八ヶ岳縦走
八ヶ岳には多くの知り合いが暮らしている。
冬のアイスクライミング以外では行った事がなかったのだが、機会を得て縦走登山に出かける。
初日は茅野市で蕎麦やをやっている酒のみ仲間の所へ。
六方庵 楓林
ここは、れっきとした蕎麦やなのだが、「雑魚寝で良ければという」事で、食って飲んで寝るまさに理想の
山小屋スタイル…かと思いきや料理が素晴らしかった。
ちなみに宿泊営業の許可はもっているとの事だが、知り合いしか泊めないというへそ曲がり…
そば懐石は全13品のコース料理
しかも、どの料理もかなり旨い!
蕎麦もさらさらの十割そば
酒もビール、白ワイン、赤ワイン、焼酎・・・
めずらしく飲み過ぎな感じの参加者のKBYSさん、いつまでも飲んでいたいようでしたが、
「もう寝るよ!」と打ち切り、快適な羽毛布団で雑魚寝・・・
こちらが楓林!
翌日は「昨日は料理作るのに忙しくて、あんまり飲めなかったから今夜、硫黄岳山荘で飲みなおそう」と
楓林がガイドとして同行してくれる。
硫黄岳山荘の若社長がお迎えに来てくれ、奥のゲートまで我々を運んでくれた。
天気もよろしく楓林がなめらかな口振りでガイドをしてくれる。
昨夜、飲み過ぎたKさんは午前中は無口でした・・・。
根石岳、硫黄岳と縦走して硫黄岳山荘へ
今夜ももちろん宴会だ
さすがに翌朝は早いので9時ころに寝る事にしたのだが、楓林は小屋のバイトたちを集めて真夜中までやっていたようだ・・・
翌朝は風が強い中、主峰赤岳を目指す。
途中、風にあおられ細身のK夫人が吹っ飛ばされるというアクシデント!
持前のど根性で頑張る。
仕事に戻るという楓林とは横岳でお別れ
赤岳を超えると岩場の連続するキレットで気が抜けない
長いハシゴなんかも出てきて緊張させられたが、無事 権現岳に到着
権現小屋に寄り、おでんの昼食
小屋は風に曝され、今にも吹っ飛びそうなあばら家だったが若いにーちゃんが一人で頑張って小屋番をしていた。「ギボシの登りは風に気を付けて」と送りだしてくれる。
雨がパラつきだすが、なんとか濡れずに青年小屋に到着
この小屋の主人はエベレストの登頂者であり、皇太子をガイドしたこともある竹内さん
さっそく飲もう!といい酒をバンバン出してくれる。
皇太子もこの小屋で愛飲したという「わしが国」!
焼酎党の俺もご愛飲
夕食後も小屋のスタッフも混じって、きっちり遅くまで飲む
「さすが飲むね…」 「あんたもね…」
翌朝も快晴!
目の前の編笠山をちょいと登るとこれまで縦走してきた八ヶ岳連峰がズラリ
小淵沢へ下山
温泉に入って、蕎麦食って ビール飲んで…
いや~、飲んだ、飲んだ!
ベリーはっぴぃ~
山よさよなら、ご機嫌宜しゅう
また来るときにも笑っておくれ~
久々の縦走で下山してきたら1㎏痩せてたわ…