日: 2017年11月5日

ナイトランしてたら
ひどい腰痛に襲われて…
途中から地下鉄で帰るの落ちつきでした。
神経刺激されて嫌な感じの痛みですね…

最近流行りのバックカントリー
山に登って、山を滑り降りる
先日、山の素晴らしさ、山の楽しさを伝える心に響くバックカントリーのセミナーを聞きました。
講師の先生は、立山の山岳ガイドさんで、有名なスキーヤーでした。
その先生は自分の事をスキーバカと読んでました。それほどスキーが好きだと言う事なんだろうなと思いましたが、山で遊ぶ為には、山に殺されない知識と準備が必要だとも上手に語られておりました。
私はずっと長い間仕事でスキーしてきました。そしてたくさんのスキーヤーの皆様にスキーを指導して、スキーヤーを育てる仕事をしてきました。でも私にはスキーの楽しさや山の素晴らしさはまったく伝えられません。
それは私が、スキーを楽しいと思って滑ってた記憶は10台前半から現在まで無いからです。スキーの楽しさ知らないから、スキーの楽しさ伝えられないのです。
山に登って山をを滑ったら、もしかしてスキーの楽しさを40年ぶりに感じる事ができるのだろうか？
そんなバックカントリーの楽しさを伝えて頂いたスキーヤーの先生とセミナーを聞いたお客様と一緒に夕食会に行きました。
そして皆様にスキーのいろんなお話を聞きかせていただきました。
そして私にスキーを教えて欲しいとも言われました。でも今の私にはスキーを教える事は不可能です。
私の仕事はスキーを教える事ではなく、アスリートスキーヤーを育てる仕事だから…楽しいスキーを教える為には、自分がスキーの楽しさを知らないと無理だと思います。今自分がいるフィールドにスキーの楽しさは残念ながらありません。
だから海に行くのですかね？ウインドサーフィンなら、ウェーブコンディションで波乗りしたら、とても楽しいと感じます。でもその楽しさは人に伝えたいとは思いません。
それは自分が楽しいと思うコンディションは自分と同等のスキルを持ったウインドサーファーにしか伝わらないからです。同じウインドサーファーでも自分よりスキルが低いウインドサーファーは同じコンディションの海に連れて行っても辛いだけだから、その話はきっと自慢話になってしまい不快感を与えてしまう。自分よりスキルの高いウインドサーファーにはつまらないコンディションだから、その話には興味が無いと感じてしまう。
ウインドサーフィンも仕事だけどウインドサーファーという仕事じゃないから、ウインドサーファーその楽しさ共有して仲間増やそうとは思わない。
山も海も過酷な自然を楽しむ為には、自然に殺されないスキルと知識と準備と計画が必要で、それにはとても長い時間を使う事を経験してきた。そして何より努力しないとそれらを簡単に手に入れる事はできない。
だから自分が楽しいと思う事も、他人にそう簡単には伝えられない事も知っているのです。
だから楽しいと思う事でも、その楽しさを他人に伝えられる人は本当に凄い人なんだと思いました。
そんな人は輝いて見えました。
私に無いものを持った皆様のお話は、とても新鮮でした。
人生に欲望も目標も何もない今の自分に、この先何かそれらしき目標や欲望が現れるのだろうか(笑)
でも目的や欲望がない事がけして嫌じゃなくて、たくさんの人と関わる事はとても苦手だから、これを欠点だと思いません。

スキーや楽しいとと思うウインドサーフィンのウェーブで他人と楽しさを語り共有できない今の自分が、唯一楽しさを他人と共有できることは本や映画の感想話す位だろうか？

本や映画の価値観の共有もとても難しいけど、今の自分に他人と共有できる話題は、これくらいな話しかありません。

そして今日はワックスを研究開発する方のお話を聞くドミネーターワックスのセミナーに参加しました。
こちらのセミナーは、直接自分の仕事に関連したセミナーなので、とても勉強になりました。こちらは製品の説明なので、話す側の先生も聞く側の生徒も伝えて欲しい情報と知りたい情報が最初から決まっているセミナーなので、楽しいとかの感情に左右されない、とても売り手と買い手の上手くバランスの取れたセミナーで、楽しいとかとは無縁で、ワックスの情報を知りたい人だけが来て、そのワックスの知りたい情報を教えて頂いてた先生の話の進め方のはとても整理されて、聞く側にとてもわかり安く伝わりました。

さてこれからの人生自分に転機を与えてくれるような出来事や人が自分の前に現れるのでしょうか？

人のお話や本はたくさん聞いたり読んだりするのは好きです。

人にお話をするのは嫌いですが(笑)

でも何か自分に目標とか欲望与えてくれるような事が現れるかもしれない…そんな楽しみ期待してる自分がいることも事実です。