阿寒3山(雌阿寒、阿寒富士、雄阿寒)登頂と秋のグルメ旅

2012年10月3日~5日 阿寒3山  (おだ)

今年は紅葉遅めでしたが、そこが地方ガイドのみせどころ。
旬のものを探して阿寒の旅を楽しんできました。

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まずは、十勝川を登ってきたサケ漁を見学。さすが、スケールでかいですね。

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ワインの街、池田でちょっとひっかけて(運転なんでアイスで我慢ですが)、阿寒へ。

雌阿寒岳~阿寒富士は残念ながらガスの中。

早々に下山して、楽しみの宿「鶴雅」へ。
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温泉、食事共に豪華な一泊でした。

そんで、晴れた雄阿寒岳を登頂。
こちらも残念ながらカメラ忘れて画なし。
登山道から、白いドクツルタケのキノコがきれいにはえてました。

下山後は、ローカルに大人気の足寄温泉。
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結構、充実した阿寒の旅でした。

賑わう秋の山

9月22日~23日 Phenixコラボ 銀泉台~赤岳~小泉岳~緑岳~高原温泉 縦走


ようやく冷え込むようになってきましたね。
北海道・東北地区の残暑は過去30年で最も暑かったそうで、山の木々もヘタリ気味…〓

振り返るとこの夏は本当に水を沢山飲んだ山行ばかりでした。
おかげでこれまでより多めに持って、しっかりと飲んで良い調子を整える癖が付きました〓


朝から賑わうレイクサイト駐車場は曇り〓
きっと雲海だと信じて、シャトルバスで銀泉台へ行くと素晴らしい雲海がまってました!

NCM_1765.jpg 最高のスタートが切れました〓


気になる紅葉は…ある程度前情報で分かっていましたが、結構キレイ〓

NCM_1766.jpg 天気も良く好展望〓


例年ほどの鮮やかさにはなっていませんが、
涼しい秋の陽気と展望が暑かった夏山のことも忘れさせてくれましたね。
今シーズンも本当に天候に恵まれた夏山シーズンだったと思います〓


天気予報通りで、次第に雲が湧いてきました。
さすがに2000mを越える山頂付近では、日陰になって風を受けると寒い…〓〓

夏の山と違って、こまめに的確なウェアで調整が必要になりますので、
フリースや防風性・透湿性の良いジャケットなどが重要なアイテムになります!

僕のオススメアイテムはこちら
軽くてしなやか、ストレッチ性も良く、風は通さず抜群の透湿性を誇るVapor Jkt。
柄もオシャレでお気に入りの一枚です〓秋~冬のレイヤリングに重宝しています。
特に冬の運動量の多いハイクアップ時などに大活躍しています。



NCM_1773.jpg 山頂は人がいっぱい目目目


そういえば、今週からゆとりが生まれてきたということで〓作りを再開しました〓
今回は、姉夫婦の農場からもらったカボチャを使って久しぶりのタルトを作りました。

NCM_1771.jpg やっぱり素材が決めてですね。


ここまでは良かったのですが、朝のパッキングでお茶セットを入れ忘れてしまい………、、、

『コーヒー忘れたぁ~ぁぁ~…〓!!』

とデカい声を上げてしまいました(笑)


途方に暮れていたそんな時、横から渋~い声で、
『ルイボスティーならあるから使ってよ』と。

赤岳の山頂には神様がいらっしゃいました〓

今年から北海道山岳ガイド協会に入会して東川をベースに活躍している、『outdoor life support natures』の中川伸也さん。久しぶりの再会に朝のバスからいろいろお話をしていました。良い仲間に助けられ感謝です。お礼にお裾分けさせていただきました〓

NCM_1772.jpg 伸也さん本当にありがとうございました!


終盤に多少の雨に打たれましたが、無事に縦走完了。
緑岳付近の方が、紅葉がキレイでしたね。

ナキウサギも一生懸命エサ集めをしていて、頻繁に見かけました。
シャッターチャンスを狙っている人もチラホラ〓


NCM_1775.jpg もう少し紅葉楽しめそうですね。


そろそろ初冠雪か?!(YOU)


静かな山へ

9月19日~20日 【変更】西クマネシリ岳&ピリベツ岳


突然ですが、、、
おっぱい山に登ってきました。

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いきなりびっくりするような始まりですが、これまた事実(笑)
西クマ&ピリベツ(ビリベツ?文献はピ。看板はビ…。)の2座の愛称です。

またまた申し分ない晴天に恵まれ、秋の登山日和を満喫してきました。






午後から晴れるといわれていましたが、朝起きたらすでに快晴〓
本当にこの夏からも天候に恵まれ、ありがたい限りです。


今日の行動食はこれ!

P9202980.jpg 渋めの一品?

実は和菓子系が結構好きだったりもします。いや、ただの甘党か…。
普段とは違うものをということで行き着いたのでした。


涼しく気持ちの良い渓流沿いに登山スタート。
昔の伐採道のお陰でかなり楽に歩かせてもらえます。

P9202990.jpg 森は涼しくしっとりしてました。

いろんな動物も見られて、いつもよりゆっくり楽しみながら。
この日から涼しくなると共に、空気も乾いてきて本当に快適。森の香りも一段としました。


P9202981.jpg 奥はピリベツ岳。


西クマの山頂で大展望を楽しみ、一路ピリベツ岳へ。
これが結構頑張りどころ!200Mほど下ってから、200Mほど登る。
道もちょっと踏み跡気味なので、鹿道と見間違えないように注意が必要です。


頑張ったご褒美にピリベツブレンド〓

P9202987.jpg 久しぶりの山頂コーヒー。

やっぱり美味しいです〓
久しぶりのコーヒー。お供はこちら〓

P9202989.jpg しっとり感が好きです。

カナダにいた時にサブウェイの巨大クッキーが大好きでした。
日本にはあまりそういうのがなかったので、セブンのクッキーは大好きです。

やっぱりただの甘党…(笑)

  
帰りには秘湯?と言っても過言ではない幌加温泉へ〓
鹿の湯というネーミングなだけに、玄関先に親子が…。


帰りは故郷の十勝平野から。

P9203005.jpg すごい夕日でした!(YOU)


ようやく秋の風

9月17日~18日  黒岳~愛別岳~愛山渓縦走 (YOU&おだ)


お久しぶりです。といっても2週間ほどですが、
山岳ガイドの講習を受けに10日間ほど富山に行ってました。

秋の始まりに10日間も北海道を離れていたので、すっかり涼しくなると期待していたのですが、そうでもないですね…〓しかし、朝から道産子にとって殺人的な日差しが降り注ぐ関西地方から帰ってきたらかなり快適でした。

秋の仕事一発目は大雪!
かなり控えめではありましたが、それなりに紅葉もしていてなかなか。何といっても天気が良いし、風も涼しく吹いてくれて本当に気持ちよく歩けました。大雪の雄大な眺めを見ていると『おかえり~』と言われているような気がしてなりませんでした〓

P9172840.jpg 株によってキレイ!


早出早着きの鉄則にのっとり、初日は石室でゆっくりさせてもらいました。
なかなか最近のんびりする時間がなかったので、ありがたかったです。


翌日は日の出前に出発。
もう日の出が5時過ぎなんですね。3時台から明るかった6月とかが懐かしい。

二日目は満天の星空から始まり、最高の朝焼け。

P9182891.jpg 朝焼けに染まるひととき。

P9182894.jpg みんな足が長くて大笑い〓

目指す北鎮岳も真っ赤っか。なんとも言えない美しい色の時間を過ごしました。


ありがたいことに結構風が強くて涼しく、秋を感じさせる一日。
日が高くなるまでは、長袖シャツにウインドブレーカーくらいでちょうど。日中は程よい気温で汗もすぐ乾いて快適でした。



今回のメインイベント 愛別岳。

P9182927.jpg 大雪らしくない厳し目のお姿。

こんな雰囲気の山は、上ホロ・知床の硫黄山くらいでしょうか?
普段あまり見ないだけに、見ごたえも登りごたえも満点でした。

愛別岳の登頂が目的だった方々がほとんどで、張り切って往復しました。

横から(永山岳)見るとこんな感じ。

P9182974.jpg これまたカッコイイ。

登ってきただけに、その後から眺めるピークは格別でした。
左に伸びる尾根が白川尾根というそうですが、これまたいい感じでしたね。
残雪期にでも行ってみたい場所を発見〓 面白そうです。


下山後は久しぶりに訪れた愛山渓温泉にて。
相変わらず熱くて気持ちの良い温泉でした〓愛想の良いおばさんも素敵です。

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秋はいつもよりノンビリ歩くのがいいですね! (YOU)


ニセコ縦走

雨予報の中、ニセコ縦走へまずは、五色温泉へ 駐車場もキャンプ場も人でいっぱい・・・
さすが連休 天気も今の所、まあまあ

イワオヌプリ~ニトヌプリ~もうすぐパノラマラインという所で降りだす
お客さんをの残し、自転車で五色温泉まで戻る
湯本温泉分岐までは快適なダウンヒル!
思わず尾崎豊のあれを歌い出す 「盗んだバイクで走り出す~・・・自由になれた気がした15の夜~っ」てかぁ…

分岐から五色温泉までは登りだ
もらった小型自転車、全然進まず・・・「炎のランナー」のメロディが聞こえたような気がして頑張る
この間、南国スコールのような土砂降り
雨具を着てのアップヒルは超辛い
車を回収して、ずぶ濡れでじっと待っていた偉いお客さん達の元へ
この日は雪秩父泊

翌日は神仙沼からチセヌプリへ
さらにシャクナゲ~白樺山~新見峠へ
本日もまた自転車ダウンヒルで車回収へ 新見分岐から神仙沼へは心臓破りの5kmアップヒル
この日は降られず、まあまあ快適
さらに快適な新見温泉で宴会は盛り上がる

話は飛んじゃうが、自前の自転車は3回盗まれた
人が言うには「自転車は買うもんじゃなくて、駅でちょっと借りる」もんだそうだ・・・?
それで、自転車買う気なくした

3日目は新見峠~目国内~岩内岳~スキー場
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パンケメクンナイ湿原、紅葉まだまだ

ニセコ縦走 011.JPG

縦走路、笹刈りされていて快適なのだが、あまり歩かれていないようだった。
草地部分はボウボウ

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MYカー登山時代になって縦走する人は減った
空沼~札幌岳やニセカウ~平山などの縦走路を歩く人は少なく、廃道状態だ

ピストンじゃあ味わえない達成感を縦走で味わってほしいもんだ!
自転車ダウンヒルが加われば、喜びもひとしお!と付けくわえておく(my)



富良野西岳

当初チロロ岳の予定でしたが、お客さんから、コンディション不良の連絡が入り、前日にお手軽な富良野西岳へ、ドタ転身ちなみにマンツーマンでしたので・・・

宿は知り合いがいる美瑛のペンション、クンストハウスへ、ドタ申し込み
美瑛といえば、通り過ぎるだけの街のイメージでしたが
観光客の多さにびっくり・・知らないのは俺だけ・・・
ファームレストラン千代田、平日の夕方なのに満席
けっこう中国人もいっぱい来てました

ちなみに中国人イコールうるさいと思われがちですが、
中国では小さい声でしゃべっていると、悪口を言ってると思われるので
習慣的に大声で喋るのだそうです。

で、翌日はふらのスキー場のゴンドラを利用して西岳へ
この日の富良野の気温32度 くぁ~暑〓

武華山 010.JPG一等三角点の頂上

武華山 012.JPG芦別岳は雲ん中

下山後、新富良野プリンスの紫彩の湯@1500円に、時間ないので600円分くらいしか入らず、損した分、風呂ん中で屁をして帰る(my)



武華山

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道民のご要望により「銀泉台と武華山」に行って来ました。

紅葉にはまだ早い大雪山ですが、雪退け跡には、今を盛りとアオノツガザクラが満開に!
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その日の宿は塩別つるつる温泉のとなりの「湯の滝温泉」
つるつるの泉質、格安の料金とまともな料理 酒持ち込み可
そして、なんと生ビール350円!2杯飲みました~

ひとしきり盛り上がった後、温泉そばの池へ繰り出すと
ほ、ほ、ほ~たる来い!であちこちにホタルがチカチカ
こんなに身近にいるんだね


翌日ものんびり出発で石北峠近くの武華山へ
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雨予報でしたが、となりの武利岳も見えてました

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その昔、ライオンが住んでいたという 嘘がまかり通っていたライオン岩〓

最後の30分、雨に降られましたが、無事下山
好天続きの2012夏でしたが、今シーズン初雨具着用でした(my)


七つ沼、復活。

8月18日~21日


幌尻岳~七つ沼~戸蔦別岳 縦走



最近の悩みと言えば…。

デジカメが壊れて山の写真が沢山撮れないことです。。。
この仕事に合わせて選んだO社の防水・防ショックのカメラですが、ちょっと前にファインダーの蓋がきちんと閉まらないなぁ~と思っていたら、ついに開かなくなりました。6年近く使ったでしょうか。ついに買い替え時がやってきたのですが、まだ買いに行く暇もなく…、スマホのデジカメで頑張っています。悪くないですが、立ち上がりに時間がかかるので、とっさの一枚が撮れません。シャッターチャンス、逃しまくり…〓


NCM_1601.jpg 秋色のバッタちゃん…。



8/16-17と大雨により幌尻岳への入山は規制されていたみたいですが18日から復活。
水も多少多かったですが許容範囲。帰りには通常通りに。

天候に恵まれ、風もあって涼しくグイグイと稜線へ。
少し前の大雨のおかげで命の泉もシャーシャーと流れてました。

NCM_1602.jpg こうして見るとどっしり〓

北海道の山も遠くから全景を見ると緑豊かな感じですが、
頂上付近だけ切り取ると、高山帯の植生や岩の様子などが良くわかります。


山頂に着くころにはガスに追いつかれてしまいましたが、
幌尻の肩に出た時にはガスが抜けて七つ沼カールが全貌を現しました〓


NCM_1607.jpg 7つありましたよ〓


今シーズン3回目の七つ沼カール。

1回目はまだ雪渓もあり、2回目は涸れて一つ沼。
そして今回は大雨の威力をまざまざと見せつけられ、見事七つ沼に返り咲いてました〓〓〓


そういえば、今回は北カールにヒグマが。

のんびり草でも食んでいるように見えましたが、カールへの沢を登り詰めて上がってきた学生さん達がクマ避けでしきりに笛を吹いていたら、気になったようでかなりのスピードで近づいて行きました…〓!!! しかも、一番近い藪(30-40m)に隠れて様子をうかがっていたようです。その後、こちらも歩みも進んで見えなくなり、どうなったかわかりませんが、ニュースにもなっていないところを見ると無事だったのでしょう。 恐らく親離れをしたばかりのヒグマだったのではないでしょうか。今年見た熊の中では一番嫌な感じがしました。


下山して予備日が余ったので、
以前ご紹介した苫小牧の新観光名所〓『フルールブラン』〓で3時のおやつ〓

NCM_1611.jpg 今回はロールケーキ〓

100円でホットコーヒーも買えるので、
是非美味しいケーキに淹れたてコーヒーで楽しんでほしいですね〓
焼きたてパンコーナーも賑わっていました。

また揚げたてのカレーパンが食べたーい…! (YOU)





トムラウシを目指して

8月14日~16日

オプタテシケ山~トムラウシ山 縦走


十勝連峰最奥の砦・オプタテシケ山。
2012mのこの山は標高年ということで結構登られていますね!

お盆ということもあって、美瑛富士避難小屋も大盛況。テント村みたいになってました。
15日は早朝起床&出発。2:30に起きた時の星空、最高にキレイでした。
放射冷却で冷えまくっていて、測ってみるとなんと5℃〓〓 メッチャ寒かった…。


NCM_1574.jpg 朝焼けがキレイでした。






あまりに綺麗な朝焼け。
昔、爺ちゃんから『朝焼けは雨』と教わったのを思い出し、ちょっと心配に。

けどけど、今を楽しまなくっちゃ!!
本当にきれいな朝の時間に稜線に出られて幸せでした〓

NCM_1575.jpg オプタテシケと朝日。

東大雪から上がった朝日に向かって進みます。ほどよく風もあってコンディションは最高。
調子良く進み、あっという間にオプタテ山頂へ。


展望も抜群〓

NCM_1585.jpg 来た道を振り返る。

朝のオレンジも素敵でしたが、この時間もGood〓
そして反対側は目指すトムラウシ。

NCM_1582.jpg 歩く道が全部見えました〓


三川台(さんせんだい)までは長い道でしたが、
遅い雪解けにより、早い時期のお花も見られて順調に進めました〓



NCM_1594.jpg 秋の気配もチラホラ。


コースタイム以内という素晴らしい早さで三川台へ到着。
夕方の時間を楽しんでいたのですが、夜からは結構荒れました〓〓〓

風が強くテントも一晩中バタバタ…。それでもしっかり寝ましたが(笑)

翌朝になっても収まらず、むしろそれからが大荒れ〓〓
黄金が原の稜線では吹き上げる強風にあおられながらの通過。
南沼キャンプ地からは大雨のオマケ付〓
大粒で且つ強風が手伝って、素手が痛いほどの雨。道はあっという間に川へ変身…。

こういう時って、何故かテンション上がるんですよねぇ~〓〓〓
大自然のエネルギーを体中で受けているような気がして、1人やる気が漲ります〓


幸い皆さんの足取りも良く淡々と進むことができ、大事には至りませんでした。
下山するころには嵐も去りましたが、道は素晴らしい状態に…〓



改めて雨具や登山靴の防水性の大切さを体感することが出来ました。

特に風が強いと、冷えが襲ってきます。
その時に雨具の撥水性がなく、濡れた状態だと内側に張り付き、そこに風があたるのでかなりのスピードで熱が奪われます。雨が止めばまだ良いのですが、雨具の表面が濡れたままだと透湿性も悪く、内側の乾きも良くありません。

体験してみないとその重要性がなかなか分からないかも知れませんが、参考までにお伝えさせていただきます!

道具の手入れ、時間があるならば毎回しっかりとしましょう!
あなたを守ります〓 (YOU)


珍しいコースで

8月6日~8日 五色ヶ原~トムラウシ山縦走


クチャンベツ林道が復旧していないということで、
普段なかなか行かない?!ヌプントムラウシ温泉コースから沼の原を目指しました。

温泉までの林道もかなり整備されていて、草刈りまで入ってました。
非常にありがたいことです。


コースの出だしは丸太橋から。

P8062647.jpg 少し滑るので緊張…〓



小さな沢沿いを歩き、尾根へ。

途中、美味しそうなタモギタケ?を発見。

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北海道のスーパーの隅で売られている黄色いあいつです。
あとあと図鑑で調べたらビンゴでした〓


尾根の取り付きからは倒木がすごいですが、基本的には快適。
石狩岳分岐からのラスト1時間の笹薮は雨露に濡れていて、ファンタスティックでした〓〓〓
漕いでいるうちにだんだん『藪ハイ』になり、
終盤には北島康介のように『超気持ちいぃ~!』でした(笑)

条件次第ではありますが、雨具・登山靴の防水レベルの高さが求められます。
先頭を歩く身としては、すべて新品で問題なしでした。良かった…。。。

P8062663.jpg 露にも負けずいい笑顔〓


P8062684.jpg 沼の原にて。

P8062694.jpg 見えますか…??

成人式を終えたばかりのカエルちゃん。
まだ尻尾が少し残っていて、体長約1cm程度。可愛かった。


8月に入り、夏も折り返しですね。

P8072707.jpg ナナカマドも色づき始めてました。


んが しかぁ~し〓

P8072724.jpg お花はまだ好調です〓

平坦な地形が多いので、雪解けに合わせて咲く花が見ごろだったり、終わっていたり。
さらにはもう秋の花畑に変わっている場所も多々あり。こういう変化を見るのも面白いですね。

P8072749.jpg いろんな旬がいっぱいです。


そういえば、、、

P8072731.jpg キツネには要注意!!

アタックなどに際してザックをデポする時など、食糧が入りっぱなしだとやられることも。
このキツネも登山道沿いをうろうろ。登山者のおこぼれをパトロールしていたのでしょうか。


出発前に見た天気予報にメンバーの期待が集まりましたが、
半日遅れで南沼キャンプ地での夜から晴れました。
日が落ちたらあっという間に冷え込んで、雲がミルミルうちに下がっていく〓〓〓〓
かなりの冷え込みを見せ、迫る秋の気配にちょっとウキウキ。

夜になると満天の星空。
そのうち月も出て、ヘッドランプが要らないほどの月明かり〓
こんな夜もとっても良かったです。


最終日の朝は、トムラウシ山頂へご来光を見に。
夜からの晴れもずっと続いていて、期待通りの素晴らしい朝でした。
早めに出たので、日の出前の雰囲気も楽しめました。

P8082755.jpg 3分前!!

P8082784.jpg 出たぁ~〓

P8082791.jpg 柔らかくいい光でした。

P8082802.jpg 十勝連峰もくっきり。


滅多に見られないトムラウシ山頂でのご来光だったので、
予定よりも多く時間をとって、短い時間で移り変わる変化をじっくり楽しんできました。

帰りの下山中も快晴。
東大雪荘に着いた頃にはすっかり曇り。
いいタイミングで下りられました。

P8082804.jpg 秋の山も楽しみ。(YOU)


盛夏の道南へ

8月3日~5日


遊楽部岳&狩場山



ん~…暑かった〓〓〓のは遊楽部岳でした。

こちらも歩ける許容範囲の明るさになったらスタートしたのですが、
朝一番はガス、雲海へ突入し風が涼しく絶好調〓

が、しかし…〓〓



雲海の上に出ると、上空は薄曇り〓〓
時折アツアツの日差しも…〓

何が厳しかったといいますと、風がないこと。
上に出てからは山よりも暑さとの闘いで、事前に沢山背負ってもらった水は一人2L以上。
皆さんきっちり飲んでいただいて、何とか熱中症は水際で防ぐことが出来ました。


そして手前ピークの臼別岳へ。

P8042600.jpg 奥の平らの左が遊楽部岳。

ここからさらに1時間ほど歩きつめて山頂へ。
さらに1時間ほどで戻ってきましたが、戻りの1時間が非常~~~っに暑く、
臼別岳についたころにはみんな意識が朦朧と…。

とにかく水と塩分などをしっかりと、そして極力日陰で涼む。
これしか無かったですね!スポーツドリンクの飲みすぎはかえって気持ち悪くなることもあるようなので、水とのバランスを大切に。

下山も雲に入ると風が復活、気温もグッと下がり快適。
何とか生きて帰りました。



翌日。

心配された天気予報でしたが、全然OK~〓
油断は禁物ということでそれなりに早出。

登山道にはブドウマイマイちゃんがいっぱい〓

P8052609.jpg 踏まないようにね…!


上の方に行くとお花も絶好調~〓〓〓

P8052616.jpg 南狩場手前の花畑。


南狩場を越えると、突然景色が一変。
突然、大雪を思わせるような広~いお花畑が展開され、草の緑もみずみずしくキレイ。
近辺の山々もしっかりと見え、展望もとっても良いです。

P8052626.jpg エゾカンゾウを中心に見ごたえ満点。


涼しい風と旬のお花。
広がる景色とコースの変化を堪能したお手軽登山でした。 (YOU)


古の道を辿って

8月1日~2日


芦別岳 旧道~新道



素晴らしい藪とロングコースで知られている芦別岳旧道。
やや不安定なお天気の移動日となりましたが、登山日は大丈夫でした。

またまた超早朝起床で、歩ける許容範囲の明るさになったらGo〓
8月ともなると、明るくなるのが遅くなってきているのでこの日は4時過ぎのスタートでした。

夫婦沢は昨年の台風の影響か崩れまくりでした。

NCM_1512.jpg 踏み跡はあるので大丈夫です。




稜線に上がるころから少しずつ展望も開けてやる気アップ〓
素晴らしい笹薮の道にも負けず、ぐいぐい登りました。

暑かったので、露払いのための雨具ズボンはあえて履きませんでしたが、
びしょ濡れが適度に体を冷やしてくれて快適。下山時に乾くと暑ぅ~〓でした。


しばらく行くと、雲の間からようやく山頂が〓

NCM_1517.jpg 鋭くてカッコイイ。


山頂前の終盤のお楽しみはキレット。
ここがやはり旧道を歩く意義でしょうか。雰囲気も良く楽しいパートです。

NCM_1520.jpg 合間のお花もキレイでした。


NCM_1523.jpg 時折展望も良かったです。


肝心の山頂では写真を撮り忘れましたが、
ゆっくり休んでいる間にガスもかなり抜けて好展望でした。

そういえば、山頂からまたまた親子熊を発見〓〓〓
みんなでじっくり鑑賞会をしました。

帰り際にも改めて熊を見ていたら、別の親子も発見(笑)
この山頂の30分程の時間の中で、一気に5頭もみちゃいました〓


今年は熊の目撃が非常に多いです。
幸い今のところ遠いので良いのですが、近くで会わないように引き続き気を付けようと思います。


NCM_1525.jpg 最近好きなお花。(YOU)


知床 さいはての地

2012年8月2日~6日 知床 羅臼岳~硫黄岳 縦走  (おだ)

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さいはての地、知床。

昨年からカムイワッカへの縦走路も復活し、久しぶりに縦走してきました。

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羅臼岳では雲も多かったが、知床の夏を満喫。
お花もきれいでした。

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夕方にはオホーツクに沈む夕日のデザート。

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極上のテント場、第一火口では熊がすごい。
迷走していました。

さすがの秘境です。

極楽浄土?

7月23日~24日 黒岳~白雲岳~赤岳縦走 (YOU)


大雪山。ここは間違いなく昔から人々が想像した『あの世』でしょう(笑)
久しぶりに黒岳方面からの縦走を担当。新鮮でした。

石室に近づくと、出てきました極楽浄土をイメージさせるような花畑〓〓〓

P7232406.jpg 三途の花畑…(笑)



石室で出迎えてくれたのはキンキンに冷えてまっせ〓の看板。

P7232407.jpg その名の通り、雪で冷やしてくれてます。


僕と大阪のMさんは、途中自前で雪渓をゲットし、雪渓ビール。
1缶500円ですので、軽くしたい方は1コインを沢山ご用意ください。
またはお札で2缶。その方が幸せか…〓〓


晩御飯には、うちのおばあ特製のたれで作った豚丼~〓

P7232410.jpg 初めて山で豚丼。やっぱり旨い〓


高山帯の植生のため、空が開けている石室は夜空がキレイ〓
この夜も満天の星空を眺めることが出来ました。トムラウシの方から天の川が…。


翌日は大雪らしい雄大な景色と、気分はあの世!咲き乱れる花々を満喫しながら歩きました。

P7242422.jpg 白いイワブクロ初めて見ました。

P7242445.jpg 青空もいい演出ですね。

P7242448.jpg キバナシオガマもばっちり。

P7242451.jpg ヨツバシオガマを上から。



もうとにかくどこへ行っても花から逃げられません。
本当にいい時期に来れてみなさん笑顔がいっぱい〓〓〓


途中、ひょっこり顔を出してくれたのはオコジョ君。

P7242456.jpg 動き早すぎです。

何とか数枚いい写真が撮れたのは初めてのこと。
日頃のカメラワークのたまものでしょうか〓


久しぶりに白雲岳の山頂へ。

ここの景色、大雪を大満喫できる場所の一つでしょう!!
特に旭岳方面の縞々模様や、なんといってもトムラウシが見えたら言葉にならないはずです。
見えてしまったら絶対縦走したくなること間違いないです。

P7242463.jpg 縞々もまだ健在。


赤岳方面でもしっかり花を満喫。
見すぎて朝のような感動は少な目…。それくらい縦走すると花が見られるんです。
いい意味で終盤は『少な目』です〓


P7242471.jpg 花の季節は大雪へどうぞ。(YOU) 

花、景色、時々熊。

7月21日~22日 富良野岳~美瑛岳縦走



非常に良い天気に恵まれ、登山者にとって嬉しい夏が続いていますね〓

先週末は、富良野岳~美瑛岳の縦走へ行ってきました。

富良野岳と言えば、花〓
週末ということもあり、富良野岳の登山道には登山者がいっぱい!
久しぶりに沢山人がいる山に来ました。

P7212322.jpg 快晴のスタート。安政火口目指して。



富良野岳のお花はちょうど狭間に差し掛かっていましたが、
やっぱり花の百名山に選ばれているだけあって、見ごたえ十分。
いつもの場所に咲くエゾルリソウもしっかり咲いてました。

P7212338.jpg 今年も見ることが出来ました。


土曜日だけあって、上ホロ避難小屋は大賑わい。
小屋も結構いっぱいということでテント泊に。テントも全部で12張〓
久しぶりに人の沢山いる山中泊でした。


翌朝。

P7222350.jpg Good morning〓

ここで見るご来光も大好きです。

いざ十勝岳へ。

P7222363.jpg 奥に富良野岳〓

実はこの写真の30分ほど前、写真を見て左下の沢地形に熊さんが2頭いました〓
このエリアで見たのは初めてだったのですが、どちらも横綱級。
今日は新得町あたりで熊の会合があるのか、
2頭ともほぼ同じ道を通り、同じ方向へ歩いて行きました…。

やっぱりやつらは足早いっ!!登りのスピードなど半端ないっす〓〓〓
これで今シーズンの目撃頭数9頭目。去年の最多記録11頭まであと2頭。
新記録樹立の予感です。。。


十勝岳を越えて、美瑛岳へ。
月面、火星?のようなあの丘を越えて。

P7222366.jpg この景色結構好きです。

反対から見るとこんな感じです。

P7222381.jpg ん~、荒々しい…!!


下山の最中も要所要所でお花畑がお出迎え。

P7222388.jpg 雪解けすぐの場所もちらほら。


花に、景色に、熊2頭。
最後まで飽きることないいい縦走でした。 (YOU)


新見温泉ら辺

032.JPG

目国内岳頂上

034.JPG

パンケ目国内湿原

最近お疲れさんのおじさんガイドのためにお馴染みさんたちが
「癒しハイキング」を企画してくれました。

新見峠を起点に2日間に渡って2コースハイク

お湯は新見温泉

おかげ様で快調です

会計時、満タンスタンプカード3人もいて、大幅売上ダウン・・・

次回で取り戻します!(my)


東大雪大展望

7月18日~19日 石狩岳


夏場には珍しい日帰り登山の担当。しかも温泉泊〓
疲れが溜まり始めているこの頃にありがたい仕事です。

利用させて頂いているお宿は『山湖荘』さん。
くしゃくしゃで顔が潰れてしまうのでは(笑)と思うほど笑顔に溢れまくっている優しいご主人がお出迎えしてくれる心落ち着く素敵なお宿です。



早朝出発の朝。結構冷え込んでいて涼しい。急登にはぴったりだと確信〓
登山口に到着。しっかり山頂も見えている〓
はやる気持ちを抑えてしっかり体操で体を温め出発。

P7192267.jpg 近づく山頂。

シュナイダーコース途中より。

P7192269.jpg 二ぺも顔を出しました。


そういえば、登りだして追い抜いて行ったご夫婦が約7年前、僕がまだ学生で第一の師匠・大橋さんのガイド登山のお手伝いでカムエクにご一緒させて頂いた時のお客さんでした。向こうから声を掛けて頂き、覚えていて下さったことに本当に感激しました。どうやら駐車場の時点でお気づきだったとか。嬉しい限りです^^


そしてなんと、急登に差し掛かる時に追い抜いて行った単独のおじさんにも声を掛けられました。

『あんた去年ペテガリとカムエクで会ったねぇ~』

こちらはあまり見覚えのない方でして、去年ペテガリは行っていない…が、カムエクは行った。。。。ということでいろいろ話をさせていただき、お声掛けいただいたことにお礼をしてお別れ。このおじさん足早かったなぁ。


ゆっくり登りを楽しみ稜線の分岐へ。

P7192277.jpg 石狩岳展望休憩。

P7192284.jpg 途中のお花畑も絶好調〓

涼しく強めだった風も山頂では静かに。

P7192294.jpg 旭岳から、

P7192289.jpg トムラウシまでくっきり〓

いつもはあっちを沢山歩いているだけに、縦走ルートが全て見えると嬉しいものです。


山頂でゆっくり〓ブレイク。
この日も終日いい天気〓

ありがとうございます! (YOU)


日高横断

7月13日~17日 伏美岳~幌尻岳縦走


今年も担当させていただきましたこの縦走。
地元にほどなく近い山域で相性が良いのか、いい天気・展望に恵まれました。

Day1 札幌~伏美岳避難小屋へ移動。もちろん快晴〓



Day2 登山開始。

早朝出発したのですが、暑い…〓〓〓〓
快晴中の快晴で早朝なれど気温が高い。。。ありがたいことなのですが、汗はガンガン吹き出すので、水をどんどん飲まなきゃ体がやられる。2Lオーバーで持ってくるべきでした。途中上がってきた雲海に視界を阻まれるも山頂直下から素晴らしいお花畑に出迎えられ、山頂へ。

P7142037.jpg 見えました。目指す頂き。

左から幌尻・戸蔦別・北戸蔦別岳。
伏美岳の景色も大好きな場所の一つです。この先にまだまだいい場所があります。

P7142051.jpg どこが道…?

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、踏み跡ちゃんとあります。
後ろは伏美岳&妙敷岳(おしきだけ)。道のない妙敷岳。残雪で行きたいな。

背の高い這松や藪と格闘して2つ目のピーク、ピパイロ岳に到着。
頂上手前あたりからお花が元気いっぱい。

P7142058.jpg 岩がゴロゴロの山頂。

戸蔦別川を眼下に望み、その奥には十勝幌尻岳・札内岳・エサオマントッタベツ岳など。
奥にはカムエクや1839の頭もチラリ。花と展望が最高なピークです。

ピパイロからは花を満喫し、予定のテント場へ。
雪渓の残り具合が心配でしたが、何とか〓。200m下降して水を獲得。

そして第一の作業へ…

P7142088.jpg 冷たい水で急速冷蔵~〓

美味しくいただきました。

P7142107.jpg 展望を楽しむ夕方。

日高北部の山に始まり、夕張山地や十勝連峰、大雪山系、東大雪も見えました。

みんなの期待通り夕日のショーが始まり、一同日高の稜線で大盛り上がり。
山に落ち行く夕日を見届けた後に珍しい現象が〓

P7142135.jpg 入り込むガスに映る影。

コルからガスが流れ込み、奥の山の影が映り2重にシルエットが見えました。
僅かな時間ではありましたが、いろいろな姿を見せてもらいました。


Day3 いざ幌尻へ!

朝一番にまっているのは1967峰への急登!亀のごとくゆっくりと…山頂へ。

P7152160.jpg ようやく幌尻が正面に。

67で単独行のおじさんとすれ違い、『今日はどこまで行くんですか?』と聞くと…、

『ススキノだよぉ~〓〓』、と満面の笑み。
どうりで足取りが早いと思ったら(笑)


P7152174.jpg 67を背に。

67のピークからは這松の背が低くなります。だいぶ歩きやすい。
北戸蔦手前で一時的に高くなりますが、前半戦よりはいいです。


七つ沼の降り口に荷物をデポし、軽装になって幌尻岳アタック〓

P7152192.jpg 来た道を振り返る。

全員無事登頂を果たし、至福のキャンプ@七つ沼。
涼しい風にポカポカの日差しが降り注ぎ、エサオマントッタベツを眺めながら冷え冷えのビールを飲む。どうですか、これ〓 夜は空を埋め尽くす星空も満喫。天の川が太いこと太いこと。
外で寝たのですが、本当に素晴らしかったです。

寝ていると近くに聞こえた動物の鼻息が…〓
『フシュー、フシュー…〓〓〓』
こいつはヤバいと思い勇気を出して覗いてみると鹿でした(笑)七つ沼に孤独な雄鹿がいます。やけに人やカラスと他の動物などに興味津々なやつがいますので、ご注意ください。


Day4 ヌカビラ岳方面へ無事下山。夜は完走を祝い大宴会〓〓〓

Day5 余った予備日は再びえこりん村へ。

P7172246.jpg この日も超快晴!暑いっ!!

2回目のともなり前回見逃した『銀河庭園』へ。
ここはスゴイ!!じっくり見て回ったら半日は過ぎます。
花・ガーデン・建造物・アートなどが好きな方は是非行ってみてください。
途中にあるカフェやレストランも充実。

P7172254.jpg ヒグマアート&Dax。

流木で作られたヒグマのアート。お見事でした。3頭います!大きさもリアルです。


今回の縦走中で雨具を着用したのは小一時間のみと本当に恵まれました。
この春からうちの5つ★に参加して3本目のTさん。
全部ご一緒しているのですが、見事今シーズンのご参加の5つ★は全部晴れています。
Tさんもご一緒すると晴れるジンクスが確立されました。

『今回の雨は、雨じゃなくて霧だ…!』 By Tさん。

そういわれると…(笑)
お陰さまで快適な縦走となりました。
ありがとうございます!!(YOU)


花の富良野岳から十勝岳、さらにトムラウシへ

2012年7月13日~18日 富良野岳~十勝岳~美瑛岳~オプタテシケ山~トムラウシ山 縦走  (おだ)

今が最高の花の時期。

十勝連峰を縦走して、あこがれのトムラウシまで縦走してきました。

写真 12-07-17 16 19 30.jpg

初日は、稜雲閣からスタートして、花の100名山、富良野岳を登頂。
今年は雪解けも早いせいか、例年より早くすでに花も満開。

写真 12-07-14 15 27 43.jpg

カミホロ小屋は連休ということもあって混んでましたね~。

そして、初日からすばらしいご褒美。
写真 12-07-14 19 06 58.jpg
久しぶりに、ググっときた夕日でした。

さらに夜は、流れ星のオンパレード。
1つぐらいは願いがかないますように・・・。

2日目は、十勝岳をあっさりと登頂。
素晴らしい天気で、さすが北海道のへそ。北海道じゅうの山がくっきりと見渡せました。

その後は、美瑛岳、オプタテシケを登頂後、二つ池のテント場へ。

ここも残雪少なく、7月下旬には雪渓も無くなりそうです。
今後、行かれる方はご注意を。

写真 12-07-16 6 14 09.jpg

翌日は花の三川台を歩いて、念願のトムラウシ頂上。
写真 12-07-16 13 34 14.jpg
貸切30分。

写真 12-07-16 19 12 15.jpg
南沼からの夕日で歩いた距離を確認。

皆さま、お疲れさまでした。

BSフジ 絶景百名山

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BSフジで月1回放映の「絶景日本百名山」という番組ご存知ですか?
俺は知らなかったけど、もう20数回4年間に渡って放送しているそうです。

取材チームは利尻岳と大雪山の2コースにやってきました。
利尻は地元ガイドの「ウニ丼チャンプ」こと渡辺ガイドが案内

大雪山は俺担当!
初日は、層雲峡黒岳から入山して白雲岳を目指すのだが、
スタートはガスの中・・・
ところが、どんどん天気が良くなり取材チーム中々前へ進めず!

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黒岳の8合目あたりからお花畑が連続すると三脚立てて撮影
さすがに時間配分が心配になり「この先、まだまだ良くなりますよ…」と一応注意

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白雲岳頂上からは裏旭の残雪が美しい

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白雲岳のキャンプ地はテント60張り、もちろん小屋も満杯

2日目は北海岳から旭岳へ
この日も超快晴で、日焼けでアタタタ・・・

放送予定は8月か9月のどっかの金曜日、夜10時からです。
決まったらお知らせしますので、見てね!(MY)

日高の最高峰

2012年7月10日~12日 幌尻岳  (おだ)

今年は、新冠コースが林道不通で急きょ、ヌカビラ岳からのちょいハードコースへ。
でも、天気良くいいもの見れました。

写真 12-07-11 9 02 22.jpg
北戸蔦別岳からの幌尻岳と戸蔦別岳。日高でも立派な山容のひとつです。

写真 12-07-11 12 16 34.jpg
今回は七つ沼カールにも泊ってみましたが、今年は残雪少ないですね。
でも、ここは北海道でも最高のテント場です。


カナダから帰ってきて、時差ボケ解消するには山に登って早く寝て、早く起きる。
すっきりと治りました。

長万部岳など

009.JPG5合目あたりから見上げた長万部岳

008.JPG
ドでかい標識

002.JPG
狩場山にはまだ残雪あり

・・・今日んとこは忙しいので、とりあえず放り込んでおきます。
これから層雲峡~黒~白~旭岳行って来ますんで、あしからず!(my)

花の日帰り縦走

7月10日(火)~11日(水) 南暑寒岳~暑寒別岳縦走 (YOU)


春先の雪解けが早かったこの春。場所によってですが、
高山植物も早い場所が見受けられどうなるかと思っていましたが今回もばっちりでした〓

ロングコースということで、快適に泊まらせていただいた南暑寒荘は4:00発。

P7111950.jpg 朝は2:30起きでした。



花の時期は虫で有名なコースでもあり、朝一から虫除けはかかせません。
ニュージーランドで仕入れてきた強力なやつ、絶好調でした。
(いつも使うにはちょっと強すぎですが…。)


2hほど登り、雨竜沼湿原へ。

P7111972.jpg この蛇行が好きです。

ノンビリ木道を花見しながら歩き、展望台へ。
数年ぶりに訪れたため、展望台が新しくなっているのを知りませんでした。

P7111985.jpg 白く光る池塘たち。


天気も良く、風も強めに吹いてくれて抜群のコンディション。
花や展望、涼しさを楽しみながら南暑寒岳へ。

P7111998.jpg 縦走方向の暑寒別岳を臨む。

両ピークの間の縦走路が写真左にあるのですが、300m〓の400m〓。
なだらかに見えますが、結構笹が茂っていて足元の道がまるで見えない箇所も。
時折段差もあり、土が滑りやすいため、ポレポレ・ビスターリ、ビスターリ。
ゆっくり行きましょう。

P7111999.jpg @南暑寒岳山頂。

増毛山塊の秀峰・群別岳をバックに。
この春行ってきた群別岳や浜益岳が見えて嬉しかったです^^


そういえば、増毛山塊の固有種は調べてみると3種あるようで、
『マシケレイジンソウ』、『マシケオトギリ』、『マシケゲンゲ』だそうで。

見分け方までは分からなかったので定かではありませんが、今回の縦走中に全種類見ることができました〓 し、しかぁし、、、レイジンソウの写真を撮り忘れまして証拠はありませんが(笑)

P7111986.jpg オトギリはたっくさんありました!

P7112024.jpg ゲンゲは暑寒別岳の上の方だけに。

暑寒コースと箸別コースの分岐から箸別方面に沢山ありました。
レイジンソウは朝の登りはじめに一か所だけしか見つけられませんでした。


それにしても、良く晴れて〓強めのいい風〓〓に吹かれながらあまり暑い思いをすることなく、なかなか快適な縦走となりました。しかしながら休憩を除く歩行時間は11hを超えていたので、飲んだ水の量はきっちり2L。スポーツドリンクやスポーツ用塩飴などを上手く利用してしっかり水も飲み、夏場のコンディショニングには十分に気を付けましょう〓 何事においてもそうですが、山では特にちょっとの積み重ねが大きな差を生みますので、面倒くさがらずに行きましょう〓 (YOU)


知床連山縦走

7月4日(水)~8日(日) 知床縦走 (YOU)



久しぶりの知床。
札幌から移動すると約6h。羽田から飛ぶと約2h。関東から来た方が楽ですね(笑)


ワイルドな魅力に溢れた縦走は羅臼岳から。
大沢の雪渓も平年並みでしょうか。いつ見てものびやかで気持ちの良い場所です。

P7051889.jpg それなりにステップ出来てました。



羅臼平までじっくり登り、ほぼ空身で羅臼岳をピストン。

途中にある岩清水〓〓〓

P7051896.jpg 冷たくて最高!命の水ですね。

こんなにありがたい水はない!
往復でみんなたっぷり給水させていただきました。生き返るぅ~〓

この日は三ツ峰にてキャンプ①。
下山者に『三ツ峰側に親子連れの熊いましたよぉ~』なんて言われていたのでちょっと期待と心配を胸に抱いていましたが、姿はなく無事に通過〓どうやらご飯の時間を終え、お昼寝していたようです〓三ツ峰に向かう途中、知床のガイド仲間の滝澤さんに遭遇。僕らのクマよけホイッスルをいち早く察知していてくれ、三ツ峰ピークで熊を挟み撃ち&熊がパニックになるのを回避するために下で長らく待っていてくれました。さすが地元のガイド。第一声に『パンダいたぁ~〓』には笑っちゃいましたが〓


P7051900.jpg 花もなかなか良し。

歩いている最中、沢山出てきてくれ厳しい道ながら癒しに溢れていました。



キャンプ①の夜中。PM22:00。
『〓〓〓〓〓~〓〓〓…………〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓』
強い雨は長らく続きましたが、早朝にはぴたり。これにはとっても助かりました。

途中の二ツ池はというと…、、、

P7061903.jpg 道は沢~〓〓〓

中央突破です。。。大変よく頑張りました〓

そのご褒美に、、、、、、、


P7061916.jpg シレトコスミレ〓〓〓

しっかり咲いていてくれました。
さらにさらに、

P7061909.jpg 女王様まで~〓〓〓

コマクサは一ヶ所でしか見ることが出来ませんでしたが、
何せ知円別岳分岐後のガレのトラバースでしたので、スーパースピードでカメラを取り出し、
一瞬でパシャリ…〓 危ない場所ですので、お気を付け下さい…。


無事に第一火口まで到着し、キャンプ②。

P7061923.jpg あの稜線を通過しました。

雪渓の縁ということもあり、水も冷気も冷え冷え~〓
ちょっと寒い夕方でしたが、夜はさほど冷え込むこともなく丁度良かったです。

夕方浄水器で水を作っていると、ふと第六感?が働き、雪渓の方に目をやると、、、

P7061932.jpg 居ました〓〓〓

猫でもなく犬でもなく。。。
おやじならず、おかんの方です。でっかくなった子どもも2頭。

みんなを呼び出し、静かに盛り上がっていただきました。
野生の熊は本当に美しく、そのパワーときたらすごいですね。
とてつもないエネルギーは200M離れた僕らまでしっかりと伝わってきました。

帰りの温泉休憩後にまた第六感は働きまたまたおやじ発見〓〓〓

熊センサー搭載ガイド?! (YOU)


気が遠くなる山?


6月27日~7月1日 1839峰 (YOU)


ペテガリが『遥かなる山』なら、〓〓〓〓は『気が遠くなる山』という声も(笑)

登り方で変わりますが、札幌から赴くと3日目にしてようやく山頂に付きます。
しかしその溢れんばかりの魅力は今なお日本各地の登山者を魅了しています。

沢歩きからスタートして、北海道三大急登のNo.1を擁するコイカクシュサツナイ岳を越え、
更に這松の稜線歩きでヤオロマップ岳を経て、そこから更に3h程で辿り着きます。

天気一つで全く厳しさも変わってきますが、今回は『暑~いっ!!』の一言。
稜線に出ると水の採れる場所は限られ、何より日陰がなくおまけに風が控えめな稜線歩きは過酷でした。

NCM_1347.jpg コイカクからヤオロに向かって。
一番右のピークが1839です。



這松漕ぎにはコツがあります。
『力まないでゆっくりタコになった気分で時に横になってカニの様に歩く』。
真剣に書いてますが内容は笑ってしまいそうな感じ〓
しかしこれが出来るととっても楽なんです。

そういえば、要所要所に整備が入っていましたね。
印がつけられていたり、笹狩りが行われていたり。ヤオロのテント場から水場へ降りるところもピンクテープが付いてました。約100m程下るといつもの水が浸みだしている場所なのですが、〓が少なかったせいかほとんどなし。一番下の印を越え、更に藪漕ぎして、耳〓で探すとありますので、そんな時は試してみてください。

NCM_1357.jpg 鉛筆くらいの太さのチョロチョロ水。

岩に張り付いている苔のお陰で水が採り易かったです。
とっても冷たくて、暑い日には本当にありがたい。『生き返るぅ~』ですね。
〓も旨いですが、命に届く冷たさがここにはありました。

水をたっぷり汲み上げて、爽やかな風が吹く稜線のテント場で大展望のティータイム〓

NCM_1359.jpg コーヒーが旨いこと。


日差しと爽やかな風、小鳥にナキウサギの声と大展望を満喫。
ノンビリ過ごして、夕食もしっかり食べ、落ち行く夕日を最後まで眺めて就寝〓

NCM_1362.jpg ヤオロの山頂より。


そして3日目はアタック。

NCM_1367.jpg 奥まで来ると山容が鋭くなります。

この日も天気が良く、かつ風が弱くてありがたい天候ではありますが、これまた厳しい。
荒れた天候の事を思えばなんてことないのですが、熱中症もまた怖いものです。

そして念願の山頂へ。
看板も新調されていました。感謝ですね。

NCM_1369.jpg コイカクをバックに。いい笑顔〓

油断することなかれ。ここでようやく半分!
そして炎天下の稜線歩きが再びスタートするので、山頂で気を引き締めなおして再出発でした。

幸い、ごく僅かに残雪があり、帽子に入れたり水筒に入れて水を冷やしたり。
暑いときにしっかり体を冷やすことで集中力もまして、
体の動きも良くなり、何より気が楽になります。
衣類でしっかり調整することや、風に当たれる場所で涼しむことも大切ですが、
限られた条件で使えるものは積極的に使って上手くやれるといいですね。

無事C1と同じ上二股まで降り、翌日爽快な沢歩きをして下山できました。


下山後は打ち上げ〓〓〓
ということで、白樺のジンギスカンでワイワイやってきました〓

NCM_1388.jpg 〓でもライスでも最高です〓

ここのジンギスカン、年に一度は食べたいお店でして、
今回の打ち上げにはもってこいでしたね。
近くをいらした時は是非食べに行ってくださいね!!
お昼時をちょっぴり外すとすぐに座れる確率が高いです。


夜の部は、キャンプ場でまたワイワイ〓
天気も良かったけど、メンバーの仲もとっても良くて大変盛り上がりました。


予備日で残った一日は、
Tさんご推薦の恵庭市にあるお蕎麦屋さん『思君楼』(しくんろう)でランチ!

NCM_1391.jpg 太くて香り良く、噛み応えのある蕎麦。

飲んだのは僕ではありません(笑)
写真は『大もり蕎麦』に+100円で大盛りにしてもらった『特もり蕎麦』〓
蕎麦好きとして、最高のランチでした〓
(こちらも結構混み合いますのでランチタイムを少し外すといいかもです。)


お腹いっぱい蕎麦を食べて、最後にえこりん村で腹ごなし!
小一時間歩き回ってずいぶん楽になりました…。
買い物、カフェ、ガーデンなどなど見どころ満載。
特に印象的だった二つをご紹介。

NCM_1392.jpg とまとの森。


そして以前から近くで見たいとずっと思っていた牛!

NCM_1406.jpg スコッチハイランド。角すげぇ!

ネパールで見たヤクを一回り大きくして、立派な角を生やした感じ。
あまり人に興味が無く近くに来てもらえず、この写真を撮るのにずいぶん時間がかかりました。
もしかして僕に興味が無い?(笑)


山でも、里でも沢山楽しませていただいた今回。
7月もいい天気が続きますように!! (YOU)




積丹岳

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積丹岳山頂からポンネアンチシ山を見てびっくり!
カール状地形でしょ〓
太古の昔、積丹半島にも氷河があったのか・・・?

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地を這うように生えるダケカンバ
豪雪と強風がこのような変態カンバを育てるのか、こいつらまったく上に向かう気なし!

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タケノコいっぱい
個人的な思い出ですが18歳の時の生まれて初めての沢登りが余別岳と積丹岳を沢でつなぐ
3泊4日の旅に連れて行かれました。  生まれて初めての藪こぎを積丹で味わい、頭おかしくなりそうでした。
幌内府川源頭部から余別岳頂上までこのササを2時間以上漕ぐんだから・・・〓

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山頂にあった穴開き岩より余別岳を望む!

ところで「北海道夏山ガイド①」の中での紹介文に
「頂上に出た途端に目に入るのが積丹地蔵である。最近は山で墓、追悼碑・・・などに出合うことが多くなった。特に卒塔婆などが立っていると薄気味悪くてぞっとする。
ここのは交通安全と書いてある。山頂で交通安全祈願でもあるまい。置くにしてもわざと目につくような場所はやめてほしい。」とあったのだが
たたき割られてなくなっていました。どなたの仕業かは知りませんが・・・OKだと思います。

北海道夏山ガイド全6巻は北海道の登山者のバイブルです。
作者達の辛口コメントは、けっこう的を得ているし、共感を得ているらしく
「合目標識がおかしい!」とあった道東武佐岳はその後、修正されたし
「藪がひどい」とあった十勝幌尻岳もすっかり仮払われていた。

いいね!
登山者のためになるガイドブック

俺が早く、トムラウシの林道直してほしいとか、ペテガリの林道開けろよと言っても、まったく効果ないんですけどね・・・my

知床の秘境

2012年6月14日~17日 知床岳 TH (おだ)

DSCN1990.jpg
やっぱり、晴れると最高!!
知床岳は、道路末端の羅臼の先の相泊からスタート。

DSCN1989.jpg

といっても、立派な登山道も立派な案内も、立派な頂上標識もない秘境の山。

読図と経験と、最後は勘に頼っていけば最短時間で登れるし、行程時間の倍を要する場所です。
プラス、ヒグマなどの野生動物が住む場所。

すばらしい、秘境ですね。

ゴロ石の海岸を2時間歩いて、さらにけもの道を2時間登ると、素敵なテント場。
DSCN1995.jpg
この日は、天気も良かったので、ひとり夜はテントから出ての外泊。

夜中の手が届きそうな星空〓は、素晴らし贅沢でした。

翌朝は、片道6時間のアタック。
DSCN1998.jpg

年々、激しくなる崩壊地帯を登ると、根室海峡奥には国後島の山々。
DSCN2000.jpg
現在、ここが日本で一番外国に近い場所だと再認識。
いい山多いですね。いつか登りたい。

DSCN2001.jpg
そうこうして、楽園の知床沼。

DSCN2002.jpg
さっき歩いたような、熊の足跡がいっぱい。
サイズは小熊でしたので、近くに母熊もいるんでしょうね。

DSCN2007.jpg
手前ピークからの知床岳頂上。
今年は、残雪が例年より少なめで、最後のハイマツ漕ぎはボディーブローのごとく、襲ってきます。
この付近の登山道(?)も崩壊激しく、結構やばい場所もちらほら。

DSCN2011.jpg
テント場から6時間で登頂。
簡素に一等三角点が迎えてくれました。

といっても、ここが中間地点。
また、来た道をかきわけて、無事に翌日に下山。
DSCN2019.jpg

知床の世界遺産のほぼ中心地を訪れる探検でした。

胆振 花と温泉の山旅

6月7日(木)~9日(土)


オロフレ山・伊達紋別岳・室蘭岳(プライベートガイド)


初夏、ですね。低山でも高山植物が咲き乱れる素敵な季節の到来。
関東からお越しのお客様グループと上記の三山へお花巡りの山歩きに行ってきました〓

まずはオロフレ山。
シラネアオイで有名な一座。タイミング、どんぴしゃり〓〓〓

P6071597.jpg あるわあるわ。

何シーズン分のシラネアオイを見せていただいたことでしょう~〓〓〓

強烈な先制パンチをいただき、この日は北湯沢は湯元名水亭にてノックアウト〓〓
お花が夢にも出てきそうなくらい、目に焼き付けることができた一日。


そして二日目は伊達紋別岳へ。
朝もやに包まれた美しい登りだし。湿度も適度で美肌登山〓

P6081611.jpg 癒されます。


途中から雲の上に出たらピッカピカの晴れ〓
気持ちの良い稜線歩きと、要所に現れる花を愛でながらの山歩き。

P6081616.jpg 暑さ対策も重要です。


無事に登頂し、いっぷく平まで戻って…、

P6081622.jpg いっぷくタイム喫茶店

張り切ってこの日はケーキ2個〓〓 コーヒーはもちろん挽きたての淹れたてで〓


下山後にはオススメのパン屋さん『Sugar House』へ。
美味しいパンがとってもリーズナブルな価格で手に入ります。そして何よりなのは店主と奥さんの人柄がとっても温かいんです。お客さんそっちのけで話し込んじゃいました(笑)

P6081625.jpg 伊達にお越しの際は、是非〓

どのパンもケーキも美味しいですが、オススメは揚げパン系が一押しです。
持ち帰らずに買ったらすぐ食べましょう~!!!


夜は登別グランドホテル〓へ。
いいお湯に癒され、豪華なビュッフェに舌鼓。また来たいです。

つい前日あたりからスタートした『鬼花火』も見学〓

P6081659.jpg 豪快な手筒花火〓

ポスターで見たことがあり、気になっていました。
こちらも一見の価値有り。ご宿泊の際は、酔っぱらってても暖かい格好をして地獄谷へGo!!
宿からすぐです〓


最終日は天気予報よりも荒れましたが、室蘭岳へ。
南尾根コースから登り、西尾根コースへ。やはり西尾根コース、お花良かったです。
カメラを忘れ写真はなし。。。


下山して、元気をつけるのにやっぱりこれ!!

P6091660.jpg 室蘭焼き鳥〓うまいっ!

帰りに伊達の道の駅で新鮮なアスパラなどをお土産に。
胆振地方を山でも里でも大満喫の3日間でした^^ (YOU)


お勉強~!

6月5日(火)


みもざ共催 山菜&料理教室@藤野


各ガイド1週間くらい鉄砲玉のようにいなくなる時期が始まりました。
すっかり遅くなりましてごめんなされ。

5日に藤野のエコクッキングサロン「みもざ」の谷村由紀さんを講師に迎え、今年も山菜教室が開催することができました〓

今年は春先の雪解けが早かったせいで、去年のようにタイミングばっちりとはいきませんでしたが、まずは早速山菜採りからスタート〓

P6051526.jpg 近場に食べられるものが沢山!



小一時間山を歩き、レクチャーを受けながら山菜を採りました。
あるある、いろいろ!知らないだけで食べられる山菜は身近にたっぷりあります。

そして、二時間目はみんなで作業分担してクッキング〓

P6051546.jpg テキパキ。

主婦パワーのおかげであっという間にほぼ完成!
こんな感じです。すごいでしょぅ~〓

P6051556.jpg 色合いも素晴らしい~〓


ここで自分たちで料理したものや由紀さんが事前に用意して下さった今回の料理の品目を一挙ご紹介〓(順不同)

こしあぶらご飯、ヤナギキノコ入りセリのそうめん、レッドビーツ入りコールスロー、フキのガーリックソテー、ローストディアの行者にんにく巻き、ロシア風ポテトサラダのアスパラ添え、ウドステーキ、アズキナのおひたし、七福神漬け、ヨメナのゴマ和え、スイカとメロンのすぐり・フキの塩麹漬け、ウドのピクルス、ウドとハマボウフウの辛子酢味噌、ワラビ・ゼンマイ・沖縄のもずく酢、ニセアカシアの花の酢のもの、タケノコの素焼き、七つ葉の三杯酢、ヤチブキ、紫カリフラワー、静岡産サクラエビとミツバのかき揚げ、グレープシードオイルを使った天ぷら(ウド・ヨモギ・ブドウ・コクワ・イタドリの新芽)、自家製ヤーコン・ウド茶などなど。スペシャルドレッシングにグアム風フィナデニソースも。これがまた美味しかった〓

P6051560.jpg とっても豪華!!

そしてとってもヘルシーですね〓


そしてデザート…〓

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手前から、そばがき揚げ団子の小豆のせ、桜の花の塩漬け入り蒸しケーキ、グレープフルーツ。写真には入ってませんが、由紀さん特製ブレンドのコーヒー付〓 コラボ企画ということで、この日のランチはスペシャルメニューでご提供いただきました!由紀さんありがとうございます!


数えてみると全部で30品目!!
料理の作り方などいろいろなお話を聞かせていただきながら、美味しくいただきました〓


旬をいただくというのは、とっても重要なことですね。
山菜をしっかり食べずして夏を迎えられません!
おかげさまでこの夏の仕事もバッチリこなせそうです〓

また来年の春も企画しようと思います。
山菜とその調理の仕方を覚えることで、山歩きの楽しみが何倍にもなることが分かりました〓
山菜に興味のある方、是非いらしてくださいね^^

これからの仕事がますます楽しみだ…!(YOU)



礼文島

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ここ数日の異常低温、日本最北の地は最たるもので朝の気温は5度
日中もひとけた気温でした。
それでもさすが寒い所が大好きな高山植物たちは元気いっぱい咲いていました

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お目当てのレブンアツモリソウも満開

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お気に入りの場所のひとつ澄海(スカイ)岬

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寒かったけれど天気には恵まれました

今回は礼文島南端の民宿しれとこに3連泊して、島まんべんなく歩きました。
島には観光客と大型バスがあふれていたのですが、そのほとんどが
利尻、礼文を1泊2日で巡るもの、中には両島を1日で見て、その日の夕方のフェリーで稚内に
帰る弾丸ツアーもあるそうで、なんか落ち着かないねぇ~

礼文島を舞台にした吉永小百合主演の映画 「北のカナリアたち」
11月公開予定

(み)



暑いっ!!

6月2日~3日


遊楽部岳


6月に入りましたねぇ~。最高気温も20℃くらいのこの時期。丁度良いです。

今回は一路道南へ。普段なかなかお目にかかれないブナの新緑を堪能してきました。

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朝から非常に天気が良く、ブナの新緑からこぼれる日差しが美しいこと…。
出だしからご機嫌です〓

ふと休憩中にブナの大木に近づいてみると…〓

P6031493.jpg エゾハルゼミの季節ですね〓

標高の低い森では元気よく大・大・大合唱~〓暑いです。。。(笑)

P6031494.jpg 羽化のシーンも発見。

子どもの頃、ずぅっと見ていた記憶がよみがえりました。懐かしい。



登っていくとお花も絶好調!!
本当に沢山〓〓〓一部をご紹介。

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P6031498.jpg 白っぽいシラネアオイも!


稜線の雪解け後のあたりにはまだまだ春の兆しが。

P6031512.jpg 今シーズンラストかたくり?


途中の樹林帯までは日陰で調子よかったのですが、その後は暑くて大変…。
飲み物は沢山持ってきたので何とかOK。しかし汗は沢山出る…〓〓〓

そこで…〓

ところどころにあった残雪の綺麗なところを帽子に挟めて被って。
『お客さんとどんな名前がいい?』ということでいろいろ話し合った結果…。

P6031520.jpg 【雪ヅラ大作戦】(笑)

『もっとエレガントなのがぃぃ~』とやんわりご批判もいただいたのですが、
事実上今回よりずっと前に大作戦を遂行していたTさんに敬意を表して『雪ヅラ大作戦』に(笑)


これがいいんです〓水は空気の約25倍の早さで熱を伝えてくれるので、体温上昇を効率よく抑えてくれます。一見冷たそうなのですが、髪の毛が良いクッションとなり、極端にビリビリ冷やされることもありませんでした。そしてさっきまでダラダラかいていた汗もピタッと止まって、涼しくなって爽快感アップ〓〓〓ほどよく体温も下がり、体の動きもよくなりました〓

そして少しすると雪がゆっくり解け始めてこれが汗のように流れてくるのですが、昨日みたいに暑い日にはそのままシャツに吸わせるか、ちょっと下を向いて歩いていれば顎のあたりからたれて調子良い。最初だけ目に入ってちょっと厄介でしたが、何故か流れ方が良くなってそれも解消。

パッと見、頭のデカい人?髪の毛多い人?的ですが、みんなでやれば別に(笑)
オススメですので、6月のまだ暑さになれていないこの時期、一度お試しください。
思っている以上に爽快で、体調・安全管理に一役買いますよ〓


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雪が無くなるのは寂しい…!(YOU)


お花と美味いもん

2012年1日~3日 大千軒岳と恵山  (おだ)

高山植物真っ盛りの道南の山にに登山とグルメツアー。
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写真 12-06-03 5 53 48.jpg
函館朝市で解禁なったばかりのイカ刺し。
芸術ですね。これ。

まずは、北海道最南端の松前の定宿に宿泊。いつもお世話になっている宿で、海の幸がわんさか。〓

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翌日は、大千軒岳へ。
新道までの林道が通行止めだったが、急きょう回路ができて無事に通過。

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ただ結構な道ですので、慎重に運転しましょう。


新道コースで1時間ちょっとで頂上到着。
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天気もお花もいいので千軒平まで足を延ばしました。

大千軒岳は今がお花のピーク。
斜面いっぱいのシラネアオイ、ハクサンイチゲは素晴らしいです。

また登山道横はスミレの絨毯。
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いい天気とお花あれば、ルンルンですね。

翌日は、つつじ祭り真っ盛りの恵山登山。
太平洋側中心にガスの中。
サクッと白い世界を堪能して、真っ赤なつつじロードへ。

〆は、函館ラーメン食べて帰りました。
何でも旬はいいですね。



アポイ岳~ピンネシリ 縦走

2012年5月26日~27日 アポイ岳~ピンネシリ 縦走  (宮&おだ)

2012年夏山スタートです。

まずは、お花の名所、アポイ岳へ。
今回は、ゆったりとアポイ山荘に泊って、人数も増えたので、2パーティーに分かれてのアポイ岳~ピンネシリの交差縦走。
花の見どころは、吉田山~アポイ岳の縦走路は固有種のお花でいっぱい。
堪能しました。

ところでアポイ岳周辺でもエゾシカの食害で高山植物も少なくなっているようです。

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phenix共催 ピンネシリ&待根山

5月27日(日)


夏シーズンスタート~!!
北海道にもすっかり春がやってきまして、夏山登山を楽しむ季節がやってきましたね。

この夏もphenix&AGノマドコラボツアーがスタートしました。

春の息吹を感じにピンネシリへ。
春の雪解けが早かったせいか、森の中からお花のオンパレードでした〓



場所によっては…、、、

NCM_1188.jpg 茶色い斜面の下は全部雪。

雪崩と土砂崩れにより、夏道は覆われ、ちょっと厄介な場所もまだありました。


稜線に出ると…、

NCM_1191.jpg お待ちかねシラネアオイ!

早い気もするので、長く咲いていてほしい…!!


NCM_1192.jpg 桜も元気に咲いてました。

今年はゆっくり見る暇がなかったので、一番間近で見たかもです〓


NCM_1194.jpg ハクサンイチゲもイキイキっ〓



そしてそして、今シーズン第一回目となる山頂カフェ〓
今回はイケメンサブガイドしゅんしゅんによる紅茶のサーブ付〓

NCM_1198.jpg 満員御礼につき、2個焼きました〓

今回は原点に返り、久しぶりにチーズケーキと常連のチョコレートケーキ〓
今シーズンも新作に挑戦する予定ですのでお楽しみにっ〓〓〓

今年こそは山頂ケーキバイキングを企み中…。いつやるかは参加してのお楽しみ!!(笑)


次回は8月11日(土)~12日(日) 黒岳~旭岳縦走を予定してます。
山中泊、縦走に挑戦してみたい方向けのエントリーコースです。
興味のある方は是非いらして下さい〓 (YOU)

ピンネシリ

樺戸のピンネシリに登ってきましたここらへんはまだ残雪けっこうありです。

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登り始めはカタクリロード

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頂上近くもけっこう花あり

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頂上レーダードームの向こうには真っ白な暑寒連峰が

山、けっこうダニいました。
雪が溶けたら、すぐにまた悩ましい季節がやってきますなぁ・・・(み)

夏山ラスト

11月12日(土)~13(日)


臨時 ウコタキヌプリ


急遽作らせていただいた臨時便でしたが、6名様のご参加をいただき、今年ラストの夏山ガイドに出かけることが出来ました。

食欲の秋?はどうやら冬までちゃんと続くらしく、今回もグルメプランもしっかり〓

まずは、先月開通した道東道を利用して、トマムICで降りて落合へ。

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専門学校時代にビバーグ訓練の授業でお世話になった【たるきいとな】へ。
実際にその時にはレストランでお世話になったのではなく、オーナーの私有地の一角(山の中)で、極々限られた装備で一夜を明かすという寒々しい訓練でした〓 小さな焚火で夜を明かしたあの日が懐かしいです。。。

今回はランチでお世話になりました〓

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旦那さんが仕留めた鹿のステーキが看板メニュー〓迷わずこれをいただきました。旨いっ!!
そして奥さんが腕によりをかけて拵えるインドカレーがこれまたいい感じ。

南窓が大きな店内に日差しがさんさんと入り、薪ストーブを付けているかのような温かさ。
窓の外に見える空知川の雰囲気も良く、のんびりランチをいただきました。



そして近年羊で熱い注目を浴びている、池田町のBOYA FARMへ移動。

オーナーの安西さんとは3年前からの知り合いでイカした九州男児です〓
夢を追いかけ爆進中!牧場経営の話を聞くだけで面白いです!

現在手掛けているというトレッキングルートの視察をさせていただきました。
十勝平野、日高山脈が一望できる好ルート。こちらもどんどん展開を見せるようで、これからに期待です。

PB127872.jpg 勝幌やカムエクも良く見えました。

ラッキーなことに、おまけで牧羊犬を使って羊を集める作業を見学〓
4頭の牧羊犬を安西さんが指示して、羊の群れを束ねていきます。
1頭につき4通りの指示があり、かけることの4頭ということで、16通りの笛の吹き方を駆使。
声での指示も組み合わせてます。

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写真ではなんともお伝えしきれませんが、これは一見の価値が大いにあります!!!


そして夕食はBOYAファームスペシャル〓〓

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とっても新鮮な羊のお肉。臭みなど全くなく、とっても美味。
真ん中は羊のレバ刺し。これもとっても新鮮で美味しいです。臭みゼロで、普段苦手なのですが美味しくいただきました。
右は大樹町の半田ファームから取り寄せたチーズのラクレット!

PB127898.jpg 長いものグラタン。至れり尽くせりでした〓





翌朝。

PB137899.jpg 気持ちの良い青空。

出発前に牧場見学をさせていただきました。
牧場一、人懐っこいめーちゃんを連れて。

PB137909.jpg おしゃれなお散歩ですね^^

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存分に可愛い羊たちを見学。牧場の仕事の話などもたくさん聞かせていただきました。
普段あまり羊を目の当たりにすることがないので、近くで見ると本当に可愛いです。
また羊のお仕事や、牧羊犬のことなど興味深いお話が盛りだくさん!
安西さんもかなりいい味出したナイスミドルで、本当に楽しい滞在でした。


そして一路本別町へ。
目指すは白糠丘陵最高峰ウコタキヌプリ!

本別公園あたりから、その独特な渓谷風景を眺めて、幽仙峡へ。
ここは、なんとも神秘的な面白い場所です。季節を変えてまた来てみたいです。

PB137929.jpg 展望台には管理人がいました。


今回はWさんがいらっしゃるおかげで天気の心配は無用〓
今回も天気予報を覆していただき、山頂から雌阿寒岳など周囲の展望もGood〓

天気が良すぎただけに?暖かく、山頂では久しぶりに見た『ダニ』〓

PB137938.jpg ダニの研究会が始まりました!

ドリップコーヒーの向こうで、ハッカ油をかけて撃退効能実験。
油にまみれたダニは、もがいたあと動かなくなり、苦しんでいました。。。
過去の実績からも、噛まれてからでもハッカ油の力で取れたということなので、効果あり?


美味しい御当地食材とそこに住む素敵な人々。
そして、いい天気の山に恵まれ、11シーズンも夏山ガイドを無事終了することができました。

今シーズンもご参加下さいましたみなさん、本当にありがとうございました〓
これからも楽しい登山をご提供出来るように頑張ります〓

今日(15日)あたり、冬スケも届くかと思いますので、どうぞこれからも宜しくお願いいたします。(YOU)

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濃昼山道

s濃昼山道 001.jpg s濃昼山道 002.jpg

住んでる人たちには申し訳ないが、ゴキブリを連想してしまう「濃昼山道」・・・

小春日和となった文化の日、濃昼~安瀬(ヤソスケ)までの10.5km縦走してきました。

幕末から明治にかけての開拓時代に地元の人たちに利用されていた生活道路だったが、国道の開通とともにやがて廃道になったものを地元の有志と石狩市の協力で最近、復活させたそうです。

枯れ葉に埋もれた、いにしえの古道を歩いていると「木枯らし門次郎」のテーマソング「誰かが風の中で」が口をついて出てくる。
道は良く整備されているし、たいした登りもないので気持ちよく歩けるのだが、熊さんも縦走しているらしく糞が8~10箇所くらい見かける。
全行程で4時間半くらい・・・?

安瀬にデポしておいた自転車で、車を回収してくる。濃昼までトンネル3本 6km弱!

そしてお目当ての厚田かねとも寿司へ

sP4020027.jpg これが食べたかった・・・

が、行楽日和と重なった休日、14:00には売り切れ閉店で30分ほど間に合わず・・・

s濃昼山道 003.jpg 

転身して、石狩市の丼チャンピオンに輝いたという石狩丼
カニ、鮭、いくら、ほたて…そばもついて1,000円!なかなかイケました。

さらに清水ジンギスカンで特性の漬け込みジンギスカンのお土産も仕入れて、復活した石狩番屋の湯に浸かり、秋の1日を満喫したのでした。(み)





良い出汁でてます。

10月30日

昆布岳


10月最後の山!はのらりくらり、これまたノンビリコース。
ニセコから見える姿は『ニセコマッターホルン』とカッコイイ感じですが、登山道がある豊浦から見るとたおやかな感じ。

豊浦に向かっている途中、ものすごい量の虫(雪虫?)が車に激突〓〓〓
窓は真っ白、ウォッシャー液でもその油みたいなのは取れず、やや視界不良のまま登山口に到着。
せっかく前夜にキレイにしたのに…〓〓〓

mushi.jpg 登山口で愕然としました…〓

車は髭が伸びてきた感じに。
まるで学生時代の野外実習で一夜明けたMNB先生のようでした(笑)



歩きだして山頂まで見事に広い道と、背の高すぎる根曲がり竹。
時折展望も良く、ウィンザーホテルや洞爺湖中島が目立ちましたね。

今日の一番は『カサカサトレッキング』!
PA307849.jpg 登山道のほとんどが落ち葉だらけ!

地面が見えないことがちょっぴりいやでしたが、見事な落ち葉の絨毯を満喫。


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そのほかにも季節外れ?のスミレが少しだけ咲いていたり、
キレイに飾り付けられたようなツルリンドウがチラホラ。


山頂こそはガスの中でしたが、全般に登山には適温で快適。
今日も『ケーキの日〓〓〓』と行きたかったのですが、写真撮り忘れました〓〓〓
作り忘れたわけではございません(笑)

本日のケーキは『チョコレートタルト』でした!その場で挽いて落とした〓との相性も抜群〓


PA307839.jpg めがね岩でイェイ!と撮影大会〓


そういえば、山頂近くの岩場にて↓↓

PA307831.jpg 山女や岩魚の模様みたい〓


下山後は、豊浦温泉『しおさい』にて。
お風呂に入る直前にファイターズ逆転のチャンス〓でしたが、惜しくもならず。温泉から上がって大差にびっくり〓いったい何があったんだ…。


気を取り直して、最後の〆はご当地もので。
豊浦といえば…ということでイチゴソフトクリーム〓

PA307850.jpg んまかったっす〓(YOU)

PS いつもご馳走してくださるM柄さん、本当にありがとうございます^^
   お駄賃みたいで子どもの頃を思い出します(笑)
 

のんびり、のんびり。

10月29日


札幌 神威岳

出だしにホンのちょっとだけ雨がぱらつきましたが、その後ドンドン晴れてポカポカ陽気に〓

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今年も色々なきのこを見ましたが、可愛いのからオゾマシイのまでほんとにいろいろ。
でも見ていて楽しいですよね〓


そういえば、葉っぱもすっかり落ちて森の中は見通しがよく、山の展望がよくなりまたね。
そんなこの時期に感じたのはやっぱり『バードウォッチング〓』にピッタリの季節。
今回も、カラの仲間がたくさんいて、アオバト見たいな緑の鳥やら、謎の中型の群れに、泣き声…。
気になり出すと、ドンドン出てきました(笑)

いつもの荷物に、双眼鏡+図鑑を持ってゆっくり観察するのも楽しいです〓


PA297807.jpg そういえば、本日はケーキの日でございます〓

いつも作るチョコレートケーキのホワイト版なんですが、
アーモンドスライスを入れてアクセント。香りも出て、噛むほどに食感もあり良かったです〓

ちょっとずつですが、新しい試み^^


下山&〓後は、カフェ『崖の上』へ〓。
本当に崖の上っ!!定山渓から国際スキー場に向かう途中、右手には豊平川があるのですが、その渓谷の崖っぷちに作られた小さくて静かないいカフェです。

一番奥の席はガラス張りで、目の高さには対岸の斜面に木々が。
時折、小鳥が現れて、目を楽しませてくれます。
そして眼下には豊平川の流れを見下ろすことができる癒しの空間。

水の流れは見えながらも、その音は聴こえない。
初めての体験でした。これまでは流れの音に癒されていたのかと思ったのですが、流れを見つめるだけでも十分に心が安らぐんですね。というのは、カフェ内では静かに音楽が流れているので外の音は一切聴こえてきません。
しかし、じっとその流れを見つめているだけでほんわか心が和んできたんです。そんな心地良さに美味しく温かいコーヒー〓

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お気に入りの場所がまた一つ見つかりました^^ (YOU)



奥美利河

浜ちゃんぽん 019.JPG奥美利河温泉

晩秋の道南2山へ。
道央道を長万部まで下がり、「かなや」にて名物カニ飯弁当を仕入れて、初日の山「写万部岳」へ。
標高499mと高さは低いが一等三角点の山。登山口から100mほど入った所にいきなり、熊糞!
気を取り直して、1H20mであっという間に山頂に立つ。
噴火湾の景色が良いはずなのだが、曇り空でなんとなくぼんやり。

移動して奥美利河温泉山の家へ。
さすがにこの時期の山小屋はカメムシだらけで、とってもかぐわしい臭いで充満。
ガムテープでペタペタ取りまくる。
ぬるめの露天風呂に1時間ほど浸かってから、宴会へ。
教授に昇進したSZ木を祝ってワイン5本・・・・ 

ちなみに、山の家・・安くて、食事良いです。

翌日は温泉のすぐ裏から丸山往復。片道1時間

下山後、美利河にある遺跡と展示施設を見学、石器人たちの暮らしに触れるのだが、
これが、なかなか奥が深い。
縄文時代よりもっと以前の12000年前くらいに今金の美利河にその文化があったというから驚きだ。
当時、北海道で越冬していたなんて、キムタクの上行ってるね!(TBS南極大陸参照)

浜ちゃんぽん 020.JPG浜ちゃんぽん
長万部の三八飯店で浜ちゃんぽん食べて、日ハム戦をラジオで聞きながら帰る・・・〓

道北4山

1-17大川道北 014.JPG 快晴の三頭山頂上

10月17日から4日間の日程で道北の山4座に登頂してきた。
まず、初日は名寄のピヤシリ山。この山は頂上2km手前まで林道が使えて、あっという間に登頂

2日目、道内は真冬並みの寒気が入り込み、雪がちらちら・・の中、北見富士へ。
りっぱな林道から、しっかりした踏み跡をたどり1時間半で登頂

3日目は西興部のウエンシリ岳へ。10年くらい前までは「氷のトンネル」観光で賑わっていたが、崩落事故があってから立ち入り禁止となり
いまでは、標識すらなくなっている。
1-17大川道北 009.JPG ウエンシリ岳

下山後、道路を横切る熊に遭遇!

4日目、快晴の中、幌加内の三頭山へ
丸山分岐(5合目)まで車をあげて、そこから2時間で登頂!

下山後、政和温泉へ・・・ここがカメムシパラダイスですごい
露天風呂なんて入れたもんじゃない

s1-17大川道北 018.jpg旭川空港から見た旭岳方面

車の中にカメムシ数匹入られたが、消息不明・・・しばらくは、俺の車、臭いです(MI)




阿寒三山制覇!

10月8日~10日


なかなか一気に全部とは行きづらい阿寒三山。
そんなお客様の声にお答えして、一気に三山を制覇する贅沢プランを作ってみました〓

この3連休、このプラン、何もかもが完璧でした〓
以前、全て登っているけど、〓や〓の中…、、、雌阿寒・阿寒富士は行ったけど展望がなかった…、、、雄阿寒岳はまだ登ってないので是非行きたいなどなど、今回お集まりいただいた全ての方々の望みをマルっと叶えてくれました〓

初日は移動、野中温泉泊〓
親分の同窓会グループの方々とちょっぴり合流、大盛り上がりな夜でした〓



翌朝、とっても気持ちの良い幕開け。まずは朝風呂で、『はぁ~…〓』。

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ここの森の雰囲気、大好きです。
何より北方系な感じの針葉樹と、苔むした緑の世界。
朝早くなので、いっそう空気が澄んでいて元気をチャージ〓

晴れ晴れした展望を楽しみながら山頂へ。
待っていたのは、雄大な阿寒の景色。

PA097362.jpg 雄阿寒岳、待っていろよぉ~!!

山頂にて、特別にティータイム〓〓 PA097366.jpg
今日は雌阿寒ブレンドを挽き落とし、特濃チョコレートケーキで乾杯〓
更に元気をチャージしてもらいました^^ 〓〓あの景色を見ながらですから、格別です。


その後、阿寒富士でも大展望〓を楽しみ、今日のお宿へ。


PA107468.jpg そうです。ここです。鶴雅です〓

秋の目玉商品ということで、ここを選ばせていただきました。
さすが鶴雅。隅々まで行き届いたサービスと設備にスタッフの笑顔。
しかも、ラッキーなことにホテル側のはからいでお部屋をグレードアップ〓〓〓
出だしから幸福感いっぱい。幸せな一夜の始まりです。

素晴らしい〓を楽しみ、いざ宴会〓〓〓
小宴会場までご用意いただき、大満足の宴がスタート〓〓〓

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この後、カニしゃぶ、ステーキ、握り寿司にデザートまで出てお腹いっぱい〓
ご馳走様でした〓

偶然、夜にアイヌ民族のイベントがあり、観光客に交ざって見学へ。
たいまつ行進や、広場では舞踊や歌が披露されました。
北海道にいてもなかなか見られない内容だったと思うので、これまた大満足。
エジプトといえばの吉村先生もいらっしゃいました。

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すごく冷えた夜だったので、寝る前にもうひとっ風呂〓


最終日。
どえらく広くデラックスなバイキング会場〓。
和洋中が豪華に揃い、どれにしようか迷いながらの朝(笑)

PA107469.jpg コロポックルに見送られ、いざ雄阿寒岳へ。


ちょっと悪めの天気予報も覆り、風はあったものの、展望にも恵まれました〓
下山後に、『晴れ男&女いますかぁ?』と聞いたのですが、
『俺が、私が晴れ男&女~っ!』という元気な声はなし。皆さん控えめ(笑)

『みんな1割ずつやぁ~!』と大阪のM田さんの声にみんなの顔もほころびました^^
みんなの普段の行いがよかっただけに、登山中の雨はなし。
お風呂の後に降り出して、札幌に着いた時には星空〓完璧です。

PA107499.jpg 雄阿寒岳、紅葉バッチリでした! (YOU)


阿寒

1010 阿寒 008.JPG阿寒富士を登り終えて、雌阿寒岳を目指す

11年前にノマドの(旭岳~トムラウシの縦走)に偶然、参加したメンバーの同窓会。毎年、この時期に集まって、旧交温めあって、宴会山行を行ってきて、今年は第10回!

1010 阿寒 009.JPG頂上の噴煙と青沼

この日(10/9)はまるで、雌阿寒の日?と思われるくらいの混雑で、登山者の数は100人以上にのぼりました。
山ガールは、あまり見なかったけど「山男子」が、けっこういたなぁ・・・

ところで、この同窓会メンバー、10年たてば、10歳年齢上がったわけで、けっこうギリギリ頑張ってます。
で、「いつまで続けますか?」と尋ねたところ「ガイドさんの還暦祝いするまで、がんばる」との事でした。

そんなに遠い未来ではないなぁ・・。



1010 阿寒 009.JPG