平成最後の大雪山縦走🏔最高の平成滑り納め記録⛷

スタッフ佐々木・加藤の春山レポート🏔

平成最後のバックカントリーに選んだ山は「19km歩いて1kmしか滑れない山」

まずは動画をどうぞ!!

ひたすら歩いた先にはこんな斜面があったんです!!

今回は大雪山系表大雪に位置する

『東岳 巨大シュート』

を目的に行ってきました。

平成31年4月30日、平成最後の日。

我々のチャレンジはどうなるのか、

ワクワクしながら黒岳ロープウェイよりスタート。

8:20の便にのり、営業中の黒岳スキー場のリフトを利用しそこからハイクハップ。

こちらも気持ちよさそう…

この日の2日前にはまた降雪があり、そこからの気温上昇。

ザラメ+新雪でグリップしやすい雪となり

黒岳山頂まで一時間で到着!

快晴、無風も最高の天気🌞

他にも3〜5グループくらいの方々がいらっしゃいました。

我々はまだまだここから歩きます。

北海岳を通過し白雲岳へ。

上川岳もこっちへおいでよと言わんばかりの斜面。

宿題が増える一方です…

スケールが大きすぎて、超巨大バンクも小さく見えてしまう圧倒的な大雪山。

10mくらいの人間じゃないと遊べないのでは?と佐々木の一言。笑

奥に左右にのびているところの右手が北海岳。

まだまだ通過点です。北海沢を詰めます。

北海岳のピークはスルーして、白雲岳を目指している途中の絶景。

旭岳と天人峡方面。

実はハロも出現!

白雲岳の北面は崖ガケがけ。

まさかないだろうなーと思いつつ、

幻の湖の調査へ。

あった。!!!

幻の湖と

ゼブラ雪渓!

感無量です。。。

ここまでくればあと少し

東岳まで向います。

ピークまでほぼ平らな面を歩いていき、

いきなり現れるこの斜面

ドロップインポイントは30〜35°くらいでしょうか。

景色と斜面にアドレナリン出まくりです。

標高差600m

滑走距離1km

滑り終え振り返るとまた絶景。

とんでもない山ですね。

ここからお帰りタイム。

永遠と続くようにかんじる林道8km

無の表情でひたすらあるきます。

テクテク

テクテク

テクテク

ゲートを発見したときの喜びたるや凄まじかったです。

林道はひたすら長かったですが、それを考えても滑る麺が素晴らしくまた行きたい山となりました。

パドルクラブイベント

平成のパドルクラブ札幌、手稲、名古屋イベント終わり帰宅

ご参加頂きありがとうございました

令和イベントはまだ何も予定ありませんが、いつかまたやれたらご参加下さい。

ありがとうございました。

GW前半 利尻岳 東北稜

IMG_3184.jpg

日本最北端の洋上に浮かぶ利尻島の利尻岳。
夏は日本百名山の一座としてにぎわいを見せるが、積雪期に訪れる人はまだ少ない。

悪天候と季節外れの積雪が予想され、天気予報は脅しをかけてくる。
稚内までの道のりを心配して念のため冬タイヤを2本積み込んだが、出発の朝、杞憂に過ぎないと判断して夏タイヤで札幌を出発。この時期の利尻通いはもう40年も続いている。

連休初日というのに道路は意外と空いていて、5時間で稚内に到着。
シャッター街の中心部で唯一、営業中だった「ラーメン大王本店」で昼食タイム。
こののち、我々は5日間で4回もラーメンを食べることになるとは、この時点で誰も気づいてはいなかった…。

稚内発鴛泊行のフェリーは波も穏やかで、16:30には島に到着。
船内には「滑りに来た!」というグループが数組。
我々は出迎えを受けて、おなじみのペンション「レラモシリ」にチェックイン。

翌朝、7時に朝食(ホッケ定食)を食べ、東北稜の取り付きとなるオチウシナイ沢の林道まで、俊哉オーナーに送ってもらう。

歩き出して5分で休憩。「暑い」
天気予報に脅されて、厚着をし過ぎたようだ。
ジャケットもズボンも脱いでタイツマンに変身して尾根上の積雪をたどる。

通常、東北稜へは隣のアフトロマナイ沢より取り付くことが多いのだが、残雪を繋ぐのであれば、断然オチウシナイ沢がオススメだ。行く手を藪に阻まれることもなく、最初のピーク1003には2時間ほどで到着。
ここで、アフトロより登って来た先行者のトレースに合流する。ハイ松だらけの稜線とわずかな残雪に彼らの苦闘の跡が見られる。
1003直下には彼らのものと思われるテン場跡があった。これから先は解けかかったトレースを利用して、目指す三本槍のキャンプサイトまでは、難なく到着することができた。時間は早いが雪庇を削って整地して快適なテン場が完成した。
わずかに持参した酒を飲みながら、黄昏タイムを楽しんだ。東北稜の日没は16時と早い。
夜半、テントから頭を出して頭上の銀河を堪能した。雄忠志内方面に町明かりはなく、星の天井に圧倒された。

IMG_3156.jpg

朝4時、太陽は北海道から昇る。
今日も快晴。行く手に立ちはだかるローソク岩がまるで「早く登って来い。」と我々を誘っている。
カップヌードルにもちを入れて、この旅 二度めのラーメンを食べる。
もうちょっと暖かくなってからでも余裕だよと食後のお茶をゆっくり飲んでからテントをたたむ。

三本槍からはすぐにナイフリッジが連続するので、ロープを結んで出発。

IMG_3165.jpg

風化で削られた靴幅リッジには頼りなげに雪が乗っているが信用ならない。
細かくビレーを取りながら通過。そして東北稜の核心部「門」が立ちはだかっていた。
すっかり雪が解けて、巨大な泥壁となって雪で凍りついているよりやっかいだ。
泥にアックスを打ち込み、頼りなげな割りばしのようなブッシュを束ねて掴む。
のっこして、3mほどクライムダウン。ローソク岩は左から捲いて窓岩のコルに到着。
ここはテン場にもなる広いスペースでザックを下ろして休憩。

ここから「佐々木大輔大滑降ルンゼ」に20mの懸垂下降。
支点は先行パーティーがハイ松から延長コードを取ってあったものにカラビナを1枚加えて降りることにする。

IMG_3189.jpg

60mほど日陰の硬い斜面をトラバースしながら上がって行くと日当たりのよい場所に飛び出した。
ここからは斜度40度ほどの雪の急斜面を登り詰めていく。大きな岩を二度ほど右から回り込んで超えていくと
突然、西壁ローソク岩が視界に飛び込んできて、いきなり頂上となる。

IMG_3221.jpg

陽が傾いて影富士が現れ出す。影はどんどん長くなり、島からはみ出して日本海へと背伸びを続ける。もうすぐ北海道まで届きそうなところで、影は薄くなってしまった。太陽はまだ隣に浮かぶ礼文島の上にある。そしてそれもまた、大陸の方へと消えて行った。

下山後、我々は利尻富士温泉へ、そして三度めのラーメンを「笑う門」で食べた。
「海鮮あんかけラーメン」1300円!見事!
その後は、することもなく「ペンションレラモシリ」で飲んだくれの人となる。

夕食時、お世話になっている「島のかあさん」がお土産の昆布を届けて元気な姿を見せてくれた。
秋に足の骨折したとの事で心配していたのだが、良かった。

IMG_9135.JPG

毎年、島行者にんにくを山ほど採って帰るのだが、今年は意外に雪が残っていてまったく生えていなかった。
手ぶらで帰るのは忍びない。以前、美深のあたりで採った記憶があったので、時間のかかる名寄経由で札幌に戻る事にする。道北の中川町をちょうど12時に通ったので、出くわしたドライブイン「ぽんぴら」で天皇陛下を見ながら令和初のラーメンを食べたのっだた。
その後カーブの多い道を後続車にせかされながら走っているうちに大事なGNP(行者にんにくポイント)を見過ごすという痛恨のエラーをして、車は高速道路へと吸い込まれたのだった。

また来年!







GW前半 利尻岳 東北稜

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日本最北端の洋上に浮かぶ利尻島の利尻岳。
夏は日本百名山の一座としてにぎわいを見せるが、積雪期に訪れる人はまだ少ない。

悪天候と季節外れの積雪が予想され、天気予報は脅しをかけてくる。
稚内までの道のりを心配して念のため冬タイヤを2本積み込んだが、出発の朝、杞憂に過ぎないと判断して夏タイヤで札幌を出発。この時期の利尻通いはもう40年も続いている。

連休初日というのに道路は意外と空いていて、5時間で稚内に到着。
シャッター街の中心部で唯一、営業中だった「ラーメン大王本店」で昼食タイム。
こののち、我々は5日間で4回もラーメンを食べることになるとは、この時点で誰も気づいてはいなかった…。

稚内発鴛泊行のフェリーは波も穏やかで、16:30には島に到着。
船内には「滑りに来た!」というグループが数組。
我々は出迎えを受けて、おなじみのペンション「レラモシリ」にチェックイン。

翌朝、7時に朝食(ホッケ定食)を食べ、東北稜の取り付きとなるオチウシナイ沢の林道まで、俊哉オーナーに送ってもらう。

歩き出して5分で休憩。「暑い」
天気予報に脅されて、厚着をし過ぎたようだ。
ジャケットもズボンも脱いでタイツマンに変身して尾根上の積雪をたどる。

通常、東北稜へは隣のアフトロマナイ沢より取り付くことが多いのだが、残雪を繋ぐのであれば、断然オチウシナイ沢がオススメだ。行く手を藪に阻まれることもなく、最初のピーク1003には2時間ほどで到着。
ここで、アフトロより登って来た先行者のトレースに合流する。ハイ松だらけの稜線とわずかな残雪に彼らの苦闘の跡が見られる。
1003直下には彼らのものと思われるテン場跡があった。これから先は解けかかったトレースを利用して、目指す三本槍のキャンプサイトまでは、難なく到着することができた。時間は早いが雪庇を削って整地して快適なテン場が完成した。
わずかに持参した酒を飲みながら、黄昏タイムを楽しんだ。東北稜の日没は16時と早い。
夜半、テントから頭を出して頭上の銀河を堪能した。雄忠志内方面に町明かりはなく、星の天井に圧倒された。

IMG_3156.jpg

朝4時、太陽は北海道から昇る。
今日も快晴。行く手に立ちはだかるローソク岩がまるで「早く登って来い。」と我々を誘っている。
カップヌードルにもちを入れて、この旅 二度めのラーメンを食べる。
もうちょっと暖かくなってからでも余裕だよと食後のお茶をゆっくり飲んでからテントをたたむ。

三本槍からはすぐにナイフリッジが連続するので、ロープを結んで出発。

IMG_3165.jpg

風化で削られた靴幅リッジには頼りなげに雪が乗っているが信用ならない。
細かくビレーを取りながら通過。そして東北稜の核心部「門」が立ちはだかっていた。
すっかり雪が解けて、巨大な泥壁となって雪で凍りついているよりやっかいだ。
泥にアックスを打ち込み、頼りなげな割りばしのようなブッシュを束ねて掴む。
のっこして、3mほどクライムダウン。ローソク岩は左から捲いて窓岩のコルに到着。
ここはテン場にもなる広いスペースでザックを下ろして休憩。

ここから「佐々木大輔大滑降ルンゼ」に20mの懸垂下降。
支点は先行パーティーがハイ松から延長コードを取ってあったものにカラビナを1枚加えて降りることにする。

IMG_3189.jpg

60mほど日陰の硬い斜面をトラバースしながら上がって行くと日当たりのよい場所に飛び出した。
ここからは斜度40度ほどの雪の急斜面を登り詰めていく。大きな岩を二度ほど右から回り込んで超えていくと
突然、西壁ローソク岩が視界に飛び込んできて、いきなり頂上となる。

IMG_3221.jpg

陽が傾いて影富士が現れ出す。影はどんどん長くなり、島からはみ出して日本海へと背伸びを続ける。もうすぐ北海道まで届きそうなところで、影は薄くなってしまった。太陽はまだ隣に浮かぶ礼文島の上にある。そしてそれもまた、大陸の方へと消えて行った。

下山後、我々は利尻富士温泉へ、そして三度めのラーメンを「笑う門」で食べた。
「海鮮あんかけラーメン」1300円!見事!
その後は、することもなく「ペンションレラモシリ」で飲んだくれの人となる。

夕食時、お世話になっている「島のかあさん」がお土産の昆布を届けて元気な姿を見せてくれた。
秋に足の骨折したとの事で心配していたのだが、良かった。

IMG_9135.JPG

毎年、島行者にんにくを山ほど採って帰るのだが、今年は意外に雪が残っていてまったく生えていなかった。
手ぶらで帰るのは忍びない。以前、美深のあたりで採った記憶があったので、時間のかかる名寄経由で札幌に戻る事にする。道北の中川町をちょうど12時に通ったので、出くわしたドライブイン「ぽんぴら」で天皇陛下を見ながら令和初のラーメンを食べたのっだた。
その後カーブの多い道を後続車にせかされながら走っているうちに大事なGNP(行者にんにくポイント)を見過ごすという痛恨のエラーをして、車は高速道路へと吸い込まれたのだった。

また来年!







アルペンレースにファットスキーで参戦!? 2019キロロカップ⛷大会レポート!

こんにちは🌞

春スキー日和ですね!

ポカポカ陽気のなか4/20

2019 キロロカップ

開催されました!

大きく分けるとジュニアの部と一般の部

総勢約100名のレーサー達が集います。

キロロカップは普通のアルペンレースとは

少し違います。

ファットスキーの部

テレマークの部

があるんです!!!

ファットスキーでアルペンレース

これは面白いことに間違いないということで

スタッフ加藤が参戦させて頂きました💪

今回使用したスキーは

NORDICA

ENFORCER100 177cm

ブーツは

LANGE

XT FREE L.V. PROMODEL

プロモデルなんてあったの?

という方はスタッフ加藤までお問い合わせください!!

今回の大会は規定が決まっており

・センター幅100mm以上

・レーシングスーツ着用禁止

とパウダースキーヤーも楽しめてしまう内容!

オールマウンテンの時代到来か⁉

ということでセンター100mmのスキーって

どれくらい滑れるの?時になる方は

こちらをチェック👀

今大会から2本制のベストタイム方式

2本滑って、良かったタイムで競います。

この日の注目はなんといっても

2019全日本スキー技術選大会チャンピオンの

武田竜選手

が前走にて参戦とのことで、皆様大注目!

颯爽と滑り降りていきました⛷

午前中はジュニアの部

最近の子供達はレベルが高いですね!!

午後からいよいよ一般の部

インスペクション(コースの下見)

ここで見たことのあるスキーヤー発見!

パドルクラブで板をご購入いただいた

Nくん!!!

負けないぞーとお互い意気込みます😤

スタート前には集中する選手達

ゴール後はタイムをみて、みんなで盛り上がる💪

タイムレースの面白さですね!!

そしてファットスキーの部のスタート‼

今回参加者は8名

私は5番スタート⛷

バーン状況は大会スタッフの方々のおかげで

グットコンディション👍

それではいってきまーす!!!!

実は合わせてワックス検証も💡

スタートワックスとして

パドルクラブオリジナルワックス

フラーレンWET

1本目は使用ぜずに

2本目だけ使用して滑走しました🔥

Nくんにも同じ状況で試していただきました!

この様子は動画でチェックしてみてください👀

少しのミスで大きくタイムロスしてしまう

スキーの奥深さも思い知らされます🤔

なによりもセンター100mmスキーさえあればどこでも滑れてしまうのではないかという、

板の進化、オールマウンテンの時代ですね🤔

結果2位入賞!

優勝はNくん🏆

お見事でした!!

なんと優勝の景品は…

北海道千歳ハムのベーコン4kg‼‼

これは欲しかったー‼

みんなでワイワイ楽しく、

レースは本気で滑るタイムレース🥇

来年参加してみてはいかがでしょう!?

景品狙いもよし、

仲間で勝負するのもよし、

アルペンスキー最高ですよー⛷

そして今回使用したスキー

オールマウンテンスキーといわれる

センター100mmの世界🏔

動画でもわかるようにバタつきもすくなく、

板も走ります!

各メーカーからラインナップされており

どんな好みかによって別れてきますので、

気になる方はスタッフまでお問い合わせ下さい🗣

スタッフ加藤