本州の山ダイジェスト

10月 6th, 2015 by サイトデフォルト

最近はダイジェスト版が多くなり少々反省気味です。

とりあえず8月と9月の本州の山の報告です。

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 8/20-23は富士山の1合目から登り山頂に泊まって、高山病の体験をする北海道山岳連盟の講習会です。

 初日は富士山古道の一つ、須山古道の玄関口である須山浅間神社神社に参拝後、車で1合目までトレース。2日目からは歩いて登ります。1合目の水ヶ塚公園から宝永火口を経由し富士宮口6合目の雲海荘まで変化に富んだコースです。3日目は頂上まで登り、雲海の上快適に剣ヶ峰やお鉢一周をし、郵便局も立ち寄り、山頂の山小屋に泊まりました。軽い頭痛の人もいますが血中酸素飽和度はおおむねいい人ばかりでした。画像は山頂での私の数値です。翌朝は重篤な高山病の人もいなく、きれいなご来光をみんなで拝んで、プリンスコースを下山、満足しながら新千歳へと戻りました。

 

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 8/26-30は南アルプス南部の光岳から聖岳縦走です。富士山のように天候に恵まれることを願っていました。

  初日は遠山郷まで移動。日本のチロルを(“´_ゝ`)フーンと見物。翌日は朝のうち合羽を着ましたが易老岳辺りからは脱ぎ、何とか小屋まで到着。光石に登り記念撮影。小屋では後発で到着した新潟のツーアー会社が山頂往復の準備です。7月に羊蹄山を案内した方々が多くお互いにびっくり。

  3日目は時々雲の中に入りながら茶臼小屋に早目に入り疲れを取りました。小屋到着後に雨が降り出しホットしました。4日目は朝方は雲の中を歩きながら上河内岳を踏みました。そこからは雨。聖平小屋で荷物を軽くして雨の中を聖岳を目指します。頂上では少しやみ、記念撮影。何とか小屋に戻り乾杯。明日からは予報はよくなるはずなのだが。

  最終日は予想に反して朝からの雨。ひたすら便ヶ島を目指します。西沢渡は橋も流されずにいて無事通過でき一安心。ヒルのお土産をもらい札幌まで戻りました。その後の大雨で易老渡までの林道が崩れ入山できなくなったと聞かされました。

 

 

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  9月の本州はプライベートガイドで東北岩木山。シルバーウィーク真っ只中の9/20-21の2日間です。往復JR利用でいつもの違う移動風景に真新しさを感じたことでしょう。初日は三内丸山遺跡と岩木山神社を見学して弘前入り。三本柳温泉の心地いいおもてなしと岩木山を望む風景はいうことなしです。翌日はお手軽に紅葉の岩木山に登頂し、景色も楽しみました。帰りの函館駅で美味しい「鰊みがき弁当」をゲットし、夕食として札幌へ帰ります。

 

 

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 9/24-28は今年2度目の南アルプス。今回は北部の北岳~塩見岳です。今年は塩見小屋がクローズなので非常に大変でした。初日は芦安で翌日に備えます。

  2日目は朝方から雨で気温も低く、広河原から北岳肩の小屋までとして体力温存です。急で標高差のある所はこんな天気では大変です。

  3日目は晴れ女のSさんの効果が出て朝から富士山や甲斐駒、仙丈、鳳凰三山と言うことの無しの山々の展望と紅葉の具合に気分も高まります。北岳や間ノ岳、三峰を越え早目に営業を終えた熊ノ平小屋の冬季スペースに入りました。最後の小屋締めのため管理人の方がおり、トイレも困らず快適でした。翌朝は完全にトイレも閉め冬季に備えるとのこと。

  4日目は今年一番の長丁場に挑戦です。熊ノ平から塩見岳を越え三伏峠を越えます。13時間を予想。朝3時には出発です。星を期待しましたが雲の中でした。塩見岳に近づくと白峰3山や南部の山も時々顔をお見せてくれました。塩見小屋の売店でバッチを買い、好天になった中、頑張って三伏峠小屋。疲労も限界、コーヒーやスープで最後の力を出す準備をします。16時半無事下山。皆さん頑張ってくれました。小渋温泉赤石荘で乾杯!

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