奥穂高岳と大雪山の紅葉

ガイド:小田

ICI石井スポーツ登山学校札幌校のガイドで奥穂高岳に登ってきました。

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大正池からの絶景
まるで海外!


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涸沢カールの紅葉はまだまだ。あと10日ぐらいでしょうか?


穂高岳山荘に着いた頃には暴風と冷たい雨

天気予報信じて朝起きると快晴
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でも冷えた稜線は梯子も岩も凍っててしばらく待って、融け具合見て小屋を出発

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安全にロープ付けて奥穂の頂上まで登頂できました。
やはり岩の縦走路は緊張感たっぷりで面白いですね。


その後、北海道に帰ってきて大雪山の紅葉探しに。
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先週の台風の影響で標高の高い場所のナナカマドの紅葉は終っていますが、いい場所は数年ぶりのすばらしい紅葉出会えました。

紅葉の最前線は絶景でした!
早くいかないとーー!

赤岩山縦走



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小樽のオタモイから赤岩山を越えて、水族館のある祝津まで縦走して来ました。
オタモイ海岸からは日本海に残雪で真っ白に浮かび上がる積丹岳が見えていました。

この先の地蔵尊までは落石危険のため、立ち入り禁止になっていました。

唐門まで戻り、さらに出羽三山神社まで車で移動。

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「うわ!」 マムシ草
このまだら模様、不気味です。
この後、鎌首をもたげたような花が咲くといっそう不気味です。
ちなみに毒草です。

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けっこう長い退屈な登りの果てに展望台へ飛び出します。
積丹岳や石狩湾の反対側には雪に覆われた暑寒連峰まで見渡せました。

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東赤岩へと登って行くとノマドチームがクライミングの特訓中!
午後からは風が強くなり、海上には白波が見えてきました。

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祝津から来し方を振り返る。
展望閣から「ノイシュロス」と名前を変えたホテルが見えます。

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途中、ウド・タラの芽・ワラビなどけっこう収穫できました。

道民限定プラン NOMA★DO
次回は5/22(月) 恵庭岳見晴台まで
ゆっくりプランです。
この山もけっこうウド採れるんだよね~
参加者募集中!

冬のにおい

ガイド:小田

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今年も豊作

北海道もだんだんと冬の便りが聞こえてきました。
今年は秋が短かったー。

まずは今シーズン最後の沢登りに室蘭岳へ。
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気温も水温も一桁なので、落ちたら即撤収。

昔は綺麗だった裏沢も台風による倒木と土砂であれっ感じになっちゃたなー。

でも上部は相変わらずの緊張感で楽しいんだけど。

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コクワが豊作でした。

その後は、どうなんでしょ~う3山(駒ヶ岳、大千軒岳、狩場山)めぐりへ。

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函館名物の「ラッキーピエロ」で昼食を買って馬の背までのハイキング。

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峻の「ふとっちょバーガー」は山向きではなかったらしい・・・。

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大千軒岳は新道の林道が普通なので長い千軒コースで。

花の時期もいいけど、秋の時期も好きになりました。
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そして最後は狩場山。
5合目ぐらいから雪の登山道。
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フレッシュは気持ちいい。
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頂上では10㎝ぐらいの積雪でしたが、吹き溜まりは30cmぐらい。
滑れそー!!!

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冬のにおいを感じられた登山となりました。

ただ今、2017冬のスケジュール作成中Nowです。
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いろいろおもしろい企画ありすぎてまとめきれませんが11月上旬発行予定です。

プライベートガイドも募集してますので、あんな斜面やあんなパウダー滑りたいあなた!

積極的いきましょう!(隊長より)

じゃー!!

一気に冬の三連休

2016.10.08(土) 無意根山
   10.10(月・祝) 余市岳 ガイド:YOU/原田


何ともパッとしない週間予報だった連休。
微妙な予報、寒さなどに注意をしっかり払っての登山となりました。

①10/8 無意根山

雨には何とか当たらなさそうな予報の土曜日。
風がやや強い予報でしたが、森の中は穏やか。

DSCF4096.jpg 秋色ですね。


暑くもなく、あまり寒くもなく丁度良い気温。
順調に進みます。

DSCF4099.jpg 梯子が核心でしたね・・・。

標高を上げるにつれて、葉っぱがなくなっていくような・・・。
台風の影響か、ダケカンバを中心に葉が落ちていました。

DSCF4120.jpg その分幹の白がキレイ。


頂上も近づいてきたころ、
今年初お目見えの雪がありました!

DSCF4110.jpg お久しぶりです。

見るだけでは飽き足らず・・・・

DSCF4104.jpg 冷たいっ!!

雪だるまを作るには足りませんでしたが、久しぶりの雪にウキウキした土曜日。


②徳舜瞥山~ホロホロ山・・・・・・9月上旬頃の記録でホロホロ山登山口へ通じるトドマツ沢林道が倒木により通行止めという記事を見ましたが、後志森林管理署に確認したところ通行可能、現地でも問題なく通行できました。林道の凸凹が強めで、オンロード用のタイヤには注意が必要かと感じました。



③余市岳

たった二日後でしたが、打って変わってこちらは 『冬っ!!』 でした。

DSCF4131.jpg ゴンドラより。

ゴンドラ営業最終日。
ありがたく使わせていただきました。
縦走の予定でしたが、やや悪天候のためピストンに変更。

DSCF4134.jpg 登山口でこの様子。

初雪を見て喜んでいた二日前。
一面白の世界に、更にワクワクしましたね。
インナーも冬用にしてきたので、寒さ対策OK!

しかしながら、まだ夏装備の方も見受けられました。
8月と9月でも全然違いますし、9月と10月では更に差が出ますので、
夏のうちから、そして秋にかけて強めに防寒対策をしっかり取っておいてほしいです。

【準備の基準=条件が悪い場合】でお願いします。
ご自身での判断が難しい場合は、出発日より前に遠慮なく担当ガイドにご連絡ください。



笹や這松が倒れかけていて、
ちょっぴり障害物競走的な部分もありました。

風も強く、時折吹雪く・・・。
冬型の天気だけあって、吹雪いたり、曇ったり、晴れたり。

進めば進む程、、、
あるわあるわの冬景色。

DSCF4149.jpg パウダーON。

DSCF4173.jpg 定山渓天狗岳。



DSCF4186.jpg 稜線付近。


いつもより早くやってきた感じの冬を楽しみ、
無事に山頂へたどり着きました。

DSCF4190.jpg 平均積雪約5cm!


少しの積雪とその下にある泥んこにスリップさせられながらも、気を付けて下山。
後半は予報通りやや落ち着いて、穏やかめに。

DSCF4198.jpg 石狩湾も青かった。

一足早く道央圏でも冬の雰囲気を味わうことができた体育の日。
これまでで一番早く雪を踏んだかもしれません。 (YOU)

足早な低気圧

2016.10.2~4 阿寒三山
ガイド:YOU


この間の冷え込みは何だったの?と思ったら旭岳で初冠雪。例年より4日遅いとのこと。
9月の三連休ではついに寒さが来たかと身構えたけど、
その後暖かい日が続き標高の低い紅葉はなかなか進まず・・・。

毎年恒例になった秋の阿寒三山。
結果的に言うと上記の通りで、今年はまだ色づきも控えめ。
でもでもいいところはいろいろありました。
初日はオンネトーへ移動。

DSCF3958.jpg 看板猫?がお出迎え。



DSCF3959.jpg 翌朝は日の出前出発。

というのも、3日の昼頃から雨が降り出す予報が〓

これさえなければ、
せっかくのお宿泊なので野中温泉さんの朝食をゆっくり楽しんでからのぉ~、、、。

とはいかず4:50出発。

久しぶりにヘッ電山行。
たまにやっておかないとね。いざというときのためにも。
あなたの常備しているヘッドランプの電池はOK?
実際に真っ暗なところで点けないと、調子は分からないものです。
暗い中を歩くのは集中力もいるし、バランスもやや悪いため疲れやすいです。
なので、電池満タンで煌々と照らしてくれる相棒がいないと・・・ですよ〓

1ピッチも行かないところで明るくなってきてヘッ電終了。
どうやら日の出の時間を迎えたらしく、空は朝焼け色。

順調に進みまずは雌阿寒岳へ。
もうすぐ山頂です。

DSCF3965.jpg 青沼と阿寒富士。

稜線に上がると風は強く・・・〓

風向きの問題で仕方ないのですが、
写真に写っているあの噴煙が直撃な稜線歩きは、
むせるし目にしみるし・・・!なかなか危険です。気を付けましょう。

DSCF3969.jpg 雌阿寒岳山頂。

遠くから低気圧が迫ってきていることをほのめかす高曇りのおかげで、
阿寒湖、雄阿寒岳、辺計礼山、西別岳~摩周岳、
斜里岳、海別岳、一番遠くには羅臼岳も見え、知床連山まで展望が利きました〓

一行は順調に歩を進め、阿寒富士へ。

DSCF3980.jpg 雄・雌W阿寒岳。

一等三角点の阿寒富士。
さすがに周囲をしっかりと見渡すことができましたが、
遠くから雨が迫ってきていたため、山頂では少し休んで退散。

予報より2時間ほど早く、少しパラつかれるもジャケットのみで問題なし。
すぐに樹林帯へ下りてしばらくすると止みました。

DSCF3984.jpg 仰るとおりです。

DSCF3986.jpg 大倒木。。。

台風の影響で森の中では倒木が多発していました。
登山道にまたがるものも少なくなく、迂回路も結構ありました。
少しずつ森も世代交代していってます。

無事に下山し、お昼前ということでオンネトー茶屋で一服。いやランチタイム。
温かいラーメンやそばに一同ご満悦。
朝も早かったので、昼寝までできたら最高だったなぁ・・・〓

DSCF3990.jpg 水面がキレイ・・・。

あれ、オンネトーの色が・・・と気付いた方もいるのでは。
もしかしたら台風や大雨の影響?でしょうか。色は濁ってました。

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DAY②

昨日の低気圧は午後~夜中にかけてしっかりと雨を降らし、
翌朝には遥か彼方へ去って行ったのですが・・・、快晴なれど朝から素晴らしく暴風・・・・です〓

この日は終始15m程度の風。
比較的森の中を行く雄阿寒岳。倒木や落木に注意を払いながらの登山。

DSCF4033.jpg 小さい秋。

DSCF4029.jpg 小さいけど大量の秋。。。


這松帯へ出る頃、一ついい質問がありました。

Q. 『風よけに雨具をそろそろ着た方が良い?』 ⇒ A. 『まずは中間着で行きましょう。』


晴れていて日差しは温かいのですが、なんといっても風が強すぎるこの日。

先に雨具を着て強い風に吹かれたときに、
寒くて中間着を着足したい場合には雨具を脱がなくてはなりませんね。
風の弱い落ち着いた場所が確保できるかが微妙だったので、
全員で足並みをそろえるために中間着でリスタートとしました。

やはり樹林帯を抜けると風当りは強く、
本格的に吹かれ続く前に、全員で雨具の上や防寒具も着用しました。

ここでもう一つ注意したいのが、フードの調整です。
後頭部のコード、襟周りのコードをその日の帽子などに合わせてピッタリさせていないと、
本当に強い風に吹かれた時にバタバタして大変です。。。

あまりこれらのコードをいじったことがない方、
一度ピッタリにして被ってみましょうね!


『全員で』というのが今回のポイントだと感じています。
グループで行動しているので、ここが揃っていない場合に、
誰か一人だけが風の強い中でやっぱり着させてくれ・・・となると、
待つ人が寒い思いをしますよね。

多少の寒暖は目をつむるとして、
レイヤリングの順番を守って行動することで、
全体の進行や温度・湿度の調整が上手くいく場合は多いです。


時折15-20m/sの風が吹く雄阿寒岳の山頂の景色は素晴らしかった!

DSCF4035.jpg 着きましたー!

360度の大パノラマを楽しみ、
倒木、落木に気を付けながらの下山となりました。

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昨日登った山々が次の日見えるというのも、何だかうれしいですね^^

雪の便りもたくさん聞こえ、冷えてきている北海道。
体調管理にも気を配って、残りの秋も楽しみましょう~!

そろそろ冬タイヤに交換しなくちゃ・・・。(YOU)

ミレーコラボ 登山教室 三段山

2016.9.25(日) ミレーコラボ・登山教室@三段山
ガイド:YOU


あまり天気に恵まれていなかった今シーズンの登山教室(日帰り)。
これまでの中止や変更の鬱憤を晴らすかのような素晴らしい青空と紅葉に出会えましたー!

DSCF3827.jpg 白銀荘よりスタート。



今回はレイヤリングについてのお話がメインでしたが、
結局のところは初めましての方もいらっしゃったということで何でも講習へ。

色々なお話で盛り上がり、気が付けば結構登ってきていました。
二段目の樹林帯を抜けた時のこの景色が最高↓↓

DSCF3833.jpg 晴れて良かった―! 

DSCF3835.jpg 展望も良し!

DSCF3837.jpg もうすぐ山頂。

風もややある一日でしたが、気温も高く登山日和。
山頂では上手く風もかわして、ゆっくり休むことができました。


夏装備でもまだ大丈夫な一日ではありましたが、
この日お伝えした内容の一つにある、
『悪条件を想定して準備を整える』ということがとても重要な時期です。

生活している街場では朝晩多少冷えるものの、山ほどではありません。
身体もまだ寒さに全然慣れていません。

日なた、日陰、風当りの良しあしで全然体感温度が違います。

登っていて暑くてもちょっと休めば夏場よりすぐ冷えてくる時期です。

そんな汗冷えなどに対応するレイヤリングの一環として、
今回はミレーの林店長がドライレイヤーの事をいろいろと解説をしてくださいました。

詳しくはこちら↓↓

これから寒さが強まってくるこれから時期に、
ドライレイヤーが有ると無いとでは冷えからくる体力の消耗は大きな差があります。

各社色々なドライレイヤーがありますが、
まだお試しでない方は、是非お店で話を聞いて試してみてください^^

断然快適になりますよ~!(YOU)

IMG_7958.jpg 次の山も楽し^^

まちがいない秋

紅葉前線まっただ中!

ガイド:小田

前泊で北大雪の平山~比麻良山を歩いてきました。

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夕食はThe 和食〓〓〓
サンマはまだちょっと高いけど~。

早朝3時30分起床。
星がキレイすぎた

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紅葉とブルースカイ
完璧

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平山頂上からはデカい大雪山が一望。
予想は真っ赤に燃える紅葉の大雪山でしたが、ちょっと暗いかー。

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平山からの縦走路を進み比麻奈山を経由して比麻良山へ。

ニセイカウシュッペ山も裏から(?)見れば威風堂々。
いい山容といい斜度

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いい天気の秋晴れでまったりと山での時間が楽しめました。

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ニセイカウシュッペ山~通称「アンギラス」~比麻良山間の踏み跡は立ち入り禁止になりました。
近年、人が多く入り滑落事故も報告されているようです。
滑落がどーのとか、遭難がどーのとか自己責任の問題外ですので自粛しましょう。

「自然はみんなの財産です。」

大雪の紅葉もピークを過ぎそろそろ南下。
追いかけねば


講演会のお知らせです。

ASSH講演会2016(A4チラシ表)Dn.jpeg ASSH講演会2016(A4チラシ裏)Dn.jpeg


エアーレスキューのデモンストレーションも開催予定です。
冬を前にリフレッシュしに
10月15日(土) 北海道大学クラーク会館講堂
に集合しましょう。
参加費、事前申し込みは不要です。

ガイド:小田

秋の大雪山

2016.9.19 姿見駅~愛山渓縦走
ガイド:YOU


ご無沙汰しております~。
久しぶりのレポートアップとなりました。

この度は台風被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
ニュースで取り上げられない地域もたくさんあり、
大変な状況に遭われている方がたくさんいる状況です。

一日も早い復興をお祈り申し上げます。

また私の実家のことを心配してご連絡くださいました皆様、ありがとうございます。
大変だったとは聞きましたが無事です。ありがとうございます。


さて、秋を迎えて北海道はようやく天気が安定してきています。

今度は九州や四国など西日本に台風の影響が出ていますね。
昨日また、17号が発生したようですが、進路は日本ではないようで・・・。


DSCF3660.jpg 大雪に行ってきました。

高山帯はすっかり秋色一色。
旭岳ロープウェイからの眺めもなかなか良かったです。

19日は祝日ということもあり、沢山の観光客、登山客でにぎわっていましたね。
歩いている最中にも、冬に良くお会いするTさんやKさんにもバッタリ(笑)

お元気そうで何よりでした^^

DSCF3671.jpg 裾合平分岐。

当麻岳の斜面がいい感じです。
素晴らしいランチスポット!でも僕らはまだまだ歩くので軽めに・・・。

DSCF3694.jpg 渡渉の少し手前。

この辺りから紅葉が一段と綺麗になり、歓声とシャッター音の連続。

ピウケナイ川の渡渉も大きな石がポツポツと流れの中に並んでいて、
飛び石でヒョイヒョイと。雨の後はちょっと危ういですかね。


当麻乗越へ向かって高度を上げていくと、
歩いてきた旭岳方面の雲も取れ、素晴らしい景色が広がりました。

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DSCF3712.jpg ん~・・・青空に映える。


そして当麻乗越でゆっくり休憩。
幸い風も避ける場所でいい景色の中、のんびりできました。

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ここから先は、愛山渓へ向かう人が少ないようでグッと人も減り静かに。

一時的に雨雲が入り、暗くなったと思ったら急に降り出すときも。
縦走中の気温は8℃程度。雨が降り出したら5℃でした。

気温が低いこの時期なので、防寒着を夏仕様⇒秋冬仕様にしておきましょう。

雨具も面倒くさがらずにパパッと着用できるようにしておきましょうね!
夏よりもグッとリスクが高い季節です。


10月は日帰りツアーを中心に大募集中です~!
紅葉前線は、日に日に標高を下げて、これから各地良い時期を迎えると思います。
防寒装備に注意を払い、秋の山の準備をしっかり整え、秋を楽しみましょう^^

IMG_7919.jpg (YOU)   

秋から冬へ!

秋から冬へ

ガイド:小田

8月後半に北海道を台風が遅い局地的に甚大な被害があり、予定していた山が行けずに変更やら中止やらでワタワタとしていました。

開いてる林道や被害ない場所を選んで、まずは安全に。
そして楽しく。

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工事関係者達の努力により次第に林道も開きだし、遅れていた紅葉もようやくいい感じになってきた。
ネットでも明るい登山者の声が聞こえるようになってきましたね。
今週末から大雪山の紅葉はピークを迎えるらしいので山に行って町でお買いものして被災した現地を盛り上げましょう。


山のレポートはちょっと紅葉前ですが。。。
黒岳~白雲岳~忠別岳ピストン~銀泉台への縦走。

実は山を歩くにはこの時期もベストシーズン。
紅葉も見れて、雪解け間もない春~夏の花も見る事ができます。
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こんな紅葉や、
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こんなコマクサも一日で見れるのでおススメです。

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人も少ないので人気の白雲のテント場も明るい我が家が目立つ。

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この日は中秋の名月だったので月が明るすぎて星空はイマイチ。

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登山道はウラシマツツジとチングルマの草紅葉が素晴らしい縦走路でした。

翌日は、定山渓天狗岳の沢登り。
夏道とは反対の岩魚沢を詰めていくとⅡ峰の下に。
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いつもとは違う迫力ある景色が味わえるいいルートです。
この時期は虫もいないしね。
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ニホンザリガニもお目見え。


そして、お楽しみな道南の今金町へ。
ちょうど秋祭りで見たかった祭りのひとつが見れました。

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こじんまりとしていてけんか太鼓はすごい迫力。
来年も来よーっと!

翌日は早朝から遊楽部岳。
台風の倒木が多いですが、ブナ林の登山道は一級道路。
今年は熊の気配もなくいい天気の中、全員で登頂。
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いい山です。
冬も狙ってますので、滑りたい方連絡くださーい。

ただ今、冬のスケジュール作りはじまってます。
バックカントリーやアイスクライミング、スノートレッキングのプライベートガイドも受付していますので希望のガイドにお問い合わせくださーい。
また、来夏のプライベートガイドも募集中です。
気の合う仲間と大雪山の縦走や、マニアックな山もガイド受付ちゅーです。

よろしくです!

小田

12連ちゃーん 6月編

山と花と海鮮ガイド

ガイド:小田

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じゃーん、礼文島産のバフンウニ

山もお腹も満腹な旅です。
いい山あれば、いいグルメあり。格言だな!

◎利尻山と礼文島ハイキング
利尻がメインなのか?ウニがメインなのか?花がメインなのか?
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まさに洋上アルプス。ぷかぷか浮いてるかっこいい最北の100名山です。

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初日の夕食は地元ガイドが愛してやまない中華の店。
「笑う門」の激辛麻婆豆腐は病みつきになるぐらい旨い。
海鮮もいいけど侮れないCP高い利尻の名店ですのでチェクしておいてください。


翌日は早朝から利尻山を目指す。
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長官山ついたらドーン!
と格好いい頂上とご対面

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ボタンキンバイソウは一株

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頂上直下にはツクモグサの群落

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頂上には年齢層高い群落が迎えてくれた

下山後は、地元で愛される名店の居酒屋で海鮮ナイト!
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ウハウハです

翌朝は、元気にに姫沼散策。
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水鏡に映る利尻山は格別

お次は花の島 礼文島へ!
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さすがに花の山。
フェリーターミナルぐらいから高山植物の匂いがぷんぷんします。

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桃岩ルートからは利尻の威風堂々とした姿が格好いい。

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今年は、花も早めらしいが固有種のレブンウスユキソウにも出会えました。
礼文は花に出会える感覚が素晴らしいです。

6月から7月は特に花の山ですので是非、また歩きましょう!

帰路は、今が旬の羽幌の甘海老丼食べて追い打ちをかける。
ぷりっぷりで神々しい。
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◎夕張岳
ご存知、花の100名山の夕張岳。固有種も多く、見頃です。

前日は、綺麗な夕張ヒュッテに泊まる。
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もちろんデザートは夕張メローん。

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産地偽証しませんので安心してください。

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翌日は今シーズン初の雨具装着して登頂。

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ユウパリソウは満開でした。

◎ピッシリ山と天売島と焼尻島  プライベートガイド
プライベートガイドで依頼頂いてる山でしたが林道が雨で決壊で先伸ばしになっていました。
6月には幌加内の蕗の台コースが数年ぶりに開いたので登山。
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素晴らしくコースも広く笹がりされていて歩きやすくタイムで3年越しに登頂できました。

途中1箇所素晴らしい高山植物畑がありしばし魅了されました。
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多分、土壌が違うのか気候的な要因が影響するのか分からないが、今度ゆっくり歩いてみたくなりました。

そした下山後はバケーションへ。Go!


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焼尻島はサフォーク羊の島。
道内でもなかなか手に入らない高級食材。
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あっ、見つかったー!

ほとんど東京方面の3星レストランに出回るそうです。

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でも、ここではフェリーターミナル前の高級レストランで味わえる貴重な店。

しかも七輪と生ビール。

とても上品な味わいでした。

この日は、島の祭り。
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人口300人程の島では担ぎ手いないので神輿をトラックに乗せて島内を練り運転。

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そして船に乗せ島を周り、漁業の安全と豊漁を祈願する。
こういう風景みると、旅はさらに楽しくなる。

あっ、島に来た目的がもう一つ。
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一等三角点の踏破。
厳島神社裏の藪にありました。

続いて、高速艇に乗って15分で天売島。

天売島はオロロン鳥の繁殖地で有名です。

島をゆっくり回るにはレンタルママチャリがオススメです。
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天気いいと焼尻島や遠くに利尻島も眺められる絶好のサイクリングロード。

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一等三角点はそんな島の高台にありました。

サイクリング後は宿の美味しいご飯。
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ウニ、まだ動いてまっせ!

こんな温かい宿はまた泊まりたくなってきた。

帰路、最後の〆は留萌の名店「蛇の目寿司」
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蛇の目スペシャルは一見の価値あるセットで、もー満腹すぎ!

北海道は、いい山もあるけど、やはりいい食べ物が豊富。

7月は野菜中心で縦走がんばろっ!



フラワーロード

春の花を探して・・・

ガイド:小田

滑りモードから花歩きのモードへ!

◎濃昼山道
ニリンソウの群落から珍しい花を見つけました。
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サルメンエビネ(猿面海老根)・・・北海道の絶滅危惧種  詳しい場所は内緒で〓

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ルイヨウボタン(類葉牡丹)

◎アポイ岳
ジオパーク人気ですが、さすが花の山〓〓〓
ヒダカソウは登山道上、付近ではもう見れなくなったのが残念〓
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アポイアズマギキク(アポイ東菊)

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前半、ガスでしたが足元は満開の花たち〓〓〓

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個人的に行ってみたエンルム岬の板状節理は理科好きには見ものです。〓

◎猿留山道
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ハート形の湖目指して古道を歩きます〓〓〓

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道はいいけどダニがすごい〓〓〓

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オオサクラソウは終わり気味でしたがクリンソウ(九輪草)は満開〓〓〓

◎美利河丸山と有珠山外輪山展望台
遊楽部山予定でしたが悪天〓で場所を変更。

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山の家は昨年閉鎖になったけどまだ温泉〓はそのまま。
かなり温いので期待はせずに〓

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美利河丸山は登山道もきれいに整備されていていい山です。

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ブナ林もきれいだったなー〓

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マイヅルソウ(舞鶴草)をイキイキと〓〓〓

前から航空写真で気になっていた国縫漁港に立ち寄る。
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GPSで確認すると珍しいワングラス型漁港が確認でき、ちょっと感動〓

そのまま帰ろうと思ってたら、まだ天気いいのでおまけで有珠山の外輪山展望台へ。
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だんだん雲行き怪しくなり展望台に着く頃には近くで雷がゴロゴロ〓〓〓

下山初めて5分でガスの中に入り次第に雨も。〓
トレラン走りで下山すると、大雨やら雷やらモリモリで〓〓〓〓〓〓〓〓〓

◎芦別岳 旧道~新道
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これこれ、これが見たくて丸太橋渡って藪突き進んできました。

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近くに来ると槍そのもの。
左の雪渓が2週間前に登った本谷。

もうゴルジュは開いたらしいので登ってくる人もいなくなりました。高巻きすれば+40分ぐらいだけど。

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稜線はツクモグサが今見ごろ〓〓〓

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そして8時間かけて芦別岳に登頂。
今日も天気がいい〓〓〓

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あとは尻滑りのロングラン〓〓〓

そしてたどり着いた先には
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そろそろ高い場所にも行くのでテント泊が楽しみなってきた〓〓〓



芦別岳 本谷

クラシックコースへ!

ガイド:おだ

鋭鋒 芦別岳を本谷から。

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絶景でした。

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アップダウン多い旧道コース。
だれか平らな道作ってくんないかな~?
と、いつも思いながら今日の核心の丸太橋を渡る。
デカザックだけど木が乾いてるので楽勝。

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そしていわくつきのユーフレ小屋到着。
まー話は、おいおい。

気温も高いので早朝出発。
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ゴルジュもデブリで埋まってて問題なく通過。

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あとは快適に絶景を眺めながら本谷を登ります。

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目の前で小さな雪崩も見ましたがさくっと芦別岳登頂。
あれ2週間前も来たような?

天気も良く気温も高くなく360度最高の展望でした。
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ツクモグサは開花間近〓

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新道から覚太郎へ。

まだまだ滑れそうな斜面だらけ。
板持って来ればよかったか?

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小屋前の雪解け大増水の渡渉は橋もあり楽しくクリア。


来年は1稜登りたくなった夏山のスタートです。

日高山脈に守られ晴天の道東一等三角点巡り

雨降る札幌を出発し、道東へ!日高山脈を越えるとそこは晴れ!気持ちのいい登山に期待します!

1日目は居辺山&カムイロキ山
どちらも立派な一等三角点です。カムイロキ山なんて北海道の神様の名と北欧の神様の名を合わせ持ち、
さらにアイヌ語で「神の座」という意味らしいです・・・強そう・・・。

                    ちょーん
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15分で登頂できました!優しい山でした。

2日目はウコタキヌプリ&+おまけに2座。こちらもすべて一等三角点の山々

満点の星空の夜(寒い)を越え06:45分ウコタキヌプリ山頂に向け出発。
なかなか起き出さない鳥たちは、冬に向け着々と冬装備に切り替えてました。

                      ぽんぽん
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ギンザンマシコさん。大雪山の稜線上で見る引き締まった姿とは全く別のポンポンマシコさん。
冬になると生息域の標高を下げ札幌市内の山まで下りてくるそうです。
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一等三角点のウコタキヌプリ山頂。霜が降りていました。
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日高の山脈が雲を押さえてくれ、展望良し!阿寒富士&雌阿寒岳!雌阿寒岳さん来年にはどうか落ち着いてくださいね!
下りは、お土産を忘れずに!
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一先早く山菜、フキノトウの収穫!
合計、一等三角点を5座制覇!冬の冷たい澄んだ空気と気持ちのいい展望の登山でした!
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道東の山は雪だった・・・。

2015.11.11(WED)-14(SAT)
プライベートガイドツアー 標津岳&武佐山
ガイド:YOU


11月に入ってから暖かい日が戻ってきたりと、
冬モードになりたいところをポカポカとした日差しに引き留められた中旬。

雨が続いた後に道東方面へ行ってきました。

平地ではまだですが、見える山々はすっかり雪化粧〓

まずは標津岳。
夏道から歩きだし、7合目くらいからは御覧の通り↓↓

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雪の出始めはこの程度で可愛かったのですが.....。

DSCF5552.jpg 8合目以降の悪夢。

雪の重みに耐えかねた這松が登山道を塞ぎ、
よけたり、くぐったりのスーパー障害物競争状態に〓〓

しかし、シーズン初の雪と戯れることに元気をもらい、
フル装備で山頂を目指す。30分のところを1時間かかってようやく登頂!

DSCF5553.jpg ノートラック・・・!

当然ですが、苦労の末、本日未踏状態の山頂を目の当たりにした時の嬉しさと来たら・・・(T_T)

全身ずぶ濡れ状態ではありましたが、日差しもありゆっくり休んで退散。



続いて武佐岳。

こちらも雪は十二分に覚悟の上・・・・でしたが。。。

小屋を過ぎたあたりでうっすら雪が。

と思ったら!!

DSCF5572.jpg 先行者有。

平日だし、登山者には誰にも合わないだろうと思っていましたが、
この方にもお会いすることは避けたい・・・。

DSCF5571.jpg なかなか大きい。

手のサイズを自分と比べましたが、人間の負け〓〓
足跡もフレッシュな感じで、緊張感を持って登山に臨みました。

急登あたりからは膝ラッセル。
まだラッセル筋が目覚めていないので、調子を探りながら稜線へ。

DSCF5593.jpg 深いーーーっ!!

稜線に上がればあと少し、、、というところでしたが、
ここからは腿~腰ラッセルに・・・・・・。

こうなったら真っ向勝負。
翌日すごい疲労感に襲われることを知る由もなく、ガンガン進む。

この時はテンションの勝ち〓〓〓 (翌日昼過ぎまで使い物にならず〓)

DSCF5602.jpg 海別岳

DSCF5600.jpg 斜里岳

北方領土こそは望めませんでしたが、近くの有名どころは立派な姿でした。

DSCF5616.jpg 眼下の街も素晴らしい。

熊の足跡におびえたこともすっかり忘れさせられる好展望を満喫し、下山。

下山中も、気は抜けませんでしたが・・・!


個人的に大好きな道東地方。
北海道の中でも、とりわけゆったりとした時間が流れている感じが大好きです。

DSCF5621.jpg また来ます!(YOU) 

紅葉絶好調!

2015.10.18(日)
登山教室 楓沢(行き先変更)
GUIDE:YOU


久しぶりに土日共に良い天気の週末だったのではないでしょうか。

日曜日は無意根山の予定でしたが、
寒気が入り込む日だったので山の高いところは敬遠して低いところへ。

紅葉も少し早いような気がしてまして、今回の標高がどんぴしゃり!でした。

IMG_0846.jpg 出だしからいい感じです。

10月上旬、1週間の間に凄まじい威力をもった2つの〓低気圧・台風〓が北海道付近を通過。
札幌は割合悪くなかったと思いましたが、各地に大きな爪痕を残していましたね。

支笏湖周辺も松を中心に倒木が多く、
道路をふさいだり、塞ぎかけたり・・・と処理をした跡がたくさん見受けられました。

また、心なしか森がややスカスカしていた感じです。


さてさて、今回歩いてきた楓沢。
紅葉はまさに今でしょ!と言わんばかりのピークでございました。

良いタイミングに見どころ満載です。

IMG_0861.jpg 立派な倒木有です。

去年などの豪雨の際に流れてきたのでしょうか。
狭い回廊を塞いでいるところもあり、
それが砂防ダムのようになって、1.5mもの落差が出来ているところも。

また狭い道に落ち葉が敷き詰められたこんな場所も↓↓

IMG_0905.jpg 綺麗でしたね。


歩きやすいところばかりでなく、時々ある高巻きもなかなか。
ロープなども設置されていますが、十分にご注意を。

IMG_0903.jpg 急なんです。

ところにより岩が崩落してトンネルになっていたり、
小さな滝になっているところを流木などを駆使して登ったり・・・!
なかなかアドベンチャラスでナイスコースでございます。


火山灰?的な地質なのでしょうか。
小石と雨が織りなす何とも可愛らしいジオラマの様な世界も。

IMG_0901.jpg レゴの世界の様。


幸い天気もあまり崩れずいい時間を楽しませてもらえました。



IMG_0902.jpg 落ち葉布団・・・Zzzz 

寝っころがり、青空をバックに満開の紅葉を楽しむ。
今日一はこれでしたね^^ 大満喫の一日でした。


【臨時ツアーのお知らせ】
10月24日(土)にこの楓沢を改めて歩きます。
催行は既に決定しております。ご興味のある方は是非遊びに行きましょう~!(YOU)

秋スペシャル

冬の始めと秋の真っ盛り  プライベート山行で!

ガイド:おだ

ホントは阿寒3山の予定だったけど、未だ雌阿寒岳が噴火レベル2で登れない。
集客少ないけど、どうしてもどこか連れてってと言うリクエストにお応えして3日晴れ予報なのでベストプランでGO。

ニペソツ山も天狗のコルあたりからは雪路に。
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今シーズン初雪なんでちょっとウキウキしてくる。

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雪の結晶にニヤニヤしてきてしまった。

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東の空からご来光〓〓〓

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そして前天狗からドーンと!!

かっけー!!

時間もたっぷりあるのでここからはゆっくりと。
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トムラウシ山。
2週間前、地獄谷から沢登りしてたのに真っ白。

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旭岳から白雲岳方面。

もう滑れるんじゃない?

そして登頂。
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ひゃーきれいだ。

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ジョニーと命名。
はたしたジョニーはこの台風を耐えれるのか?
飛んでったのか?

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もう一度二ぺをチラッと!

そういえば、4月に滑りに来て左肩まで登ったっけ。

下山後は、美唄焼き鳥食べに行って、

翌朝は美唄のラムサール条約登録指定地の宮島沼へ。

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放射冷却で川霧すごかったけど日の出の時間にいっせいに飛び立つマガンとコハクチョウは見ものです。

が、冬の訪れとともにもう一気に減っちゃったみたいですね。

機会あれば早起きして見に行きましょう。

そんな、素敵な出勤風景を見た後は、小樽の赤岩でクライミング。

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紅葉と海の青さが抜群にきれいな日でした。
ただ日陰は岩も冷たくなってきて、そろそろシーズン終了か?



ただ今、ガイドおすすめの山、鳥、美味いもののプライベートを受付しています。
季節に合った花や紅葉、冬山をガイドし、さらには道内の旬の美味いものも敏感にアンテナ張ってガイドしますよ。
おひとりからも、グループでもOK。

天気予報見て、ふらふらと北海道を楽しみましょう。






秋のにおい・・・

今年もビアーガーデンにも行けず・・・

ガイド:おだ

怒涛のような7月が終わったー、と思ってたら8月までも終わってしまった。

天気もまあまあ恵まれた、そんな、楽しい8月のまとめです。

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①空沼岳 湯ノ沢
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  札幌駅から1時間以内でこんな楽しいことができることがすごい。

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 この日は暑かったし、熱いメンバーなので全身ずぶ濡れで。

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②幌尻岳 新冠コース

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  今年は登山客も多く、7月下旬にはホロシリ小屋の募金箱も盗まれたらしい。
  まだ小屋には管理人はいませんが、そのうち、自称管理人もいるかもしれないので気を付けて。
  あと、今年は林道の工事で新冠林道通れないので額平ルートです。

③針ノ木雪渓から針ノ木岳。ついでに鹿島槍ヶ岳登頂
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  北アルプス3大雪渓も札幌のマダムにとってはアイゼンも使わずルンルンルート。

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  雷鳥も迎えてくれました。

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  いやー、天気よすぎた。

④ガイド合宿 で 狩場山の 須築川 沢登り
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  北海道でも屈指の難関の沢登りです。

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  今回で3回目ですが、過去2回はガイド。
  しばらくはいいかな~。

  ここをガイドしている人は、世界中まあいないでしょう。
  しばらくは、ガイド頼まないでください。

⑤おまけ
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  そのガイド合宿でスリップして右足親指内の関節内骨折。
  その後は、安静にガイドもしていたので今ではちょっとの痛みだけですのでご心配、お見舞いなく。

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  天気悪い時は、白玉ダンゴ作り♪

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  フレンチトーストもたまには朝食で!

⑥知床 硫黄山

  知床もそろそろ秋のにおいがしてきました。
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  でも、雪解けしたばっかりの沢の中はエゾコザクラが大群落。
  なごみますね~。

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  ヒグマもぶらぶらと秋を楽しんでいる。
  
  どこにいるか分かりますか~?












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9月は、1年で1番おいしい季節…。

楽しみっ!

石狩岳~トムラウシ山

2015.8.6-10
ガイド:YOU


昨年雨に阻まれた敗退をリベンジすべく、
今年も石狩岳~トムラウシ山の縦走に行ってきました。

初日はガス空の中、スタート。
北海道三大急登に数えられるシュナイダーコースを縦走装備で登る。
ガスといえども最近の北海道は結構蒸し暑く、汗も大量にかく〓〓〓


暑い日が続く今年の山行中に特に注意していただいていることが、

 休憩毎に「水・塩分」を必ず摂っていただくこと・・・・・・です。

水は喉が渇けば欲して飲むのですが、
大量の汗とともに流れ出た電解質の補給は意識が必要です。
水分も塩分もしっかり補給できていれば、身体の動きの良さが持続すると思います。


今回の縦走のここ一番というところを、最初に頑張ると途中からすぽっと雲海の上に〓〓

DSCF3397.jpg 遠くに二ぺ様。

DSCF3404.jpg アップでどうぞ。

雲の上はカラッと爽やか。
稜線では汗もあっという間に乾く、ナイスコンディション〓快適そのもの。

DSCF3396.jpg 石狩岳とご対面。

爽やかな風に元気をもらい、
ほぼコースタイムで順調に石狩岳へ。

DSCF3413.jpg トム様にも出会えました。
石狩岳を越えて、川上岳、二ぺの耳を過ぎ、C1となる根曲り廊下。
2012年に笹刈りが行われ、お陰様でまだ快適に歩けます。
先ほどのトム様の左手にあった雲海に包まれ、一夜を明かしました。


翌朝。
角度が変わり、丸みを帯びたニペソツ山とご挨拶。

DSCF3443.jpg 朝から格好良い!!

朝も早くスタートし、快調に沼の原へ。

DSCF3483.jpg 風も穏やか。

DSCF3492.jpg テント干しも完了!

ゆっくりと景色を楽しみながら休憩をとることが出来ました。
テン場としても、そしてこんな日は大休憩をとる場所としても申し分ありませんね。

爽やかな風が吹き続ける二日目。
雪解けすぐの場所もこの時期に見られるのが大雪の良いところですよね。

DSCF3511.jpg 鮮やか〓

DSCF3521.jpg シマリス君。

まるで置物のようにしばらく動かなかったが、左手がプルプルプルプル・・・。
か、かわいすぎる・・・!!

全員が写真に収められるという大・大サービス。
いろいろなものに元気をもらい歩く、歩く。

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だんだんと大きくなるトムラウシを横目に、化雲岳へ。
ここから見える景色も非常に好きです。








DSCF3540.jpg 忠別岳。

いい姿ですね。存在感を放ってました。
あの崖の上には素晴らしいお花畑が。

そういえば、、、

DSCF3558.jpg 石が積まれていました。

この間来たときにはなかったはず。

強風の時に石が飛ぶことがあるので、あまり好ましくないかと。
翌日訪れたトムラウシの山頂にもありました。悪天時に近くを通る方、お気を付けください。

ヒサゴ沼へ下る道も雪が解けてまださほど日にちが経っていないようで、
春~初夏の花々が咲き乱れていました。

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三日目もまずまずのお天気に恵まれ、トムラウシ山登頂後、無事に短縮口へと下山しました。
山頂滞在時には、徐々にガスも晴れていき、展望もGOOD!

日曜日ということで、短縮口では車50台はあろうかという盛況ぶり。

泥んこで有名になってしまった登山道も、
新得町をはじめ、ボランティアの方々のご尽力により年々良い道になっています。
改めて感謝を申し上げると共に、何らかの形でお手伝いさせていただきたいと思ってます。


今回は予備日と使わずに無事下山となったので、
最終日はリクエストがあり富良野マルシェで上田さんのメロンをゲット〓

&美瑛のおうるの森さんでランチで〆。
国道から外れて見る美瑛の景色も非常に良かったです。


今日の札幌は今シーズン一番?の雷雨〓〓〓
北海道各地、ゲリラ豪雨的に被害が出ている模様でうので、皆様どうぞお気をつけて。

あっ!  という間に

こないだ7月始まったと思えば、もう8月か~~。

ガイド:おだ


北海道の夏は早すぎて遊ぶのに忙しすぎる。
山が忙しくて気づいたら大通公園ではビアガーデン〓やってるし。

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7月は花のいい時期なので、トムラウシ2回は幌尻岳は2回などもろもろと山での生活が多く、実に7月だけでも19日は山でテントや山小屋で泊まる生活です。

なので、
3時起床、4時朝ごはん、5時出発。
高山植物満開の北海道の山を歩く〓。
15時テント場着、テント設営して晩御飯作って17:30から夕飯。
軽く酒飲んで20時には就寝。
たまに満点の星〓〓〓を眺める。

そんな快適な毎日を過ごせるなんて、あー素敵だ!

明日からも道東、羅臼・斜里・雌阿寒のゴールデンコース。
ん、雌阿寒岳が火山性地震増加だと?

では、7月のいいとこのまとめです。
7月初めは、五色が原~トムラウシ山~黄金が原の花のいいとこ満載のコース。
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沼ノ原からのトムラウシはガスであいにくでいたが湿原の高山植物もイキイキとしている。
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ヒメシャクナゲ

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モウセンゴケ

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ホソバウルップソウは満開過ぎた。

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黄金が原のチングルマ、エゾノハクサンイチゲは東京ドーム3個分ぐらい満開でした。

下山後は、富良野でまったりと観光。
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次は、天塩岳と暑寒別岳縦走。
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前天塩岳の頂上直下に白いコマクサがまだ自生しています。
もともとここになかった植物で数年前に関係機関が除去したらしいが、数年たった今も繁殖している。
某山でも、10年前に見なかったコマクサがいつのまにか繁殖しているのを見ると、考えてしまう。

暑寒別岳は今回は虫も少なく風もなく快適に南暑寒から暑寒別岳へと縦走。
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まさに水鏡の如し。
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帰路の日本海に沈む夕陽がすばらしかった。

次は幌尻岳登頂。
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ここが核心か?
一筆書きの影響で新冠コースも混んできたようだ。
そういえば、平取コースも沢渡らないコースができるようだけど・・・。

幌尻下山したと持ったら、今度は伏美岳から幌尻岳の日高大横断の縦走。
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快晴&無風な縦走路。

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途中で熊の親子を発見し、しばし熊ウォッチング。
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どーんと幌尻岳。


最後は、富良野岳~十勝岳~オプタテシケ~のトムラウシ山縦走。

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オプタテシケ下の双子池の雪渓が完全に解けています。
雨水しかないので、今後縦走でテント泊をする方は持参か、よどんだ沼の水を煮沸または雨水に頼るしかなさそうです。


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そろそろ山は8月の花が咲き出してきました。

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南沼の朝には太陽柱も出現。
いいことあるのか?



そして、下山したら子供も夏休みに入り朝6時30分からラジオ体操ですがすがしく一日がスタート。
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道東満喫プラン

2015.6.23-25
木禽岳・釧路川カヌー・武佐岳
Guide:YOU


追っかけてのアップとなりますが、道東!

初日はあいにくの雨でしたが、移動&短い登りの木禽岳ということで、誰一人文句なしという素晴らしいメンバーに恵まれました。

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花少々、苔むした感じが素晴らしい森で、人気が少なく冒険な感じで楽しめました。



二日目。
お天気は回復して晴れとはいかずとも上々の曇りに!

いつもお世話になっている「わっか」さんのガイドで、いざ釧路湿原部へ。

屈斜路湖から始まる釧路川は、源流部・湿原部と全然違う姿を見せてくれます。

DSCF1679.jpg ゆったりとスタ~ト~


途中ガイドの木名瀬さんがあるものに気づきました・・・〓〓

そうです。この時期といえば丹頂鶴!!
前回湿原部で丹頂の姿は見られなかっただけに大興奮!!

DSCF1637.jpg しかも泳いだ~!!!

まるで白鳥のように水に入ってスイスイ?と。
あまり泳ぎは得意ではなさそうに見えましたが・・・(笑)

居なくなった後、足跡も見られました。

DSCF1654.jpg 結構でっかいんです。

ゆったりと2時間程、たくさんの野鳥や川辺の風景を楽しみました。

ランチタイム@細岡展望台。
ここ、とってもいい場所。

DSCF1703.jpg 本日のランチ!

わっかさん特製・エゾシカバーガー&ミネストローネ〓 美味!!

食中・食後と釧路湿原の景色を存分に堪能しました。

DSCF1715.jpg さっき流れたところ 

DSCF1708.jpg 湿原を一望。

湿原部の風景を俯瞰すると、あることをいつも思い出します。

キリマンジャロのツアーの時に見たサバンナの風景です。
実際に現地から来た人が同じことを言ったそうです。間違いない!!
サファリのご経験の有の方、是非釧路湿原にも足をお運びください。

午後の部はキラコタン岬へ。

移動の時にも丹頂が見られました〓

DSCF1725.jpg 親子の様です。

たくさんランチをいただいたので、しっかり歩こうということで、
いざキラコタン岬へ。この岬、その昔湿原部が海だったころの「岬」だそうで。

DSCF1729.jpg ガイドは蔵崎さん

気持ちよく森の中を歩き、程よく運動になったところで岬に到着。

森の中から見える湿原の源流部はこれまたいい眺めでした。

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蔵崎さんが運んでくれたプロビナーと、各自が持参した双眼鏡で動物探し!

湿地の中にエゾシカの群れや、な、なんと丹頂の姿も3羽確認できました。

DSCF1745.jpg い、居たぁ~!!!

プロビナーのおかげで、湿原を闊歩する丹頂の優雅な姿も見られ大満足でございます。

わっかさん、ありがとうございました!!


最終日、武佐岳、ガス、花結構有り、写真なしにつきカット!!

でも全員登頂!!

秋の釧路川カヌーを盛り込んだツアーもお楽しみに!!(YOU)





大雪NEWコース

2015.6.20(SAT)-21(SUN)
三笠新道~高根ケ原~緑岳
ガイド:YOU


この夏新しいコースへ。
年間123日営業をする大雪高原山荘が今回の登山基地。

山深いところにあり、いい〓と美味しい夕飯〓 いうことなしです。

好天に恵まれた登山当日。
ヒグマセンターでレクチャーを受け、いざ出発。
気持ちの良い森は途中から雪の上を歩き、奥の開けた場所へ。

DSCF1431.jpg 高原沼と緑岳。

残雪と好天のおかげで順調に進み、いざ三笠新道へ。
雪は例年より少なめと言われましたが、それなりにしっかりと。
6本爪アイゼンを各自装備して快適に高根ケ原を目指しました。

DSCF1453.jpg 壁際は落石注意!!

雪上を走る落石は音がしないので気が抜けませんね。
結構ゴロゴロしていましたが、通過時は一つも落ちてこず無事通過。

そしてお待ちかねの稜線へ。

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数々のお花が出迎えてくれました〓
ホソバウルプソウはもう一息。最近開花したとの情報あり。

DSCF1474.jpg @高根ヶ原分岐。

気持ちよすぎる稜線での休憩。最高!

DSCF1513.jpg やっぱり大雪は広い!

この辺りはまだべったり残雪。
風も気持ちよく快調に進みます。

DSCF1500.jpg あともう少しで小屋。

小屋の外でゆっくり休憩をさせていただき、緑岳へ。
おかげさまで緑岳でも大展望を満喫。

DSCF1543.jpg 眼下に高原沼。

歩いてきた道を振り返り余韻に浸った山頂でした・・・。

DSCF1555.jpg トム様。

早く蝦夷梅雨っぽい天気がおわりますように〓!


知床縦走 羅臼岳~硫黄山

初夏の知床連山を縦走〓


 初日は羅臼岳登山口すぐ横にある木下小屋へ移動。
小屋のご主人が言うには...昨年は団栗など、木の実の豊作で、ヒグマが沢山繁殖したそうです。
新しい世代のワルガキが増えたという事、気を付けてうまく共存していかないと、ですね。

翌日から一泊二日の縦走スタート!
天気予報は気温も低く曇り....展望は望めないかなぁ〓

IMG_8671.JPG羅臼平手前大沢の雪渓。
                                        まだまだ雪は沢山〓〓
↑↑↑上空には羊雲も沢山、この雲が現れるとこの先の天候はあまり期待できないです........
......
......が!予想は良い意味で外れ!!


20150628_193122.jpgオホーツクに沈む夕日...
天気はどんどん良くなって二日目にはピーカン!!〓

siretoko.jpg一番奥に見える硫黄山を晴天の稜線上を歩き目指す。


siretokosumire.jpg固有種のシレトコスミレ。
ピークは過ぎてますが、まだまだ頑張って咲いてくれていました!!

お陰様で景色、お花、共にゆっくり楽しめた縦走になりました!! ( う~ん。やはり山の天気は難しいですね。

                                                                                      byシュン

道東のロングトレイル

2015.6.11-14
北根室ランチウェイ
Guide:YOU


大好きな道東へ。

今回は〓NEW〓 北根室Ranchway(ランチウェイ)に行ってきました。

ランチ?お昼ご飯?というご質問が多かったので先に解説致しますと、

IMG_8910.jpg 【Ranch=広大な牧草地】という意味。 

道東の広々とした雰囲気を大満喫できるロングトレイルで、
中標津町の市街地から弟子屈町の美留和(びるわ)駅までの71.4kmを3日かけて歩くコース。

緑が美しい初夏をチョイス!このタイミングで歩いてきました。

DSCF0902.jpg ここからスタート。

晴れ晴れとした一日目。
中標津交通センターより市街地を歩き、まずは中標津空港に向かいます。

市街地を抜け、新緑の緑が美しい緑ヶ丘森林公園へ。
タイミング、そしてお天気が良いおかげでとっても気持ちの良い森林浴です。

空港を経由し、牧場を通過。

DSCF0935.jpg お邪魔します。

地元の酪農家さん方のご厚意で、敷地内をコースとして歩かせていただけます。

一つお忘れなく!!

DSCF0936.jpg 靴の消毒です。

牧場に入る前には必ず写真のような小屋があり、中で台帳に記帳したり靴の消毒が必要です。

きっちり各自消毒を済ませてからリスタート。

DSCF0951.jpg 牧草地と畑の間を。

広々とした道に出るとこれまた何とも言えない解放感〓〓

近くに空港があるということで、結構間近で飛行機を見ることもできました。

DSCF0956.jpg 武佐岳をバックに。

飛行機から見下ろす景色もよさそう・・・。
場所が良いので、様々なものが画になります。

DSCF0980.jpg セミも元気いっぱい。

この後、ステージ①の終着点は【開陽台】へ。

根釧台地を見下ろす高台は展望抜群!車でも来れますので一見の価値あり。

DSCF1028.jpg とにかく広い!

写真ではお伝えできないのですが、牧草地内にたくさんの乳牛が。
何頭居たかなぁ~。相当な数です。

開陽台でお昼休憩をして、午後の部【ステージ②】へ。

素敵なトレイルとかわいい牛たちがお出迎え↓↓

DSCF1048.jpg 

 DSCF1064.jpg

このステージ②が個人的には一番好きですね。まさに道東!といった感じ。

DSCF1088.jpg こちらはマンパス。

家畜や動物には通り抜けづらいように作られたゲート。
いろいろな形のマンパスがトレイル上にはあり、これも楽しみの一つです。

森の中のトレイルに多かったのが、沢を渡るセクション。
この沢地形の前後には熊除けの鐘が備え付けられています。

DSCF1191.jpg ここはシンバル!!

「どぅわぁ~ん!!」と気持ちよくたたかせていただきました。いい音です。
あれだけの音がしたら、クマもシカも嫌がりそうです。。。

実に気持ちの良い牧草地、森の中がアクセントとなり、また数々のマンパスを越えて、
初日のお宿となる【佐伯牧場】さんへ。

DSCF1135.jpg 

実はこの佐伯さん、このトレイルを作った張本人〓

牧場内にはアートギャラリーや美術館、
娘さんが経営するレストランや手作りのパンが買えるパンスタンドなどなど、
泊まりに行くだけでも十分に楽しめる施設があります。

宿泊場所も牛舎を改装して作られたマンサードホール↓↓

IMG_8973.jpg おしゃれな感じでした。

キッチン・ダイニング、シャワールーム、水洗トイレに宿泊部屋などなど充実した設備です。

そして気になっていたのが↓↓


DSCF1133.jpg トレーラーハウス

これを牧草地の真ん中に引っ張って行ってくれるとか。
牧場内ですでに満天の星空だったのに、牧草地の真ん中っときたらすごそうですね。

天気も良いので、夕食は外で!

IMG_8985.jpg バルコニーでジンギスカン!

最高でしたね。またここでジンギスカンを食べたい・・・〓 

夜には佐伯さんのお話もいろいろとお伺いできました。
とっても情熱的で、本物思考、そして行動力がすごい!!

IMG_8989.jpg 楽しい時間でした。 


名残惜しい佐伯牧場に別れを告げて二日目は、
のんびりと、そして広大な風景を楽しむ養老牛温泉までのステージ③。

途中かわいいお馬さんがお出迎え。

DSCF1166.jpg 

温泉近くの道を歩いていると・・・・・・何かが僕を呼んだんです。。。

DSCF1198.jpg 笹の中から発見。。。

雄鹿の頭蓋骨~。たっぷり苔も生えてていい感じになっていました。

笹薮の中から呼んだのね・・・ちゃんと見つけましたよ。。。
森の中にあると画になるのでトレイル脇に飾っておきました〓

午後のステージ④では、牧場風景から一転して山っぽい感じへ。
モアン新道という新しい道がオープンしていて、早速歩かせていただくことに。
ロープで沢へ降りたり、数々の橋を渡り変化に富んだセクションでした。

ケネカ湿原も手付かずな雰囲気がいい感じ。

途中結構降られたものの、無事に西別小屋へ。
ここも北海道を代表する素晴らしいいい小屋ですよね。


最終日は登山!ステージ⑤は西別岳~摩周湖第一展望台へ。

朝は曇り空のスタートでしたが、すぐに雲の上に出て雲海に。

DSCF1303.jpg リスケ山。

稜線上はお花が咲き始めていて緑を彩り始めていました。
摩周湖にはまだ雲が残り、これまた神秘的な風景。

DSCF1327.jpg 西別岳。

ちょうど蚊が大量発生したタイミングだったか、西別岳以降の道は蚊との闘いに・・・。
スプレーなくなりました〓 両腕は20カ所ずつくらい刺された・・・〓献血完了。

第一展望台でランチ休憩、元気を取り戻し、ラストスパート!ステージ⑥!

休憩中、弟子屈の方には積乱雲が・・・〓〓〓〓
ずいぶんゴロゴロ言ってるじゃないですか。。。

夜に知りましたが、津別の方では雹が降ったとのこと。
幸い僕らは小雨程度で済み、ゴールとなる美留和駅へ~!!

DSCF1361.jpg The end of Kiraway.

71.4km完歩ですっ!

DSCF1363.jpg お疲れ様でしたぁ~!

予想以上の風景を楽しませてもらえ、佐伯牧場さん、そして西別小屋と宿泊もまた良し。

佐伯さんいわく、秋もまた良いとのこと・・・!

また来年もやろうと思いますので、ご興味のある方は是非歩きに行きましょう~^^(YOU)

夏山初めは北へ

2015.6.1-4 臨時便:利尻山&礼文島桃岩コース(YOU)


6月も中旬になり、北海道も夏らしくなってきましたね!
連戦が続き、少し時間が空きましたがレポートアップです。

夏山の仕事がようやく本格スタートの6月。

仕事始めは利尻礼文に行ってきました。
ここ数年毎年6月に担当していた仕事で、今年はないかと思いきや臨時便の仕事が舞い込み島を訪れることが出来ました。

初日のランチは恒例のオロロン食堂さんにて↓↓

DSCF0385.jpg 今が旬の南蛮エビです^^

登山日が近づくにつれて、週間予報が怪しくなっていった今回・・・〓

お昼頃から利尻山の天候が回復するという予報を信じて、小雨の中スタート。

通常より1時間遅らせ、かつ避難小屋でも1時間程ゆっくり休憩〓
こんなにのんびりで・・・とも思いましたが、信じる者は救われました・・・〓〓
山頂に向かうにつれ、雲間から青空が見えだして、どんどん晴れてくれました!

DSCF0426.jpg 風はまだ強いけど・・・!

コロコロ石のスコリア帯が、去年にもまして整備されており、大変快適でした。
登山道整備をしてくださっている方々に感謝です。

山頂でもほぼ360度、これぞ利尻山!というパノラマを満喫。

DSCF0439.jpg 本峰とローソク岩をバックに。

DSCF0448.jpg 長官山にて。

長官山から見る山頂、鴛泊コースの中で一番好きなポイントです。

下山は眼下に鴛泊の街などを眺めながら快適に。
登りで何も見えていなかった分、その変化を楽しめました。

下山後、夕食時には赤く染まる利尻山を眺めながら乾杯〓

DSCF0469.jpg 最高の一日となりました!


翌日の礼文島・桃岩コースの日も、雨予報⇒曇りとなる。
北~東寄り?の風・ヤマセが吹くこの日は、地元の方々も口をそろえて「ヤマセは寒い・・・」と。

雨は降りませんでしたが、防寒対策として雨具上下を着て歩いた一日。

少し早めの時期といえども結構いろいろなお花に出会えました。

DSCF0532.jpg レブンキンバイソウ

DSCF0524.jpg クロユリ

DSCF0520.jpg レブンアツモリソウも!!

他にもたくさんの花々を愛でながらの桃岩コースとなりました。

天気の神様に助けてもらえ、幸先の良い夏山スタートとなりました〓(YOU)


Powder days!!

2014年締めのパウダーと2015年最初のパウダー

ガイド:小田

IMG_7035.PNG
今日の札幌は雨降りで道路もグチャグチャ。
山の積雪量もぐんと下がり、つい先週の年末年始のパウダーがなつかしい・・・。


そんなことは忘れて2015年シーズン始まりま~す



2015年もよろしくお願いします。

早く予約しないと乗り遅れるよ~。


シーズンラストの登山教室

2014.11.16 【行先変更】 登山教室 横山中岳


今シーズンラストの登山教室〓〓

以前に雪化粧した美しい日高山脈を眺めたピセナイ山だったのですが、
10/25から規制がかかり、ハンターのみ入林可能ということに・・・・・。

この時期でないと見られないものがあるだけに、
計画を立てた約1年前から楽しみにしていました。

非常に残念なことではありましたが、仕方なく横山中岳に変更。

すんなり変更を受け止めてくださった参加者の皆様に感謝して、いざ行かん。
登山口に向かう道中、牛や馬がたくさん。
初夏の頃はとっても気持ちの良さそうな景色がイメージされます。

DSCF6567.jpg カワイイ看板発見。

この馬のイラストは初めて見ました〓
天気予報では良い予報〓〓が出ていましたが、
実際には曇りがち、雪もちらつく天気。

『山の厳しさが程よく分かる方が良い』と企画時に込めた思いが、
結構現実となった今シーズン。それを象徴するラストでした。

それでも晩秋~初冬のこの時期は木の葉も落ち切っていて視界すっきり。
野鳥が現れれば姿も確認しやすく、また見通しが効くということで地図読みにも最適。
途中で地図読みも練習しましたが、夏場よりやはりやり易いと思います。

レイヤリングにも気を使いますが、
ドライレイヤーで汗冷え対策をして、厚手の冬用インナーを着たり、
フリースも中~厚手、またはソフトシェルを着たりと自分流を探すのに良い時期です。
中がちゃんとしてくると、雨具は透湿性があるものよりも、通気性のあるタイプがオススメです。

昨日は〓でなく、〓で良かったとつくづく感じました。
山中に居た時の平均気温は約3-4℃。
風もところにより5m/sほど吹いていて、濡れると一大事でした。

足元には雪が10cm程。
深い方が歩きやすいと感じましたが、程よく滑るナイスコンディション・・・〓
こんなのも、良い教材となり、いい練習。


DSCF6573.jpg 山頂部より太平洋側。

海側はバッチリ見渡せ、雲間から降り注ぐ日差しと光る海がキレイ。
お目当ての日高山脈側は、残念ながら雲の中・・・〓

まぁでも0ではなく、50%以上だったという前向きな解釈〓

更に下りでは実際に足場の悪いところがあったので、
フィックスロープを張っての下り練習。

DSCF6576.jpg ロープ一つでもいろいろ。

ロープの太さによる握り易さ、細くても対応できる握り方、体勢の取り方などなど。

やっぱり実地訓練が一番ですね!
来シーズン以降も、もっと具体的にこういう練習が組み込めるようにしたいと思います。


山頂ではなかなか良い風あたりだったので、
風当たりの弱いところを探して、大休憩。

寒い中頑張りました〓〓ということで、

DSCF6578.jpg ご褒美タイム〓〓

久しぶりのチョコレートタルト〓

ガソリンストーブの使い方を交えてお湯を沸かし、暖かい〓が身にしみるぅ~〓
時間でしたね。



DSCF6580.jpg 無事下山。


帰りは昨秋リニューアルオープンした静内温泉へ。
とってもキレイになっていて、大盛況でした〓
入浴料も500円とお手頃。


今シーズンで2年目となった登山教室。
1年目、2年目の方と、いろいろですが、ご一緒させていただく回数が増えてくると、
皆さんのレベルアップが垣間見られて、うれしい限りです〓〓

来シーズンも更なる充実を目指して企画をしようと思っております。
こんなことやってほしいというリクエストがございましたら、是非お声を寄せてくださいね〓
今後ともどうぞ宜しくお願いします!


そういえば、道内の夏山の仕事が昨日で終わりました。
今シーズンもいろいろな北海道の姿を見ては感動し、
皆さんとその時間を共有できたと感じています。
いろいろな思い出が沢山できた14シーズンです。

そんな今シーズンをガイドと一緒に振り返る
Nomad忘年会が12月11日(木)にあります〓

既にお申込みもいただいておりまして、催行は決定しております。
ご興味のある方はお早めにお申込みくださいね〓(YOU)


一等三角点遠征②

2014.11.8-9 枇杷牛山&瀬戸瀬山


月初めの一等三角点シリーズに引き続き、今回も枇杷牛山・瀬戸瀬山の2座を訪ねました。

今回もやはり道なき道を行く山歩き。
いつも道ばかり歩いているので、たまにはこういうのも大事だなと感じました。

まずは枇杷牛山。

一番アクセスしやすい林道は作業のため今年度いっぱい入林禁止でした。

DSCF6466.jpg 行く方はお気を付けて。

入林禁止区域に当該しない林道もありますので、そちらからアプローチ。

この日は見事に藪漕ぎ祭り〓
小柄な女性は顔の高さ位まであったりと、なかなか大変。

最短距離を漕いで漕いで30分位で到達。

DSCF6472.jpg 結構埋まってました。

下山後の移動も少ないということで山の水族館に寄り道。

DSCF6476.jpg 

ここも何回来ても飽きません^^
むしろ最近魚に興味が出てきたので、前回より楽しい!!





夜は瀬戸瀬温泉に宿泊〓

夏ころに道内のテレビでも取り上げられていましたね。
数年前にも泊まったことがあり、今回も変わらず自炊〓

ということで、張り切っていろいろ作りました。

ちょうど先日実家の長芋が手に入ったので↓↓

DSCF6529.jpg 長芋ステーキ。

DSCF6532.jpg 手作りピザ。

DSCF6536.jpg いつものケーキ〓

などなど〓

ちょっと食べ過ぎナイトでございました。


Day②瀬戸瀬山へ。

林道では伐採などの作業が行われているようで、林道状態はべりーぐっど。

邪魔にならないかと心配をして、林道終点より尾根伝いに登る。
笹の丈も膝程度で始まり、稜線はもっと低かったりなかったり。

途中の木に、気になる看板発見〓

DSCF6538.jpg どうやら登山標識。

その昔、登山道があったのでは。。。
さっき歩いてきたのは鹿道ではなく、元登山道・・・?
いろいろな思いを胸に進む。

すると800m程まで上がったところに・・・・・

DSCF6539.jpg 小屋がありました〓

ひっそりとたたずむ小屋を見つけ、一同大興奮・・・!(笑)

いろいろ調べてみると、遠軽営林署の見張小屋とのこと。
中には歴代のアンティークたちが・・・↓↓↓

DSCF6544.jpg アサヒジュース・・・。

全然見たこともないビンや缶がたくさん。
お客さん的にはちょっと覚えのあるものもあったそうな。。。

そして、道があったんだと確信させられる看板が・・・↓↓

DSCF6541.jpg 

地図で測ってみると、瀬戸瀬温泉から尾根伝いに来ると大体あっていました。
やはり、下で見つけた看板は登山標識のようで、その後山頂へ向かう途中にも2-3個。

DSCF6554.jpg 山頂間近。

時折顔の高さの藪漕ぎも。

DSCF6559.jpg ありました。

立派な保護石も5つ残っていました。
この周辺も見事な藪でしたが、無事に見つけられました。


下山後、温泉のご主人のご厚意でお風呂に入れてもらいました。
お客さん方はすっかり瀬戸瀬温泉が気に入ったようで、また来るかもです。

みんなで御礼にお土産・飲み物を買って帰路へ。

それにしても、森には良い木がたくさんだった。

DSCF6562.jpg (YOU)


山・ながいも・ジンギスカン

2014.11.6 phenix共催 国見山&長芋掘り体験


十勝地方から帰った翌日、また十勝に来ていたわけで・・・・(笑)
続く時は続くんですね・・・・・・!

内容は一部変更となりましたが、phenix共催の山&長芋掘り体験ツアーです。
手始めにまずは一等三角点の山・国見山へ。
登り10分程度ですが、一等は一等。

DSCF6396.jpg 

DSCF6397.jpg ありました。

前日より更に風は穏やか、小春日和です〓〓〓 

サクッと山をこなし、今度は一路佐藤農場へ。

山の道具を中心に装備を整えてもらい、いざ長芋掘り体験です。

まずは掘り方のレクチャーから〓

DSCF6408.jpg 講師はYOU’S父。

みんな真剣です。
何故なら『折ってしまわないだろうか~?』と心配していたから(笑)

それでも、百聞は一見にしかず。

DSCF6413.jpg 

DSCF6414.jpg

DSCF6410.jpg

DSCF6412.jpg やってみれば、何とかなるもんです〓

掘り始めるとコツを掴んで、作業がはかどるはかどる。

残念ながらタイムオーバーということで打ち止めだったのですが、
『まだもっと掘りたぁい!!』とよっぽど楽しかったんですね〓

4月には春掘りもあるので、是非アルバイトに・・・・・(笑)


そしてちょっと遅めのランチは・・・・、

DSCF6416.jpg どどぉ~ん!!

十勝を代表するジンギスカン屋さん『白樺ジンギスカン』です〓

平日ながらもランチタイムは結構混んでいて、何とか席も予約できました。


9人で15-16人前は食べたでしょうか?!

美味しいジンギスカンの後はアイスクリームで〆て、大満足の一日でした^^(YOU)


のんびり十勝へ

2014.11.4-5 十勝の旅(プライベートツアー)


道東のど真ん中あたりから帰ってきて、翌日また道東方面へ。

今回は故郷である十勝を周遊してきました。

この日の朝は、藻岩山が真っ白〓
今シーズン初?見事でした。

帯広へ向けて移動。
山も白くなってキレイかもと思い、
せっかくだから、日勝峠から十勝へ入ろうと下道へ。

結果冷たい風が爆風となって通り過ぎる冬そのもの!!といった感じの峠でしたが、
道東道は向かっていた先で事故通行止めとなっていたので、無事に十勝入り。

IMG_5283.jpg 十勝晴れでございます〓
冬型となったこの日。
セオリー通り、日高山脈を越えればそこは晴れ晴れ。
しかし、混みに混んだ等圧線をもった低気圧の影響は凄まじく、十勝地方もスゴイ風〓

強い風は、紅葉のおおとりとなるカラマツの葉をあっという間に落とさん勢い。
ですがまだ何とか見頃でした。

IMG_5284.jpg 日高は雲の中〓〓〓


晩秋の風景を楽しみ、ランチはお客様のリクエストで『野島さんち』へ。
保育所・小~中学校までの同級生がやっているファームレストランです。

ファームレストランということでやっぱり野菜が美味しい!!
けど肉も旨いっ!!のでオススメはこちら↓↓

IMG_5292.jpg ポークジンジャーステーキ。

他にもいろいろありますが、やっぱり王道を今回も〓
帯広空港からも車で15分。帯広駅からだと40分位でしょうか。
近くをお通りの際のランチは是非どうぞ〓
お休みの日もあるので、野島さんちのFacebookページでご確認ください。

暖かな日差しが降り注ぐ店内で故郷の景色を眺めながら、とっても幸せなランチタイムでした〓


そして夜は池田町のBOYAFARMさんにお世話になりました。
年に一度は何かしらの形でお邪魔していて、この夏もツアー予備日にシープドッグショーを見せてもらったり。

カワイイ羊たちとも触れ合えます〓

IMG_5393.jpg あんな子に

IMG_5396.jpg こんな子も

可愛い子だらけです。つぶらな瞳が何とも言えませんね(笑)

更に牧場裏手の展望台が抜群の景色なんです〓

IMG_5408.jpg 山の雲も取れた朝。

日高山脈をバックに、十勝平野を一望できます。
写真の様な天気の良い日にあたると、楽古岳~狩勝峠まで日高がほぼ全部見えるんです。
この写真の右手には十勝連峰や、東大雪も。牧場の離れでは、雌阿寒も見えるそうです。

更に牧場内ではたくさんの山ブドウにコクワが取れるそうで、
来年の秋には収穫トレッキング1泊2日をやる予定!乞うご期待〓


最後は西ヌプカヌプリを登山。

IMG_5419.jpg 然別湖もバッチリでした。

標高は1000m程ですが、平野が広い分富士山に登っている時くらい遠くまで見渡せます。

IMG_5429.jpg 広さを再認識。


天候にも恵まれ、充実の里帰りじゃなくて、十勝の旅でした(笑) (YOU) 





一等三角点を求めて

2014.11.1-3 活汲山・戸内牛山・サマッケヌプリ


怒涛の11月前半・・・だったでレポートが遅くなりましたが、
ちゃぁんと山に行っていたのです。

まずは道東3日間、一等三角点の旅。
北見をベースに、近くの一等点を巡りました。

初日は活汲山(かつくみやま・・・いろんな読み方があるようですが。)

山の南側の林道からアプローチ。
林道終点から少し歩き、結構生い茂った伐採道跡を利用して登り進み、
最後の10分はしっかり藪漕ぎ。大体1h弱くらいで到達。

IMG_5228.jpg 腰程度の藪の中にありました。

5年前に再調査が行われたそうで、
そのころの写真を見ると辺り一面をキレイに刈りはらってあったのですが、
もう見る影もなく見事に藪の中でした。。。
そして北見在住のお客さんAさんに情報をいただき、晩御飯は名物系で決定〓

IMG_5237.jpg 塩焼きそば〓

店員さんがホタテのスープをかけるとじゅわぁ~~っ!!!
アツアツのうちに美味しくいただきました。

Day②は津別方面へ足を伸ばし戸内牛山へ。
こちらは去年の記録を残して下さった方がいて、その通りに。

伐採道歩きが9割、10分程度藪漕ぎ&植林帯を歩きで1h位で到達。

IMG_5242.jpg こちらの藪の中でした。

道なき山を行くだけに、何があるか分からない為、
用心して臨みましたが、この日は結構すんなりと。 
ということで、オマケで能取山も。

IMG_5243.jpg 予報通り午後は雨でした。

早めに北見に戻れたので、せっかくだからと連日開催されている菊祭りも見学。

IMG_5254.jpg 無料&有料ゾーンが。。。

花よりお土産が見たい!ということで無料ゾーンをうろうろ。
買い物をすると抽選券がもらえ、4枚で1回。あれよあれよと集まり、
最終的には見知らぬ人からもいただき代表してガラガラを3回まわす・・・・・・・・・・・・・。

全部3等!!ポケットティッシュを3つありがたくいただきました〓

山では1等を獲得していたのですが、
ここで運気を使っている場合ではないのでしょう・・・と都合の良い解釈。

帰り際に皆さんの目をひいたのはきのこの展示。
地元の会の方々が解説もしてくださり、数多くのきのこを見ることが出来ました。

IMG_5257.jpg 勉強になります。

道東はきのこの宝庫らしく、きのこ狩りの際は是非!


名物系の晩御飯その2

北見と言えば・・・・

IMG_5261.jpg やっぱり焼肉です〓

人口に対して焼肉屋さんの数が日本一多い、、、と聞きしました。

北見の夜を存分に楽しませていただきました。


Day③はサマッケヌプリへ。

こちらは2年ぶりで、初めての時は林道に転落した乗用車を発見したことにより、
森つべつの支配人・上野さんとお知り合いになったご縁のある場所。

こちらの山も、5年前の再調査で刈り払われた道があったのですが、
今はもうすっかり笹薮の中に、かき分けると道がある・・・といった感じでした。

IMG_5268.jpg なんとなくへこみが・・・・。

分かりましたでしょうか?
笹薮がやや凹んでいるところに、一応以前の刈り分け道が残っていました。

稜線からは展望抜群っ!!
雄阿寒岳や雌阿寒岳・阿寒富士もバッチリ見渡せました。

IMG_5276.jpg 山頂手前。

こちらが一番好展望でした。
遠くは知床岳まで確認でき、北海道の東側にある主要な山々を一望。

IMG_5274.jpg 2年ぶりの再会。

看板や三角点などもしっかり残っていました。


3日間で4つの一等三角点を巡ることが出来ました。
山の中で、宝探しをしているようで面白いです〓
また、地図・コンパス、バックアップとしてGPSを利用するので、
読図力も鍛えられて、一石二鳥です〓(YOU)


江戸時代の道へ

2014.10.26(SUN)  様似山道


『1799年、ロシアの南下をはじめ、外国船による危機を感じた江戸幕府が、
東蝦夷地を幕府直轄領とし北方警備と道路開削にのりだしました。』

とつづられているのは様似町指定文化財である様似山道東口の看板。

DSCF6248.jpg 

幌満地区から歩きだし、この古道を楽しんできました。

東口の脇に流れる幌満川では、まだ生き生きと泳ぐ鮭の姿も。
ところどころで見られたのは力尽きたホッチャレ。

DSCF6245.jpg 真ん中下、横になってます。

自然の循環と、季節を感じさせてくれるスタートとなりました。
山道を歩き始めると、道を埋め尽くす落ち葉。
時々道が分からなくなりそうな場面も多々ありましたが、
様似山道にはピンクの目印などが設けられているので、
こんな時もあたりをじっくり見渡せば安心です。

それにしても紅葉の当たり年。
この秋はこの一言に尽きてしまう感じですが、様似山道も良かったです。

DSCF6256.jpg 歩き初めの沢地形。

冬の雪の少なさと厳しさからか、臨床には笹がほとんど生えていません。
普段の山歩きだと、通年緑生い茂る笹は付き物ですが、ここは一味違いました。

DSCF6262.jpg 

DSCF6274.jpg

DSCF6321.jpg

いつもとはちょっと違う感じがとても新鮮。
道を埋め尽くす落ち葉を踏みしめながら、ゆっくり紅葉を楽しみました。

途中、海岸の展望が良い場所に出ました。

DSCF6294.jpg

その先は断崖絶壁・・・・ということで、いい景色ながらも気を付けて。

後半には昆布の干場を通るところも。

DSCF6342.jpg いい匂いでした。

昆布好きとしては、興味のある場所です。
今夜は湯豆腐で決まりっ!

約4hほどでフットパスコースになっている全7kmを完歩しました。

こんなにキレイな紅葉を見られるのもあとわずか・・・・でしょうか。
いままで見てきた中で、一番キレイな秋だと感じています。


一日中気になっていたのはあの雲・・・・〓〓〓

DSCF6370.jpg 

アポイ岳~ピンネシリの山幅と同じくらいに広がる風雲の重なり?

以前、冬の八ヶ岳でも同じ様な雲を見たことがありましたが、
あの時は一日中強い風に見舞われました。

今回は標高も低いせいか、割と穏やかで暖かな一日。

自然には色々な現象を見せてもらって、本当に飽きませんね!(YOU)

道東の旅

2014.10.22(WED)-24(FRI)


今年で3年目を迎える山と湖・川のコラボツアー。
いつもワクワクさせてくれる道東へ行ってきました。

初日はいつも行きしなにサクッと登っている辺計礼山(ぺけれやま)。
一等三角点を有する山頂へは、歩きやすい作業道・登山道を快適に1.5hほど。

DSCF5798.jpg カラマツの紅葉がお見事。

初夏、秋に毎年一回以上登っている山ですが、今回はカラマツが印象的。
去年はダケカンバの紅葉でしたが、毎回違う表情を見せてくれる好きな山です。

夕食は初来店〓

DSCF5824.jpg 札幌にもある弟子屈ラーメンへ。

総本店は初めてです。

DSCF5822.jpg 醤油にしてみました。

あっという間に完食!美味しかった。チャーシューが特に美味。

JAFカード提示で一口餃子5個のプレゼント〓も嬉しいところ。

二日目。

IMG_5077.jpg 冷え込んだ朝の気温は-8℃〓

起きたら辺り一面真っ白。冬を感じる朝でした。

この日は予定を変更していて、標津岳へ。
なかなか行けない山だし、天気も良くてワクワクです。

山への移動中、何やら丘に浮かび上がる文字が・・・・。良く見てみると・・・〓

DSCF5834.jpg 『牛』・・・!!!

これにはびっくり(笑)北海道らしくて一同大喜び〓

ちょっと早い予告ですが、
来年の初夏にこの辺りを歩く71.4kmのフットパスコース・『北根室ランチウェイ』をやる予定です。ご興味のある方は来月下旬頃発行予定の冬号・夏山先取り編をチェックしてください!

そして標津岳へ。
登山口のトイレもとってもキレイで、登山道の整備も良く行き届いている素晴らしい山でした。

今年はドングリも豊作の様で・・・↓↓

DSCF5881.jpg 足の踏み場がないほどでした。

DSCF5879.jpg 途中のダケカンバ帯。

葉っぱは見事に落ちていましたが、見通しが良く圧巻の林。
紅葉の時期や、芽吹きの時期に訪れるのも良さそうですね。

山頂に到着すると、斜里岳の展望が待ってました。

DSCF5863.jpg 南から見るのは初めて。

ゆっくり休憩しました。

DSCF5867.jpg これ美味しかった!

Oさんからいただいたエアドゥのじゃがバタースープ。
エアドゥご搭乗の際は是非^^


その夜。

デザートはこんな感じで!

DSCF5907.jpg 

焼きたてのチョコレートケーキに雪見だいふくのコラボ〓
完全にみんな食べ過ぎな夜だったので明日頑張ります。。。


3日目。

早朝のオプションということで、御来光を見に美幌峠へ。

DSCF5911.jpg 既に数名。

DSCF5929.jpg おはようございます。

IMG_5111.JPG

屈斜路湖の向こうから上がる朝日。
前日の朝ほど冷えず、凍えることもなくじっくり見られました。

そしてメインイベントでもあるカヌー&ネイチャーボート体験へ。

一足早く到着したので、屈斜路神社にお参りに。

DSCF5969.jpg 紅葉がどんぴしゃり!!

DSCF5984.jpg 足が止まります・・・!

結果的にお参りそっちのけで紅葉狩りでした〓


そしていよいよ水の時間。
いつもお世話になっているカヌーガイドの『わっか』さんのガイドにて。

水辺には白鳥も沢山見られました。昨日は丹頂鶴も3羽確認。

DSCF6017.jpg まずはレクチャー。

そして屈斜路湖へ。

DSCF6138.jpg 息もぴったり・・・?

DSCF6133.jpg 

湖畔の紅葉も良く、水の上から眺める独特な景色でした。
また水の透明度も高く、泳いでいる魚も良く見え、童心に返るひととき。

IMG_5144.jpg 湖畔でランチタイム〓

何とも言えない良い時間でした。
湖を満喫し、午後は釧路川の源流をネイチャーボートでクルーズ。

葉も落ち、見通しが良く、柔らかな日差しが降り注ぎました。

IMG_5157.jpg 風もなし!

IMG_5150.jpg ここに生えていたのかな・・・?

DSCF6216.jpg 水中はこんな感じ。

釧路川や屈斜路湖のお話を聞きながら、のんびりとした時間。
風もなく、いつもよりずっと暖かく快適。

下るボートの先にはヤマセミが水先案内人となってくれて、
バードウォッチングもじっくり楽しめました。


来年の6月・10月も山を変えてやる予定ですので、
初めての方もリピーターの方も道東のゆったりとした時間と溢れる自然のエネルギーを楽しみに行きましょう。(YOU)


登山教室 余市岳

2014.10.13(月・祝)


紅葉が最高潮?な感じの三連休でしたね。
3日目は登山教室で余市岳へ行ってきました。

札幌近郊の山に続き、キロロ周辺も絶好調でした〓

出発前のレクチャーでは、
ミレーストア札幌の林店長によるザックの背負い方も。

DSCF5226.jpg 基本が肝心!

林店長ありがとうございました。とっても分かり易く、皆さん自分のザックを改めて確かめられたと思います。

登りはALL歩き!
林道歩きからではありますが、紅葉がキレイで良きお散歩。

DSCF5228.jpg 白樺並木が良い感じでした。

次第に雲に入り真っ白ともなってしまいましたが、
登山教室としては題材が増えて、経験値UPには丁度良い感じです。

稜線の気温は6℃!かなり寒くなってきているこの頃です。
個人差はあるかと思いますが、僕は既にインナーは冬用薄手~中厚です。

体を冷やすと良いことはありませんので、皆さんお気を付けて!

順調に進み山頂へ。
場所によって風も冷たく、長くは休憩しがたい日ではありましたが、
幸いあまり吹かれずに山頂休憩が出来ました。

皆さん防寒着や雨具をササッと着て万全の体制に入ってましたね。

DSCF5230.jpg 満員御礼スペシャル〓

っていつもと見た目は変わらないチョコレートケーキですが、
今回はチョコ好きにはたまらない特濃タイプでございます〓

暖かい〓などと一緒に召し上がっていただきました。
秋なので、季節の食材を使ったスイーツも作りたいこの頃。





林さん撮影.jpg 下山前、山頂にて。

真っ白~でしたが、皆さんいい笑顔でした〓

下っていくと、白井右股川コースとの分岐で笹刈りが行われていました。
作業をして下さっている男性は汗ビッショリ!!こんな寒い日に本当にご苦労様です。
お陰様で登山道はまた歩きやすくなり、快適に山が楽しめますね。
ありがとうございます!!

下りはゴンドラ利用にて。
これがまた大当たりと言いますか、紅葉真っ盛りの森を見下ろしながらの空中散歩でした。

DSCF5263.jpg 本当にキレイでした。。。!

最後にスペシャルなオマケ付で大満足の一日。


そういえば、キロロのセンター内では何やら見慣れぬスポーツが行われていました。。。

DSCF5290.jpg 名前を聞いたのですが・・・。

忘れてしまいました。
カーリングの原型になった競技らしく、見てるとやってみたくなりました。

帰り道にそういえば・・・〓と思い出しました。
毛無峠の展望駐車場も冬が来ると利用できなくなるのでその前に・・・ということで夜景休憩。

DSCF5292.jpg 小樽の夜景も素敵です〓

来月の11/16登山教室ピセナイ山は、ただいま満席となっております。
お申し込みの際は、キャンセル待ちとなりますので、予めご連絡させていただきます。
(YOU&み)



空沼岳~札幌岳

2014.10.11(SAT)~12(SUN)


先月の大雨で被害を受けた空沼岳登山口。
どうなるか気になっていましたが何とか登山可能と聞いてホッとしました。

しかしながら、駐車スペースの問題や、ところにより崩れた登山道もありました。

まずはそのご報告から。

登山口まであと300m程のところで、大増水により林道が消失状態。
どん突きまで行ってしまうと、車の旋回が難しいのでご注意ください。
少し手前にカーブがあり、そこの手前に退避スペースがあるので、
ここの旋回スペースを残した状態で、駐車すると上手くいくのではないでしょうか。
途中途中の退避スペースも活用できると思います。
林道をバックしなくてはならない時は、誘導係を付けるなどして対策しましょう。

DSCF5165.jpg 林道が流れの後に消えました。

DSCF5166.jpg 登山口P手前。

増水具合が良く分かりますね。ビックリしました。

DSCF5167.jpg 元々の駐車スペース。

ここにも流木があったので、2m近く水位が上がったのでは。

最初の丸太橋も消失。
そこの沢地形もすっかり変化してしまいました。
仮橋もかかっていますし、水が少ない場合は飛び石でも十分に渡れます。

中盤以降にあった橋も流されてしまいました。
ここは完全に飛び石です。石を足しておいたので渡り易くなったかと思いますが、
ここの山の石は滑りやすいので、十分にご注意を。増水したら危険ですね。

その橋に差し掛かる少し手前の道も、土砂が流れて巻き道が出来ていました。
流れた土砂はまだグニャグニャですので、ショートカットの時はお気をつけて。

以上簡単ではありますが、登山道の状況報告でした。

続きましてツアーレポートと参ります〓

万計山荘に泊まらせていただきまして、早朝出発の二日目。

朝から青空。天気も良く、またやや肌寒い感じが丁度良かったです。
少し霜も降りたおかげで、泥も凍り気味〓硬めのうちに通過〓であまり汚れず。

サクッと山頂へ。

DSCF5185.jpg 良い展望でした。

札幌の街から始まり、樺戸三山、遠くに白く輝く大雪山や十勝連峰。
芦別~夕張の山並みも見え、日高山脈もしっかり見えました。
写真は支笏湖界隈。右に恵庭岳・風不死岳・樽前山。
漁岳あたりや羊蹄山も良く見え、360度を欲しいがままに。

DSCF5191.jpg 稜線は葉が落ちていました。

ダケカンバが存在感強くならんでいました。
遠くまで見通しが効いて、いつもと違う樹林帯歩きです。
鳥の姿も良く見え、バードウォッチングにもぴったりですね。

DSCF5172.jpg 登山口付近は真っ盛り。

縦走路もボランティアの方々のお陰で、以前通った時よりきれいになってました。

順調に進めました。ありがとうございます!

DSCF5193.jpg 真簾沼を振り返る。

斜面に道があるところや、時折強めの藪となりますが、道はハッキリとしています。
見通りの良いこの時期や、初夏の花の時期などもよさそうでした。

DSCF5207.jpg 下の紅葉がキレイです。

そして札幌岳へ。
この日は一日中展望が良く、札幌岳からの羊蹄山が格別でした。

DSCF5214.jpg 尻別岳&羊蹄山。

DSCF5221.jpg 下りは豊滝コースへ。

こちらも結構滑って要注意・・・!
落ち葉の下の石などが本当に良く滑りました。

が!紅葉はかなりキレイです。林道歩きが登りだと50分程度?ですが、
紅葉は抜群に調子良かったです。(YOU&OD)

北海道100名山シリーズ

2014年10月5日~9日 佐幌岳、昆布岳、雄鉾岳、乙部岳、長万部岳  おまけで写万部山、烏賊付山 登頂 (おだ)

リクエストに答えていろいろと北海道100名山の山々を登ってきました。
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雄鉾岳

途中、待ちに待った皆既月食〓。
宿泊していた二股ラジウム温泉の露天風呂〓で期待して眺めていたら、後から湯治しているおばちゃん達が全開で入ってきた。
混浴なんです。
「眼鏡ないから見れないね~。」

なんとか微妙な皆既月食は見れたが、今度から山の上でテント張って泊るとか場所を考えよう。
次回、日本で見られるのは2015年4月4日。

次回、レポートをご期待。


とそんな感じの旅でしたが、道南は秋色真っ盛り。
ポカポカ暖かでブナの紅葉が綺麗だった。

まずは一発目の佐幌岳。 道南ではなく日高の先っぽですが。

スキー場からサクッと登って佐幌岳登頂。
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頂上からは上に雪を被った大雪山~十勝連峰たち。
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そろそろ長い冬のニオイを感じました。

それから狩勝峠に下山して、チャリで1人車のピックアップの為、狩勝峠のダウンヒル。
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いやー、気持ちいい風を感じたぜ~。

2本目から道南へ。

まずは、昆布岳。(道南ではないか)
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天気悪い予報でしたが、なんとか登頂。一等三角点。
羊蹄山の眺めは素晴らし。

下山後は、豊浦の川へサケの遡上を見学。
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うじゃうじゃ。

翌日は、形の格好いい雄鉾岳。 2等三角点。
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沢登の様な登山道を登って頂上まで。

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前々日に地元山岳会で整備入ったので快適な沢登の様な登山道でした。
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ニョロニョロの様な地衣類?

翌日は、サクッと乙部岳を登頂。 一等三角点。
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時間あったので、今金町の「烏賊付山」という小山と、長万部町の写万部山もダブル一等三角点の山を登頂。

最後は、ポカポカ陽気な秋晴れの中、長万部岳を登頂。三等三角点。
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札幌に住んでいるとブナが珍しくて、なんか新鮮な紅葉でした。
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ユキムシもわんさか飛んでいて、そろそろ雪が降ると思ったらワクワクしてきた。




阿寒三山

2014.10.5(SUN)-7(TUE)


札幌近郊の紅葉を楽しみ、今度ははるばる道東へ。

初日はオンネトー・野中温泉へ。
到着するころ、とっても夕日がキレイだったので、宿の前にオンネトーへ寄り道。

IMG_4794.jpg キレイだったぁ。

写真だけでは伝えきれないですが、これまでオンネトーを訪れた中で一番キレイな時間でした。

ため息が出るほどの満足感に包まれ、野中温泉へ。

IMG_4808.jpg 看板犬モコがお出迎え〓

相変わらずいい味の出してる温泉も大満喫〓
しっかり温まって移動の疲れも吹き飛びました。



二日目はオンネトーコースから阿寒富士・雌阿寒岳の縦走。

台風が夜に通過するということで、念を押して早出です。

高曇りで、内陸独特のヒンヤリ感の中、出発しました。

DSCF5012.jpg もうすぐ阿寒富士。

風は結構冷たく、この日雌阿寒岳の山頂では何と2℃・・・・。
もう冬用インナー上下を着ないとやっていけません。。。〓
まだ体も寒さに慣れていない時期なので、気をつけましょう。

DSCF5024.jpg 阿寒富士を背に。

青空こそないものの、斜里岳なども遠望でき、縦走した甲斐がありました。

昼過ぎには下山して、一路阿寒湖温泉へ。
この日のお宿は鶴雅リゾートであります〓お宿に早着きして湯めぐりをしよう!というプラン〓
夕方は皆さん思う存分温泉を楽しめたのではないでしょうか。

鶴雅グループ内で撮った写真をご紹介。

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最後の鹿の角で作った椅子・・・。インパクト強かったですねぇ。すごいっ!!
欲しくなりました(笑)

夕食・朝食のビュッフェもGOOD〓大満足でございます〓


そして沢山食べた分を取り戻すべく、雄阿寒岳へ。
こちらは登山道へ踏み入ってみないと出会えない景色がいっぱいの山。 

DSCF5049.jpg 

DSCF5056.jpg 苔やら・・・

IMG_4884.jpg 燃えるような紅葉

IMG_4909.jpg キレイ・・・がいっぱい!

大好きな山です。
エゾライチョウも居たし、

IMG_4892.jpg センチコガネも居たよ^^

DSCF5061.jpg 山の上も展望OK!

行くところ行くところ全て良しっ!という感じで充実の山歩きでした。

下山したら丁度観光船もやってきた。






DSCF5107.jpg お~いと手を振るも、、、

観光客は誰も僕らに気付かず・・・・(笑) (YOU)






風不死岳(ふっぷしだけ)~樽前山縦走

2014.10.4(SAT)


久しぶりに今年は紅葉の当たり年ですねぇ~〓
どこに行っても、見ごたえ満点でございます。

この日は何とも読みがたい風不死岳(ふっぷしだけ)北尾根コースから樽前山を縦走。

太平洋側の天気予報はOKということで、期待をして山へ。

ほぼ支笏湖の湖面から登るような北尾根登山口。
登山口への林道が補修されていました。ありがとうございます。

登りだすと天気も良くなっていき、突然目の前に・・・・・、
現れたのはクマゲラでした。

とっさに現れて10秒くらいで飛び去って行きました。
iphoneカメラで急いで2-3枚撮ったのですが、ピントがあっておらず残念。。。

天気も回復し、滅多にないことが起こるこの日。
何かいいことが待っているのでは・・・!とじっくり登る。

標高は800m位のところで紅葉真っ盛り!!

IMG_4734.jpg 青空もあってバッチリです。

キレイな紅葉に励まされながら、
急登に差し掛かり、グングンとを高度も上がる。

IMG_4740.jpg iphoneカメラ、逆行が上手。

しばらくすると・・・、

IMG_4751.jpg 見えてきました。支笏湖。

先月の大雨の時の影響か、支笏湖ブルーはエメラルド系に変身。
オンネトーの様な感じで、これまたキレイです。

途中ザッと降られながらも、すぐに晴れて、2hちょっとで山頂へ。

IMG_4772.jpg 樽前山。

IMG_4766.jpg 恵庭岳方面。

風不死山頂からの大展望~〓
久しぶりに堪能できました。山頂も賑わってました。

ゆっくり山頂の景色と陽気を楽しみ、樽前山へ。

低い森林限界を越えたこちらは風ビュービュー〓 寒いっ!!

そして樽前山の山頂付近は風速10mオーバーくらいか、小柄な女性も浮きかける・・・!
ザックのストラップをグッと掴んで、何とか通過しました。

同じ山でも、地形や植生の違いでこんなにも・・・。
気をつけなくちゃ!ですね。(YOU)


平山~アンギラス~ニセイカウシュッペ山縦走

2014.9.27-28


続くかと思われた金曜日の好天は過ぎ去り、強風の土曜日。
地域によってはそうでもなかったようですが、札幌周辺は良く吹いたのでは・・・〓

内陸に行くとそうでもなく、落ち着いた移動日&キャンプ。

IMG_4594.jpg 丸瀬布いこいの森オートキャンプ場にて。

夜は星空が広がり、森の中でSLが走るこれまた乙なキャンプ場でした。



IMG_4596.jpg 翌朝。

平山登山口を早朝出発。

ここ最近見た紅葉の中では一番でした。
とってもキレイで、大満足。

IMG_4610.jpg 

IMG_4602.jpg

しかし稜線に上がる前からあいにくのガスの中へ。
この時期、濡れるのは禁物ということで、すぐに雨具上下ON。

稜線の気温は4度台と低かったのですが、
防寒着を着ての雨具上下で体感気温としては丁度良く、汗もほとんどかかず快適。

平山登頂後、1811ピークからアンギラス方面へ。
こちら側の下りはなかなかのハイ松。下りで良かった・・・。

少し歩くと『随分濡れてるんですね!』とお客様より。
先頭の僕は全身ずぶ濡れに近い状態でしたが、
藪との接触率が良いのかすぐ後ろの方々はそうでもなく・・・〓
上手く役割を果たせましたかね〓(苦笑)〓

IMG_4615.jpg アンギラスのガタガタが・・・。

あいにく縦走中は真っ白だったのですが、ニセカウ側に着くころからガスが抜けて行き、
帰り道からは歩いてきた道が全て見ることが出来ました。

IMG_4622.jpg これ幸い。

頑張った後のご褒美ということで、尻上がりに満足度も上がる〓〓〓
山の神様ありがとう〓このまま真っ白じゃもの足りなかっただろうなと心配してました。

IMG_4636.jpg ニセカウ側も黄色がGOOD〓

もうちょっと早ければ、いつか見た黄色のトンネルが見られたかな。

混み合う層雲峡温泉街でしたが、こちらも紅葉が見ごろ。
お風呂からも紅葉を愛でることができ、大満足でした。

紅葉あり、ガスあり、ちょっとスリリングな道ありと良いルートです。


IMG_4641.jpg 今度は晴れた日に・・・!(YOU)

秋の日高 剣山&芽室岳

2014.9.25-26


天候がなかなか安定しないこの頃ですが、裏と表の様な二日間でした。
初日は移動して剣山へ。

あいにくの小雨でしたが、そう悪くもありませんでした。

IMG_4489.jpg 幻想的な雰囲気。 

何せ今回のメンバーが面白い〓歩きながら色々なお話で盛り上がりました。
サクッと登頂し、下山してから雨は本降りに。
そんな雨と同様小屋では宴会モードも本格的に・・・〓
大いに盛り上がりました〓

二日目。

IMG_4494.jpg 星空から御来光。

すっかり日の出も遅くなりましたが、そう早起きしなくとも眺められるのは嬉しいですね。

登山口へ行く前にちょっと寄り道。

IMG_4497.jpg 清水円山展望台。

十勝ながらも欧州的な眺め〓
先日のツールドモンブランを思い出します。非常にいい場所です。
車で展望台の上まで行けますし、平野から上がる御来光なんてのも良いのでは。
周辺の山の展望も素晴らしく、オプタテシケ~トムラウシ~石狩連山~ニペソツ山~ウペペサンケ~然別湖周辺の山々~十勝平野。後には日高の山並み。。。もうこれだけ見られたら言うことないでしょう!と言わんばかりの大展望。しかも雨明けの朝一と来たものですから澄み切っていて本当に良かったです。


そして芽室岳へ。

こちらはこちらで紅葉がとってもキレイ!

IMG_4524.jpg 

IMG_4504.jpg 

IMG_4510.jpg

歩き始めて笹狩りも少々入っていました。ありがたい限りです。
途中からはちょっとかぶり気味のいつもの道でしたが、青空にこれだけの紅葉を眺めながらの登りは苦になりません。

IMG_4528.jpg お隣のパンケヌーシ岳。

順調に進み、稜線、そして山頂へ。





IMG_4530.jpg 日高の山並みが美しい・・・。

こちらでもゆっくり大展望を楽しみながら、お昼&ティーブレイク〓
ご飯もお茶も景色も全て美味しいひと時でした。

天気・メンバーも良く、
また全員の意見も満了一致ということでパンケヌーシ岳のオマケ付。

IMG_4550.jpg 縦走路より分岐方面。

ダケカンバの幹がこれまたキレイでした。

IMG_4553.jpg 多少の悪路もなんのその。

ハイ松・笹の縦走路を往復し、無事下山しました。

帰り際の夕日も素晴らしく、夕焼け色に染まる日高山脈を眺めて終了。

IMG_4585.jpg 良い一日でしたね。(YOU)



樽前山一周

2014.9.24


久しぶりに樽前山に行ってきました。
展望の良い日はやっぱり広々としていて気持ちが良いですね。

IMG_4464.jpg 外輪山から。

稜線はやや風が強いものの、さほど寒くもなく山頂でゆっくりお茶も沸かしてお昼休憩〓〓

今回は反時計回りにぐるり。
さっきの反対側から見た溶岩ドーム。

IMG_4477.jpg 〓カニみたい〓

西山に登る道も先日の大雨でだいぶえぐれていました。
他の登山道もところにより。。。〓の影響はすごいですね。

IMG_4483.jpg 西山方面より。

見る角度が変わると、いろいろな姿を見せるドーム。

丁度半分くらいまで展望もあり、後半戦はガスの中~〓〓〓
一周して下りてきたら再び展望復活。相対的に〇な一日でした。(YOU)

登山教室 旭岳&phenixコラボツアー

2014.9.15


3連休の〆は登山教室。

連休の最終日ということで、旭岳温泉も大賑わい。。。

IMG_4348.jpg 第3駐車場に停めることに。

ロープウェイまでしっかり歩いて、ウォーミングアップ完了です(笑)


IMG_4351.jpg 登山道も賑わいを見せる。

晴れ~ガス、の繰り返し。
今回は登山教室ということで、靴紐の締め方から始まり、歩き方や姿勢などなどいろいろ解説。
どうやらしゃべり続けていると晴れるらしく、たっぷり解説させていただきました〓

山頂に着いたころは一旦ガスガス・・・となる。

久しぶりに山頂カフェ〓〓 オープンしました〓
原点に立ち返り、チョコレートケーキとお好きなドリンクのセットで!

0915 旭岳③.jpg  

ケーキとお茶で休憩をしている間にすっかり晴れ渡り、北海道最高峰からの大パノラマです〓

IMG_4365.jpg 良い眺めでした。

IMG_4377.jpg 山頂は常時大賑わい。

看板で写真を撮るのも一待ちするほど。

静かなのもいいですが、たまにはこういうのもありですね〓


ザレた下りも、レッスンの効果ですっかりバランス良く下りられてました。

姿見の池に戻る頃、急にまたガスが晴れ、風もピタリと止む。

これはチャンス〓〓〓とちょっと小走りに戻ると、、、

IMG_4383.jpg 久しぶりに姿見完了〓

いつ以来でしょうか。しばらくこれは見ていなかったので嬉しかった・・・!

要所要所でしっかりと良くなる、幸運な登山教室でした〓(YOU)

黒岳~愛別岳~愛山渓縦走

2014.9.13-14


約1ヶ月ぶりの北海道の仕事となりました。
こんなに道内の仕事から遠ざかることがあるものだと個人的にもビックリ。

しばらく居ない間に北海道の山は随分涼しくなり、紅葉も進んでいました。

IMG_4270.jpg 黒岳~石室へ。
この縦走も天気予報が直前で良くなりました。
ありがたい限りです。

黒岳はガスの中、登りましたが山頂でゆっくりしていると急に晴れる!

IMG_4275.jpg 緑の中に色づいた縞模様。

ゆっくり景色を楽しみながら休憩をし、ガスってきて再出発。
良いところでまた晴れる気がしていたら、本当にまた晴れてくれました。

IMG_4278.jpg クロマメノキ

このころ一番良い色になっていたのではないでしょうか。
今年はクロマメノキも、他の木の実も豊作なのでは。どこへ行ってもたっぷり実ってます。
(TMBでのフランス・イタリア・スイスも!)

結構冷え込むのではと思った石室泊でしたが、ちょうど良いくらい。
早朝にはオリオン座も見られ、秋を感じさせてくれました。


そういえば、Oさんが背負って来てくださったワインを御馳走になりました。
重かっただろうに・・・。ありがたくいただきました。
もちろん、帰りは御礼に空き瓶を背負って。

IMG_4284.jpg ビールも秋使用に(笑) 


翌朝は5時過ぎと遅くなった日の出前より早く出発。

IMG_4285.jpg IMG_4289.jpg

ほどよく冷え込んだ朝。
霜柱に、チングルマの葉を縁取った白がキレイでした。

どこへ行っても紅葉はキレイ。いいタイミングで歩けました。

IMG_4301.jpg 凌雲岳と桂月岳。

北鎮岳では、360度抜群に良いパノラマを堪能。
利尻こそ見えませんでしたが、非常に良かった。

比布岳を越え、いよいよ愛別岳分岐。
風も弱く、晴ればれ。絶好の愛別岳日和です。

IMG_4324.jpg 相変わらずいい姿。

この二日間の山歩きで一番キレイだったのが、
愛別岳への最後の登りくらいから見た、黒岳方面の紅葉。あの谷の景色がとっても良かった。
そして愛別岳へのザレた稜線の上に、ヒグマのフンも・・・!
木の実ばっかり食べてると思われ、色合いがフルーティー・・・。


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そういえば、ガイド仲間から聞いてはいましたが、
愛別岳の山頂看板、どこかへ行ってしまったようで・・・。見当たりませんでした。

残念ですが、これから行かれる方は、紙とペンのご用意を。

その後も順調に縦走し、コースタイムびったしの10時間丁度で下山〓

久しぶりの愛山渓温泉。
そして何より久しぶりで、全員満了一致の愛山渓ドライブインの舞茸ラーメン!!

IMG_4346.jpg 旨かったぁ・・・!(YOU)

山は秋色

2014年8月26日~29日 富良野岳~十勝岳~オプタテシケ~トムラウシ山 縦走  (おだ)

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あっちゅうまに、山は秋。
気温も朝晩はマイナスになりそうな一桁の気温で、なつかしい寒さです。

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視界も朝のうちは綺麗ですみきった色。
さすが7月の様な人も少なくなんだかのんびりとしています。


ナキウサギもばんばんでてくるのでサービスポーズもし放題。
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南沼キャンプ指定地では、絶対夜晴れると信じて、テントを飛び出し外寝。

流れ星ばんばんで星座も分からないぐらいの、ヤバい星空でした。

そして、トムラの頂上からのご来光。

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今年一番のご来光だった。

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はるかあそこから歩いてきたと思うと達成感ありの縦走路です。


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いつかこの斜面滑りたい、と思いながら縦走路をインスペクションしました。

今年の冬もいい斜面見つけたよ!
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クマとサケとハナと一等三角点




いろいろな事があった7月中旬の出来ごと。 by ガイド おだ

その① ヒグマとの遭遇
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知床の羅臼岳登っていたら大沢の出口でヒグマに遭遇。
彼は餌に夢中でなかなか立ち去ってくれず、結局1時間そこらへんのクロスゲ食べてどっか行ってくれました。

他の登山者の中には平気で熊の横を通る人や、近くでご飯食べだす人もいて、びっくり。
熊も登山者(ほぼ本州から)も教育されてないから、いつか事故起きるでしょう。

こんな時のためにも地元のガイドと登りましょう。


その② 飛ぶサクラマス

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斜里登って時間あったので「さくらの滝」へ。
バンバン飛んでました。


成功率結構低いけど、やつはやった!!
おまえはエライ。


その③ 満開
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これぞ花畑。
言うことなし。
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そこから来るか~!

その④ 7月 14個の一等三角点に出会う。
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硫黄山、野付崎、標津台、有縁別台、蒼琩、富良牛山、余市岳、琴似山、生振、江別、厚別、月寒、馬追山、阿寒富士。


どこでもさがしますよ~。


次は何が出るやら?

気が付けば7月中旬

もはやタイトル通りな訳で、昨日で12連戦を無事に終えまして、
山と山の間で狂ったように事務仕事するわけで・・・。

ということで、今回もまとめてドン!!

7/5-6 プライベートグループ 羊蹄山1泊2日


半年以上前から計画していたこの2日間。
新しくなった山小屋も混み合っているということで、みんなで覚悟をして行きました。

雪渓の水もまだ流れており、助かりました〓

山にあがれば、そこは雲上の世界〓

DSCF3700.jpg ご機嫌な昼下がり。


おやつの時間頃から好天・好展望、そしてお花畑を楽しみました〓

ご機嫌なまま晩御飯を作って食べ、夕暮れ時。

DSCF3708.jpg なんということでしょう・・・。

この後、夕日が沈みきるまで最高の時間を楽しみました。


そして翌朝夜中に起きて、御来光登山へ。

雲海が広がり、時折ガスが流れるも、山頂からはバッチリ〓

DSCF3789.jpg おはようございます〓

山頂で御来光&モーニング〓を楽しみ、そのまま御鉢巡りへ。

DSCF3799.jpg 謎の五人集・・・(笑)

DSCF3803.jpg 左は山頂。人が見えました。

DSCF3817.jpg 影蝦夷富士もバッチリ〓

小屋に戻って、最近マイブームのカレーうどんを食べて元気に下山しました。


7/7-8 ニペソツ山

そんな幸せな山行の翌日、糠平〓へ。

そうです、年に一度は登りたい大好きな山、ニペソツ山へ。

翌朝、早朝出発。尾根を登り切った頃、快晴に〓

DSCF3842.jpg いいじゃないですかぁ~。

DSCF3843.jpg お花もGOOD。

ウキウキしちゃってその後が楽しみでしょうがありません(笑)

岩間温泉分岐へ辿りつくと、素晴らしい展望が。

DSCF3844.jpg 石狩岳方面。

DSCF3845.jpg 旭岳方面。

好展望の休憩を楽しみ、歩みを進める。

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前天狗あたりからは、お目当ての景色とはいきませんでしたが、
その後は雲が入ったり出たりの繰り返しとなり、楽しませてもらいました。

DSCF3889.jpg うん、いい山だ!


7/10 羊蹄山

何とまた羊蹄山へ返り咲いた10日。
生憎の天候で、真狩から京極コースへ変更。

外輪山では思ったほど風は強くなかったものの、見事なガスの中。

DSCF3896.jpg こんな日もありますよね。

サクッと4hちょいで登って、サクサク下りました。
足並みが素晴らしく揃っていた皆さんに感謝です。


7/11 簾舞川(沢登り)

この間の冬に目星をつけていた簾舞川のとある支流へ。
冬の姿ではありましたが、ほどよい滑滝などが魅力的に見えたもので。

DSCF3902.jpg 天気も好転しました〓

水も基本的に少な目の本流ですが、
支流に入れば更に少な目。歩きやすくて良いですね。
サンショウウオの子どもたちがいっぱいだったので、気を付けて歩きました。

そしてお目当ての滑滝①&②。

DSCF3908.jpg 岩もあまり滑りません。

最終的に7m程の滝が出てきて、そこを登って終了点としました。

DSCF3936.jpg 懸垂下降も練習出来ました!

ちょっぴりスパイスも効いていて、初心者には丁度良いコース。

という感じのこの頃でした。

さぁ、明日からは旭岳~トムラウシ!(YOU)


トムラウシ~増毛山道~赤岩クライミング もりもりです。

今回は、花満開のトムラウシを縦走。
次の日は、古き道の増毛山道を歩き、次の日は小樽赤岩でクライミング。

まあ、何でもありです。 (おだ)

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≪トムラウシ頂上からのご来光〓≫



2014年7月3日~4日 トムラウシ山~扇沼山 縦走

短縮口から登って南沼へ。
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今年のコマドリ沢の雪渓は例年並みで、ひんやり涼しく花の南沼テント場でした。

ガスってたので、早々に食事。
この日は、サーモンとエビと長いものカルボナーラとスープ。えーんど、食後にメロン。
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もちろん、道中にメロンが実っているわけでもなく下からの担ぎあげ。

ちゃんと種は飛ばさず持って帰ります。

翌日は、3時に起きてサクッとトムラウシ登頂してご来光。
最近は3時起きが基本なので、下界でW杯のサッカー見るには好都合です。

黄金が原の花は、今が最高潮。
今年は、花も早めです。
写真は忘れましたが・・。


2014年7月5日 増毛山道
濃昼山道は人気ですが、その先に増毛山道あり。
でも、私有地なども通るので一般には開放されていなく、現地「増毛山道の会」の方と昔の山道歩いてきました。
かってに歩くのは禁止ですよ。
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ちゃんと手入れもされていて、昔の電柱やガラス瓶などもあっていいですね。

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ただ、夏は虫が多いのでやはり晩秋の落ち葉の時期がいいかも?

かってに歩くのは禁止ですよ。


2014年7月6日 小樽赤岩 トレーニング
ようやく今シーズン初の赤岩クライミング。
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いつもと違う筋肉が動くの感じて気持ち良かった~。

今回は、9月に大キレット~ジャンダルム行くので、そのトレーニングを中心に。

まだ、募集中です。

また、北アルプスや海外に行くための個別のトレーニングもガイドが空いていれば受け付けますのでご連絡下さい。


さあ、台風8号はどうやり過ごすかな?




摩周と知床連山の夏

道東の山を登ってきました。(おだ)
何故か1週間で摩周湖も2度見るとは・・・
でも、こっち来るとのんびりしていいね~。
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2014年6月25日~26日 西別岳~摩周岳 (おだ)

北海道100名山を軽く2山。
初日に泊った西別小屋は北海道の山小屋でも3本の指に入る綺麗な山小屋。
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そして、夜の星空は圧巻でした。

翌日は、サクッと西別岳から摩周岳を縦走。
登山道も綺麗に笹刈りされていて綺麗な道を花も見頃でした。
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2014年6月28日~7月1日 知床 羅臼岳~硫黄山 縦走

言わずと知れた世界遺産の知床。
雰囲気、野性味でいいんだけど登山道も野性味あふれます。

そういえば知床の鹿どこ行ったんでしょう?
5~6年前は山や道路や街の中やいたるとこにいたのに、どこ行った?

6月29日の大沢。雪少ないです。
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羅臼岳の上はガス。
そこはさっさと縦走路進んで、二つ池にてテント泊。

翌日はまあまあ晴れてくれ国後の山々もくっきりあらわしてくれました。
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シレトコスミレはじめ、お花は最高潮。
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久しぶりにビンゴな咲き具合です。
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一等三角点100名山の硫黄山も登頂しカムイワッカに下山。

いい縦走路ですが、雪渓も今年は多いのでガスった時は慎重に行動しましょう。


下山後の予備日は野付半島から始まる道東の観光プラン。
①野付半島
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見渡す限りのエゾカンゾウの大群落。海抜2mですよ。

②摩周湖
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最近いつも晴れてまーす。ちなみに裏摩周より。

③神の子池
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りゅうげつ~♪

④さくらの滝
今回は20分待って1匹だけのサクラマスの遡上でした。

その他、1日で4個の一等三角点巡り。

次は7月中旬予定。

また、摩周るか・・・?


6月総集編。

事務仕事に余裕がなく山に行ってばかりだと、あっという間に6月も末に。

まとめてドンでレポート行きます。


6.14-16 蝦夷梅雨に見事やられた中の岳

まさかの蝦夷梅雨に見舞われ、当然のことながら川は増水・・・〓〓
ということで、中の岳から転身すること、ちょっとマニアックな山に行ってみようということで、観音岳と久山岳に行ってきました。

そんな朝のえりもの一コマ。

DSCF2505.jpg こんぶ漁の風景。

とっても迫力ありました。みんなで感動の10分間。

そして増水してハート型もデカくなっていた豊似湖から、沼見峠を経て、
おぼろげな踏み跡とピンクテープを辿り観音岳の山頂へ。

DSCF2560.jpg お疲れ様です!

悪すぎる藪ではありませんが、時々背丈以上の藪になるので、ルート取りにご注意を。


翌日は久山岳へ。
こちらもたまぁにしか行かない山ですね。

冒険気分で行ってきました。

DSCF2585.jpg あいにくのガス。

展望はありませんでしたが、山頂付近の八ヶ岳を思わせる風景がGOODと皆さん。

下りにこそ降られましたが、マニアックな2座を完登。



6.18-20 駒ヶ岳・大千軒岳・狩場山
連戦となった道南三山。
しかしながら、なかなか当たらなくずっと行きたかった仕事だけにハッピー〓
抜けたはずの蝦夷梅雨でしたが、ガスを残し抜ける寸前。
駒ヶ岳の山頂では、ガスが時折晴れたのをきっかけに、休憩時間を延長したら、
剣ヶ峰が5分間だけ姿を見せてくれました。

DSCF2601.jpg 感動的でした。

1929年の大噴火により、剣ヶ峰山頂付近まであった緑は一旦失われ、
85年の歳月を経てここまで復活したんだなということに一番感動しました。植物スゴイ!

翌日は大千軒岳へ。
こちらも曇り時々晴れと言った感じで、読めないお天気。

DSCF2640.jpg 予報よりは良かったです。

稜線のお花もなかなかGOOD。歓迎ムードでした。
そして狩場山へ。
こちらは生憎の霧雨スタート。天気予報も曇りだったので、雨覚悟の一日でしたが、
1000m付近まで登り上がると雲に切れ間が・・・!なんと雲海だったんですね。

DSCF2679.jpg お花畑の大雪渓。

ななめに500m位歩いたでしょうか。6本爪アイゼンにて。
結構急な斜面もあったので、もうしばらく注意が必要ですね。
上のお花畑もこれからでした。

DSCF2685.jpg ショウジョウバカマちゃん。

頂上手前にも大きな雪原があり、気持ちよく歩く。

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下山するころには雲海もなくなり、ようやく蝦夷梅雨に別れを告げたというところでしょうか。


6.21-22 アンヌプリ&羊蹄山

連戦は続き、一路ニセコへ。

DSCF2717.jpg 初日のアンヌプリ。

山頂こそは雲が取れませんでしたが、それ以外は良いお天気に。

ようやくいい天気の日に歩いている感じ。
それにしてもタケノコ採りの人々、スゴイこと。登山者より多いですね!

そして翌日は羊蹄山へ。
とっても久しぶりの夏の羊蹄山。10年ぶりくらいに比羅夫コースへ。

ひんやりした気持ちの良い森を歩き、進む。

DSCF2726.jpg 昨日のアンヌプリ!

キレイに雲海から顔を出してくれてました。

ほどよい風と、森の木陰に助けられながら順調に高度を稼ぐ。

DSCF2741.jpg シラネアオイ真っ盛り!

お花も好調なタイミングで歩きごたえに見ごたえ満点!

DSCF2765.jpg 展望も抜群~!

DSCF2769.jpg いい一日でした。


6.25-28 利尻山&礼文島

DSCF2859.jpg はるばる北の島旅へ。

この日は風がすごく、フェリーニ当たる波しぶきも高い!!

念のため酔い止めを飲みました。体調管理は抜かりなく、、、ということで。

思ったほどではありませんでしたが、全員無事に鴛泊へ。

お宿では新鮮なウニが皆さんをお待ちしておりましたー!!

DSCF2923.jpg 最高っ!!

刺身ではなく、〆のご飯と一緒にいただくのが通?


ウニの元気をいただき、いざ利尻山へ!

まだ風こそ残るものの、雲もほとんどなく、涼しくて利尻日和。

DSCF2949.jpg 順調に登る。

団体さんもいたものの、タイミングが良く、山頂でもゆっくり過ごせました。

DSCF2966.jpg 白いのは雲です。

10時過ぎるころからクラゲ雲が発生。
風上へ行ってみると、目線の高さでクラゲ雲を見ることが出来ました。
面白いっ!初めてこの様に見ることが出来ました。

DSCF2982.jpg そして下山。

みんな向こうにお宿が。
高さを感じるいい展望でしたね。

下っている間に頭の上をクラゲ雲が次々と通過し、少し下がるとエライことに。

DSCF3007.jpg 龍でも現れん勢い。。。

涼しさに後押しされ、2L持っていた水も500前後あまし、全員無事下山。

翌朝は、フェリー前に朝のお散歩。

お客さんが何やら発見・・・!!

DSCF3042.jpg 鳥の卵っ!!

しかも落としたらしくかけていて、中からはひよこ的なやつが・・・・・。
自然を生き抜くには運も必要なんでしょうか。

そして礼文島へ。

朝は利尻から雲に隠れて見えなかったものの、着いてみたらいいお天気。

風も丁度よく、気持ちの良いフラワートレッキングでした。

DSCF3084.jpg ウスユキソウも沢山。

ここ数年、毎年来ているのですが、今年が一番開いていました。

DSCF3115.jpg 桃岩コースもGOODでした。

夜は民宿知床のお母さんと美味しい料理にに癒され、テレビを見ながら撃沈〓
気が付いたら朝でした。

帰りは行きしなに目星をつけていたオロロンラインのエゾカンゾウ畑を再度チェック。

DSCF3156.jpg こちらもGOODタイミング。

後半でようやく北海道の6月らしい天気になりましたね。
長期予報も修正がかかり、冷夏ではないとのこと。
7月もどうか良いお天気を!!

明日からは南アルプスへ行ってきます。
梅雨の最中とはいえ、あまり悪くない週間予報。
南アの神様、どうぞ宜しくお願いします^^(YOU)




レベルアップ

2014.6.7(土) Nomad登山教室


急に暑くなった先週とは裏腹に、愚図ついた感じの週末。

ちょっと位、条件が悪い方が登山教室としては経験値アップに良いのですが、この日は微妙な天気予報が出ていましたので、予定していた樽前山一周を諦めて変更することに。

けど、どうやってガイドが山のコンディションを把握しているのか、というところに焦点をあて、天気予報などなど数字の面から予測をする方法をレクチャーすることから一日が始まりました〓

『カクカクシカジカ・・・・』

『あ、なぁるほどぉ~〓』

と予想以上のいいリアクションをいただき、皆さん納得のご様子。

ということで、この日は条件に合った山に変更し、イチャンコッペ山でトレーニングしてきました。


霧雨程度のスタート。

程よいガスの感じで、森の中は幻想的・・・。

image.jpg 湿った緑の匂いも良いです。

実際に自分たちで歩く時のことを想定して、歩く練習をしてもらいました。

2image.jpg スタートから山頂までを考える。

地形や状況に合せて、歩き方もいろいろ使い分ける。


あーでもない、こーでもないと色々なレクチャーを交えながらの一日。


3image.jpg オダマキもキレイでした^^


1image.jpg 雨の使者も。。。

写真撮ろうとしたら、見事に引っ込んでしまいました。。。。


今日で皆さん、また一つレベルアップしたこと間違いなしだと思います!
一つ一つの経験をしっかり蓄積して、より良い山歩きにしましょう!(YOU)






花、展望、山菜。。。

2014.6.4(水)~5(木)  黒松内岳&長万部岳


初日は黒松内岳へ。
北海道でも指折りのブナの美林を歩いてきました。

DSCF2442.jpg 天気も良く、緑が美しい。


登り2hと短めな山ですが、出だしからの急登をじっくりとこなし、森を抜けると・・・・〓



DSCF2420.jpg 迫力の山頂・・・〓

DSCF2439.jpg 途中にお花もたくさん〓

山頂直下のザレをやりきり、山頂へ。

DSCF2436.jpg 明日登る長万部岳が〓

急に暑くなったせいか虫も多いですが、風も程よく、じっくり山頂を楽しんでから下山。
(虫除けスプレーなどなど忘れずに!)

DSCF2452.jpg セミもにぎやかでした。




世界的にも珍しい?二股らじうむ温泉に泊まっての二日目〓

温泉効果でみんな絶好調です。

ゲートから林道歩きのスタート。
あるわ、あるわのウドの山でした!グッと堪えてお楽しみは下りに取っておくことに。

鉱山跡地まで出ると急に展望が開けて、山頂さんこんにちは。

DSCF2455.jpg やる気アップです〓 

ここからは登山道となり、登山モードです。
お花もいろいろ出てきて見応え満点!

DSCF2457.jpg ツバメオモト。

場所によっては雪解け間もないところもあり、、、

DSCF2463.jpg カタクリもちらほら。 

と思いきや、本日一番のシラネアオイの花束も〓

DSCF2473.jpg 立派でした。


沢山の花を愛でながら、涼しい風に吹かれ稜線へ。
ここからは道南の山などがあちこちに見えて好展望の稜線歩き。

DSCF2475.jpg 昨日の黒松内岳。



DSCF2486.jpg 羊蹄山(雪少ない!)

この間登ったばかりの、

DSCF2484.jpg 遊楽部岳(ゆうらっぷだけ)

中でも一番白く、目を惹いたのは、

DSCF2483.jpg 狩場山でした。


DSCF2487.jpg ご機嫌の山頂でした〓


NomadのレジェンドF本さんもご健在。
コースタイムできっちり歩かれてました!素敵っ〓

こんな年の取り方が出来たら、とみんなの目標ですね!


下りは出会った数々の花たちに別れを告げ、登りで目星をつけておいたウドたちとの再会。

ついでにタケノコやフキまでキッチリ収穫し、みんなホクホクな感じでハッピーな一日でした〓(YOU)



夏山始まる・・・!

雪の仕事がひと段落したかと思えば、夏山のスタート。
ここ最近のをまとめて行きます〓

2014.5.18 登山教室 濃昼山道(ごきびるさんどう)

去年からスタートしたNOMAD登山教室。
今年もスタートしました。

第一回目は濃昼山道。
札幌は生憎の空模様・・・。石狩は曇り〓
ちょっとしか離れていないけど、全然違う天気に助かりました。

登山口で靴のこと、緩まない紐の縛り方、ウェアのこと、ザックの調整にパッキングなどなど色々な確認をしてから、いざスタート。

DSCF1881.jpg カタツムリだらけでした。

危なく踏みそうになることもしばしば。
あの卵の殻を潰したような『クシャ!』っていう音と感触が嫌で、必死で道を見ながら歩きました・・・。

そしていつもの渡渉のところ。
ちょっぴりへつってから、いつもの滑る岩を数名ずつ渡しましたが、
何度も往復するのが面倒になり、、、

20140518_261.jpg 途中から1人忍者のごとく・・・!

2-3回やりましたが、濡れないもんですね。スパッツがあればなお完璧か。

雪も少なく、雪解けも早かった4月。
今年は同じ時期に設定したものの、お花も控えめ。

DSCF1884.jpg 山菜はいろいろありました。

雨もちょいちょい降って、登山教室にとっては好都合〓
自分の持っている装備をいろいろとフル活用して、いつもより体験型の良い一日でした。


2014.5.20 猿留山道(さるるさんどう)

続きまして、白い恋人のCMでお馴染み。
ハート型の湖〓豊似湖がある猿留山道へ行ってきました。

DSCF1890.jpg 駐車場から10分。

ハート〓下のトンガリからスタートし、今年は反時計周りで。
この日は、この春初めてのエゾハルゼミの声を聴きました。

涼しい風に吹かれながら稜線へ。
沼見峠に到着し、昨年同様木登りスタート。

DSCF1902.jpg 見えました〓

木に登ればこの通り。

DSCF1903.jpg アップにするとこんな感じ。

これは大変かもしれませんが、冬の姿も見てみたいですね。
来シーズン、作ってみようか検討中です。
是非、冬の晴れた日に、ハート型を向こう側から見てみたい・・・!


花もなかなかGOOD〓

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DSCF1933.jpg 楽しませてもらいました。

そして今回びっくりしたのは・・・↓↓

DSCF1918.jpg 蛇が居ました・・・。

アオダイショウ?でしょうか。
全く動かなかったですが、寝ているのか起きているのかも分からず、
そぉっとみんなで通過して事なきを得ました。



2014.5.22-23 ピンネシリ~アポイ岳縦走

一日空けて、またも太平洋側を南下。
一日空けて、再びアポイ山荘に。ホテルの方もビックリしてました(笑)

アポイ山荘さん、料理人さんが変わったということで、
リニューアルした夕食メニューを楽しませていただきました。

個人的には様似産のお米が美味しかった。
朝食のおにぎりが特に美味しかったです〓

天気もなかなか〓
お花も結構咲いていて調子が良いのですが、やっぱりアイツが・・・大量。

DSCF1955.jpg 集団で襲ってきました。

先頭を歩いた僕は、雨具上下フル装備で闘いました。
笹薮もさることながら、ハイ松の方がヒドイですね。

合計300匹?はほろったと思います。
お風呂に入るまで、結構悩まされましたが無事に噛まれることもなく元気です〓

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DSCF1972.jpg 花良かった〓〓〓


2014.5.24-25 遊楽部岳


さぁ今回のラストとなりました。
締めはゆーらっぷ岳でございます。

初日は移動。
龍でも出てきそうなスゴイ空模様に中国人観光客も写真撮りまくりでした。

DSCF2002.jpg すごかった・・・。


早朝出発。なんと4時から歩きだし。
日の出より早くスタートということで、最初の30分だけヘッドランプ。

DSCF2025.jpg 気持ちの良い朝でした。

DSCF2034.jpg 雲海になっていて展望◎

風も程よく吹き続けてくれ、気持ちよく登っていけました。

去年はスゴイ雪渓や倒木に阻まれたりで大変でしたが、今年は登山道に落ちている倒木や枝も少なく、割合快適。また見通しも良かったので、途中判断でアイゼンはデポ。『何かあったらガイドが何とかします!』と強気の姿勢。


そういえば、今回はここ数年で一番お花がキレイでした〓
シラネアオイを中心にいろいろな種類を楽しむことが出来ました。

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対面の尾根のダケカンバの枝ぶりもキレイで、見どころ満載。

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無事に山頂にたどり着くと、狩場山など周辺の山々の展望が最高でした。

DSCF2060.jpg まだまだ白いな。

遠くは羊蹄山までクッキリと見えて、一等三角点に相応しい山頂でした。


夏を迎える前にそろそろうちのガイド達も顔を合わせない時期がやってきました。

ただいま、小田は富士山BC⇒プライベートガイドで毛勝山。
宮下は昨日からDAXを従えて、屋久島へ行っております。

僕も金曜日から富士山へ。
今シーズン最後の雪の仕事となります。楽しみっ!!(YOU)




春満開

2014.4.30 突哨山&北邦野草園


まだまだ雪の仕事の最中、春の花見へ〓

現地のガイドさん曰く、ベストタイミング〓だそうで。お見事でした。〓

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雪山と雪山の間の良き花見散歩に癒されました〓(YOU)

登山教室2013Final

2013.11.9(SAT)

登山教室⑦ 於古発山~遠藤山~小樽穴滝


急にまた冬型に転じた今週〓〓
天気がどうなるかと心配しましたが、前々から晴れ予報だった土曜日はやっぱり〓

前日は山を中心に結構雪が降り積もり、今回訪れた小樽の山も林道から雪。

笹が倒れこみ細い林道が更に細く・・・。
何とかたどり着くことが出来ました。


それにしても、冬の嵐の後の快晴はキレイ〓
いち早く、雪のキレイな景色を眺めることが出来ました。

 
当初の予定では、於古発山から縦走つもりだったのですが、
雪と林道の状況から変更。 遠藤山と穴滝へ。

天気も良いし、景色もキレイだし、気持ちよくスタート。

PB099941.jpg 気分は冬ですね。


最初から最後まで全部雪!スノートレック先取り編もいいところ。
しかし新鮮な歩き心地と真っ白な世界に心踊る〓

笹も50%程度隠れてました。

PB099943.jpg 滑る土管は慎重に・・・。

登山道も部分的には分からなくなるほど雪が。
だいたい膝丈くらいはあったでしょうか。
冬に向けてラッセルのいい練習です。

途中で見かけた謎のきのこ・・・・・↓↓
写真では伝わりにくいですが、初めて見ました〓

PB099946.jpg エイリアンみたいでした・・・。

やや埋もれながらも順調に遠藤山を往復。 

PB099948.jpg 寒くとも笑顔です〓

紅葉も終わり、葉が落ち切って見通しの良い登山道。
近場はキロロや余市岳からニセコアンヌプリ・羊蹄山。
遠方には積丹方面や、海の向こうには暑寒別岳などまで〓

夏~秋には見えない意外な展望が楽しめるのもこの時期の良いところ。


無事に分岐まで下山して、穴滝へ探検。
朝に会ったおじさんが言っていた通り、道が結構荒れていました。
ちょっぴりアドベンチャラスな沢沿いを潜り抜け、、、

PB099950.jpg ようやく到着。


そしてずっとやりたいと思っていた〓洞窟カフェオープン〓です。

今回はこの間山ブドウ狩りをして作ったシロップを使ったレアチーズケーキ〓
洞窟の雰囲気に浸りながら、この時期ならではのスイーツで楽しんでいただきました〓
残念ながら作者は味見なし・・・〓 いかがでしたか(笑)

PB099952.jpg 洞窟内は意外にも寒くなく、快適。 

『美味しい』のお返事はすぐにいただけてホッとしました〓 



今年の春からスタートしたNomad登山教室シリーズも、
お陰様で大盛況、全7回+1を無事に終了することが出来ました。

僅かではありましたが、いろいろとお伝えしたい知識や技術、
山の楽しさをお伝えたくあれこれとやらせていただきました。

今年登山をスタートしたという方や縦走にチャレンジするという方も結構いました。
この登山教室を通じて何かしらのお手伝いが出来ていたら幸いです〓

この冬はスノトレデビュープランという形で展開します。
スノーシューをやってみたい方、この機会に是非ご検討下さい〓

そして来年2014年シーズンもまた登山教室を行う予定ですので、また宜しくお願いします!

沢山のご参加、本当にありがとうございました〓 (YOU)

雨をまぬがれ・・・

2013.10.20(SUN)  昆布岳


日曜日は一等三角点のある昆布岳へ。
全国で973個、道内には224個あるそうです。

山頂にある場合は結構見通しが良かったりと、
晴れた日に登ることが出来たらなかなかいい思いをさせてもらえますよね。

今日の天候は〓/〓。
どうなるかなぁ~と心配していると、移動の途中でまさかのザンザン降り・・・〓

途中から奇跡的に天候は持ち直し、
ちらっと晴れ間も指すまずまずの天候の中スタート。

PA209388.jpg ツルリンドウがお見事でした。

種の部分が宝石の様・・・と素敵な表現をされる方も居ましたが、
個人的にはフルーティーで美味しそうな、、、、(笑)。


昆布岳と言えば、北海道の山にしては珍しく登山道が広い。
なだらか、歩きやすい、、などなど。

淡々と歩いて丁度中間の目安になるメガネ岩へ。

PA209389.jpg どうしてこうなったのだろう。

と、いつも気になっています。

25年ぶりくらいに訪れたOさんによると、
心なしか上の繋がっている部分が細くなっている・・・ような。

PA209402.jpg 近づいてみると脆いし、細い。

あと20-30年もしたら崩壊するのだろうか・・・?
いつまでも登山者を見守るメガネ君で居てほしい。


立派な背丈の根曲がり竹の道を進み、山頂付近へ。
途中から風も強くなったけど、根曲がり竹のお陰で直撃は無し。

山頂直下で竹の背も低くなり、吹き上げる防風をやり過ごしながら登頂〓
登頂の前後だけは山頂にかかっていたガスも上がり、展望もそこそこ〓

PA209394.jpg 羊蹄山にも雪。

PA209392.jpg 洞爺湖もキレイに。

ニセコ連峰なども見えました。
今回は初登頂の前回よりGOOD〓だいぶ見せてもらえました。
いつかは快晴の昆布岳山頂に立ってみたい・・・。


帰りしなにはもりもり生えてるキノコちゃんも。

PA209397.jpg 切り株中こいつが・・・!

可愛いですが、食べるとやられそうな感じが・・・。

最近は秋のせいか、食欲旺盛。
夏の間に落ちていた体重も少し戻りました。
しっかり蓄えて冬モードへ・・・!! (YOU)


ポカポカ稜線歩き

2013.10.19  沖里河山~音江山 日帰り縦走


朝晩の冷え込みが次第にハッキリとしてきましたね。
寒いのは嫌いじゃないんですが、体がまだ冬モードでないので、今はちょっと。。。

しかし好天に恵まれた土曜日。
気持ちよく縦走出来ると意気込んで向かったイルムケップスカイラインでしたが…。


PA199364.jpg 林道からまさかの雪〓

幸い台風26号の影響を受けて早めにスタッドレスタイヤに交換していたので大丈夫〓
この冬初のラッセルです。

そして林道には風で折れた木が結構あって、どけながら進みました。


夏タイヤで来ていた他の登山者?の車は2台ほどいましたが、
林道の途中で引き返していました。夏タイヤだったのかな。


登山道もやっぱり雪。
歩きだしたらこんな調子です↓↓↓

PA199367.jpg まだ腐れてなくて歩きやすい往路。

最初っから最後までずぅっと雪!!
平均すると足首~すねぐらいまでの深さ。
車だけでなく、人間もしっかりラッセルしました。おかげさまで妙な筋肉痛と疲労感。

こうやって徐々に体が冬モードになっていくんですね・・・・。


この日は展望も良かった〓

PA199368.jpg 空に浮かぶ大雪山。

PA199369.jpg 続いて十勝連峰。

芦別岳や夕張岳、暑寒別岳方面までハッキリ見えてました。


台風の影響は雪だけでなく風もでしたが、
お陰様でこんなキレイな景色も↓↓

PA199371.jpg 日も当たって良い色でした。


終始シャツで歩けるほどの暖かさ。
けど道は雪という春の様な一日でした。(YOU)


初冬の樽前山

2013年10月17日 風不死岳 (おだ)

当初の予定が定天だったが、台風後の季節外れの大雪で微妙~なエリア。

天気予報とにらめっこして、支笏湖近郊の風不死岳に変更。

見事に快晴の青空が待っていた。

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登りだして20分で、今シーズン最初の雪と遭遇。

さらに登って行くと、、、
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さらに、、、、
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7合目上からは平均して10cmぐらいの積雪。
気温も低いので雪もべたつかずの登山。

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久しぶりの雪だったし、まだ体も、装備も雪モードじゃないので感覚思い出しながら登ること2時間。

風不死岳の頂上到着。
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紅葉色づく支笏湖畔とまわりをとりかこむ冠雪した雪山。

ブルーな支笏湖、イエローな紅葉、澄んだ雪景色。

そして、樽前山。
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ひさしぶりにすっきりした登山日よりに巡り合えました。

増毛山道

2013年10月14日  (おだ)

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鰊御殿で栄えた増毛。
陸路は断崖に阻まれ、海路しかない時代の150年前に商用や生活道路としてこの増毛山道が作られる。

その後、時代の移り変わりで廃道になるが、近年、地元の「増毛山道の会」にて手入れがされ復活。

そこで、古き道を歩いてきました。

現在は、まだ一般には開放されていません。


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岩尾から出発。
ところどころに、通信用で建てられた電柱があり、その当時の雰囲気を感じられます。
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明治時代に設置された一等水準点も2か所確認できます。
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暑寒別も頂上は冠雪。

お昼すぎには、かつての宿舎に到着。
今は、痕跡が多少あるだけです。
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最後は、紅葉のトンネルを通って終了。

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今後、雄冬までの道も復元予定らしいので、増毛山道から濃昼山道までつづくフットパスができれば楽しそうだ。

秋の道東へ

2013.10.12(SAT)-14(MON) 

辺計礼山(ぺけれやま)・釧路川・阿寒富士 (YOU)


昨年秋にスタートし、大好評だったこの企画。
6月にもコースを変えて、道東の山と、釧路川を楽しみました。

今回もありがたいことに好天に恵まれた3連休を大満喫〓〓〓

まずは初日。

PA129093.jpg 阿寒・双岳台より雄阿寒岳。

弟子屈へ移動しがてら、一等三角点がある辺計礼山(ぺけれやま)へ。

PA129097.jpg 落ち葉のトレイルを行く。

僕にとっては3度目の正直。
ようやく快晴の日に、この山の山頂へ立つことができました!

登山中から展望の良さを大満喫。

PA129102.jpg 摩周岳。

PA129104.jpg 斜里岳。

PA129108.jpg 屈斜路湖と藻琴山。

1000mジャストの藻琴山山頂にも一等三角点が。

本当にすがすがしく晴れわたり、この山の味を堪能・・・・。

PA129112.jpg 出だし好調です。




【DAY②】

天気予報OK。実は早朝から1人、地域のいいところを見に偵察へ。

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次回からのオプションにしようと思い見に来ました。


そして本日はお待ちかねのカヌーの日。
今回も屈斜路ガイドステーション わっか さんのガイドにて。
前半は屈斜路湖は和琴半島でカナディアンカヌー体験。

PA139143.jpg まずはレクチャータイム。


そして目の前の大きな大きな屈斜路湖へいざ!

PA139171.jpg 気持ち良ぃ~時間が流れました。


湖の目線からというまた一味違った紅葉を楽しむ目

PA139177.jpg 水面に浮く落ち葉もキレイ。

ワクワク・ドキドキだった最初でしたが、すっかり水に心がうちとけ、
いつの間には皆さんゆったりと水の時間を楽しんでいました。


そして後半は屈斜路湖から始まる釧路川を、
ガイドさんのお話を聞きながらネイチャーボートで下ります。
後半は漕ぐも良し、辺りを自由に眺めてゆったり流れを楽しむも良し。
写真や野鳥観察が好きな方には、たまらない時間だと思います。

釧路川の静かで優しい水の流れと、地形が織りなす独特な雰囲気。
そこで作り出される時間に自分の波長が合った時の感じが何とも言えません。

PA139256.jpg ゆったり、ゆったりと。 

PA139252.jpg 源流部の紅葉もキレイでした。


途中、湧水が川と交るポイントがあるのですが、ここは本当に山の水族館。
冷たくきれいな水に魚たちが集まり、目を楽しませてくれます。

PA183235.jpg 昨年撮影のものですが、こんな感じ。



ランチタイムは川岸にて。
山とはまた違った空間で、流れと同じゆったりした気持ちに。

PA139266.jpg 美味しい豚汁にお弁当でした。

と、そんな中、いたずら小僧に変身した僕は川をキョロキョロ・・・目目目・・・。
あ、居ましたひらめき

PA139271.jpg 発見!ウチダザリガニです。

昨年も同じ場所で見つけていたため、やっぱり居ました。

PA139269.jpg ギャオー!!!

PA139286.jpg 残念ながら外来種・・・なんです。


ガイドさんの言うとおり、同じ一本の川でも、場所によって雰囲気が全く異なる釧路川。
それぞれの場所が光るその時期に、、、ということで秋は源流部なんですね。

今回も楽しい時間を本当にありがとうございました。



【DAY③】

最終日は個人的にも大好きな阿寒の山へ。

ここは勝手ながら森の幼稚園と名付けていまして、
北を感じさせる松の森と、苔が織りなす独特な空間です。

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PA149357.jpg 秋でも緑がまぶしい。


朝は10℃以下になり、お宿前でもピンと張りつめた空気。
この秋もようやくこういう空気感を感じました。

PA149317.jpg おかげで紅葉もGOOD。

良かったのは紅葉だけではなく、
ピン張りつめた雨あとの空気はどこまでも見渡せる好展望をもたらしました。

PA149332.jpg 大雪が真っ白・・・・ひらめきひらめきひらめき

この冷たい空気の訳も納得です。
大雪・十勝連峰の山々が真っ白でした。

PA149324.jpg 麓の紅葉も抜群。

PA149331.jpg オンネトー。


山は3連休最終日にして、最高の天気もあり、老若男女の登山者でにぎわっていました。
これまでと比べると圧倒的に若い人が増えたという印象です。
しかし格好が寒そうで、ちょっと心配・・・・でした雪

3日間のラストを飾るには相応し過ぎる紅葉に展望。

PA149339.jpg 大成功手(チョキ)

来年も釧路川での川下りを交えた道東のツアーを6月・10月に企画する予定です。
乞うご期待ひらめきひらめきひらめき(YOU)

晴れ晴れ、登山日和。

2013.10.10(THU) 徳舜瞥山~ホロホロ山縦走 (YOU&SHUN)


すっかり秋も深まってきましたね。
台風も過ぎ去り、突き抜ける青空と紅葉がマッチする登山日和〓
気温も低くなく、夏山と変わらない格好でスタート。

PA109068.jpg 日差しも暖かく過ごしやすい。

山も標高によって紅葉の具合が違うので変化に富んでいました。
始めのうちは丁度よい色づき。

PA109069.jpg 歩きだしからご機嫌でするんるん

登っていくと次第に葉っぱも落ち始め、8合目付近からは晩秋の装い。
快晴に恵まれ、展望も徐々に良くなり胸が高鳴ります。

@9合目。

PA109082.jpg 羊蹄山も姿を見せました。

PA109077.jpg 遠くには恵庭岳もこんにちは〓

写真には写っていませんが、手前の谷の中は素晴らしい色づきでした。

山頂へ到着するころ。
賑わった声が上から聞こえてきます。きっといい展望なんだろうと予感をさせる楽しそうな声。

そして徳舜瞥山の頂へ。

PA109085.jpg 支笏湖に夕張岳も〓

道南方面へ目をやると、駒ヶ岳や恵山などもハッキリと見えました。
眺め良く、日差しに溢れる山頂でゆっくりお昼休憩。
こういう時のランチやコーヒーは最高ですよね・・・〓


のんびり楽しんだ後、ホロホロ山へ縦走。
ホロホロから来た方々が、『あっちの方が紅葉良かったよ!』と教えて下さった通り、
徳舜よりずっとずっと良かったそうです。(僕は回送係だったので、徳舜山頂で一旦お別れ。見たかったな〓)

無事に下山後、林道で立ちはだかったのは若い雄鹿。

PA109091.jpg しばらくにらめっこ。

ある程度近づいたらビックリするほどの跳躍力を見せ、藪の中へ。


こんなに暖かく展望の良い日はこの後何日ありますかね・・・・!(YOU)





登山教室⑥

Nomad登山教室⑥ 神仙沼~チセヌプリ     2013.10.6(SUN)


今シーズンスタートしたNomad登山教室は早くも第6回〓
始まってみるとあっという間にここまで来ました。

今回はニセコへ。神仙沼~チセヌプリの日帰り縦走。

PA069052.jpg 草紅葉がキレイです。
 
秋もだいぶ深まり、山も色づいてきました。
土日だけあって、神仙沼駐車場は大賑わいで、危うく車が止められないほどに。。。

沼までのコースも人・人・人・・・・・。
観光客の元気さに負けじと登山客も張り切って歩いてきました。

PA069047.jpg 写真では大人しめ・・・(笑)

実はみんなすごい元気いっぱい〓


神仙沼の次は長沼へ。
だいぶ干上がって?か水は少な目ですが、
こちらに来れば車の音なども聞こえず静かな時間。

PA069056.jpg 日差しが暖かくていい日和〓


登山教室というだけあって、いろいろレクチャーもしています〓
その季節にあったレイヤリングの提案から始まって、パッキングのアドバイス、靴ひもの締め方、地形状態に合わせた登り方や水分補給のすすめ、、、、などなど。いつものガイドツアーよりかはお伝えすることもたくさん。登山教室開始当初からご参加いただいているメンバーの成長ぶりも伺えてうれしい限りです〓


チセに上がると展望もなかなかGOOD〓 PA069067.jpg

手前から、ニトヌプリ・イワオヌプリ・アンヌプリ、そして羊蹄山。
雲の上に浮かぶ羊蹄山の姿が印象的でした。

山頂では今回のスペシャル〓ケーキでティータイム〓

PA069063.jpg 秋ということでクルミ入り。

実は山で拾ってきたクルミがトッピングされている秋のスペシャル〓〓〓
なかなかいい味でした。焼き加減がちょっとレアだったので、次回はもっと改良します〓


次回は遂に13シーズンラスト!!
11/9(土) 小樽 於古発山~遠藤山~穴滝

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実は・・・すでに満員御礼。ありがとうございます手(チョキ) (YOU)

秋を食べに…?

2013.9.7-8  phenixコラボ 十勝幌尻岳


すっかり秋らしくなってきましたね。
この季節、十勝では美味しい野菜が沢山採れるいいときです。

ということで!今回のコラボツアーは秋の味覚のオマケ付〓

まずは枝豆収穫体験からスタートです。

P9078322.jpg 刈取りから。



これをみんなでもいで、夜のおつまみに↓↓↓

P9078326.jpg @戸蔦別ヒュッテにて。

やはり採りたての茹でたては旨い!!
この上ない新鮮さに味も抜群。 手が止まりません…(笑)


丁度良いタイミングだったので、続いての収穫はカボチャ〓
実際に畑に入って採り頃のものを自分の手で収穫してもらいました。

P9078325.jpg くり将軍という品種です。

こちらはお持ち帰りで、食べごろを迎えてから召し上がっていただきます〓
どんな味か楽しみですねぇ~。


そして肝心の山。

前夜に天気予報が〓⇒〓に!
降られなかったら万歳、ということでスタート。

P9088329.jpg 始めはキレイな沢沿い。

途中から800mの急登をゆっくりゆっくり…。
次第に晴れ間が広がり、稜線に出てしばらくは、日高の主稜線も眺められました〓

山頂でゆっくり休憩。
残念ながら、展望は続きませんでしたが、寒くもなくゆっくり休めました。

P9088331.jpg 雲海をバックに〓


ちなみに好天の日の登頂はこんな感じです↓↓

P7200183.jpg カムイエクウチカウシ山。

P7200187.jpg 我が故郷、十勝平野。

十勝幌尻岳の雄大な山容は『ピリカノカ』にも認定されていて、見て良し、登って良しの山です。
展望抜群な山なので、是非晴れた日を狙って登ってみてほしいです。 (YOU)




秋山スタート

2013年9月7日~8日  武利岳~武華山 縦走  (おだ&DaX)

3週間ぶりの北海道の山は、すでに秋。

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今回は、北大雪の山を縦走。
天気もよく、トムラウシから大雪、ニペソツなど山々がすごい。
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縦走路は、ウラシマツツジが真っ赤になり、ナナカマドもそろそろ色づいてきました。
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北海道の夏も早いが、秋もさらに早いので、今後いい天気で秋を楽しみたいですね。

旬なお花の山をご紹介

2013年8月3日~5日 大平山と狩場山 (おだ)

まずは、エーデルワイス咲く大平山へ。
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と思ったら、駐車場に岩が落ちて来たとかでトンネル手前でストップ。

真っく―らな〓トンネルを抜けると、ロック!!

いつもの険しい登山道?を頑張って登ると、オオヒラウスユキソウが満開。
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ついでに、ここにしかいないカドバリヒメマイマイも満さい。
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2013年8月6日~7日 北戸蔦別岳

チロロ林道からヌカビラ経由で北戸蔦別岳へ。
ここも貴重なミヤマアケボノソウがあちらこちらに。
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さわやかな縦走路

2013年7月29日~8月2日 SS十勝岳~トムラウシ縦走 (おだ)

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オハヨ―、朝日〓

十勝岳から縦走してきて、朝のトムラウシの頂上で、初の太陽現る!!

そんなに悪い天気ではなかったんだが、良くもなく、お肌しっとりの縦走でした。最初は。

終わりよければすべてよし!!
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全てが乾き、遅めに咲いた高山植物も満開。

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1か月前は一面雪だったトムラウシ公園もようやく公園らしくなってきました。

今年は、雪解けも遅かったんでテント場の水も心配いらないぐらいですね。

でも、そろそろ秋の花も咲いて来て、短い北海道の夏も終わりを告げるニオイを感じました。


日高山脈大横断

2013年7月17日~21日 伏美岳~戸蔦別岳~幌尻岳 縦走  (おだ)

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天気予報より最高な天気に恵まれた伏美岳から幌尻岳の縦走でした。


初日の伏美岳の登りはガス。

でも8合目より雲海の上に出て、日高の展望台、伏美岳に到着。

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雲に浮かぶ日高山脈の山々は、また大雪の山々と違って圧倒的な景色です。

やばいです。

目指すは奥に見える幌尻岳へ。

近そうで遠い道のりの始まり~。


明けて、予定通りのテント場からの朝の景色。
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幌尻、戸蔦別岳が燃えてます。

早速、雲海の日高路を進みます。
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だんだん幌尻も近づいてきます。

頂上写真は撮るの忘れて、ニイカップホロシリ小屋へ。
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しなびた快適な山小屋です。

翌日は林道歩いて歩いて、例のゲート越えて下山。
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やはり山の上で泊るといいことがいっぱいあるルートでした。

ちなみにこの行程で出会った人、8人のみ。

大雪山縦走

2013年7月12日~13日 黒岳~北鎮岳~愛別岳~愛山渓 縦走  (おだ)

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今年の夏は天気も良く、石室に泊って快適な縦走が出来ました。

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黒岳ロープウェイ&リフトを乗り継いで黒岳山頂。

久々に大量のエゾツツジが満開からの縦走スタートです。
白鳥の雪渓も立派!

この日は、快適な石室泊。
夕方の雷雨にはバタバタしましたが、一晩寝ると、快晴の青空。

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北鎮岳からはトムラウシもニペソツも、十勝岳も、もういろんな山を一望でき、

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はるかに利尻山も見る事ができました。

そいて陸の孤島、愛別岳を登って愛山渓温泉に下山。

日高に行った後に大雪に登ると、
大雪は広くて、虫もいなく、水も豊富。

平和な場所といつも感じてしまう。

日高の最高峰 幌尻岳

2013年7月7日~9日 幌尻岳 新冠ルート  (おだ)

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歩けば必ず着く。
の合言葉で、林道を5時間歩くとニイカップ幌尻山荘。

しかし、林道はいつでも飽きますね。

靴幅の橋を渡って、ぐーんと一気に登りきると幌尻岳の頂上です。

水場とお花畑に雪渓残っているので注意が必要です。
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っで、快晴の頂上。
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360度の大展望でした。
時間も余裕なので1時間頂上でお昼寝。

日高方面は大雪に比べて雪少なめでしょうか。


あー、取りあえず、ツアーレポのまとめUPでした。

暑寒縦走

2013年7月4日~5日  暑寒別岳~南暑寒岳~雨竜沼湿原 縦走  (おだ)

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ここは虫が多い場所で有名で、ネットなど持参してたけど、ガスで虫も少なめ。
花は固有種も多く、見どころいっぱいでした。

っで、雨竜沼に下山してくるころには晴れて歩いてきた山もくっきり。
水芭蕉が満開で、これから花もいろいろと咲いてくるでしょう。

トムラウシへ

2013年7月1日~3日 扇沼山~トムラウシ山 (おだ、YOU)

今年は大雪方面、雪解け遅いですよ。

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いつもの時期ならお花のゴールデンコースなんですが、今年は雪解け遅く、お花は少なかったですね。
でも、要所は展望もよく、頂上からのご来光もばっちりでした。

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俵真布林道からのアプローチ。

下部の樹林帯も半分以上が雪で埋まっていて道も不明瞭。
雪が解けるまでは道迷い注意して下さい。

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扇沼山頂上から十勝連峰方面。
まだ雪解けしていない沼は初めてみました。

滑れるか???

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でも稜線上は花の道。
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南沼のテント場も上段が雪で埋まっていて(7月3日現在)下のテント場のみ。
つめても6張り程度。

しばらく週末の連休のテント泊は場所に困りそうです。

翌朝、トムラウシを登頂して、心配していたコマドリ沢の雪渓。
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いつもナキウサギ鳴いている岩場から下までびっちり。

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おかげでいい尻滑りできました。

道東の夏山

2013年6月28日~30日 北海道100名山 武佐岳、藻琴山、摩周岳~西別岳 (おだ)

久しぶりの会社出社で、ツアーレポが遅れましたが、楽しく山を歩いてますので気長にアップデートお待ちください。

まずは、道東の北海道100名山の登りつくしの企画。
ついでに、北海シマエビやら根室の寿司、釧路の炉端焼き、別海牛のハンバーグ。
どれもうまかったー。(写真はありませんが。。。)

まずははずれの武佐岳登山。
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雲海の上に飛びだし、知床の山、斜里などの大展望の山でした。
国後はガスで見えませんでしたが、多分、知床の山より近いはず。
早く返してくれたら、行きたい山がいっぱいの島。

っで、下山後は寿司食べて、藻琴山をさくっと登山。
こ1時間で屈斜路湖を見おろす大展望の山です。
標高もちょうど1000m。

翌日は、摩周岳。
朝一がいいので、行ってみると、幻想的な雰囲気。
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霧の摩周湖を横目にゆるやかな登山道を進みます。
次第に霧もとれて摩周ブルー。
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途中、マニアックな場所に立ち寄り。
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普段はなかなか見る事が難しい子午線標。
詳しくはWikipediaで調べてください。
まあ、珍しいものが、ちらっと簡単に見られる場所です。

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朝1に登ったので時間もあり、天気もいいので西別岳をピストン。
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北海道らしい雄大な景色を初夏の天気が最高な道東の旅でした。

道東の初夏

6月21日~23日 辺計礼山・釧路湿原カヌー・野付半島フラワートレッキング


鉄砲玉の状態で出てばかりですっかり遅くなりました。
遅くなりましたが、『やって良かったぁ~〓』と本当に思えた今回の企画です。

まるで大人の修学旅行?といわんばかりに出だしから盛り上がり続けたメンバー。
初日は移動と、足慣らし・・・ではなく登るのはこの日だけ(笑)
ということで、2hほどで一等三角点の辺計礼山(ぺけれやま)へ。

P6216969.jpg これで晩飯も旨し〓



下りではしっかり晴れて、展望も楽しむ。
山を楽しんだあとはお気に入りのお宿『三香温泉』へ。

P6226984.jpg 看板犬『金太郎』も健在。

ひっそりとした雰囲気の良いお宿で、〓もGOOD。
気持ちよく汗を流した後は、お婆ちゃんが火を入れてくれた薪ストーブを囲んで乾杯〓

P6216981.jpg ここが最高なんです。


ゆっくり休んでDAY②。

今ツアーの目玉でもある釧路湿原カヌー〓〓〓
今回も『わっか』さんのガイドで、
ゆっくり釧路湿原を楽しむべく、ネイチャーボートに乗せてもらいました。
風景を堪能して、鳥を眺めるも良し、じっくり写真を撮るも良し。

P6226985.jpg 細岡よりスタート。

青空にも恵まれていざ出航~
初夏の釧路湿原。青空と若々しい緑が織りなす景色を堪能。

P6227066.jpg 言葉は要りませんでした。

とてもゆったりと流れる釧路川。
穏やかな流れは、音もなくただただ静かに。
しばらく流れると・・・・・、

P6227028.jpg 奥の木に鷲が・・・!

オジロワシがいました。
この後、あの木の下をゆっくり流れ、間近で観察することも出来ました。

P6227052.jpg ゴール地点の岩保木水門。

昔の釧路川の流れはこの水門の向こうへ。
今はすっかり枯れて、あまり見る影もなく・・・。

P6227053.jpg まるで要塞でした。

新緑の釧路湿原を大満喫し、
岩保木水門で上陸。丘に上がると意外な景色が待っていました。

P6227059.jpg 写真ではちょっと伝わりにくい?

幼少時代以来に見た釧路湿原の姿。
今の僕には、アフリカで見たサバンナそのものでした。
あの緑の中に、シマウマやインパラの群れに、ゾウやキリンが出てきそうでした。


細岡展望台に移動して、
流れた川と湿原を眺めながらのランチタイム。

P6227067.jpg 絶景ランチでした〓


午後の部は、キラコタン岬へ移動してトレッキング。
しばし歩いて、その昔、ここまで海だったという場所をじっくり観察

林を抜けるとそこは・・・・、

P6227090.jpg 川が蛇行するあの景色〓

P6227101.jpg の~んびり大満喫〓


更にもう少しだけ登り、高台へ。

P6227106.jpg いい景色が広がっていました。


午前も午後も、釧路湿原を大満喫。
この上なく、いいお天気と景色に恵まれ、言うこと無し!

この日の夜は・・・・、
言うまでもなく、大盛り上がりでした〓〓〓〓

 
そして最終日のDAY③。
楽しい時間はあっという間に過ぎて行ってしまうものですね。

心から寛いだ三香温泉に別れを告げ、更に東へ。

P6237134.jpg こちらも初夏の彩り満載の野付半島。

P6237137.jpg トレッキング日和です〓

P6237144.jpg トドワラも見学。


じっくり歩いてお腹も空いたところで、
待ってましたぁ~と言わんばかりに、ツアー初日に解禁になった『北海シマエビ』~〓〓〓
遅れていると言うことで、出発直前までやきもきしていましたが、運よく解禁!!

ご当地ならではということで、刺身でランチ

P6237160.jpg 歯ごたえ良く、旨い!!

P6237161.jpg そしてお土産はこれ。

ボイルも美味しくいただきました〓


良きメンバーと好天に恵まれた今回のコラボツアー。
山に川に、いろいろな目線から北海道を楽しむことが出来ました!

次回は10月に釧路川源流部の紅葉を楽しむ2本目があります!
すでにお申し込みは過半数なので、ご興味のある方はお早めにっ!!(YOU)




十勝岳 新得コース

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望岳台から十勝岳へ

前日の日曜日は200人くらいの登山者がいたらしいのですが、
月曜日だったので、他3組ほど

頂上から我々は新得側へ下山
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いいコースなんですが、参加者はたった3人・・・
F本さん、85才です。
毎日、足に重りを着けて家の階段上り下りを20分を日課にしているとの事
この日もほぼ標準タイムで歩き通しました
三浦雄一郎の5才上です。
いや~、立派!

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新得コース、今年はまだ誰も歩いていない
上部はぼっこもかろうじて立っているのだが、ガスられたらほとんど分かりません!

おまけに雪渓がでかく残っていて、しかもその雪渓の下で道が直角に曲がっていたりして
出口見つけるの苦労させられました。

あまりオススメコースではありませんが、頂上付近の荒涼感は
まるで月面を歩いているかのようでした。

閑散としたレイクインにて入浴
昔は田部井淳子さんを校長に据えて「トムラ登山学校」としてやっていたんですが
栄枯盛衰の感あり

清水フロイデ、ユモール川北と次々ここら周辺の温泉が閉店になっているので
頑張ってほしいです。my

北のカナリアたち

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関東からのプライベートグループのガイドで利尻&礼文に行って来ました。
待ち合わせの稚内フェリーターミナルに先着したので、2階の食堂でラーメンを食べる・・・まずい!
今時、こんなまずいラーメンも珍しいもんだ。
丼に箸を突っ込んで麺をすくい上げるとひと固まりになっていた。
麺はどろどろ、スープはぬるくて少ない。
久々に残しましたわ・・・

そこへ遅れてお客さんたち登場!
「腹減ってるんですけど・・」
「あまりオススメしませんがラーメン屋しかありませんので・・・」

・・・
食べ終わって店を出てきたお客さんたち、
「半分以上、残した」と・・・
だから行ったっしょ!

で、利尻島に渡り、ペンション「レラ・モシリ」宿泊
こちらはごちそうオンパレード
翌朝は4時スタート!

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長官山まで来ると山頂くっきり
ここまで4時間、あと2時間がんばろう!

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頂上手前にはリシリヒナゲシのつぼみが・・・

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6時間かかって登頂!
絶景かと思いきや、北海道も礼文島も雲海の下
とりあえず、標高400mから上は快晴!

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利尻空港で見かけた利尻ヒナゲシ

3日めは島内観光してから、かのう亭にて利尻ラーメンいただく!
お客さんたちには「稚内のラーメンが北海道の味ではないので」
名誉回復のためにもぜひ!とすすめる。
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絶品スープに皆さん納得

その後、礼文島へ渡り、桃岩から知床へ縦走
レブンシオガマ、チシマフウロ、サクラソウモドキなど満開

そしてその夜、宿の計らいで吉永さゆり主演、湊かなえ原作の
「北のカナリアたち」を鑑賞
この作品は昨年まで礼文島を中心にロケされたもので
常宿「民宿しれとこ」の前浜の景色が数多く登場
内容的には湊かなえらしくドロドロでしたが
ラストの感動シーンでは、みなさん涙、涙・・・

4日めは朝7:30の便で稚内に戻るという弾丸ツアーでしたが
吉永さゆりさんのおかげで、皆さんたいそう満足のようでした。(my)

花の楽園 野付半島

2013年6月19日~21日 野付半島トレッキング (おだ)


ロシアまで16km。
という海外に一番近いであろう野付半島を歩いてきました。

たしかに、目の前。
いつか行ってみたい場所のひとつです。
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野付半島は、海抜0mでも高山植物がたくさん。

この時期は、センダイハギやクロユリやらがばーっと咲いています。
そんなに登らなくても見たい方は、お薦めの場所です。
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日高の展望台 中ノ岳

2013年6月13日~15日 中ノ岳 (おだ)

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ペテガリと神威岳の真ん中に位置する玄人な山。神威山荘から入山し、(この時は神威山荘手前で林道が崩壊)神威岳の沢と別れて登っていきます。

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初っ端から腰までの入水。
冷たいが、夏の感触が戻っていきます。

その後は、平凡な河原歩き。

しかし、沢の上流は巨大なデブリの跡。
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その後は、うっすら獣道を登ると日高の主稜線。
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目指す、頂上もすぐそこです。
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360度展望もよく、快適な登頂でした。

こういう山、好きですね。

地の果て、知床へ。

2013.6.13-16  知床岳


道央は暑くなっていますが、道東はちょっと涼しめ。
札幌から知床までは、往復1000km近くの大移動です。

知床方面も雪解けの遅れが影響したか、
羅臼近辺のキャンプ場はまだオープンしておらず、急遽斜里町にあるそよかぜキャンプ場へ。

北海道の田園風景と斜里岳が望める素敵なキャンプ場でした。

P6136894.jpg 斜里岳カッコイイですよね!





知床岳の登山へは、海岸歩きから。

P6146903.jpg いい景気が続いています。

直前の情報では、まだあまりヒグマの出没・痕跡などは聞かれていませんでしたが、
しっかりフンなどを確認。熊もそろそろ山へ登る時期が来ているようです。



アタックの日はあいにくの〓。
降ったり止んだり、風が吹いたり〓

気温もやや低めで厳しい登山となりましたが、無事に全員登頂を果たしました。
あまりに寒かったので山頂滞在は10分以下、写真もありませんが、
山頂には日本最北東端の一等三角点があります〓メモリアルな一座ですね!

下りもずっと雨模様でしたが、キャンプ地に戻る1h前くらいから待望の〓
天気予報にはない太陽のお出ましに、ありがたやぁ~。
おかげで冷え切っていた体も温まりました。

P6156944.jpg キクバクワガタが満開でした。

テントに戻る頃には、みんな脱いで脱いで涼しい格好に変身。

P6156950.jpg 森の景色も様変わりしてました。


ドライで快適なキャンプ②と、夜は満天の星空・・・〓
夏のテント泊はやっぱり良いですねぇ~。


最終日は劇的な快晴・・・!!

P6166952.jpg 気持ちの良い朝でした。

帰りの海岸線もご覧の通り。
潮風がとっても気持ちよかったです。

P6166960.jpg テントも乾きました〓


帰りは羅臼の道の駅に立ち寄ってのお土産タイム。
3年ぶりに訪れたのですが、お土産屋さんのおじさんが覚えていてくれて感激〓

個人的にはやっぱり『羅臼産のホッケ』がオススメでして、今回も旨かったです・・・〓
皆さんご当地ならではのお土産をいろいろご購入。

ご自宅で知床の幸をご満喫いただけたことでしょう・・・!(YOU)

  

盛夏到来?

2013.6.8-9 芦別岳 旧道~新道


遅くなりましたが、この間の芦別岳。
天気も最高潮で暑かった・・・・・〓まだ暑さに体も慣れていないので注意が必要ですね。

いつもの通りで太陽の里にキャンプ。
晩御飯作っていたら、巨大スズメバチが偵察にやってきた・・・〓
小指とほぼ同等のサイズ・・・。峻の背筋が凍ってます(笑)

P6086792.jpg 気をつけましょう。。。



その後、違うスズメバチも偵察に来ましたが、事なきを得ました。

気を取り直して翌朝。
天気予報も良く、日の出前でも登山口は賑わってました。

P6096793.jpg 朝日に染まる夫婦岩。


そしていつもの丸木橋。
水量も多く、渡らざるを得ません。

P6096796.jpg 終盤に上がり調子なのできつい。


旧道を進むと、夫婦分岐の手前より雪。

P6096807.jpg 結構多かったのでアイゼンON。

P6096822.jpg 夫婦岩。

P6096817.jpg 遠くに大雪も〓

上がるにつれて展望も良く、気持ちの良い登山。
残雪が多かったおかげでショートカットも出来て快調~快調~〓


稜線に出てからは、残雪のパートと夏道のパートが50:50。
遮るものがなく、日射病・熱中症に注意ということで、今回も帽子に雪を入れて頭を冷やす。
汗の代わりに水が流れてくれるので、無駄な体力を奪われることなく、すっきりです〓

そういえば、旧道の稜線が笹刈りされていました。
非常に快適で、有難い限りです。去年露を浴びるように登山したのを忘れんばかりです。
この場を借りて御礼申し上げます。


北尾根からキレットに差し掛かり、後半戦。

旧道から歩いた者だけが臨める展望↓↓↓

P6096852.jpg この景色が大好きです。

P6096865.jpg 山頂までもう少し。

この辺りからは花のオンパレード〓〓残雪のお陰での花も、そして夏の花も沢山。

P6096860.jpg ツクモグサ、満開でした〓

P6096873.jpg 山頂から夕張岳方面。

まだ雪が多い感じです。
お花の時期も少し遅めにやってくるでしょうか。

山頂直下の雪渓もべったり。
アツアツの午後だったので、雪はザクザクですが、気温が低いと要注意ですね。

終盤は暑さとの闘い。
程よく風も通り助けられましたが、雪帽子作戦が功を奏しました。


13時間ほどかけて完歩〓
急にやってきた夏と完歩に乾杯〓

P6096888.jpg 夏ですね!(YOU)


日高の展望台

2013年6月7日~9日 イドンナップ岳 (おだ)

IMG_3430.JPG
そろそろ夏山も本格的にスタート。

イドンナップ岳は日高山脈の真ん中に位置していて、北海道100名山の山。

晴れれば展望素晴らしい場所で、幌尻岳が目の前にドーンと。
IMG_3431.JPG
稜線は黒いの目立ってきましたが、今年は雪多めでしょうか。

カムエク、1839などの山も近くに見える快晴でした。

IMG_3433.JPG

登山口から登ること7時間でイドンナップ岳の頂上。
看板もないさらっとした頂上でしたが、いやー長かった~。

でも、いい山でした。

夏は来たけど、残雪多し。

2013.6.1  Phenixコラボ 三頭山


ちょっと遅くなりましたがこの間の三頭山のお話。

丁度良い暖かさがないまま、一気に夏日・・・・・・〓〓〓
身体が暑さについて行かず、これまたなかなかのリスクです。
今回も帽子に雪を詰めて被って頭を冷やしました〓


毎回の様に言っていますが残雪が多いために今回も打撃を食らいました。
丸山分岐まで車で入れたら・・・・と思っていましたが、うすうす思っていた通りで、
二つほどグイッと坂を越えたところで行き止まりとなりました。

切り返しが難しい場所なので、しばらく踏み込まないことが良いでしょう。


気を取り直して、政和コースへ。
こちらも4合目あたりから雪渓。暑い日だったので、ひんやり快適・・・〓

雪解けしたばかりなので、あんな花やこんな花が・・・。

P6016770.jpg ショウジョウバカマ。
今年初でした。


P6016771.jpg ミドリニリンソウありました〓


ザクザク、サクサク。夏道ときどき雪渓。

P6016756.jpg ちょっとスリリングなとこも。

出だしこそ遅れたものの、天候は常時GOOD。
晴れ晴れとした気持ちの良い日に山頂を踏むことができました。

P6016766.jpg 良い日に来れました。

山頂には一等三角点もあり、展望抜群。
期待されていた利尻山こそは見えませんでしたが、『もうすぐ行くからねぇ~!』とご挨拶。

そして頑張った皆さんにご褒美・・・・〓〓

P6016765.jpg 今日はゆず風味のチーズケーキ〓

今回はカットして持ってきました。
出来ればホールの方が見栄えもするし良いのですが、
いつものケースが重いので切実に軽量化させていただきました。

ホールで持ってくるのに丁度よい入れ物大募集中です。
どなたか良いの知っていたら教えてください!!


P6016768.jpg 良い日和に感謝です^^

そういえば、この間の大雨以来、
雪渓が結構締まっているので急斜面の雪などは注意が必要です。
安全第一で登山を楽しみましょう~!(YOU)
   

ブナの森へ

5月29日~30日 遊楽部岳(ゆうらっぷだけ)


ん~・・・、〓にやられました。
なかなか良い降りの朝。
昼前には止んで、回復傾向という予報だったので、気合いを入れてスタート。

P5306733.jpg かすんで幻想的でした。



例年より半月近く春の訪れに雪解けが遅いこの春。
山の様子もその通りでした。

P5306737.jpg 登山道を埋める雪渓。


この冬の大雪や、荒れた天候が多かったのか、
登山道を塞ぐブナの倒木が多いのなんの・・・〓〓〓ガイドをしているというよりは、登山道整備に山に来たような状態。木をよかさないと進めなかったり、大倒木の枝の間を縫うように進んだり・・・。大幅に時間を奪われてしまい、結果的には臼別岳まで行ってきました。

帰り道の終盤、天気予報は大幅に前倒しになり、雲の切れ間から青空も〓〓〓
大雨で潤いに溢れたブナの森が大変身〓

P5306747.jpg やっぱり山はお天気!!だ。 

P5306739.jpg 春紅葉も印象的。

P5306741.jpg シラネアオイ・カタクリも大量。


朝もやの霞、晴れ空の午後の森と二つの表情を見せてくれました。
そういえば、まだ鳴いてはいませんが、1匹だけエゾハルゼミを見かけました。
晴れて暑くなってる今日あたり、鳴いてるかな・・・?

P5306748.jpg また来たい森です。(YOU)

芦別岳登頂

2013年5月22日~23日 芦別岳 本谷~新道~覚太郎  (おだ)

春のお楽しみのルート。
山もいいし、何よりネギがたくさん。

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ユーフレ小屋に泊って本谷から登頂し、新道を下る。

今年は雪が豊富で、いつもだったら落ち切っている沢の残雪もたっぷり。
天気良く気温上がったのなら、決死のルート。
あっちやこっちから雪崩が襲ってきて、冷蔵庫ぐらいの岩も落っこちてくる事も。沢も大増水。

さあ、どうする?

結果的には、気温も低く、増水もしていないので結構、あっさりと行けました。
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ユーフレ小屋は半埋没状態。
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男性メンバーだったのか、彼も現れず平穏な小屋でした。
ただ、ストーブが壊れかかってて、鼻の中すすだらけ。

翌朝、雪で埋まったゴルジュを難なく通過。
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インゼルも越えて小屋から4時間で芦別岳登頂。

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下山は素敵な雪が残る新道を下り、覚太郎コースからユーフレ小屋経由で下山。
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すてきな山菜いっぱいとれ、感謝です。

いいコースですので、まだの方も来年行きましょう。

春山散歩

2013年5月16日 浦臼山(トレハイ)  おだ

ようやく北海道にも春がきて、いよいよ春山スタート。

と言いたかったが、雪解け遅れていて、予定していた浦臼山も登山口手前100mまで残雪びっちり。
見た感じも雪の山で花の一つもなさそう。

となると、バックアッププラン出動。

カタクリ満開の浦臼神社へ。
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ぴったり満開。

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神社の急な階段を登ったかいもあり、旬を感じる事ができました。

次は、歩きたいので、標高の低い、夫婦山へ。
しばらくぶりに来たが、訪れる人も少なく終始、笹道。

でも1時間で無事、展望のより三等三角点の頂上に立つ。
そして、帰路、旬のウドに出合い、大収穫。
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最近は、ウドの方がネギより好きになってきたかも。

予定は外れたが、いい春を感じる旬の山旅でした。

今年は、北海道、残雪も多いのでしっかり予定をたてて、万全の装備で夏山に行きましょう。

北海道にも春が上陸

2013年5月9日 松前 桜と勝軍山と江差八幡岳 春のハイキング (おだ)

今年の北海道は桜の上陸も遅れ気味でしたが、丁度桜の開花の便りが聞こえた頃、桜の町松前に行ってきました。

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まずは、木古内の薬師山でシバザクラ見学と行きたかったが、こちらも1分咲きと遅め。
眼下には、着々と新幹線のレールが伸びて行く。

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数年後には、「ビューン〓」と北海道にもやってきます。

そして、桜の街、松前へ。
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この日はまだ2分咲きでしたが、ようやく待ちに待った春が到来。
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そして裏山の、勝軍山をひとっ走りとハイキング。
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春の花も満開。

でも、頭の中はまだ雪解け状態で、花の名前も出てこない。

なんとかスミレ
なんとかイチゲ

最後には、アレ、アレ・・・。

まあ、ゆっくりと解凍させますのでご心配なく。

夜は、豪勢な料理宿「よこはま荘」
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本日、解禁の「ウ~ニ~」
美味しかった~。

翌日は、春の花の山。
江差の八幡岳へ。

見事に、カタクリロード。
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足の踏み場もないぐらいのカタクリの先には、一等三角点が待ってました。
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春を楽しんだ後は、江差名物の「ニシンそば」食べて、「五勝手屋羊羹」で江差を満喫。
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道南の春の旅を楽しめました。

5月13日 札幌も桜の開花宣言が出され、ようやく、ようやく春ですね。

一等三角点と旨いもんを巡る道東3日間

11月23日(金・祝)~25日(日) ウコタキヌプリ・辺計礼山・サマッケヌプリ


一等三角点を訪ねて道東へ行ってきました。
せっかく遠くに行くので、いろいろ満喫しようと意気込んで作りました〓〓〓

まずは十勝・本別町にあるウコタキヌプリへ。

PB233675.jpg 少しだけ雪も。

PB233683.jpg 軽く埋もれた三角点も確認。

下山して、足寄温泉へ〓
ここは地元の方々が集まる渋ぅ~いお風呂でした。
300円と格安でいいところです。(お風呂セット要持参)



この日のお宿は池田町にあるボーヤファームさんへ。

オーナーの安西さんとはかれこれ5年位のお付き合いで、一年に一回は訪れないと気が済まない大好きな場所です^^

安西さんのお心遣いでとびっきりのラム料理のオンパレード〓

PB233690.jpg ラムロースの燻製! 

PB233693.jpg ラムロースのタタキ!!

PB233695.jpg ラム・バラ肉のロースト!!!

どれも旨すぎ!ビールにワインに進みすぎます〓〓
牧場ならではの新鮮なラム肉を、安西さん自ら料理していただきました。
僕の中では、日本で一番美味しく羊を食べさせていただける素敵なファームインだと思います〓

安西さんと共に働くワンちゃんたちもとってもお利口でかわいいです。

PB243720.jpg ご主人の指示通り整列〓




二日目は弟子屈へ。

PB243726.jpg 雌阿寒岳・阿寒富士。

天気も良く、どこまでも広がる青空が気持ちのいいこと〓
この時期まだ雪の少ない道東ですが、
山間部では雪景色も見られたのでビュースポットへ寄り道。

PB243733.jpg オンネトーより雌阿寒岳・阿寒富士。

湖も半分凍っていて、エメラルドグリーンが自慢のオンネトーもまた一味違った様相。
北を感じさせる松林にも程よく雪が積もっていていい雰囲気でした。


辺計礼山(ぺけれやま)は天気予報とは裏腹に雪降りの中の登頂。
残念ながら展望は控えめでしたが、いつ来ても良い山です。

そんな夜は張り切って料理!
実家で採れた旬の長芋にカボチャを使ったソテーに素焼き、最近ハマっているピザにクリームパスタといろいろ作ってみました〓やっぱり料理も楽しいですね(笑)

PB243747.jpg なかなか上手く焼けました〇




最終日はサマッケヌプリへ。
朝から天気が本当に良く、ようやく予報通りに。

PB253755.jpg 美幌峠展望台。

この間、わっかさんのガイドでカヌーに乗った屈斜路湖。そして湖から流れ出す釧路川。
上から見るとなお、広さに雄大さが伝わってきます。絶好のビュースポットですね。
ご好評につき来年は6月と10月に山とカヌーを楽しんでいただくプランを作る予定です。


サマッケヌプリは、程よい降雪のおかげで藪も寝ていて無事山頂へ辿りつけました。

三座目にしてようやく山でいいお天気ということで、久しぶりの山頂カフェオープン〓〓

暖かな日差しの中、久しぶりの登場〓チョコレートケーキと挽き立てコーヒーで無事の三座登頂・三つの一等三角点踏破に乾杯しました。

PB253760.jpg ここも道なき?いい山でした。


下山後はランプの宿 森つべつさんへ。

森が大好きな人、野鳥や山の動物が見たい人は是非!
ホテルのラウンジではひっきりなしに小鳥たちが往来し目を楽しませてくれます。
ホテルのまわりでは、ふっさふさのキタキツネやエゾシカにタヌキも。
どうやらヒグマも居るみたいですが、姿はなかなか見られないそうです(笑)

そして、幸運なことに露天風呂から空を眺めていると、
オジロワシが優雅に空を飛んでいく姿も見られました。やはり優雅で大きい。

支配人さんのブログでは森の中にあるホテルの様子や、僕のお気に入りは今回山の中でも出会うことが出来た可愛いタヌキたちの様子なども見られます。

これだけ一年中山に入りますが、北海道ではあまりタヌキが見られないんです。
だから今回出会った2匹のタヌキは本当に可愛かった~。

なんと支配人曰くその日の朝には、ラウンジのガラス張りの向こうでタヌキたちが日向ぼっこをしながら、こっくりこっくり舟を漕いでいた・・・・想像するだけで見てみたい・・・!

冬に是非来たい場所がまた一つ増えました^^ (YOU) 



山には雪、あります〇

11月22日(木) 砥石山


この日は東京からいらっしゃったT中さんと二人砥石山へ。

道路が凍っていなければ小林峠からMTBで車へ戻るという縦走プラン〓

札幌市内はまだほんの少ししか雪がありませんが、ひとたび山へ繰り出せば様変わり〓

登山口から進めば進むほど雪が深くなっていきました。

PB223635.jpg ツボの膝ラッセル・・・。



場所によってはもうスノーシューがほしいところも。
最近の運動不足も一気に解消?!結構汗かきました。


笹が寝ているおかげで展望良好〓

PB223640.jpg 藻岩山を裏から。

PB223646.jpg 神威岳と烏帽子岳も。


樽前山などの支笏湖周辺の山々や、空沼岳~札幌岳、定山渓天狗岳Ⅰ・Ⅱ・Ⅲに白井岳、樺戸山地に夕張岳などなど札幌近郊や周辺の山々が程よく雪化粧をしていて見ごたえ満点でした。


PB223644.jpg

そろそろスノーシューの出番ですねっ!!(YOU)



日本初?!シカガール現る。

11月21日(水) 賀張山(一等三角点の山)


PB213592.jpg もう晩秋も終わり?

北海道各地滑っている人やら、まだ雪のない山を歩いている人やらいろいろ。

今回は日高町(旧門別町)にある一等三角点の山【賀張山(がばりやま)】に行ってきました。



道なきこの山。
登山口となる奥山牧場さんにお断りをさせていただき、
背の低い笹藪の中にできている鹿道を利用して登ってきました。

奥山牧場さん、ご快諾いただきまして本当にありがとうございました!
この場を借りて御礼申し上げます。


PB213617.jpg お邪魔します。


藪漕ぎといえばそうなのですが、背も低く快適。
冒険チックな感じで無事に山頂へ。

PB213606.jpg 天気もばっちり〓

直前の週間予報ではこの日だけ晴れ。いいタイミングでしたね!

下りも同じ道を。笹の中に何やら発見・・・〓 鹿の角っ!!
そこそこ大きく立派。強度もあり、木にぶら下がっても全然平気。

ウェアを調整中にモジモジ君みたいになったMストア勤務C葉ちゃんひらめき
すかさず角を装着してもらい・・・パチリ〓

PB213615.jpg かわいいですね〓〓

みんなで考えたあだ名が『シカガール〓』。
北海道から新たなジャンルのガールが誕生した瞬間です〓

はたから見るとさかなくんの親戚みたい? (YOU)

観音岳

立山BC 041.JPG

観音岳~・・・・行って来ました!
どこよ、それ?

「白い恋人」のCMでおなじみハート型レイク
えりも町の豊似湖から猿留山道を通って登ります

20090529050754_00_400[1].jpg

駐車場から5分でまずは、ハートの先っぽに到着
そこから湖を半周してから尾根に取り付き沼見峠へ
ところが、そこから見るハートレイクはさかさま

そしてそこから先は笹パウダーの藪こぎ
これがけっこう大変〓

3時間半かかって観音岳の頂上に到着
立山BC 043.JPG

南日高の楽古岳と十勝岳が真っ白け
いよいよ、冬山だね my

晩秋の散歩

2012年11月23日  登別 四方峰  (おだ)

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11月下旬でもまだまだ登れる山の多い登別近郊の山。
今回目指すはクマ牧場の山。四方峰。

その昔、登別温泉、倶多楽湖、虎丈浜をむすんだ旧道で鉱石を運び出したとのこと。

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最初は随所に旧道の案内もあり、オリエンテーリングっぽく歩けました。

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途中、ポンヌプリ登ったりヤブも漕いだりして約2時間でクマ牧場上にアンテナのある頂上到着。
案内看板も古くなっているので、ちょっとテクニカルルートでした。

水深148m。水質No.1もとったことのある倶多楽湖や、太平洋も見渡せました。
IMG_1953.JPG IMG_1956.JPG
下山後は、白老牛のグルメへ。
トロっトロでした。

晩秋の好展望

11月10日(土) 臨時 貫気別山&重兵衛沼


週末だけは好天に恵まれましたね〓
土曜日は臨時で貫気別山へ行ってきました。

晩秋の雰囲気ただよう一等三角点の山へ。
幸い好天に恵まれて、小一時間でこんなに良い展望だと満足度高いですね〓

PB103569.jpg 支笏湖方面。

左が風不死岳、真ん中あたりが樽前山。右の山塊は白老岳周辺でしょうか。
冬も目前。カラマツの紅葉が印象的。



ちょっと風が強く、風当たりのいい場所では結構寒い〓〓
多少暑くとも、インナーなどを冬用にして丁度良いくらいですね。
中厚インナーに、フリースや透湿性の良いウインドブレーカーを重ね着すると丁度良いです〓


山頂に到着して、まずは三角点を確認。

PB103553.jpg 鉄塔隣のうすら踏み跡を5m辿ると。

周囲は藪に囲まれていましたが、ちゃんとありました。
うすら踏み跡があるということは、訪れている人がいるということでしょう。


少し奥の方へ足を伸ばすと、羊蹄山と尻別岳の姿が〓

PB103560.jpg ちょっぴり隠れていましたが。

羊蹄山の上の方には雪化粧もあり、美しい姿でした。
展望ランチも楽しんで、一路下山。


下山後、せっかくなのですぐ近く重兵衛沼(じゅうべいぬま)へ。
登山口の案内板から15分もかからず着くのですが、侮るなかれ。
貫気別山よりしっかりと登ります。

PB103575.jpg ひっそりといい場所です。

名前の由来は、、、

~静岡県賀茂郡河津村の大地主・資産家であった黒田重兵衛は、国有未開地の貸付を受けて、今の黒田地区の開拓を始めました。そして明治34年、黒田農場を開設させましたが、近くには熊の巣や大密林が広がり開拓は困難を極めました。昭和14年にはその努力が実り、農場解放にこぎつけた。。。

黒田地区にある沼ということで、重兵衛さんの名前が付けられたということですね。
熊の巣だったと聞くと、ちょっと怖いですがとってもいい場所です。半月前なら紅葉も素晴らしかったでしょう。

沼の周辺には、半周分ほどの道が。
左奥に行くと、展望台もありました。

PB103580.jpg 洞爺湖方面が良く見えます。

遠くには恐らく駒ヶ岳など道南の山々も見えました。

2コースめぐり、どちらもいい景色・雰囲気を堪能した秋の一日となりました〓 (YOU)

 

十勝の秋 満喫プラン!

11月3日 変更 新得山&長芋掘り体験


こんにちは。
ノマドガイド兼十勝地方観光大使のYOUです。勝手に(笑)

夏場が良すぎた?のか、10月以降、あまり天気良くないですよね。

この日も冬型の天気になるということで、雨の山を早々に諦め、
天気の良い予報が出ている道東方面へ急遽転身。

せっかくなので、この時期にしかできないプランで十勝を楽しんできました〓

山は半月ほど前に急遽行ってきてタイミングが良さそうだと感じた新得山へ。
案の定素晴らしい紅葉を愛でることが出来ました〓

PB033490.jpg

せっかくなので、八十八か所コース~共働学舎へ縦走しました。
トレイルにはミズナラの落ち葉がぎっしり詰まっていて、足元の感覚を楽しみながら〓

PB033497.jpg 足で、耳で楽しめました。


特に登り始めと、終盤の紅葉が印象的。

PB033518.jpg 見渡す限りの紅葉!

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時折刺す日差しがいい演出でした。


お腹いっぱいになるほどのすごい紅葉を楽しみましたが、
本物のお腹はしっかり空きましたので、昼食会場へ。


本日のレストランは中札内村で僕の同級生がお店をやっているファームレストラン『野島さんち』
十勝の広々とした農村風景の中に、オープンしたアットホームな感じのレストランです〓

PB033544.jpg 何年ぶりの再会だったかなぁ。


がっちり食べたい!という方にオススメのジンジャ―ポーク。
とっても柔らかくて美味しい豚肉と、野菜がこれまた美味。

PB033538.jpg お漬物のゴボウも美味しかった^^


近くを通られた時は是非お立ち寄りくださいね〓



そして午後の部は、佐藤農場へ移動。ちょうどこの日にスタートした長芋収穫を体験〓
これは僕の実家です(笑)

PB033545.jpg 掘り方のレクチャーから。

おっかなびっくりしながらも、すぐに上手になってました。もしかしたら貴重な戦力?!


PB033547.jpg デカいの採れましたぁ~!!!


PB033549.jpg おみやげも2本ずつゲット〓

皆さん大変ご満悦な様子でいい笑顔ですわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)

PB033552.jpg ダメ押しにカボチャもゲット!

今年採れたカボチャはこの12月からイオンのスーパーに並ぶらしいです。
味が良く、一回目の調理は特別味付けをせずに食べてみてほしいです。旨いですから〓
イオンで見かけられた際には宜しくお願い致します!!(YOU)





松前の秋味

2012年10月27日~28日 当別丸山、白神岳、天狗山 (おだ)

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紅葉真っ盛りの道南へトリップ。
ついでに知内のお祭にも急きょ参加してお土産いっぱい。


ユキムシ飛び交う道南へ。
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雪の訪れを告げるユキムシが大量発生。
車のフロントガラスが大変なことになっていました。

DSCN2807.jpg DSCN2804.jpg IMG_1760.JPG
初日は、忙しく一等三角点の山を2山登頂。

まずは、トラピスト修道院裏から出発して当別丸山へ登頂。
 
DSCN2806.jpg
頂上は、刈り払いされたみたいで去年より視界良くなった感じ。
函館、そして津軽海峡はさんだ青森まで見えてました。

ここ、当別丸山は北海道に8個しかない天測点の山。
ラッキー7の7番目の山です。

札幌近郊にはない、ブナ林の紅葉が素晴らしかった~。

そして下山して、松前へ。

もうひとつの山。あっさりと白神岳を登頂。
白神岳は北海道最南端の一等三角点の山。

下山後は、松前へ。
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ライトアップきれいでした。

翌朝は、北海道最南端の山、天狗山を登頂。
ここは、渡り鳥が津軽海峡を渡る中継点の場所で、野鳥のサンクチュアリ。
IMG_1767.JPG
天気悪いせいなのか鳥も少ない。
今年は、もう行ってしまったのか?

下山後は、天気も悪くなってきたので、観光モードへ。

まずは、青函トンネルの北海道側の出口へ。
DSCN2816.jpg DSCN2817.jpg IMG_1768.JPGうも
ちゃんと時刻表も置いてあり、とっても親切。

そして、地元のお祭りに潜入。
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どこいってもゆるきゃらがいるのか?

DSCN2821.jpg DSCN2823.jpg
モチまき、地元産「ふっくりんこ」の米つかみどりなんかも参加して、お土産もばっちりです。

こういう旅も悪くないですね。

次回は、桜の時期に行きますよ。

辺計礼山と武佐岳

道東の変な名前の2山登ってきました。辺計礼山・・普通に読むとヘンケイレイヤマだけど、ペケレヤマと無理やり読ませる。
弟子屈・・デシクツと読む北海道人はいないが、テシカガにある山です。

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頑張って車を上まで上げたので、1時間で登頂
小春日和の良い一日でした

翌日は武佐岳(ムサダケ)
むさくるしい・・・国語辞典によると「だらしなくて汚い」とあるぞ!

登山口で支度をしていると雨が一瞬強くなって来る
けしからんのが1名混じっていて「私は登らない」とゴンボ掘る(北海道弁・・だだこねる)
が、一同「せっかくこんなに遠くまで来たんだしぃ~」と登り出す
すると、先行していた2名の兄ちゃんたちが、雨にやられて途中下山で引き返してきた。ムムム・・

ぬわぁんと、上の方は風が強いが、晴れてきたではないか!

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7合目あたりで、休んでいるとゴンボ堀も天気に誘われて、大急ぎで追い付いてくる
なんとかイエローカードは免れたようだ。

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頂上に着く頃には、風も収まり釧路原野、野付半島、国後島まで見えてました

変な地名は、アイヌ語を無理やり漢字に当てこんだもの
文字を持たなかったアイヌ達から和人が聴きだした地名を当時の役人たちが
律儀に漢字変換したんだろうねぇ~
北海道だけはカタカナ地名でも良かったのにな
サロベツ原野とか、トムラウシ山とか、かっこいいじゃん!

下山後、弟子屈のニュー子宝温泉という「ありがた迷惑な、あるいは、よけいなお世話だ!」的な名前と感じている人達ばかりで
その温泉に入り、その後・・・できたかも・・・ないない

最近読んだ本:「北海道あるある」・・道民なら納得
「日本の領土問題」中国も韓国もそれぞれ魚釣島とか独島とか、言ってんだよねぇ・・
日本人は折衷が好き、そこで辺計礼山とアイヌ語を当てたんだね、納得

さあ、いよいよ日本シリーズ 対ジャイアンツ戦
ファイターズ戦士、正確にはどさんこではないが、道民代表としてガンバレ!(my)/









雪の縦走路

2012年10月20日~21日 空沼岳~札幌岳 縦走  (おだ)

札幌近郊でも魅力的な空沼~札幌岳の縦走路が大変な事になっています。

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まず、空沼岳入口から注意勧告。


紅葉色づいた登山道を2時間登ると万計沼ほとりの万計山荘へ到着。
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素敵な山小屋に一泊して、縦走スタート。

で、いきなり初雪の洗礼。
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雨よりはいいや、と縦走路に踏み込んだら、笹の道。
それも背丈を越える笹に成長していてすごい。

経験ある方だと、うっすらある下道を頼りに行けると思いますが、初心者は遭難するぐらいの荒れようです。
特に、笹刈りが入りにくいヒョウタン沼から札幌岳側は…。

通過には地図、コンパス、GPSとヤブ漕ぎ技術がが必要ですのでご注意ください。

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そして、ようやく一等三角点の札幌岳に到着。
ふーーーっ〓

ヤブ漕ぎから解放されてルンルンの登山道を下山。

道東を大満喫

10月17日~18日 辺計礼山&釧路川カヌー


ため息が出るほど楽しかったぁ~〓〓〓
というのが今回の率直な感想ですね!

絶対やりたいと張り切っていた企画なだけに、嬉しい限りです。

まずは一等三角点のお山、辺計礼山(ぺけれやま)へ。
ここの山は、1.5hほどで登れるお手軽さとは裏腹に展望抜群〓
登山道の付け方も実に易しく、歩きやすい良い山でした。

PA173133.jpg いい眺めの山頂でした。



秋の新作〓 『フォレ・ノアール』というケーキ作ってみました。

PA173137.jpg チョコ党集まれ!!

山に運ぶには…と心配されましたが、100均グッズの力は素晴らしく、
95%完成形のままお出しすることが出来ました〓(良かった…涙)


そしてお宿は『三香温泉』さんへ。
もはや僕の中では常宿〓いつ来ても何度来ても落ち着く隠れ家の様です。
山の人なら気に入られる方が多いのでは。

鳥が好きな方も必見〓

NCM_1833.jpg 目の前で野鳥観察ができます。

しかも薪ストーブでぬくぬくしながら、コーヒーやビール片手に。
ひっきりなしにいろんな鳥たちが飛んできて飽きません。
本当に沢山見られるので覚えるのにもピッタリです。

看板犬のきんたろうも元気でした。今度散歩に連れってちゃるからね!!

夜はファイターズを応援しながらの二次会〓
糸井の大活躍にみんなで大騒ぎっ!!最高に盛り上がりました。
(昨日の第二戦も、ばっちりラジオ観戦。これまた大騒ぎ^^)



DAY②

低気圧も寝ている間に通過。
どうやらかなり強く降ったそうですが僕は露知らず…〓

山もさることながら、今回第二の目的であるカヌー。
日本一のカルデラ湖・屈斜路湖と、
湖から流れ太平洋へそそぐ道東のシンボル・釧路川を漕ぎます。

今回はかつて学生時代にお世話になった
屈斜路ガイドステーション わっか さんにお世話になりました。

初めてのカヌーという方も多かったのでまずはレクチャータイム。

PA183165.jpg 始めから盛り上がりすぎ…!


前線の尻尾がやや残っていたらしく、風の様子を見ながらのスタート。
オホーツク海・根室湾・太平洋と3つの海に囲まれた屈斜路湖の天気はとっても繊細だそうで。
沖の方では、数えきれないほどのうさぎが飛びまくっていましたが、
和琴半島が上手く風よけとなり、静かなところでレッツスタート〓

二人一組で乗って、お互いの息を上手く合わせるとスムーズに進むカヌー。
最初は緊張もあり、ワーワーなっていましたが、15分もすればこの通り。

PA183179.jpg 余裕のブイサイン〓

操船も結構自在になってきて、皆さん意気揚々と湖を漕ぎまわってました。
水面に浮かぶ…という感じで、その目線から見る世界が良かったです。
普段の生活にない非日常的な体験は本当にいい刺激になりますね。

PA183189.jpg ティーブレイク〓

水に心が打ちとけたところで第一弾は終了。
休憩を挟んで今度はいよいよ釧路川源流部を下ります。


そういえば、僕らのスタートの前には地元の保育園児たちがガイドさん方に乗せられて下って行きました。楽しそうだったなぁ~。小さいころから素晴らしい体験を出来てうらやましい限りです。僕はもう少し大きくなってからですが、母と祖父に連れられて山に登りました。あの時の山頂での感動体験、今でも忘れていません。あの時の胸いっぱいの感動がやっぱり今に繋がっているんだと一人しみじみパソコンに向かってます…(笑)


寄り道しちゃいましたが、
さてさて、後半戦のスタートです!

朝から吹き出した北風に乗って、湖には白鳥が飛来していました。
今年の第一号だそうです。

釧路川の最源流部に掛かる橋を抜けると、
そこには言葉にならないような素敵な景色が待っていました。

PA183272.jpg ゆったり。静かに。

そんな言葉がすべてと言っても過言ではありません。
いつも沢登りなどで訪れている水辺ですが、釧路川は本当に静か。
実に心洗われる気持ちの良い空間が広がっています。


後半戦のネイチャー川下りでは、自分で漕ぐこともokですが、
ガイドさんが操船をしてくれるので、見る・感じることに集中できます。

これは本当に魅力的な時間でした。
川の流れの速さで流れていく。水・川と一体になれた気がしました。

少し下ったところでは湧水が入り込んでいました。
湖の水温はややぬるく15-20℃程度でしょうか。しかし湧水の温度は通年7-8℃。
その周りだけがひんやりとしていて、なんと淡水魚たちの憩いの場となっていました。

PA183223.jpg 青の世界が手の届くところに。 

PA183234.jpg 20㎝程のニジマスも居ました。

PA183236.jpg 手前から大・中・小の魚。見えますか?


途中のお昼休憩では、美味しいおにぎりと豚汁をいただきました。
静かな川辺で未体験のランチタイム〓


PA183284.jpg ゆったり感伝わるかなぁ。

PA183285.jpg 外に足もだせちゃいます^^

水辺の野鳥もいました。
ヤマセミが沢山いて、まるで静かな川の水先案内人のようでした。


本当に心の底まで釧路川に溶け込ませてもらえた時間でした。
胸いっぱいで、終わってしまうのが本当に名残惜しかったですね!


山と川の両方を楽しむ今回の企画。
北海道の魅力が一段と輝きを見せた二日間だったと思います。
是非また企画したいと思いますので、来夏以降のスケジュールにご期待下さい!



今回沢山あった胸がいっぱいになる時間は、最後の最後まで訪れてくれました。
帰りの阿寒横断道路にある『双岳台』より臨む、雄阿寒岳(右)と雌阿寒岳・阿寒富士(左奥)。

PA183303.jpg ここの森も、大好きです。(YOU)

来年の秋も楽しみです^^ 

支笏湖ぶる~ぅ。

2012年10月18日  恵庭岳 (おだ)

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頂上の登山道が崩壊して、しばらく行ってなかったんですが、ここは紅葉と支笏湖と噴煙と鋭鋒がおりなす絶好の展望台。
今回は、7合目の展望台まで行ってカップラーメン食べて絶景を堪能してきました。

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登山道脇にハチの巣発見〓
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中身はもぬけの空だったので安全でしたが、赤ちゃんの頭ぐらいの大きさの巣を作るってすごいですね。



東大雪の秋

2012年10月13日~14日 白雲山、西クマネシリ  (小田)

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帰って来たぞ-!!

紅葉いろづく東大雪の山に登って、温泉入って、また山登り。

雪降る前の最高の季節ですね。

今回は、通称「くちびる山」 白雲山~天望山~東雲湖のラウンドと、通称「おっぱい山」の西クマへ。

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今年は、紅葉遅めのスタートでしたが、いい色になっていました。
ただし、遠望の大雪山はもう真っ白。〓〓〓

冬が一気に降ってきました。

下山後は、音更のこじゃれたお店でランチ。
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十勝の恵みもしっかりと頂いて、五感UPしました。

実りの秋?

10月16日 変更 佐幌岳~狩勝峠縦走 ⇒ 新得山


前日に天気予報も整った。
白く雪化粧をした二ペソツやトムラウシの眺めをイメージして狩勝峠に向かったはずが、
到着するちょっと前から雨がしとしと…⇒と思いきや、〓〓。。。

前線の通過が遅れたのか、山間部ではまだ暴風雨。
気温も低く、雨がなくとも稜線歩きには厳しいほど。

代替案を考えながら、天候回復を信じて様子見をしてみたものの、
車をグイグイ揺れ動かす素晴らしい風に撤退!
相談の結果、新得山へ進路は決定。

とりあえず行き着いた先はお気に入りの共働学舎さん。

PA163104.jpg カワイイ羊がお出迎え。


どうやら訪れる観光客から青草をもらっているらしく、
人が現れると『んんぇ~!』と喜びの声を上げてダッシュしてきます。
そんな姿がカワイイったらありゃしなく、皆さんあたりの草をちぎっては与える与える。。。


やや天候も回復したので、いざ新得山へ。
歩き始めて1分、コクワを発見〓〓
ちょうど熟していて美味しかったです。

PA163117.jpg ジャムになりました。

更にその1分後には巨大な落葉キノコを発見〓〓〓
出だしから秋の味覚が満載です。

紅葉はまだこれからでしたが、雰囲気の良い森が広がっています。
色づくころに歩いたらきっといい時間だろうなぁ。

PA163113.jpg 落ち葉のトレイル。いい音でした。

小一時間ほどの山ではありましたが、気持ちよく歩かせていただきました。

PA163112.jpg どんぐりも沢山。



秋の小山を楽しんで無事に下山をすると、やっぱり元気に迎えてくれたのはこの子たち。

PA163121.jpg また戯れちゃいました。


そういえば、占冠(しむかっぷ)村の湯の沢温泉、リニューアルしてました!

PA163122.jpg 中も外もキレイになってます。

お風呂も420円と良心的なお値段。1泊2食も6500円。
山の中にあって、紅葉がキレイ。雰囲気の良い沢も流れていて、
冬には魅力的なトレッキングスポットではないかと見ています。

3月のスノートレックの時にお世話になる予定です。

最近見て回ったの感じだと、
今週末が紅葉のピークで占冠・南富良野・阿寒周辺が素晴らしいです。

寒くなってきているこの頃。
ドライブの休憩に、ゆっくり温まってみてはいかがでしょうか?(YOU)




秋の洞爺湖

10月14日(日) phenixコラボ 洞爺湖中島


碧い空と、湖に浮かぶ洞爺湖中島。
気をもませ続けた週間予報でしたが、前日のお昼にミラクル雨晴れ

PA143068.jpg すっかりいい天気になり感謝。

温泉街では物産展の様な、お祭りが繰り広げられていて、
後ろ髪をひかれる思いで汽船に乗っていざ中島へ。帰りに寄りたかったぁ~(笑)



心地よい風が吹き抜ける湖畔から森の中へ。
歩き始めてすぐ、最初のトドマツ林では、クマゲラの声が…〓
しばらくあたりを見渡していると、ちゃんと現れてくれました〓
写真こそは撮れませんでしたが、オスとメスのペアを確認。大サービスでしたね!


55年ほど前に人間の手によって持ち込まれたという中島の鹿。
ピーク時は400頭ほどいたとか。
今では調整され300頭程と言われていますが、今回見かけたのは2頭。
しかし、中島の森では鹿の食べない植物だけが残っているようで、すごくサッパリ。
スッキリしていて個人的には嫌いじゃないです。
というよりは、これだけ綺麗に食べ分ける鹿がすごい!

とあるお客さんと話をしたのですが、
例えば毒のある植物が残っているとして、食べるものがなくなって、
その植物を食べ始めて何十年もしたら毒に耐性が出来たりしないのだろうか…?
もし出来てエゾシカとちょっと違う種類になってたりしたら、見てみたい!生きていたら…(笑)と。
代わりに僕が…と言いたいところですが、それまでに鹿が変異してくれるでしょうか。
僕の代わりも大募集(笑)


確かに。可能性はある…?その時の名前はエゾナカジマシカ?ナカジマエゾシカ?
自然界に思いをはせて、想像を楽しみながらのトレッキングでした。


今回一番目を楽しませてくれたのは、きのこ。
勉強不足で全然名前が分かりませんが、見た目がいろいろで面白い。

PA143072.jpg バター炒め向き…?

PA143091.jpg 焼き菓子みたいに甘そうなやつや…

PA143095.jpg 汁物で美味しそうなやつ…。

おっかなくて全く手を付けませんが、時間があればじっくり図鑑で同定してみたいものです。


そして今年も中島ではドングリが大豊作だったように見えました!
今回見つけたお気に入りがこちら↓↓↓

PA143078.jpg おばあちゃんみたいなどんぐり。

耳かきの一番上に付いていそうな…〓
その他にも金髪なやつやら、アメリカンサイズなやつやら色々。
食べる動物が少ないせいか、散策にはどっさり落ちていて、見事なドングリロードでした。


そういえばこいつもいっぱいいた↓↓↓

PA143089.jpg ツチハンミョウ。

初めて見たときの印象は女王アリ。
ちょっと毒も持っているらしいので、素手での取り扱いは避けた方が良いです。
葉っぱを食べるということが今回分かりました。発見いろいろ。


今回最大の謎がこちら↓↓↓

PA143079.jpg 球根…?

下から見ると、、、

PA143080.jpg なんてグロイこと…。

分かる方、是非お教えください。山の斜面にポロッ落ちていました。
周りにそれらしき植物も見当たらず…謎に包まれております。。。


いい天気に恵まれ気持ちよく森林浴。
そういえば山ブドウがどっさり…。国立公園じゃなかったら争奪戦だったでしょう。鈴なりすぎ!!

無事に下山して、汽船に乗ったらポツポツ…〓
車に戻るころには本降りに。何ていいタイミングで行って来れたのでしょ。

今回ご参加のスーパー晴れ男・女の皆さん、ありがとうございました〓〓〓(YOU)






北海道200山3座登頂

ノマド勝手に指定の北海道200山のうち、道北の3座に連続登頂してきました。まず初日は美深町から32kmほど林道をたどり、北海道最北の1000m峰でもある函岳(1129m)へ。
ここへは車で山頂まで行く事ができます。
山頂には、雨量観測の巨大レーダーがあります。
函岳 005.JPG

駐車場から150mほど歩いて、山頂へ
雲が多く、利尻岳は見えず!

函岳 006.JPG

りっぱなと言うか、いらないよ!と言いたくなるようなToo Muchなロッジで、とりあえず持参した弁当を食べる
記帳があり、ライダーたちがいっぱい訪れている事を知る

下山後、移動して歌登へ
店なんかあるんだろうか?と心配したが、ありましたセイコーマート
朝5:00~24:00まで開いてます
アルバイト募集のビラが貼ってありましたが時給705円!はかわいそう過ぎちゃん!

うたのぼり健康回復村のグリーンパークホテルで温泉に入る400円
かなり立派で4段の滝まである石庭が見事

温泉の奥がキャンプ場なのだが、あいにくの雨・・・
やだな~と思っていたら、キャンプ場のとなり、丘のてっぺんに無人の山小屋あるではあ~りませんか!
トイレ、台所はもちろんの事電気も点く、さらに薪ストーブまで置いてありサイコー
「ご自由にお使いください」の張り紙
快適な一夜を過ごす

2日目は枝幸町のポロヌプリ(841m)へ
登山道はなく、パンケナイ川の沢登りから藪こぎで頂上を目指す
石灰岩の沢なので滑りやすい
しかも雨降り
函岳 008.JPG

笹とハイマツにいじめられ5時間かかって山頂へ
一瞬ちらりと晴れてオホーツクの生みが見えた
下山は日没ギリギリ

歌登のセイコーマートに寄り、3座めの敏音知岳のある中頓別町へ
真っ暗な田舎道を運転していると巨大な鹿が飛び出してきてビックリ
急ブレーキでしのぐ

とりあえず身体が冷え冷えだったのでピンネシリ温泉380円に入る
道の駅の裏がキャンプ場なのだが、シーズンオフなので真っ暗だ
しかも雨・・・・
なんとか、屋根のある所を見つけてキャンプ

3座めの敏音知岳(703m)は登山道を1.5時間で登頂
函岳 009.JPG

天塩川温泉に寄り、天塩川ラーメンというあんかけラーメンを食べて帰札

この処ロングドライブが多く、ここ3週間の運転距離は3000km

いや~それにしても道北、過疎だねぇ~
なんもねぇわ・・・
ちなみに、私「ポロヌプリ」登頂をもって北海道200山達成しました(my)


十勝幌尻

帯広空港でお客さんと合流して、オンボロ戸蔦別ヒュッテへ晩飯の仕度をしていると、工事のおっさんがやって来て話し込む・・・

戸蔦別林道は造材と堰堤工事でこの冬も除雪されるそうです。
札内岳とか予定してる人は車、入れますよ!

009.JPGチキンスモーク

007.JPGごま醤油ボンゴレ

翌日は霧雨の中、スタート
途中、熊らしきが「グルルルぅ~」と藪の中から唸る
あまりの近距離に手持ちの「轟音玉」投げる事ができず…・・・
ウxxxxっぅ俺って腰抜け!

しばらく登って、ほとぼりが冷めた所で「轟音玉」に点火
どかぁ~ん 
これで、熊公も逃げてくれればいいが・・・。

頂上手前、50mの所で雲の上に出る。
さすが「俺」!
持ってる男ってかぁ
017.JPG遠く幌尻岳の頂上が雲の上に顔を出す

下山も再び、雲の中に突入
熊の事なんか、すっかり忘れていつのまにか下山

翌日はサホロ岳にも登って終了

それにしても今年の秋山、全然紅葉してない
ただ、枯れてるだけ・・・my