰りは駒津峰から双児山を経由して、直接こもれび山荘へ。
幸先の良いスタートを切ることが出来ました。


3日目。仙丈ケ岳へ。
この日もヘッドランプ点けて4時スタート。
こもれび山荘さんのご厚意で、3:30からお味噌汁も出していただき、ありがたい朝食タイム。

道中、最もおだやかな一日。

DSCF3377.jpg 稜線歩きは気持ち良い!

好天に恵まれ、また風も涼しく快適。

DSCF3384.jpg いい青でした。

そうそう、写真上の左は、
今回羽田集合で2人目のガイドとしてお手伝いしてもらった、
Pacificrimsportsの寺田匡志さん。

一昨年一緒に山岳ガイドステージⅠの試験を受けた間柄で、
今回快く仕事を引き受けて下さいました。寺田さん、お世話になりました!

その後も調子よく進む。

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DSCF3397.jpg 雪も沢山あった!

小仙丈ケ岳で休憩していたら、雷鳥も登場。

DSCF3406.jpg お久しぶりです。

夕方前から雨の予報も、全然降られず。
皆さんの足取りも順調で、予定より1本早いバスにも乗れ、順調順調!

予定より早く広河原山荘へも入り、有意義な午後。
ゆっくり過ごし、ビールを楽しんで、良い時間でした〓


4日目。北岳へ。

すっかり4時スタートも板につく。

DSCF3423.jpg 朝の天気もGOOD。

大樺沢へ進み、2000m過ぎた辺りから見事に雪渓。

DSCF3438.jpg 雪渓before。

風は冷たいものの、さすが道産子たち、元気いっぱい。

DSCF3441.jpg 後に鳳凰三山も。

淡々と高度を上げる。
雪渓上には、落石の跡も沢山で、気が抜けません。

約600m雪渓を上がり、
底から更に沢山の梯子と格闘し、八本歯のコルへ。

DSCF3495.jpg そこからも更に梯子・梯子。

コルからはガスが上がってくるも、
進んでいるうちに抜けたり、入ったり。

DSCF3513.jpg もう少しで富士山が・・・!

疲れが出るものの、頑張って進む。
そう、僕らの今回の目的はキタダケソウなので!!

DSCF3547.jpg ありました〓〓〓

思った以上に沢山あり、一面広がるキタダケソウを楽しむことが出来ました。

じっくり花畑を楽しみ、最後の1座となる北岳へ。
そのころには、山を覆っていたガスもすっかり抜けて、富士山もずっと見えました。

第二の高峰に登りながら、第一位も見えるのは何とも言えない良さがありますね。

DSCF3588.jpg 山頂&富士山。

この写真を撮ったあり、Aさんが『ちょっと待って!カメラ貸して』というので渡すと、パシャリ。

この間登ってきたばかりの富士山でしょ!
そうです。先月行ってきたばかりだったので、僕にとっても感慨深い北岳でした。

ということで、富士山を股にかけるガイドという意味の一枚(笑)



DSCF3592.jpg そうきたか(笑)

Aさんありがとうございました〓

無事に肩ノ小屋にも到着し、落ち着いたところで乾杯!

DSCF3612.jpg 寒さもへっちゃら。

雨が降ってきたので中に入りましたが、その後も楽しい時間は続く。。。

連日小屋に入ってから、夕方や夜中に大荒れに〓
この日も夜中にかけて、しっかり小屋の屋根を打つ音が続きました。


5日目。
朝まで続いた雨は、出発時にもパラパラ。
さすがに稜線だったので、風も強く、フル装備でスタート。

風向きが良く、小太郎分岐から降りるとすぐに落ち着き、雨も早々に止む。
今回の山での4日間、雨具を着て歩いたのはたったの1h程度。ツイてます!

DSCF3668.jpg 最後に森を楽しみ、、、

DSCF3682.jpg 宴会ランチで〆っ!

好天を引き寄せる道産子娘たちのお陰で最高の5日間でした〓
来年の南アルプス企画にも乞うご期待!!(YOU)


毛勝山頂上で泊ってゆっくり景色を眺める会

2014年5月27日~31日 プライベートガイド 毛勝山  (おだ)

富士山滑って、そのままの勢いで日本海まで北上し次に狙うは日本200名山の毛勝山へ。
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今回はプライベートガイドの依頼で毛勝山の頂上にテント泊して、剱岳から後立山連山を一望する贅沢なゆったりプラン。

今年はまだ雪解け遅かったので、片貝山荘まで車で入れず手前のキャンプ場で。

富山に来たら、白エビっしょ~。

で、晩御飯は白エビつくし。
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翌日は早朝から、手前のゲートから出発。
ここから頂上まで1700mを越える標高差。
春先からテント泊ばかりしてるので、38kgのザックは楽勝、楽勝。

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約30分で片貝山荘着。
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さらに林道を進んで、阿保木谷を進むと、

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すばらしい渓谷。

気分は、芦別岳の本谷をちょっとワイドにした感じ。

サクッと毛勝谷を登りきると、素晴らしい大展望。
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こんな感じで剱岳が見える場所もなかなか無いでしょう。

昼過ぎについてゆっくりとテントたてて、あとはゆっくり。
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夕陽、星空、朝陽。
なんかひさしぶりにゆっくりできた夜でした。

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下山は、夏道から、昨日登った毛勝谷。
結構、急でしたね。
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毛勝の裏にはまだまだ未踏ないいラインあったので今度は滑りにくるよ。




晴ればれ富士山展望の旅

2013.11.18-21  富士山展望の山歩き4日間


端境期を迎えている北海道を離れ、のんびり関東方面へ。
富士山、しっかりと目に焼き付けてきました。

まさかこんなに晴れるとは〓というのが正直なところ。

PB190091.jpg 毎日眺められたんです〓

今年の夏山も本当にお天気に恵まれたなぁとしみじみ感謝しながら歩いてきました。

あまりキツくなく、富士山が臨める山へ。ということで初日は金時山へ。

午後スタートにも関わらず、登山客は結構いましたね。
短めながらしっかりと登りごたえもあり、山頂に着くとこの展望〓

PB189980.jpg 幸先の良い幕開け。

初日からしっかり拝ませていただきました。
天気予報は何と毎日晴ればれ〓その通りになることを願い次へ。


二日目は静岡県の黒岳~越前岳の日帰り縦走。
北海道にはない静かでスラッとした気持ちの良い杉林。次第に紅葉が。

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稜線に上がると風こそ強いものの、着込んで汗もかかない程度の丁度良い気温。
空気も澄んでいてクリア。今日もお待ちかねの富士山が全貌を見せました。

PB190057.jpg 青が印象的な二日目。

宝永山の火口がこんなに大きいとは!
改めて見ると、宝永山だけでなく火山活動で出来たであろう隆起が沢山見つけられました。

そしてビックリしたことが・・・!
縦走中に、麓の方から猛獣の声が(笑) 
分かってはいたのですが、富士サファリパークのライオンが恐ろしい声で鳴いています・・・〓
もし檻から脱出して野山駆け回っていたら・・・と、想像するとある意味熊に遭うより恐ろしいかも。
熊スプレーはライオンにも効くのかな・・・??

越前岳の山頂からは駿河湾もくっきりと!
山から海もそして富士山も見えるなんて、贅沢な時間でした。

PB190060.jpg 海、キレイですねぇ。

青と白に魅せられた二日目でした。



早くも三日目。
河口湖に滞在したのですが、こんなに寒いとは・・・〓
良く良く聞くと、年間の平均気温が函館と同じとか。
とはいえ、雪のない底冷えする感じの寒さは、道民にとっては不慣れです。
『しばれる』とはまた一味違った感じでした。

PB200102.jpg 朝焼け。

最高の一日を予感させる富士山の朝焼けに感激。
思わずシャッターを切りまくる〓〓〓

そして明るくなれば、光を受け紅葉が輝く。

PB200107.jpg 今回一番の?赤。

この日は三ツ峠山~清八山を縦走し、天下茶屋へ。

三ツ峠山の登山中は、寒いったらありゃしない!!
今回唯一の男性参加者のOさん、マラソンランナーで体脂肪率も低く、着込む着込む〓
夏場は僕も10%未満くらいだったのですが、
すっかり蓄えてそれほどでもありませんでしたが、やっぱり寒い・・・。

PB200111.jpg 不思議な霜柱が。

これはチーム道産子、みんな初めて見て大興奮!
よくよく帰ってきて調べると、雪寄草という植物だったんですね。
大変勉強になりました。

この日も稜線へ上がるとご覧の通り〓

PB200113.jpg 完璧です。


そしてチーム道産子が注目したのはこちら↓↓

PB200116.jpg こうやって作るのね。

庭になっている柿を見て喜んでいましたが、これもまたいとおかし。
季節を感じさせてくれるいい発見でした。


この日も縦走を楽しむ。
落ち葉で埋まった道の感触を楽しみながら、気が付けば清八山。

PB200137.jpg 松が良い感じです。

どこまで行っても見える富士山。
この日も一日中その姿を見せてくれ、本当にありがたい限りです。

最後の夜はアクティブに〓ということで、気になるお店で夕飯をいただきました。

じゃ~ん↓↓↓

PB200157.jpg 囲炉裏焼きです。

PB200158.jpg ニジマスちゃん。

これまた初体験を楽しみながら、美味しくいただきました。

PB200160.jpg 〆はほうとうで!


ちょうど河口湖畔では11月の一か月間、
紅葉祭りが開催されていて、夜はライトアップがキレイでした〓〓〓

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PB200183.jpg キレイ!けど寒い!!

夜も星空に月が綺麗。
月明かりに照らされ、白く浮かび上がる富士山の姿も格別な三日目でした。


楽しい時間はアッという間に過ぎ、最終日。
せっかく関東に来たので、ラストは高尾山の賑わいを楽しみに。

PB210192.jpg 人・人・人!!

時間短縮でリフトを利用しました。
あの動くカーペット、慣れないと逆に危ない感じがしました・・・。
初めて乗る方はお気をつけて。


それにしても、紅葉が素晴らしい。
アドバイスを下さいました東京のT中さん、この場をお借りして御礼申し上げます!
本当にキレイで最終日を飾るのに相応しい山でした。

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PB210227.jpg 『あいーん?!』(笑)

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PB210207.jpg 高尾山山頂より

最後の最後までしっかり富士山はその姿を見せてくれました。4戦4勝〓


お昼ご飯はキッチン633B(むささび)にて。
大都会の街並みと紅葉を楽しみながら、ゆっくりいただきました。

PB210242.jpg いい場所ですね!


パワー溢れる晴れ女・晴れ男のお陰で、晴れに晴れた4日間。
夏山納めに申し分ない山歩きとなりました。

僕の夏山シーズンは、雨が続いた8月を除いて晴ればれ〓〓〓
本当に天気・展望に恵まれた最高のシーズンでした。
ご参加いただきました沢山の方々、本当にありがとうございました!


皆さんの2013シーズンはいかがでしたか?
Nomadガイドと振り返る2013忘年会が12/2に行われます〓
ガイド特選の2013スライドショーなどなど見どころ盛り沢山です〓
残席わずかですので、お早めに~!! (YOU)


下の廊下をススム

2013年10月6日~10日 立山登頂と下の廊下 (おだ)

まあ、人間ってこんな道をよく作ったなと思うぐらいの岩盤をくりぬいた道を通ってきました。
世界遺産でもおかしくないよ、この道。

台風の影響もあって人も少なく、天気も悪くなく、10月としては非常に暖かい日でした。

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せっかくなんで、立山にも登っとこうということで、千歳を昼に飛んで、夕方には室堂着。

みくりが池温泉であったまり、流れ星流れる星空を眺める。

翌日は、快晴。
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みくりが池より2つのダイアモンド。

さくっと立山頂上。
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各小屋もそろそろ冬準備で、ヘリも大忙し。


竜王岳もちょっと寄り道して室堂のお昼。

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中国系の観光客がわんさか。

押されるように黒部平へ。
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ここの紅葉が今一番。
ロープウェイからの空中散歩は素晴らしい絨毯が見られました。


ロッジくろよんに泊って、翌日ゆっくりと出発。
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黒4ダムからの立山にあたる朝焼け。
ゴールドでした。こんな日に山の上にいたら最高ですね。と、内心思いながらも、谷を進むことに。

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ダム下から旧日電のコースが出発。

1時間も歩くといよいよ核心部へ。
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こんな楽しい道が続きます。
ほとんど1カ月しか開かない道なのに、しっかりと整備されていてありがとうございます。

そして、秘境の温泉宿、阿曽原小屋へ。
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名物のカレーは健在です。
この日は、台風の影響もあって、人も少なく、布団一枚貸切り。

翌日は、水平道。

そして、トロッコ電車に揺られて帰るのだ―。
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またまた富山!

2013.9.23-27     立山~大日三山縦走 (YOU)


またまた富山と言いましたが、実は僕は帰らず富山空港でお出迎え。
初めての2本連続本州ツアー。富山に9日間も居ました。

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剱に続きまして、今度は立山~大日を縦走。
今回は、縦走をしていろんな角度から剱岳を眺めることが目的。
前日までの残暑はおさまり、連日割と涼しい山歩きを楽しむことが出来ました。

みくりが池温泉を出発して早々の出来事。
ランニングをしていた女性が、『雷鳥が沢山いますよ~』と。

目をやると全く『?』でした。↓↓↓

P9248718.jpg 分かりますか?

教えてくれるまで雷鳥の存在に気づきませんでした。
見事なカムフラージュ。そこら辺の石と全く同じ色。

そして雄山を目指している最中に試練が。
急にガスが出始めてあれよあれよという間に風も強く・・・〓〓

どうなっちゃうかと思いましたが、時折お日様が顔を出せばブロッケンも↓↓

P9248730.jpg お釈迦様になった気分(笑)




そして雄山では全員でお祓いを受けることに。
『無事に縦走を歩き終えられますように・・・』などなど思いはいろいろ?

お祓いの効果か、歩き始めるとまた晴れてきました!

P9248739.jpg お天気が一番!ですね。


この日は剣御前小屋に宿泊。
ながらくガスに包まれていましたが、夕方頃にまた晴れました。

P9248775.jpg ガスを纏ってもなお良し。

一晩中、星空と月明かりでまばゆい夜。
日の出の時間が近づいてくると次第に東の空が明るくなってきました。

P9258783.jpg お待ちかねの時間。

せっかくの機会だと、出発を遅らせて鑑賞会。

P9258802.jpg 朝の光も良いですね。


歩き始めると、すっきりとした気持ちの良い青空が。

P9258824.jpg 目指すはあの山の向こう。

P9258825.jpg 紅葉もGOOD〓

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奥大日岳にほどなく近づいた頃・・・。
稜線の向こう側へ出るあの瞬間、ここが一番印象的でした~。

P9258874.jpg 別山方面とはまた違った姿。

ここでもじっくり剱岳を眺めながら休憩。
こんないい時間に巡り合えて本当に幸せです。

P9258878.jpg 〓今回のベストショット〓


この後、ランプのお宿・大日小屋まで縦走。

P9258924.jpg これまたいいところ。

晩御飯のあとは、小屋のお兄さんのギター生演奏会。
リクエストがあると、やってくれるそうです。
ランプの明かりと、心地よいメロディーに懐かしい歌。
旅先の情景が見えてくるお兄さんオリジナルの歌も良かったです。


下山日、出発前までは雨・・・でしたが、突然晴れました!!!

P9268927.jpg 最後まで剱を眺められました。

雲の中へと降りて行ったので、やはり雨。
しかし、9日間の富山滞在中この日だけでした。

P9268957.jpg せっかくなので日本一を見学。


誰一人怪我をすることもなく、無事に縦走することが出来ました。
最終泊は、立山国際ホテルだったのですが、びっくりするくらいツルツルの温泉〓
長丁場の疲れを癒すため、4回くらい入りました。(まるで湯治・・・・。)


初日・および最終日は移動日。
帰りは少し時間があるので、観光&ランチ〓

P9278968.jpg 立山博物館へ。

P9278975.jpg キレイな日本庭園でした。

そして、そして長旅の〆は美味しいご飯〓

P9278982.jpg 白エビ・・・、

P9278981.jpg のどぐろ・・・。

などなど北海道では食べられない地場産のお魚を沢山いただきました。
山から始まり、富山を大満喫して帰路につきました。

飛行機が飛び立つ前から着陸する寸前まで記憶がありません・・・〓(笑) (YOU)


剱岳登頂

剱岳登頂4日間    2013.9.19-22  (YOU)


またしばらくレポートが凍結してしまいましたが・・・、だって居ないんですもん。会社に(笑)


ということで剱から。
新千歳からはお昼の出発なれど、夕方までには室堂へ行けてありがたいです。

しかしながら、出発から飛行機が遅れてどうなるかと思いましたが、
そこはタクシーでリカバリーに成功。危なかった・・・。

台風18号が過ぎ去って全国的に好天が続いている時。
本当にいいタイミングで行って来れました。

P9198472.jpg 室堂までもう少し。

車窓からはお目当ての剱岳が見えて、歓声が・・・〓

天気予報も連日晴れ晴れ。
初日からキレイな夕日に歓迎されて明日からに胸が高鳴ります。

P9198500.jpg 富山湾に沈む夕日。

立山は夕日の好ロケーションですね!


星空も満天でしたが、お月様も素晴らしく夜間山行が出来るくらい。太陽を追いかけるように朝、沈んでいきました。

P9208512.jpg お陰様で早い出発。

明るくなったら今度はどこまでも見える好展望〓

P9208528.jpg 相変わらずいい姿です。

混み合うのを避けるために3連休の前日にアタック。
天候も良いので、丸一日時間を使いゆっくり楽しみました。

P9208530.jpg くろゆりのコルにて。

ホシガラス君、良い場所にとまってポーズまで。

登山道は空いていてよかったのですが、この日は富山でも30℃超えとアツアツ・・・・〓
そして空気はとっても乾燥していて、カラッカラに・・・。ひ、干からびる・・・・。


暑さにめげず、順調に鎖場を越えて終盤。
少し困難くらいが丁度よいのか、タテバイあたりでは皆さん一番元気でしたね!

P9208549.jpg ヨコバイを行く登山者。


涼しい風に後押しされて無事山頂へ。
申し分ない、360度パノラマの山頂。後立山、槍ヶ岳、八ヶ岳や南アルプスまで。
そして富士山まで見えるこの上ない最高の展望。

P9208551.jpg 眼下に剱沢。

そういえば、山頂のお社は落雷のためだったか、昨年9月に補修工事のためヘリで運ばれてまして不在。ちょうどガイド試験で富山に居るときにニュースでも、実際に運ばれているもの見ました。

P9208568.jpg 山頂看板を拝借して記念撮影。


事故は下りに多いということで、
たっぷりすぎる位の山頂休憩で元気を取り戻し、下山スタート。
無事に剱澤小屋へ辿りつき、祝杯〓〓〓

そういえば、剱澤小屋では以前カムエクをご案内したお客さんとばったり。
北アルプスに来ると、だいたい1人以上お客さんにお会いしますね。


3日目はお目当ての剱を終えているのでオマケ。
別山~雄山経由でみくりが池温泉へ戻りました。

小屋の前で朝日に染められていく剱を眺めて、のんびりスタート。

P9218591.jpg 剱沢キャンプ地


別山北峰ではスペシャルティータイム〓
漫画・『岳』のツバクロブレンドに習って今日は剱ブレンド〓

P9218610.jpg 

昨日登った山を眺めながら、最高のひと時。


この日は土曜日、連休初日ということでやっぱり人の数がすごかったです・・・・。
雄山へ近づくに連れてすれ違う人がドンドン増えて、すれ違いではながらく待つこともしばしば。

到着して納得・・・・・・↓↓↓

P9218632.jpg 賑わってます!!

お祓い待ちも列をなし、お休みしている人のほとんどはカップヌードルをすすっていた・・・。
見ていると、どんどん食べたくなるぅ~・・・・。きっとつられるんでしょうね。
連鎖反応が活かされた素晴らしい売れっぷり。
でもいい汗かいて、小腹がすいて、ちょっとしょっぱいくらいが旨いでしょうね!


本当に良い条件に恵まれた4日間でした。
いつ来ても剱の姿は良いですね。来年もまたやりますよ!(YOU)

槍 その2

2013年9月1日~6日 表銀座コース(燕岳~槍ヶ岳)  小田

槍を目指す第2週目は、表銀座コース。

こちらも晴れれば素晴らしい景色にであえるコースで人気です。

中房温泉から急登を上りきると人気の小屋、燕山荘。
稜線は暴雨なので、お昼でしたが、ここに根っこを降ろす。

翌日も朝晴れたけどいまいちな天気なので3時間歩いて昼前に大天荘に根っこを降ろす。


さあー、翌日。

小屋から10分登ると、大天井岳の頂上。

ご来光出てくると、北アルプスの山々が一望に。

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額に入れときたいぐらいに、とんがりが輝いています。

最高の天気で1番いいコース歩きの始まりです。

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槍ヶ岳をめざして歩いていくと、どんどんとんがりが大きくなっていきます。

不安定な秋雨前線と台風崩れのあいまいな天気でしたが、見事にはれ男っぷりを発揮してきました。

槍 その1

2013年8月25日~30日 大キレット(北穂高~槍ヶ岳) +双六&三又蓮華 (おだ)

日本の山、2週目は、やっぱり、本命の槍ヶ岳。

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槍ヶ岳にいたる、その中のルートでも岩の醍醐味を味わう大キレットを通って登頂しました。

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まずは、カッパから出発。
幸先よく、快晴の奥穂にご挨拶。

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飛んで、一気に北穂の頂上。

この下にある北穂小屋は、一番のお気に入りの小屋です。

食事がおいしく、スタッフの方々も気を使って頂きこじんまりとした素敵な小屋です。

そして何よりも、景色がご褒美。

じゃーん!!
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スパッと切れ落ちた稜線。

その先に目指す、槍ヶ岳。

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ヘルメット、ロープを装着し、ゴジラの背みたいな場所を進みます。

俗に言う、日本三大キレット(白馬の不帰、五竜~鹿島の八峰。そして大キレット)の中では、やはりスケール、ロケーションともにすべらしいです。

約4時間で危険箇所を通過し、南岳よりたらーっと行くと槍ヶ岳。
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翌日は、予備日にもしていたので、双六小屋経由で三又蓮華岳を往復し、新穂に下山。

天気よければ、すれ違う人もにこやかな縦走路でした。

飯豊大縦走

2013年8月19日~23日  飯豊連峰完全縦走 (えぶりさし岳~本山~三国岳)

遅くなりましたが、3週間の日本の旅に出ていました。
久しぶりに帰ってきたら、北海道はもう秋に突入。


まずは、プライベートのガイド依頼で飯豊連峰を完全縦走してきました。

大石ダムより入山し、権内尾根を登り、はしっこのえぶりさし岳に登頂。

天気も雷模様の荒れ方で、すぐしたの小屋で宿泊。

飯豊の山は、基本、避難小屋でたいていの小屋には管理人さんがいるスタイル。

今回は、天候も不安定だったが、えぶりさし、梅花皮、三国と三泊ともに、ほぼ貸切。

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2日目よりは、快晴の縦走路。

花も満開。人もいない。

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右奥に見えるえぶりさしから長大な尾根を歩いてきて本山に登頂。
長い縦走路ですが、花も満開のすばらいいコースを歩くことができました。

花の八ヶ岳

2013年6月22日~25日 八ヶ岳(赤岳~硫黄岳~天狗岳)縦走  (おだ)

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今が花の真っ盛りの八ヶ岳を縦走してきました。

初日の行程は、美濃戸から入山して行者経由で文三郎を登って赤岳を登頂。天望荘に泊まる。

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さすがに、梅雨とはいえ、週末の天気いい日は人が多いですね。
北海道歩いていると、山の中でこんなに人は見ないので、ちょっと圧倒されます。

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主峰の赤岳を登頂。

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遠くには雪多そうな北アルプスたち。

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で、快適な天望荘に宿泊。
こんなとこにも風呂があるなんて幸せ~。

2日目は、横岳から硫黄岳、天狗岳を通って唐沢鉱泉へ下山。

ツクモグサ、オヤマノエンドウ、チョウノスケソウなどお花のオンパレード。

特に、コイワカガミがずーーーーと咲いていました。
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やはり、八ヶ岳は花のコース。お薦めですよ。

西の旅

2013年5月29日~6月3日 プライベート 剣山、石鎚山、大山 (おだ)

いつものメンバーで四国と中国地方の山旅に行ってきました。

5月あたまから、杉かシラカバの花粉症で気管支喘息でしたが、いいもの食べていい山も登って帰ってきたら治りました。

さて、これ何だ?
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正解は、マテガイ。
塩をかけると飛び出してくるらしい、初めてみる貝でした。
お味は、美味い。

山口県出身だが、こんなに身近な県なのに知らないこと、知らない食べ物も新鮮で美味しい旅でした。

しかし、四国はうどん王国だった。


それはさておき、
まずはじめは、剣山登山。

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結構な高さまで車でアクセス。
その後、シャクナゲに囲まれて楽ちんリフトからのぴやっと頂上。
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ツルギミツバツツジも咲いていて、癒されました。

下山後は、歩きたらないので、金刀比羅さん詣り。
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奥の院まで30分で登ってきました。

2つめの山は、石鎚山。
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もちろん、まかずに直登。

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アケボノツツジも咲いていて、頂上は360度の大展望。
ほんとに梅雨入りか?と思う、連日の好天です。

最後の山は鳥取の大山。
この日が山開きともあり600人ぐらいはのぼっていてんじゃない?ぐらいの人の多さ。
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帰りも大渋滞。もう、山開きの日には行きません。

さらに旅を満喫するために、安来節どじょうすくいへ。
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さすが、本物。

つられて、体験があったのでドジョウすくってきました。
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「ちょこっと名人」のタイトル頂きました。

今後、履歴書に書こう。

っで、フライ~♪
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西の旅も楽しんだ。

BC入門 キロロ

2013年1月12日 BC入門@Kiroro (小田)

IMG_2188.JPG IMG_2190.JPG
バックカントリーデビュー。

でもその前に基本的な事を知っておく必要があります。
①装備、服装などにまつわること
②雪崩について
③山での過ごし方
④バックカントリーでのルール

いろんな事を吸収したので、キロロの極上パウダー頂きました。

なんでも経験が大事なので次はステップアップして★へお越しください。

白井岳

連日、いい雪で幸せいっぱいです今日は札幌国際スキー場ゴンドラトップから、朝里の飛行場を横断して白井岳を目指す。

0112ニセコパウダー 011.JPG天気よく、風もなし

0112ニセコパウダー 013.JPG

吊尾根側面の大斜面にラインを刻む
浅パウだが、圧倒的な大斜面を縦に攻めるのは、死ぬほど気持ちいい

0112ニセコパウダー 014.JPG

余市岳の南斜面にもすでに20本以上のラインが見えた
みんな楽しんでるかい!イェ~イ

0112ニセコパウダー 017.JPG

コルから40分ほどの登り返しで白井岳山頂に立つ
ここからは北面のツリーランが楽しい
急斜面とオープンを繋いで、ハッピーな1日でした。

今年雪多いですね~
例年だと今時期でも、けっこう沢の口が空いてるのですが
全部ふさがっていて、お帰りコースはボブスレーコース状態でした(my)

ニセコパウダー2日間

ニセコPOWDER2日間行って来ました。初日はニセコもいわ  駐車場満杯なのにゲレンデ誰もいな~い
もうパウダー残ってないでしょうか・・・?

0112ニセコパウダー 003.JPGY岡さん、イエェ~イ

アトミックのフルロッカーで怖いモン無し

0112ニセコパウダー 006.JPGT田さんも、いにしぇ~い・・・失礼!
こちらは古ロッカーでも、全然関係ねぇ~

0112ニセコパウダー 001.JPGS木さん、「どうも、すみません」って三平師匠じゃないですから

2日目、各スキー場とも上は強風で山頂ゲート閉鎖
競争率の高い花園、ひらふエリアは遠慮して得意のアンヌプリスキー場へ
こちらは、L字ゲートOPEN

誰よりも高いハイトラバースで南斜面、鉱山の沢と縦横にいいとこ取り

ロープをくぐって上から入って来た外人に、よそのおじさんが
「こら~、お前らニセコルールを守れ~」と怒鳴ってました
あなたは、正しい!
私もロープはニセコでは、くぐりません
せっかく今の様なパウダー天国に導いてくれたS谷おじさんやパトロール達の努力に敬意を表して

my


旭岳POWDER

12月22日、朝のうちは旭岳山頂駅17mの強風でゴンドラ運休でしたが、しだいに風収まり再開11時過ぎに旭岳駅着いて、まずは昼飯・・・ここの飯たいした事ないんだよなぁと思いながら食券販売機の前に立ってびっくり
MENU増えてます。とりあえず、てんぷらそば・・・鳥のすり身てんぷら5~6個ついてて多すぎ!

さて、滑りに・・・
旭岳ヌタプ 010.JPG

天気まあまあ、粉雪サイコー
3本めは、203高地の上から極上ランニング

旭岳ヌタプ 017.JPG

ロッカーサイコー!

旭岳ヌタプ 005.JPG

通い続けて27年・・・
ロッジヌタプは居心地抜群

部屋も温泉も食事も・・・
以前はここの行者にんにく入りのキトピロラーメンが楽しみだったのだが、
身体を壊したまりちゃん(奥さん)の負担軽減のため、昼間の食堂は閉店
現在は宿泊のみの対応となってしまい寂しい思いをしていたのだが・・・

夕食とビールとワインで、けっこういい気分になった頃に
「特別だよ」と言って春奈さん(ご主人)が「キトピロチャーシュー麺」出してくれました。
これには感涙もののサプライズ!
写真に収めるのも忘れて、まぼろしのラーメンご馳走になりました。

その後は焼酎1リットルほど飲んで、ぐっすり眠ったのでした~

旭岳ヌタプ 015.JPG

翌日も天気予報に反して、まあまあの天気
POWDERをたっぷり堪能して帰途に就く

東川で西川とうふ店にて手作り豆腐、旭川北IC近くの篠原ジンギスカンの生ラム買って
お土産いっぱい、腹いっぱいのツアーでした。

・・・にしても、旭岳空いてたなぁ(my)/


サンタがやって来た

2012年12月16日 朝里GTS BC  (小田)

札幌国際もいいパウダーでしたよ。




ところで、ハイクしている最中、熊の足跡を発見。〓〓〓
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こんな時期に歩いてるって事は、巣籠りできない熊。
滑ってる最中に出くわしたら、クマスプレーでは対抗できないでしょうね。

対策は、大きな声で「いえーい」しながら滑りましょう。

それともサンタさん? 〓〓〓

屋久島 宮之浦岳

屋久島2012 034.JPG

15年ぶり6回目の屋久島に行って来ました。
以前に行った時は、世界遺産登録前でしたが、さてさてどうなってんの?

屋久島2012 008.JPG

初日宿泊の淀川小屋は、比較的空いていて、静かな夜でした。
11月の屋久島の夜明けは6時半

暗いうちから、ヘッドランプでガヤガヤ登って来る集団は、なんと北海道のR社
大丈夫かい?暗くて滑りやすい道をお年寄りに歩かせて・・・

屋久島2012 019.JPG

宮之浦岳が見えてきたよ
頂上には40人くらい先客がいて、身の置き所なし

屋久島2012 021.JPG

縦走路に荷物を置いて、永田岳を往復
こちらは貸し切り状態

2日目の宿、新高塚小屋は超混雑
テントは持ってきているのだが・・・思案しているとR社のガイドが場所を開けてくれたので
女性陣のみ、小屋に納めてもらい我々はテントに

ところが、小屋はいびきの大合唱だったらしく、みなさん寝不足のようでした。

屋久島2012 027.JPG

樹齢7200年の縄文杉も保護策のおかげで、元気を取り戻しつつあるとの事。
朝の早い時間だったので、他に誰もいなく、静かにスギちゃんと向き合う事ができたぜぇ~

屋久島2012 036.JPG

それにしても驚いたのは登山者の多さ
タクシーの運転手が言ってましたが、夏は島中山ガールだらけになるそうです。

ウイルソン株の所で腰下ろして休んでいたら、次から次からかわいい娘が登って来るので
おじさん、嬉しくなりました。
縄文杉から白谷雲水峡までは、まさに山ガールロードでした

しかし、なんであんなかっこしなきゃ、ならんのかね・・・?
10年たったら、きっと恥ずかしい思い出になってますから。

屋久島2012 056.JPG

最終日は島内観光と屋久膳料理でハッピーエンド
島よさよなら、また来る時にも笑っておくれ~

飛行機乗って、鹿児島に着いた頃から激しい雨となりました
それは、前日に負けたファイターズの悔し涙か・・・my


岩と雪の殿堂 剱岳

2012年9月23日~27日 剱岳 (おだ)

剱岳登頂!!
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人も少なめで快適な登頂出来ました。
当初は「点の記」のルート、長次郎谷から登頂予定でしたが、剣沢の雪渓状態が悪いので別山尾根から登頂しました。

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別山より剱岳~立山のやまなみ

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前日はガスの中、早々に剣沢小屋に入り、手の込んだおいしいご飯でもう満腹。
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星空残る中、早朝、出発して登っていき、前剣では剣の頂上がどーんと迎えてくれました。

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前半の核心、「カニのたてばい」を慎重に登り、

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ひと登りで、剣の頂上に到着。
お社が修復中で、いつもからするとなんとも淋しい頂上でした。

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帰路は、「カニのよこばい」をなんなく通過。

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今年の紅葉は遅めらしですが、結構色づいて来てました。

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翌朝は、霜柱もびんびんの剣沢。
秋もあっという間の感じです。もうすぐ冬到来です。
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下山後は、富山ナイト。
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氷見産ブリ、美味いですね~。

槍ヶ岳 北鎌尾根

2012年9月3日~6日 槍ヶ岳 北鎌 プライベートガイド  (おだ)

日本を代表するであろうアルパインルートの北鎌をガイドしてきました。
天気も最高で岩稜を登り槍ヶ岳の頂上に立つルートは素晴らしいルートです。
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コースは上高地から入り、水俣乗越を越えて北鎌沢から北鎌に取り付き槍の頂上へ登る一般コース。

今回は北鎌のコルにテントを張って楽しんできました。
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北鎌のコルはテント2張りぐらい。もちろん水はないので、途中からの水くみ上げ。

そして翌朝は、見事に快晴。
日の出とともに早速登り始めます。
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1時間もいかないぐらいで、独標が現れる。
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基部からトラバースでまき、さらに進むと、槍がドーンと。

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夢の様な景色ですね。

そこから、またいろいろと現れるピークを登ったり、まいたりして槍の直下へ到着。
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左の稜線を登りきると、頂上。

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他の登山者から温かい拍手をもらい、無事に登頂です。


コースは長く、緊張する場面も多く、なにより天気に左右されるルートですが、トレーニングすればチャレンジできるアルパインルートです。

是非、登ってみたい方はご案内しますよ。

じっくり楽しむゆったりプラン

8月27日~31日  ゆったり穂高三座縦走 (YOU)



いつものプランよりゆとりを持たせて穂高を楽しんできました。

何とか天候にも恵まれ、上高地より標高の高いところは涼しく、充実の5日間でした〓


NCM_1628.jpg 久しぶりの上高地。快晴〓



二日目は上高地~涸沢小屋へ。
ちょうど徳沢園で涸沢フェスタが行われていて、いろいろなブースがありました。

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そういえば、徳沢園で休憩をしていたら、
なぁんか僕の名前を呼ぶ人々がいるなぁ…と振り返ると以前に幌尻岳をご案内させていただいたお客様が〓覚えていただいて本当にうれしかったです^^ 来年は初夏の利尻でお会いしましょう~とお約束をしてお別れ。

NCM_1631.jpg 涸沢ヒュッテにテント村。

3年前の時と比べたら、若者の数がグッと増えていましたね!
平日なのに結構若者が多く、活気づいていました〓頑張れ若者〓(って自分もですが…。)


そして三日目。
素晴らしい朝焼けからのスタート。

IMG_3012.jpg 何とも言えない色でした。

朝一番から急登…!ゆっくり乗り越え、そして鎖のお出迎え。

IMG_3021.jpg 上手に登れてましたよ〓


高度を上げると前穂高岳の勇姿が励ましてくれました。
槍のようなとんがりが続くカッコイイ山並みですね。今回一番好きな景色かもです。
NCM_1647.jpg 今度登りに来たいものです。 

朝からの登りを頑張って稜線へ。
まだ雲もわいておらず、好展望を臨むことが出来ました。

NCM_1648.jpg 感動の北穂山頂〓

IMG_3058.jpg 北穂の小屋で〓タイム。

槍や大キレットの良い眺めを美味しいコーヒーと一緒に堪能。
ここは本当にいい場所ですねぇ~。今度は泊まりたい!!
飲み終わる頃には雲がわいて真っ白…。何とか間に合いました。

元気も回復〓
いざ涸沢岳への厳しい岩稜へ。
真っ白になってくれて逆に集中力が増し、好都合だったと思います。

IMG_3092.jpg 練習の成果バッチリでてました〓


最後の鎖場を前にして結構降られましたが、皆さんの集中力は途切れることなく無事通過。
山小屋に乾燥室があるおかげで、衣類も復活。本当にありがたいですね〓
午後の時間を小屋でゆっくり過ごして、話にも花が咲き楽しい時間でしたね〓

岡山からいらしたKさん親子とも意気投合。
いろいろな地域から人が集まる山小屋ならではのお楽しみでしょうか。
3日間、楽しいお話をありがとうございました!!


夜には微妙~な天気予報が出ましたが、朝を迎えて天気はGOOD。
予定通り奥穂~前穂~岳沢へ進むことにしました。

IMG_3115.jpg 朝一番、またまた大変〓


けどけど頑張ったご褒美に奥穂高岳の山頂からは素晴らしい眺めが〓〓〓

NCM_1652.jpg ジャンダルムに、

NCM_1654.jpg 目指す上高地まで。

NCM_1662.jpg 次なる吊尾根~前穂もばっちり。


そういえば、奥穂の山頂にいるときに、ヘリコプターのパイロットさんから粋なご挨拶が〓
山頂付近でホバリングして、みんなに手を振ってくれました!

IMG_3172.jpg これには登山者みんな大喜び〓

滅多に見られないものがいっぱいでありがたかったですね!

岳沢の中央付近、吊尾根の真ん中あたりからみる左右の山並みも素敵でした。
荒々しい谷がとっても印象的。左が明神岳、右が西穂高岳。
ここはいつ来ても心奪われる景色。大好きです。

NCM_1668.jpg NCM_1667.jpg


下山途中、
上高地上空は大雨のカーテンがかかっていましたが、雨具を着ることもなく、無事に下山。
最終泊も上高地でのんびり。大盛り上がりの打ち上げを楽しみ、最後の夜を過ごしました。


最終日は松本市内観光へ。
普段あまり見ない場所と思い、中町通り商店街となわて通商店街へ。

IMG_3265.jpg すごいやつがお出迎え(笑)

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なわて通り商店街にはカエルに関連するものがたくさんありました。
説明すると長くなるので省略しますが、見た目にも可愛く、のんびりしていていいところでした。

IMG_3267.jpg 日向は暑い…〓〓

IMG_3287.jpg 彼らが一番のんびりしてたかな。


ぐるっと巡って、次は中町通り商店街へ。

IMG_3305.jpg 昔ながらの渋いお店がいろいろ。 

中町通り商店街にもいいお店が沢山ありました。
皆さんのお土産購入パワーも素晴らしく、みるみるうちに両手が袋でふさがっていく…〓〓〓


松本のラストはランチ〓 今回はヒカリヤヒガシさんにて。

NCM_1669.jpg お品書きも素敵。

詳しくはリンクを張っておきましたので見てください。
HPで見る分にもいいところでしたが、実際に訪れると何倍も素晴らしくいいところです。
松本でお食事の時には絶対行ってほしいお店でしたね〓

NCM_1670.jpg こんな庭園を眺めながら…、


NCM_1672.jpg 美味しい料理に舌鼓!

その他、デザートも飲み物も抜群。
そして何よりスタッフさん方の対応がとても良く、いい時間を過ごさせていただきました。
ここはまだまだ来なくちゃ損っ!!となりのニシさんも要チェックです。

山も街もじっくり楽しませていただきました。
また次回もいいお天気で宜しくお願い致します^^ (YOU)





大キレット~笠

2012年8月19日~24日 穂高岳~(大キレット)~槍ヶ岳~笠ヶ岳  (おだ)

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日本3大キレットのひとつ、大キレットを通ってきました。
ついでに予備日で笠ヶ岳からの大展望付き。
上高地から岳沢を登り、前穂へ。
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初日から一気の登り。

前穂からはガスの切れ目に涸沢カールを高みの見物。
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奥穂の小屋に泊って、いよいよメインイベント。
快晴は素晴らしい!!

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目指す槍ヶ岳へーーー!!

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大キレット中は、なんか忙しくて、長谷川ピークのみの撮影。

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南岳で、大キレット終了っ!

あとは槍ヶ岳の山荘へ。

って、近っ!!
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クモイリンドウ今がピークでずっと咲いてましたね。

予備日をとっていたので、ちょっと足をのばして笠ヶ岳へ。のばし過ぎかな?
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朝市の西鎌もきれい。
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DSCN2546.jpg
あの北鎌の稜線。面白そうですね。

そして、笠ヶ岳へ。
ここからは大キレットが一望の絶好の展望台。
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右からあの頂きです。


八ヶ岳と瑞牆山

2012年6月21日~25日 プライベートグループ 花の八ヶ岳と岩の瑞牆山 登頂  (おだ)


直前の台風にはひやひやしましたが、見事、晴れ女、晴れガイド。
花真っ盛りの八ヶ岳を縦走し、おまけに瑞牆山も登頂してきました。

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八ヶ岳の縦走は、美濃戸から入って、行者小屋経由で赤岳登頂。展望荘に泊って、硫黄岳から天狗岳経由で唐沢鉱泉へとロングルート。

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文三郎尾根を登るころには、視界も開けて行き、花もいろいろと出てきます。
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あいにくガスの赤岳頂上。
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展望荘に泊って、翌朝からは快晴!!

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朝日にそまる赤岳。

縦走路は、花真っ盛り。
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特にツクモグサの群落はさすがです。こんなに簡単に(?)この群落を見れる場所は、なかなかないですよ。

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遠くには、北アルプスも。まだ雪多いですね。
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そして、秘湯の宿「唐沢鉱泉」へ。
おかみさんも、よくしてくれて、素晴らしい宿でした。


予備日ではないが、せっかく来たので欲張って、翌日、移動して瑞牆山も登頂してきました。
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この日は日曜日とあって500人近い登山者。
さすが、北海道から来ると圧巻の人混み。
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頂上では、あちこちでお湯を沸かしてカップラーメンを食べている人が多く、ラーメン臭がすごかった。
こんどは、平日にゆっくり登りたい山だと感じましたね。

でも、いい山でした。

京都の紅葉

12月4日~7日 京都 鞍馬山、愛宕山、比叡山  (おだ)

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雪降る札幌を飛び出して4日間京都の山登りと紅葉を楽しんできました。
歩いて、食べて京都を満喫〓

千歳が雪で1時間遅れの出発。関空から急ぎ足で移動し、昼には鞍馬の入り口着。

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でーん、と天狗のお迎え。
鞍馬寺から山道を歩いて貴船まで縦走。
北海道じゃ12月に紅葉見れないので、なかなか爽やかな登山でした。

夜は京都市内に戻って、今年最終日の清水寺のライトアップへ。
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すごい混みようだったが、素晴らしい夜景が見れた。これは必見ですね。


翌日は愛宕山の登山。
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清滝の表参道から登って3時間弱で愛宕神社のある愛宕山の頂上。
さすがにちょっと寒い。

そして保津峡へと下り、紅葉真っ盛りの嵐山を散策。
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の前に、お茶ターイム。
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結構なお茶でした。

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嵐山周辺は紅葉がよく、ゆっくりと時間過ごせました。

3日目は比叡山。
滋賀県の坂本から登り、まずは延暦寺散策。
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平安時代、鎌倉時代などの国宝級の建物、仏像があり、結構感動。

社会の本に載ってたよね~。

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比叡山から裏道をひょいひょいと登ると、木々の中の比叡山山頂(大比叡)に到着。
300名山で一等三角点なんだが、木が生い茂りまったく展望のない山でした。

そこから修学院まで古の登山道を下る。
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最終日は、更に京都の観光。
東福寺、南禅寺などをまわり、お昼は湯豆腐発祥の「奥丹」で〆。
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今年は紅葉も遅めで、ちょうどいい紅葉に出会え、世界遺産のお寺もたくさんまわり、京都の美味いものも全部制覇した旅でした。

また来年、
「そうだ、京都に行こう!」



紅葉と温泉と大展望と。

10月20日~23日


今月上旬、地震の影響により下の廊下のルートが崩落し、通行止めになりました。
最終のご案内がお客様に届いてまもなくの出来事。
不運にも、落石に巻き込まれて亡くなった方のご冥福をお祈りさせていただきます。




急遽変更せざるを得なく、この間の阿寒の帰りから考えて考えて考えて……〓

行きは羽田から、帰りは富山からと足が決まっていたので、出来ることにもある程度制限が掛かってました。
が、突然の変更ですから、今回は思い切って趣向を変えて、

①紅葉・山はもちろん満喫
②温泉三昧!
③ゆったりとした山旅

の3拍子に焦点をあて、考えてみました。

初日は長野INし、葛温泉は『高瀬館』に宿泊。
紅葉が燃えに燃える山麓にある静かなお宿で、いいところでした^^

PA207553.jpg 大町から見た鹿島槍。



二日目。
僕が思うにこの日は絶対晴れる日〓。
なぜかといいますと、過去に2回、10/20から下の廊下に来たことがあったのですが、2回とも、そして3回目も快晴〓〓〓きっと晴れる日なんです〓

高瀬館からタクシーで七倉ダム経由、高瀬ダムへ移動。
『ロックフィルダム』という作りの高瀬ダム。建設に当たって掘り出た巨岩を利用して岩のピラミッドを作り出し、なんとその底辺は630mあるそうな〓〓〓

そんな巨大ピラミッドの斜面の道をタクシーで登り上がると、そこは紅葉のパラダイスでした〓

PA217697.jpg 幸先のいいスタート!!

東電の管理道路ということで、立派なトンネル・砂利道を歩かせていただき、奥へ。
目指すは湯俣温泉(この前の週で冬季閉鎖)、そして1922年天然記念物指定の『墳湯丘』。

歩き始めて間もなく…。何かを発見〓

PA217573.jpg 赤ちゃんの手みたいな、猿の足跡ならず手跡。

これは可愛く珍しいものを見させていただきました〓

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進むほどに、紅葉も盛り上がりを見せる。
カメラを取る手にも力が入り、落ち葉でガサガサの道を気持ちよくトレッキング。
1時間の予定が30分程オーバー(笑)すでに満喫系〓

途中なにやらおいしそうな匂いが…。
そうです。あれです。えぇ~っと、そう。そう!桂の木(笑)
ところどころ、とっても立派な株があり、あたり一面カラメル臭。

PA217632.jpg お腹すかせてくれました。。。(笑)

ということで、途中の川原で休憩。
PA217642.jpg 自然の唐松が北海道にない姿を見せてくれました。

そして、この川原、とってもキレイな白い砂がたくさん!珍しいですね。川ですよ、川っ!
更には川で手を洗うとほんのりヌルヌル。まるで温泉〓
みんなで意味もなく手を洗いました(笑)


更に歩いて、湯俣温泉に到着。

PA217656.jpg 目指すは墳湯丘。あと10分!!

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吊り橋を渡って、ロープに掴って下って、渓谷を沢沿いを進むと…、、、

ありました!!

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天然記念物『墳湯丘』~!左は直径5mほどある巨大な親分。
右はなんとも変わり者。沢の中でひんやり。直径2mほどの子分。
どちらも頂点から温泉が湧き出ており、これまた熱そう〓
沢の水を味見してみたら、見事に温泉味っ!


帰りの時間制限が16:30ということもあり、ここいらで折り返し。
天然記念物を眺めながらサクッとランチして、帰りました。

帰り道は同じ道を戻るわけなのですが、最大の見所はここにありました。
秋ということで、日も短く、これがいい仕事をしてくれました〓
13-14時でもう日差しが傾きだしていたお陰で、紅葉が更に彩られていたのです。
午前に見られなかった色合いに囲まれての帰り道。
同じ道とは思えませんでした〓

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無事に下山して、この日は大町温泉郷・『かしわ荘』へ。
かわいい〓が玄関先でお出迎え。粋な猫です。招き猫?!

今シーズンの紅葉見納め?トレックに乾杯っ〓

PA217731.jpg 連日食べきれましぇ~ん(笑)嘘です。


3日目。天気予報とタクシーの運ちゃんの話はあたり朝から〓

どうやら猿がたくさん出てくると、雨になるそうです。たしかに高瀬渓谷からの帰り道、たくさんいました。
朝〓してると、窓の外に、しかも屋根の方から黒い影がたくさん飛んでいく。そして天井からドンドンと何やら聞こえる。。。
外を見ると、猿の群れがかしわ荘を占拠しているではありませんか〓〓〓


余談ですが、運ちゃん曰く、この話をとあるお客さんにしたそうです。

運:『猿がたくさん出てくると天気が崩れるんですよぉ~。下手な気象庁よりあたるんです。』
客:『えぇ~っ!!本当ですかぁ??僕、気象庁で働いてるんです。。。』

運:『………〓〓』



それはさておいて、この日の計画は立山での登山。
移動開始頃から、雨脚は弱まり、扇沢ではもやと紅葉の幻想的な姿が。
トロリーバス、トロッコ列車、ロープウェイを乗り継いで室堂へ。

黒部湖平駅では、『アルペンルートのきみまろ』と呼ばれているであろう饒舌な駅員さんの見事な説明を楽しむことが出来ました。いつかはあんな風にガイドしてみたいものです…(笑)


立山に着いたら、この有様…。

PA227734.jpg とりあえず合羽を着てみくりが池温泉へ。

風も強く、『ん~…。。。』と言った感じ。

しかぁし!!天気予報によると、富山は午後から晴れ!!
そうです。天気予報をも覆す力がどうやら我々グループにはあったらしく、
荷物を預けて準備をしている間に、雨雲はどこかへ…〓〓〓〓


風はやや残るものの、見事に展望が開け、登山開始。
目指すは雄山・大汝山あたり。

標高が高いだけに紅葉は終わっていましたが、山の雰囲気はGood。
時折見える剱岳の姿や展望を楽しみながら、ゆっくりゆっくり登ります。

PA227747.jpg 絶景のランチタイム!!


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大汝山まで足を伸ばしてきました。
雄山ではみんなでこれからの安全登山を祈願しての下山。
後立山の展望も抜群。これが見えなきゃ来た意味がないっ!!本当に恵まれました。

 
標高2500mのみくりが池温泉も大満喫。
連日、夕方、夜、朝と3回ずつ〓三昧!!


4日目。この日ばかりは強風&ガスの朝。
室堂駅へ向かって歩いていくと…、、、

PA237784.jpg 駄目押しのプレゼント??〓〓

何と、雷鳥の群れ。10羽もいました。だいぶ白くなってきてますね。
なかなか逃げず結構近くで見ることができました。一同大盛り上がり〓〓〓


立山駅へ下ったら〓〓。暑いの何の。Tシャツで過ごしてました。
最後は富山を楽しむべく、立山カルデラ砂防博物館、立山博物館を見学。
どちらも山を終えてから見学すると分かりやすく、もっと時間を取りたかった…のが本音。

ドライバーさんのはからいで、『富山といえば、薬でしょっ!』ということで、

PA237801.jpg 立派なかまえの『越中反魂丹』。薬屋さん見学。

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ここにもきみまろさんみたいな男性がいて、反魂丹の作り方を見せてもらいました。

PA237800.jpg 登山者の愛用品、芍薬カンゾウ湯発見!

これは札幌で買うより、値がありそうだなぁ~。



そしてそして、旅の〆は『食』!
旅行の楽しみの重要なポイントの一つではないでしょうか。


富山といえば…、

日本を代表する北アルプスを背に広がる扇状地。
そしてアルプスの恵み、『清流』がもたらす極上のお米。

暖流と寒流が入り混じり、四季を通じて豊富な漁業資源がある富山湾。

美味しい『お米』と新鮮な『魚』。
この組合せといえば…………、、、、、『お寿司』です〓〓〓


ということで、旅のラストは富山を代表する(?)お寿司屋さんの一つ、『きときと寿司』へ。
『きときと』とは『新鮮』という意味だそうです!


光物が苦手な僕ですが、知ってしまったんです…。
それは屋久島や九州本土へ行った時のこと。ご当地のお魚である『首折れ鯖』や『関鯖/鯵』を食べてみたんですが、新鮮な光物がこんなに美味しいとは…〓〓〓〓

富山でも、鰤の出世前である、

PA237802.jpg 『ふくらぎ』。美味!

地域が変れば魚の名前も変るので色々な魚にみんなでトライ!

中でも全メンバーに一番好評だったのが、こちら↓↓

PA237804.jpg 『白えび』!!

美味しいネタばかりで、食べ過ぎること間違いなし〓
進む手に終止符を打ち、11皿でランチ終了~。


下の廊下へは行けなくて残念でしたが、
変更して紅葉・天候・展望まで味方に付いてくれました。

来シーズンのコース復旧に期待して、また来年!!
よろしくお願いいたします。 (YOU)