クラック

荷物担ぎと藪こぎに明け暮れた長かった夏もようやく終わり、ガイドにとっては短いクライミングシーズンが始まった。

愛別町石垣山でクラッククライミングを楽しんできた。

クラッククライミングは金がかかる。岩に挟むギヤは1個1万円もするのだから・・・。体にくっつけてるギヤ類だけで10万円超!

この石垣山には25年前の自作のルートが3本ほどある。すなわち、「妊娠3カ月」「なまらスクイズ」「憂鬱な背筋図」

あの頃は、今のようなギアはなく、MIZOで知られる溝渕三郎さんが金属バットの輪切りにしたものをチューブチョックとして、4個1万円で売っていたものを岩に挟んで登っていたんだよねぇ~。岩場にへばりついた蔦漆を引っぺがして、デッキブラシで壁をこすって苔を取りながら、漆かぶれにやられながら、ルート開拓したもんさ・・・・。